鄂煥  ムエタイの力思い知れ

 

鄂煥(がくかん)字は不明
出身地不明(?~?)

高定(こうてい)の配下。「演義」オリジナルキャラ。

呂布と同じ方天画戟を使う身長九尺(約207cm)の豪傑。
蜀軍と戦うが、おびき寄せられ魏延・王平(おうへい)・張翼(ちょうよく)の三人がかりで捕らえられた。
諸葛亮は高定を離反させるため礼を尽くして解放し、まんまと策に掛かった高定はともに決起した雍闓(ようがい)・朱褒(しゅほう)を鄂煥に殺させた。
その功で高定は益州三郡を与えられ、鄂煥も将軍位を得た。

「横山三国志」ではさして勇猛ではない王平・張翼と互角で、あっさり捕らえられたり、敵を討ち取るのは不意打ちばかりと、どの程度強いのかいまいち解らない人物である。