戈定  太史慈の貧乏神



戈定(かてい)字は不明
青州東莱郡の人(??~213?)

呉の臣。「演義」オリジナルキャラ。

太史慈の配下で同郷の人物。合肥に潜入し、張遼のもとで厩番をしている弟とともに火を放ち、謀叛だと触れ回って混乱を起こした隙に太史慈の軍を招き入れる策を立てた。
だが張遼にあっさり見抜かれてしまい兄弟そろって処刑された。
さらに張遼は策が成功したと見せかけて太史慈を誘い込み、矢を浴びせ重傷を負わせた。太史慈はこの矢傷がもとで没した。
「横山三国志」では太史慈はその場でハリネズミになって射殺された。

なお太史慈は実際には206年に病没している。