劉安 真心のおもてなし

劉安(りゅうあん)字は不明
出身地不明(?~?)
劉備が呂布に城を追われ、山中に逃げた時のこと。山中に住んでいた猟師の劉安は、かねてより敬愛していた劉備を手厚くもてなした。しかしその日に限って食べさせる肉が全く採れない。
そこで劉安は自分の妻を殺し、狼の肉と偽り劉備に振る舞った。事情を知った劉備は感謝し、話を伝え聞いた曹操も感激し、劉安に千金を贈ったという。
日本人の感覚からするとグロ話だが、中国では最大級の美談として語られている。
妻の同意があったかどうかは作家によってまちまち。劉備様のためならと身を投げ出したのかそれとも……。
ちなみに劉安という名前は「劉備を安らかにもてなした」ということから付けられたと思われる。
なお絵師の画像についてはノーコメントとさせていただきたい。
「吉川三国志」では作者もこれを美談と捉える感性を理解に苦しみ、自身のコメントを挟む異例の対応をしている。
「横山三国志」では少年誌ということもあり逸話は描かれない。
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