孫仲  劉備に射殺される



孫仲(そんちゅう)字は不明
出身地不明(??~184)

黄巾賊の首領。「演義」オリジナルキャラ。

張角の死後も趙弘(ちょうこう)、韓忠(かんちゅう)とともに残党を指揮して各地を荒らした。
官軍に奪われた宛城をいったんは奪回するが、官軍に孫堅が加わると猛攻に耐えられず城を捨てて逃げた。しかし待ち構えていた劉備に射殺された。

「吉川三国志」では劉備は張宝(ちょうほう)も射殺しており、初期の劉備はやけに弓の腕前が高い。

なお史実には趙弘、韓忠とともに官軍と戦った孫夏(そんか)という人物がおり、孫仲のモデルと思われる。
孫夏は張曼成(ちょうまんせい)、趙弘、韓忠が相次いで討たれたため総大将に推されるも、朱儁(しゅしゅん)らに敗れて戦死している。