徹里吉  西羌の鬼軍曹



徹里吉(てつりきつ)
西羌の人(??~??)

西羌の王。「演義」オリジナルキャラ。

曹操の時代から魏に従属していた。
228年、諸葛亮の北伐に対し、魏からの要請で戦車団を中心とした25万の大軍を送った。
しかし軍を率いた越吉(えつきつ)は関興(かんこう)に斬られ、雅丹(がたん)は捕虜となった。
諸葛亮は落とし穴で破壊した戦車を元通りに直して返却する余裕を見せると、徹里吉へ和睦の言付けを託し雅丹を解放した。
以後、徹里吉も雅丹も登場しないが、この時のよしみもあってか羌族は後に姜維と共闘する。

なお史実において羌に初の国家が誕生するのは384年のことである。