王累 逆さ吊り 王累(おうるい)字は不明 益州広漢郡新都県の人(??~211) 劉璋(りゅうしょう)の臣。 211年、劉璋が曹操や張魯(ちょうろ)に対抗するため劉備を招こうとすると、従事の王累は城門から逆さ吊りになってそれに抗議したが、劉璋は全く聞き入れなかった。(『劉璋伝』) そのまま城門で自害した。 「華陽国志」は「忠烈」と評した。(『華陽国志』) 「演義」では逆さ吊りのまま縄を切って墜落死したが「横山三国志」では墜落死できるほど高く見えない。