区星  孫堅に瞬殺された長沙郡の賊徒



区星(おうせい)字は不明
荊州長沙郡の人(??~??)

賊徒。

黄巾の乱に乗じて長沙郡で将軍を自称し、1万の手下を集め近隣の町を攻撃した。
だが長沙太守に赴任した孫堅によって、一月とかからずに平定された。
周朝(しゅうちょう)・郭石(かくせき)もそれぞれ零陵郡・桂陽郡で反乱していたが、孫堅は任地を超えてこれも討伐し、烏程侯に封じられた。

「呉録」に曰く。
この頃、陸康(りくこう)の従子が賊徒に攻められ、孫堅に助けを求めた。他郡のことであり越権行為になると反対されたが、孫堅は「私はただ征伐により功績を立ててきた。郡を越えてよその土地を助けて罪を得たとして、天下の人々に何を恥じることがあろう」と言い、救援した。(『孫堅伝』)

「演義」でも同様に瞬殺される。