于羝根 大髭 于羝根(うていこん)本名は不明 出身地不明(??~??) 黒山賊の頭目。 「九州春秋」に曰く、184年の黄巾の乱に乗じて各地で賊が決起した。その中に于羝根の名も見える。 「典略」に曰く、黒山賊の頭目らは勝手に号や字を自称し、于羝根は豊かなヒゲを蓄えていたため羝根と名乗った。(『張燕伝』) 192年、袁紹に攻撃され黒山賊は大敗し、于羝根らも砦をことごとく破壊され、逃走できたが配下は数万人が戦死した。(『袁紹伝』) 同じ頭目の于毒(うどく)は親族の可能性がある。