昔ながらのデイリー大喜利
お題


丑時参(うしのときまいり)は丑の刻(午前1〜3時)に五寸釘をワラ人形に打ち込むおなじみの呪術です。

絵に描かれたように、実は7日目に黒い牛が現れ、それを恐れずまたぐと呪いが成功するそうです。
失敗するとどうなるんですか?
お前、自分の力で何かを成し遂げたことあるか?
ないだろ?
だから、そうなことやってんだろ?
おっちゃん、ずっと見とったで
ほんまに

せやけどな、おっちゃんにもそんな時代あった
誰かのせいにしたり
物のせいにしたり
環境のせいにしたり
お前の気持ちもわかんねや
若さやな

どやろ?そんなしょうもない事して
おっちゃんの店で働かへんか?
そんかし、厳しいで(笑)
でもな、自分の力で成功する
誰のせいでもない、自分の力や
そしたら、見えてくるもんも変わるわ

よっしゃ!おっちゃんについてきぃ!!
きょとん?やないねん!!!
もぉ連れてくで!!!
行くで!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私がこの小さな小さなお花屋さんで働き出して
もう幾年もたった
あの頃の私は本当に馬鹿だった
男にも捨てられ
仕事も上手くいかず
何もかも呪ってた

でも、店長に出会って何もかも変わった
後から聞いた話だけど、店長は私の雇用の為に
裏でアルバイトの皆の事を説得してたらしい

ここで働き始めて失敗も沢山した
花瓶を割っちゃったり
花の名前を間違えたり

でも、今では花言葉の一つでお客様の顔に
笑顔を咲かせているわ

今では、私がこの店の店長になったけど
貴方がまだ私の光
安らかに眠って下さい
菊の花言葉は『高貴』
そして、今日は赤い菊の花束

、、、私って、、、本当に馬鹿ね
ありがとう
また来るわね



(赤い菊の花言葉は『貴方を愛しています』
フラワーショップ黄昏 店長 牛田ここに眠る)

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