スピアージャック 〜空がくれた豆の喜〜 | |
お題 | |
ここで前回とは逆に「すべる話」をしようと思います。 みなさんリラックスしてどうぞ。 もちろん文字制限はありません。 さあどうぞ。 | |
僕が朝起きて、母親に挨拶したら、 「あんた誰?」って返ってきた 冗談だろ?って思って笑ったら、目がマジなの。 あ、これ本格的にボケてきたかなって思って、 少し遅く起きてきた父親に報告しようとしたら、 父親まで「お前誰だ?」って言うの。 いやいやちょっと待てよって、何のサプライズだっての。 だけど学校あるからとりあえず投稿したら、 友達も先生も、みんな見知らぬものを見るような目で見てくんの。 で、出席でも俺の名が呼ばれないし、なんか気まずくて学校を逃げ出して、ぶらぶら歩いてたの。 もうとにかく分けわかんなくて、携帯に入ってる知り合い全員にメールしたけど 返信は「誰?」ばっか。 誰って俺じゃねえかって考えたら、 俺って何なんだろうってだんだん思ってきて、 コンビニでトイレ借りて鏡に顔を映してみたら、 なんか見覚えのある顔が映ってて、 それが俺だといやあ俺のような気もするけど、 だんだん自信がなくなってきて思わず鏡に向かって言っちまったよ。 「あんた誰?」 |
この作品への投票者(投票順) | |
点 | 名前 |
3点 | 空豆 |
2点 | 晴れ神 |
2点 | ギバ一族 |