スピアージャック 〜空がくれた豆の喜〜
お題
物語大喜利U


物語大喜利Uのタイトルははるか昔に決めました『こちらコンドーム研究所!』です。



第一話


ジリリーンジリリーン
ガチャ
「ハイ、こちらコンドーム研究所!」


ここはコンドームを研究する施設、いわゆるコンドーム研究所である。
今日も所長の田丸が所員に質問を投げかける。
「諸君、我々はこの10年、コンドームとゆうものについて向き合ってきたわけだが・・コンドームとは、一体何かね?」



お題:続きをお願いします。
数分間の沈黙の後、助手の葉山がぽつりと行った。

「1ユーロを140円としたときの、明日の株価の予想値を”コンドーム”というのではないでしょうか」

「うむ、その説にも一理ある。遺跡より発掘された古文書には、たしかにそう記されていたからな。しかし、しかしだよ。ある信頼のおける古文書には「我らの希望」とまで書かれていたのだよ。その”コンドーム”が、果たしてそのようなものなのだろうか」

「所長のおっしゃることもわかりますが、我々には実物が無い。だから古文書に書かれている内容を見比べて、もっとも整合性のとれた結論を導き出すしか方法がないではないですか。」

「これまでに出た、”ロボットアニメに革命を起こした機動戦士のことなんじゃないか”、”でかーいくるまのトランクを閉めたときの擬音なんじゃないか”、”でかいせみなんじゃないか”という意見を私が却下したときも、君は同じ事を言ってたね」

「率直に申し上げて、所長がなぜそこまで慎重になっているのか、理解に苦しむ部分があります。」

「すまない、しかし・・・、しかしもう少しだけ、わたしの支持にしたがってくれないか」

「はい」



西暦5234年。
今日も、風は吹かず波も立たず、多機能ロボットを作るために人間がロボットのように働いている。
今日も静かな一日だ。

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名前
2点ギバ一族
5点空豆
3点右ゼルダ左ゼルダ
3点たか