大山 誠一郎


アルファベット・パズラーズ
   


~収録作品とあらすじ~
犯罪研究が趣味な有閑オーナーのもとに集い、お茶会がてら推理を繰り広げるマンションの住人たち。
翻訳家、刑事、精神科医……議論の末に彼らがたどり着く意外な真相とは?

Pの妄想
毒殺された資産家。「家政婦が毒を入れている」と訴え、お茶会にすら缶入り紅茶を出していた彼女が、誰に毒を盛られたのか。

Fの告発
博物館の特別収集室で発見された死体。だが指紋認証の壁に阻まれ、彼を殺害できた者はいないはずだった。

Yの誘拐
IT社長の息子が誘拐され一億円の身代金を要求される。悲劇的な結末を迎えた事件を記した手記から、四人は謎を解けるのか。

2004年本ミス8位

~感想~
昨年「密室蒐集家」で本格ミステリ大賞に輝いた作者のデビュー作。
アマゾンのレビュー(笑)では散々な評価を受けているが、パズラーにリアリティやブンガク性、人物の掘り下げなど不要なのは周知の事実。3編とも意外性あふれるトリックで驚かせてくれる。

Pの妄想
「誰がなぜいかにして毒殺したか」3つの謎にそれぞれ斜め上の回答を用意した秀作。
ほのぼの系の物理トリックにタイトルの意味を絡めたのも見事。

Fの告発
想定をはるかに上回る、あまりに突飛な真相に仰天した。
使い古された古典的な手なのだが、まさかここで使ってくるとは思わなんだ。
最後に氷解する疑問はそもそも冷静に考えると単に警察の手落ちなのだが、それでも納得させるに十分。

Yの誘拐
アマゾンのレビュー(笑)で指摘されるのももっともな、末期のキン肉マンⅡ世を思わせるしつこいくらいの状況説明は確かに煩雑。
ここまで2編が短い分量でまとまっていたのに、およそ3倍の文章量で語られる内容の大半は謎解きに必要がなく、明らかに余分だった。
しかし最後にたどり着く真相は(そりゃ●●●が黙っちゃいないだろうが)先に言ったようにリアリティを度外視すれば、十分に意外なものである。


総括して純粋なパズラー小説と見れば、実に魅力的なトリックを3編そろって兼ね備えた好短編集である。
また文庫版では描き下ろしの短編を加え、文章にも大幅に手を入れているそうなので、機会があればそちらも読んでみたい。

ネット界隈では散々に言われているが、氏よりも文章の酷い作家はいくらでもいるし、人間味(笑)にあふれたミステリが読みたければ、どうぞ他を当たっていただきたい。
諸君が偉そうにやれ人間が描けてない、やれ文章が拙いだの騒いでることなど、我々が二千年前に通過した地点に過ぎないし、そういった下らないことは麻耶雄嵩を十冊読んでから言って欲しいものである。


14.5.11
評価:★★★☆ 7



仮面幻双曲
   


~あらすじ~
昭和22年、私立探偵の川宮兄妹は、琵琶湖畔で製糸会社を営む占部文彦に招かれる。
彼は双子の弟の武彦に命を狙われていると言い、身辺警護を依頼。
武彦は顔を整形したうえで外科医を殺し逃亡中で、すでに周辺に潜伏しているらしく……。

2006年本ミス10位

~感想~
舞台といい時代設定といい横溝風ワールドで描かれる、余計なものを全て削ぎ落とした推理ゲーム。
前半に顕著だが同じ話を何度となく繰り返され、そこに仕掛けがあることを疑いたくなるが、単に当時の筆力の限界なので安心して読み飛ばして欲しい。
背景その他を横溝正史から拝借してきたが、怪奇味などは一切なく淡々と話が進み、淡々と事件が起こり淡々と解決へとなだれ込むため、あっさり読める一方で退屈を感じるのも事実。
だが読者の意表を突くことだけに特化した謎と解決は、とにかく一から十まで粗いものの意外性にはあふれ、ミステリ小説としてはどうかと思うが、たとえば犯人当て朗読会のような推理ゲームとしてならギリギリで成立している。
その粗さについてネタバレにならない範囲で言うと、特に第二の事件の被害者がトリックを成立させるために絶対にありえない行動を山程とっており、捜査する警察もありえない見落としをわんさかしている始末で呆れるばかり。
細かい点は黄金の羊毛亭さんのネタバレ解説で事細かに指摘されているので、ぜひ一読を勧めたいし、ここまで丁寧に拾っていただければ自分の出る幕は無い。
しかしデビュー作の「アルファベット・パズラーズ」や後に刊行された「密室蒐集家」などを読んだところそういった瑕疵はおそらく作者も織り込み済みであり、本作もこまけぇこたぁいいんだよ!!と純粋に推理ゲームとして楽しむのが吉だろう。


18.8.20
評価:★★☆ 5



密室蒐集家
   


~収録作品とあらすじ~
夜の学校に忘れ物を探しに行った少女は、音楽教師が射殺される現場を目にする。しかし現場は密室で中に犯人はいなかった……柳の園
不良に絡まれた少年と少女を助けた刑事。2ヶ月後、張り込み中に彼らの遺体を発見するも、現場は他ならぬ自分の目により密室と化していた……少年と少女の密室
元カレと言い争いをするさなか、窓の外を落ちて行った女。しかし上階の部屋はチェーンで密閉されていた……死者はなぜ落ちる
警察に即座に見破られた陳腐な密室トリック。しかしトリックは解けても容疑者は三人から絞れず……理由ありの密室
自殺未遂で倒れた佳也子は女医に助けられる。しかし眠っている間に女医は殺され、雪の上に足跡は彼女の物しか残っていなかった……佳也子の屋根に雪ふりつむ

2012年本格ミステリ大賞、本ミス2位

~感想~
密室物ばかりを集めた短編集で、しかも探偵役はただ謎を解くためだけに現れる装置の如きその名もズバリ密室蒐集家。
密室の不可能犯罪とその解明だけに注力した、トリックが駄目なら共倒れとなる両刃の剣の設定だが、ピタゴラスイッチな機械トリックや、そこに死角があることをわかる読者は世界中探してもいませんよな目線トリックはほぼ廃し、心理と論理に重点を置いた傑作揃いである。

……が、間違いなく傑作に違いないものの不満は多々ある。最たるものは雑きわまりない伏線で、特に二編目の「少年と少女の密室」は伏線があまりにも雑すぎて浮きに浮いてしまい誰の目にも一目瞭然で、そこからするすると全ての謎が解けてしまう。
また偶然に偶然が重なりすぎるのも難点で、それにより奇跡的に不可解な状況が出来上がるのは喜ばしいが、だからといって「佳也子の屋根に雪ふりつむ」は十数個の偶然が大雪のように積み重なった結果に、頭良すぎる犯人が臨機応変すぎる計画を上乗せするもので、いくらなんでもやりすぎではと思えてしまう。
だがただでさえ密室という限定された状況、数少ない登場人物の中から常に意外な犯人を論理的に導き出し、作中に描かれた情報のほとんどがロジックの材料や伏線として回収されていく無駄のなさは見事という他ない。
そもそもがサンジェルマン伯爵のような超常的能力を持った探偵役が跋扈するシリーズなのだから、こまけぇことはいいんだよ的に深く考えずに読むほうがいいのだろう。

なお文庫版では論理に瑕疵が指摘されていた「柳の園」を加筆修正しているそうなので、読むならばそちらをおすすめする。


15.11.15
評価:★★★☆ 7



赤い博物館
   


~あらすじ~
不祥事により捜査一課から犯罪資料館へ左遷された寺田聡。
赤い博物館と呼ばれる資料館の館長で、雪女めいたキャリア警視の緋色冴子は、資料をもとに未解決事件の捜査を彼に命じる。

2015年このミス19位、本ミス6位、本格ミステリ大賞候補

~感想~
事件の概要はいずれも地味で、トリック自体も既視感たっぷり。ひとつ使い方を誤れば食傷気味に感じてしまうところ、とんでもない発想の飛躍を武器に一点突破し、キレッキレの真相に着地する粒揃いの短編集。

マイベストは2編目の「復讐日記」で、完全無欠に終息しているはずのある復讐の記録を、構図の反転により全てを引っくり返してしまう年間ベスト級の傑作。

「パンの身代金」は無数に書かれた誘拐ミステリで、しかも手垢の付いたトリックなのに、そうとは全く気付かせない手練手管と豊富な伏線に度肝を抜かれる。

「死が共犯者を別つまで」はありきたりな交換殺人で、一部アンフェアではないかという記述もあるにはあるが、手掛かりはあからさまな形で最初から転がっていながらやはり気付けない。

「炎」も一から十まで終わっているはずの事件を、これまたおなじみのトリックでしかないのに伏線の山と発想の逆転で、見たことあるけど思いもよらない真相へとたどり着く。

ラストの「死に至る問い」は急にどうした!?と聞きたくなる連城三紀彦的な転倒した論理にちょっとついていけない面もあるが、それだけ意外性は十分。

最後の最後には続編作る気満々です!と言わんばかりの発言も飛び出し、是が非でも書いていただきたいし期待せざるを得ない。
面白いことは面白いが、かなり粗い所や偶然に頼りすぎな感もあった「密室蒐集家」から、視点を一つ変えることで驚異的な飛躍を遂げた、ひょっとすると作者が一皮むけた瞬間を見られたのかもしれない、とまで思わせる傑作である。


18.4.3
評価:★★★★ 8



アリバイ崩し承ります
   


~あらすじ~
捜査一課の新米刑事がたまたま立ち寄った美谷時計店には「アリバイ崩し承ります」という奇妙な貼り紙があった。
「時計にまつわる依頼はなんでも受ける」という先代店主である祖父の遺志を受け継ぎ、孫娘の美谷時乃が挑む7つのアリバイトリック。

2018年このミス15位、本ミス1位

~感想~
こういうのでいいんだよ、こういうので。
ここ2冊ごちゃごちゃしたのと、くどくどしたのを読んだのでシンプル・イズ・ベストな本作は実に良かった。

余計な情報が出てきたら100%なんらかの手掛かりか伏線という作者らしい必要最低限の問題編に、1~2の質問だけであっさり全ての謎を解く安楽椅子探偵。アリバイ崩し or アリバイ探しに限定しながら、様々な手管で騙してくれる。
見たことある設定や見たことあるトリックを、発想の飛躍一つで傑作に昇華させた「赤い博物館」に勝るとも劣らない良作揃いで、そう来たか!と何度となく唸らされた。
特にお気に入りは、シリーズ設定とこういう無茶な話をやりますよという説明を同時に済ませつつ豪快なトリックを仕掛けた1話目「ストーカーのアリバイ」と、さんざん無茶苦茶やってきたからこそ通じてしまう4話目「失われたアリバイ」の2編。
2話ほど力尽きたか時間が足りなかったのかと疑う、シンプルにも程がある物も見当たるが、それでも何かしら秀でたところはあった。

「時を戻すことができました」という決め台詞、異常に頭良すぎるし採算度外視の5千円で引き受ける謎の美女、捜査情報を漏洩しまくる倫理観ゼロの新米刑事のコンビと、ドラマ化 or シリーズ化してくれと言わんばかりの設定に、あまりに本格ミステリ的なトリックの数々は例によってツッコミどころが山ほどあるが、こまけぇこたぁいいんだよ!と受け入れられる読者なら、間違いなく楽しめるだろう好短編集である。


18.10.16
評価:★★★☆ 7



ワトソン力
   


~あらすじ~
警視庁捜査一課の和戸宋志は、周囲の人々の推理力を底上げする特殊能力を持ち、彼はそれを「ワトソン力」と名付けていた。
和戸が公私に渡り巻き込まれる数々の事件を、「ワトソン力」で周囲の人々が解決していく。

2020年文春8位、本ミス6位

~感想~
大山誠一郎といえばもともと小説として成立する最低限の描写に留め、余分な情報が出てきたら100%伏線という、いわゆるパズラーに特化した作風だが、そこにもう一捻り加えて、必要最低限の描写で多重解決や推理合戦を書けるようにしたのが、本作である。
ワトスン力は球状の半径20メートルと効果範囲まで定められた、まさに特殊能力というかSCPのような設定ながら、過去作の「密室蒐集家」では時代を超えて探偵役が空中から湧き出るように登場したり、ドラマ化もされた「アリバイ崩し承ります」は5千円ぽっきりで推理を請け負う謎の美女が存在したりと、よくよく考えたら無茶さでは大差ない。
むしろワトスン力は密室やアリバイ崩しに限らずあらゆる事件への適応力があるため、フーダニットやホワイダニット、作中作すらも本作では扱われ、しかも今回の探偵役は誰か?という仕掛けまで凝らされと、幅広い謎を描けるため汎用性が高い。

探偵役がなぜ推理力に優れているのかという背景を描く必要すら無いため、現場に容疑者が揃い、簡単な外見とプロフィールが記されたらさっさと事件が起こり、間髪入れず推理が始まるという無駄を完全に省いた構成で、わずか264ページで7+1話もの多彩な事件が描かれるのも良いところ。作者はまるで水を得た魚のようにいきいきと切れの良いパズラーを繰り出し続ける。

連作短編集としてのトリックもいちおうあるが、おまけ程度のもので、ページもさして割かれないが、こちらは本編とは毛色が違いこれはこれで面白い。
総じて作者が自身の長所を存分に発揮できる素晴らしい仕組みを思いついた良作である。


20.10.28
評価:★★★☆ 7



記憶の中の誘拐 赤い博物館
     


~収録作品とあらすじ~
卒業式の前日に校舎屋上で死亡した少女。彼女が死の直前に語りかけていた先輩とは誰か…夕暮れの屋上で
死者が出ないよう配慮する放火魔は、ある人に会うために放火を繰り返していた…連火
死体を10分割された男の妻は、発見の前日に飛び込み自殺を遂げており…死を十で割る
24年前、私は借金していた同僚を殺し、罪を免れた。だが…孤独な容疑者
5歳の頃に誘拐された友人。しかし身代金を放棄して犯人は消え、両親に救出され…記憶の中の誘拐


~感想~
ドラマ化もされた赤い博物館シリーズ第二弾。時効かその寸前の未解決事件を、調査資料だけで敏腕変人美女警視が解き明かす…はずだが、本作では警視が毎回調査に出張っていく。
わざわざ行かなくてもいいケースも有り新作ドラマ化を意識し(ry

それはともかく内容はいつも通りの「余計な情報が出てきたら100%伏線」な大山ミステリらしい、まじりっけなしの推理ゲーム。だが近年はだいぶ書き慣れてきたのか、不自然すぎる描写や都合の良すぎる偶然の嵐はだいぶ控え目で、本格ミステリを成立させている。
1~2編目こそ手掛かりが揃った時点で真相がわかってしまうような拍子抜けな物だが、3編目を頂点にいつもと同等のクオリティを保ち、それに加えて緋色警視の捜査も、安楽椅子探偵だけではない、古畑の系譜に連なる、何気ない質問から解決にたどり着く面白さがある。
作者は新作を出すごとに長所を磨き、それを元に新たな手管を繰り出して来ており、このまま行けば10年後にはどこまで行ってしまうのかとすら思う。大山ファンなら間違いなく楽しめる好短編集である。

それはそうと解説は「ネタばらしにならいよう注意を払って」と言った舌の根も乾かないうちに、解決で初めて開示される手掛かりをバンバン明かしていく近年稀に見るクソ解説のうえ、検索すると出版社のサイトでも紹介されているので、くれぐれも先に読まないようご注意の程を。


21.1.6
評価:★★★☆ 7



時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2
     


~あらすじ~
たった5千円でアリバイ崩しを引き受ける時計店の店主・美谷時乃が帰ってきたシリーズ第2弾。

2022年日本推理作家協会賞(短編)(※時計屋探偵と二律背反のアリバイ)、本格ミステリ大賞・候補

~感想~
本ミス1位に輝きドラマ化もされた前作から確実にパワーアップを遂げた二作目。
初期はトリックもプロットもあまりに偶然に頼りすぎるきらいがあり、都合が良すぎる山程の偶然が重なったがために成立しているだけの作品が多かったが、近年めきめきと腕を上げ、そういった不自然さを減らしつつも、本格ミステリとしての切れ味や魅力を保てるようになった。
本作も1編目こそミステリ好きなら真っ先に思い当たる「これじゃなかったらいいな」と願うトリックがそのまま提出されてしまい不安に駆られるが、2編目からは桁違いにクオリティが跳ね上がり、長編に耐えうるトリック・プロットを惜しげもなく短編に、それも安楽椅子探偵物に圧縮してみせてくれた。
末尾にはボーナストラック的に時乃のJK時代の短編を配し、サービスも満点。ドラマ版ではこれが一番人気出そう。
1編目こそ収録しなくても良かったんじゃないかと思うくらい酷かったが、合計点では確実に前作を上回り、また本ミス1位を獲ってしまっても少しも驚かない、安定感抜群の短編集である。


22.3.20
評価:★★★★ 8



にわか名探偵 ワトソン力
     


~あらすじ~
警視庁捜査一課の和戸宋志は、周囲半径20メートルの人々の推理力を底上げする特殊能力「ワトソン力」を持つ。
和戸の周囲で起こる事件を、居合わせた面々がワトソン力による推理合戦で解いていく。


~感想~
大山誠一郎にとってワトソン力は一つの発明である。
もともと典型的なパズラーを得意としていた作者が、舞台と登場人物と事件だけ数ページで説明したら後は延々と推理パートを描けるおかげで筆はイキイキと乗り、誰が最終的な探偵役になるかわからない目まぐるしい推理合戦も実に楽しい。
どれもこれも期待通りに粒揃いなので個々の短編について詳しく言及しないが、個人的に最も好みだったのは冒頭の「屍人たちへの挽歌」で犯人特定の流れが実に美しかった。
また書き下ろしのラスト一編はボーナストラック的内容で、無理くり連作短編集としてつなぎ合わせる荒業かつ、それまでの各編と異なり無から次々と伏線を取り出しては無為の推理を繰り広げ笑わせておいて、油断したところに重たい一撃を叩き込んでくる見事なものだった。


24.5.28
評価:★★★★ 8



死の絆 赤い博物館
     


~感想~
時効かその寸前の未解決事件を、調査資料だけで敏腕変人美女警視が解き明かすシリーズ第三弾。
作者初のあとがきで各編のテーマと参考にした作品を挙げてくれており、読者サービスとしては満点ながらそれが作品の質にはあまり貢献していない気がしてならない。
もちろん大山作品なので一定のクオリティは保っているものの、先行作に挑戦し、先行作には無い要素を探した窮屈さと、ただ先行作にはなかっただけのアイデアだけでものされたような、いつもの大山作品より数段落ちる感じが否めないのだ。
もう少し踏み込んで言うと、一見普通のミステリから発想を飛躍させるのはこのシリーズの魅力ではあるものの、飛躍させすぎの作品が多すぎる。連作短編集に数作ならまだしもこれだけ全編ぶっとびさせ続けると食傷気味に思えてしまうのだ。
もう素直に今回は自分の好みではなかっただけだ。次回もこういう飛躍させすぎなのばかり来ると想定していたらきっと楽しめるだろうが、今回はその時ではなかった。


25.12.13
評価:★★★ 6



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