蓬莱
~あらすじ~ スーパーファミコンへの移植が決まったシミュレーションゲーム「蓬莱」。
ゲーム会社社長の渡瀬はヤクザに販売を撤回するよう迫られる。さらにプログラマーが不審死を遂げ、渡瀬は関与を疑う。
なぜ極道がゲームの販売を止めようとするのか? その裏には思わぬ真実が潜んでいた。
1994年このミス18位
~感想~
オリジナルゲーム「蓬莱」は要するに「シヴィライゼーション」でこれが独自のアイデアならばすごいが、「シヴィライゼーション」は日本でも本作の2年前に発売されており、アイデアを借りた可能性は残る。
明らかにスーファミの性能を超えているのはフィクションだから構わないし、その隠された謎は思いも寄らない方向へ広がっていき、さらに作者の別シリーズの主人公の安積警部補が探偵役として登場するなどエンタメ性は十分。
とどめとばかりに一般サラリーマンの語り手とヤクザによる血まみれのタイマンバトルが15ページに渡って繰り広げられるのもとにかく読者を楽しませようという気概が感じられて良かった。
さすがほぼ昭和ミステリ、ヤクザに殴られた報復はヤクザを殴ってやり返さなくては!
25.6.7 評価:★★★ 6
|