柴田 よしき


RIKO 女神の永遠
       


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ゆきの山荘の惨劇
柚木野山荘の惨劇 改題
   


~あらすじ~
オレの同居人、作家の桜川ひとみは山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。
無理矢理連れてこられたオレを山荘で待っていたのは幼なじみのサスケと美猫トマシーナ。
新郎・白石へ脅迫状が舞い込み、土砂崩れで山荘は孤立、そしてとうとう最初の犠牲者が…。


~感想~

猫が暴れすぎ。
猫が猫のままで物語に介入するのなら、猫が本来持ちうる力だけで関わるのなら、文句はない。
しかしこの物語に現れる猫は、猫の範疇を余りにも逸脱しすぎている。
現実離れが度を過ぎてしまい、冷めてしまった。
いくらなんでもこんな猫はいない。


評価:★☆ 3



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象牙色の眠り
   


~あらすじ~
富豪の家族を襲った殺人事件。屋敷に住むのは美しい未亡人とその私生児、前妻の生んだ長男と長女。
家政婦の瑞恵がみる限り、邸内には家族の絆も存在しないが、恐ろしい殺され方をするような現実的な人間もいない。
はたして誰がなぜ、なんのために?
00年このミス16位。


~感想~
著作はあまり読んでいないが、作者にしては珍しくキャラクター性を排し心理と推理だけで組み立てた作品だとか。
いくつか読んだ短編でも見せていた、本格ミステリの肝を心得た展開がうまく、ドロドロした一族の関係や、謎めいた美少年、続発する怪死などまさに王道。
それだけに事件全体の印象は薄くなりがちなのだが、タイトル「象牙色の眠り」の意味が二転三転し、結末につながっていく構成が光り、心に残る作品となった。
王道を往くわりに地味な物語を、展開と構成の巧さで佳作へと引き上げた、作者の技量がものを言った作品であろう。


11.3.3
評価:★★☆ 5



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桜さがし
 


~あらすじ~
中学時代から十年来の仲間である歌義、陽介、綾、まり恵の四人と、作家として京都郊外の山奥に独居する恩師・浅間寺との心の交流。出会いと別れ、すれ違う恋、そして事件。四人に訪れる人生の岐路。古都の移ろいゆく季節のなか描かれる、せつない青春群像。

~収録作品~
一夜だけ
桜さがし
夏の鬼
片思いの猫
梅香の記憶
翔べない鳥
思い出の時効
金色の花びら


~感想~
ミステリ第一主義の僕だが、この作品に限っては、ミステリ味が蛇足に思える。
物語の展開上、事件が起こる必要性があると思えないのだ。
青春群像にまぎれこんだ、数々の血なまぐさい事件。事件のほとんどが殺人がらみで無駄に重いのも難点。
トリックはトリックで、「こんな植物がある」「こんな動物がいる」というだけで、ひねりが足りない。
物語自体も一話目の『一夜だけ』からして、ちょっと展開が唐突すぎる気も。
決してつまらなくはないし、読後感もいいのですが……。
ミステリとして見なければいいのだが、ミステリ味があまりにちらつきすぎているきらいがある。


評価:★★☆ 5



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消える密室の殺人
     


~あらすじ~
またしても同居人の突発的な旅行につき合わされ上京したオレ。
オレを待っていたのは猫、猫、猫、そしてやはり死体。
しかも人間の死体とともに、友達になったばかりのデビッドも死体で発見される。
殺人? 自殺? そんなことには興味ないが、殺「猫」犯は見つけださなきゃならない。
しかし密室で誰が、どうやって人間と猫を殺せたのか。オレは他の猫たちと犯人を追い詰める。


~感想~
悪い意味でやりすぎ感満載の前作から一転し、猫が猫としての分をわきまえてくれた。
まったく個人的な意見だが、こういった動物探偵の場合は、いくら猫の頭脳が優れていたとしても、はたから――周りの人間から――見る分にはいたって普通の猫であり、たまたま事件の真相に直結する行動をしたように見える、そんなスタンスが正しいと思う。
その点、今作は合格。猫のホームズと人間のワトソンが、うまく役割分担している。
真相・トリックも意外性に富み、申し分ない。


評価:★★★ 6



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