| ボケれ場3(テニスの大喜利様) | ||||
| ◆結果発表 ◆投稿数:10 ◆投票数:7 ◆投稿番号をクリックすると その作品への投票者 を表示します。 | ||||
| お題 | ||||
| 順位 | 合計 | 投票 | 作品 | |
| 1 | 20 | - | 全教科の表紙を飾っている (解説) 人気のタレントを表紙にすることで、内容に全く興味がなくてもページを開かせるということは雑誌などでもよくあることだ。この教頭は自分を教科書の表紙にすることで、たとえ嫌いな科目であっても興味を持ってくれるだろうと確信しているのである。なんという勘違い&ナルシスト的行為だろう。 これだけでも十分うっとうしさが込み上げてくるのだが、「全教科」という言葉にも着目してほしい。つまり見たくもない教頭の顔をどの授業でも見ざるを得ない状況になっているのである。この傲慢さにはたとえ純真爛漫な小学1年生の児童であっても「こんな教頭先生は嫌だ」と思わざるをえないだろう。 | |
| 2 | 16 | ○ | ボケ : すごくいい匂いのする教頭 解説 : 片思いの彼女と廊下ですれ違う。かきあげた髪から微かに漂うシャンプーの香り。思わず振り返る自分に気付きもせず、去ってゆく彼女。誰もが思いあたる、切ない青春の1ページである。 「匂い」は「記憶」に直結する。特に恋愛方面においてその役割は大きい。「甘く、切ない香りから呼び出される、心の奥深くにしまいこまれた初恋の思い出...。」 ところがここで、「初恋」を「教頭」に置き換えてみたらどうだろう?「甘く、切ない香りから呼び出される、心の奥深くにしまいこまれた教頭の思い出...。」何か違和感を感じないだろうか?その違和感こそが、このボケのポイントである。 教頭とは、本来校長の補佐的な職務を行う役職であり、基本的にあまり目立たない、脇役的な存在である。通常、その匂いは中高年男性にありがちな、香料と体臭の入り混じったいわゆる「加齢臭」と呼ばれる、一般的には人に不快感を催すものであることが多い。そんな教頭が、すごくいい匂いを周囲に振りまいて、自己主張している、というところに意外性の面白さがある。 | |
| 3 | 15 | - | (ボケ) 九回ツーアウトで「代打、俺」 (解説) まずありきたりなボケを避けるため、また自らを逆境に立たせるために、「校長先生」「生徒」などの約20もの単語をNGワードに設定した。 これは 他者に媚びたくない、俺は俺らしくボケたい、という作者が常に心掛けていることであり、今回が特別というわけではない。 長い前置きはやめて今回のボケについて解説しよう。最初にボケの舞台は、FIFA・W杯で盛り上がっている世間を横目に、作者自身がこれまでに数々の名作を発表してきた「野球」を選んだ。 これももちろん自分を表現するためである。 さて、今回は(解説)の場を与えられているので 従来ならカットしていて皆様の御目に掛けることができない部分も公開したいと思う。映画などでよくあるノーカット版というやつだ。 『1年生の夏からレギュラーに定着しプロのスカウトからも注目を集めている 超高校生級・小田桐クンも今年で3年生。 これまではチームメートにも恵まれず、まだ全国の日の目を見ておらず、 今大会が甲子園へのラストチャンス。 そのチャンスをつかむためにも今大会は自ら背番号1を背負い チームを決勝まで導いた。 この試合に勝てば念願の甲子園出場。 もちろん先発のマウンドは怪物・小田桐。 試合は決勝戦らしく緊迫したまま終盤まで進んだが、 八回表に突如小田桐が調子を崩し連打で満塁のピンチを作った後、 押し出しとなる四球をだし1点を先制される。 内野手がマウンドに集まるが小田桐を責める選手は一人もいない。 決勝までの5試合を小田桐一人で投げ抜いてきたのだ、 無理もない。 ここまで勝ち上がってこられたのも小田桐のおかげと 誰もがわかっていたからだ。 そのまま 0対1 で迎えた九回裏、 とにかく一人でもランナーに出たい。 そうすれば小田桐まで打席が回るのだ。 簡単にツーアウトを取られるも三人目の打者が粘りに粘って四球を選び ついに小田桐まで打席を回すことができた。 ネクストバッターズサークルで念入りに素振りを行った後、 打席に向かおうとしたときに不意に背後から声が掛かる・・・ 「代打、俺」 』 最後にこのボケ中で教頭先生のセリフにもなっている「代打、俺」は作者自身の願望がにじみ出た結果だろう。 | |
| 3 | 15 | ○ | ボケ: 眼帯がわりの腕時計を外すたび、後ろの校長の頭が光る 解説: 今回のような「〜は嫌だ」という形式の問題は、絵をイメージしやいため 「バカ」なボケでも埋もれてしまいます。 そこで今回は、とにかくバカ。最初からバカ。かつ絵を思い浮かべられる。そんなボケを心がけました。 前提、目的、理由、経緯…全くそういったものが想像できない状況。 突っ込もうにも、どこから突っ込めばいいか分からない。 そんなボケであると思います。 | |
| 5 | 12 | ○ | 「どうみてもゴリラだ!」 今では、このようなボケは安易だという思いから出せなくなってしまった。そこでこの機会に出してみようと思い出した。『どうみても○○だ!』この書き方を見ただけでも慣れた人なら、はじく場合があると思う。でも『どうみても』の部分を具体的に『編み戸越しにみても』にすると少し点数が上がるような気がする。そんな打算や計算をするのが嫌なので初心にかえるという意味でもシンプルな回答を出した。 | |
| 5 | 12 | ○ | ボケ 長男のくせに化粧が濃い (解説) 正直使い古された感のあるこのお題に今更どうボケて良い物やらかなり悩みました。 「嫌悪感を感じる人間」という路線はもう出尽くしてるであろうと思い避ける。 他なにがいいか考えてたところ 「男のくせに」 というフレーズが思い浮かんだので そこからボケを作っていくことにする。 男のくせにというからには やはり 「おかまキャラ」 が、ベタではあるが妥当な線であろう。 これでボケの基本路線は完成。 「女」 を想像させるフレーズとして化粧を使ってみたが 「男のくせに化粧が濃い」 ・・・ 「男」というフレーズがどうも安直に思えてならなくなり 「男」をイメージさせつつ 「男」を使用しない言葉は なにか?を考えたところ なにも思い浮かばなかった。 で「長男」に落ち着いた。 | |
| 7 | 8 | ○ | (ボケ) ミニ・ゴールドバーグ (解説) 無茶な課題ばかり出すから | |
| 8 | 3 | - | 石頭 ドラマでは大概教頭先生はカタブツで融通がきかないといったステレオタイプに当てはめられるが、今回のボケは文字通りの石頭である。朝礼で礼をした後、頭が上がらなくなり、付近の生徒を呼びつけて「俺の頭を元の位置に戻せ!」なんて言われたらたまったもんじゃない。 | |
| 9 | 2 | - | ロケットベルト着用で出勤。バイクで出勤する若い教師に「音が五月蝿い」と説教。 解説:バイクで出勤する教師に「音が五月蝿いから自粛しなさい」と説教している教頭自身がロケットベルトにて音速で出勤するという非現実的なイメージと、「バイクよりも明らかに五月蝿いし非常識なロケットベルト」に気がつかない教頭に滑稽さを覚えるのではないかと考えられる。 | |
| 10 | 0 | - | プレーボール前から、全力でビール片手に叫ぶ妻に、 教頭「あ、あの、近所迷惑…」 妻「あぁ!?」 教頭「な、なんでもないです。」 になっているのに、生徒の前ではセクハラすれすれの綱渡りを敢行できる勇者。 この、ボケの最大ポイントはいつの間にか勇者と勘違いできる作者の大脳新皮質に問題があると思われます。 さらに、微妙に分かり図らいオチがなおよし。 | |
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| あんにゅい竹 / はるひ / ゆう / ミニ・ゴールドバーグ / 一大一人史 / 宮城 / 六尺三寸 7名 ご協力ありがとうございました。 |