NXT感想 2014年1月~3月



デビュー・入団


01月:ウェズリー・ブレイク カル・ビショップ
02月:マーカス・ルイス
03月:ブル・デンプシー



一軍昇格


01月:アレクサンダー・ルセフ エマ ラナ
02月:
03月:



解雇・退団


01月:
02月:
03月:



2014/1/1のNXT #202


コフィ・キングストン ×-◯ アレクサンダー・ルセフ

コフィは超人的なバネを誇るがブレイクしそうでブレイクせず早や6年。運動神経とスター性は抜群だが大事なところでポカをかますようで中堅に留まり続けている。
なお当初はWWE初のジャマイカ人としてデビューしたが、実はガーナ人で母親が「WWE初のガーナ人でもいいじゃないの」と愚痴ったため現在は名実ともにガーナ人となっている。母の力は偉大だ。
NXT今シーズンに初登場だがここではルセフのかませ役になった。


NXT女子王座#1
ナタリヤ ×-◯ エマ

女子王者のペイジはベビーだが挑戦者決定戦もベビー同士で争われ、エマが挑戦者に決まった。
前回の対戦では観客からも「名勝負」チャントが飛んでいたし妥当だろう。


シンギング・コンテスト
コリン・キャサディ ◯-× エイダン・イングリッシュ

シンガーキャラのイングリッシュだが、ここはベビーのキャサディに支持が集まり敗北。
地味そうな抗争が始まるようだ。


メイソン・ライアン ×-◯ タイラー・ブリーズ

ライアンを勧誘するもすげなく断られたシルベスター・ルフォールが介入しライアンを負けさせたとのこと。


三本勝負
サミ・ゼイン ◯-× レオ・クルーガー

ゼインが一本目をピンフォールで、二本目をサブミッションで奪い三本勝負の定石を破り、二試合で決着したとのこと。



2014/1/8のNXT #203


ベイリー ◯-× サマー・レイ
(ベリー・トゥ・ベリー)

ベイリーがサマーからピンフォールを奪ったとのこと。ハグからのベリー・トゥ・ベリーだったそうだが、ライノのベリー・トゥ・ベリーと同系ということか。それともスコット・スタイナー大先生式?


コリン・キャサディ ×-◯ エイダン・イングリッシュ

先週のシンギング・コンテストからの因縁の一戦。キャサディはでかいだけで弱い。


エグザビア・ウッズ ×-◯ アレクサンダー・ルセフ

RAW(一軍の番組)でのストーリーからケイン運営部長@非マスクがウッズにペナルティ試合を命令。
ケインはかのアンダーテイカーの弟としてデビューした怪奇派レスラー。当初はテイカーに火を放たれ全身火傷を負っている設定だったが年々コスチュームの露出が激しくなり、今ではマスクも脱いで火傷のかけらもない全身をさらしている。
キャラや力の格付けの変遷が激しいWWEで、一貫して怪物キャラでトップレスラーの地位にあり続ける稀有な存在である。
なおNXTで試合をすることはまず無さそう。


タイソン・キッド ◯-× バロン・コービン

病み上がりのタイソンはしばらくはNXTで腕慣らししつつ、売り出すストーリー待ちか。


トルネード・タッグ戦
フニコ&カマーチョ ×-◯ コナー&ビクター

トルネード・タッグ戦とはタッチせずチームの2人が同時にリングに上がれる試合方式のこと。
アセンションの二人はいつの間にか名前が短縮されている。怪奇派なのにかわいくなったけどいいのか。
まったくの余談だがコナーの嫁がWWEに一瞬だけ存在し光の速さで解雇されたクリシー・バインだと聞いて驚いた。
その一瞬の縁で(?)旦那に出会えてよかったね。



2014/1/15のNXT #204


エイドリアン・ネヴィル ○-× タイラー・ブリーズ
(レッドアロー)


CJパーカー ○-× ジェイソン・ジョーダン
(ムーンショット(アッパーカット))


モジョ・ローリー ×-○ ボー・ダラス


コフィ・キングストン ○-× アレクサンダー・ルセフ

ルセフに初黒星。てっきりNXTでは無敗のまま一軍昇格させると思っていたのだが。



2014/1/22のNXT #205


エイドリアン・ネヴィル ○-× ウェズリー・ブレイク

ブレイクは初登場。プランが出来るまではジョバー役か。
またこの試合のリングアナをこちらも初登場のエデンが務めたが、彼女は一軍のコーディ・ローデスの嫁とのこと。


エグザビア・ウッズ ×-○ アレクサンダー・ルセフ
(アコレード)

試合後もルセフが暴行を続けるが、一軍の覆面レスラー、シン・カラが現れウッズを救出。
客席からはシン・カラの中の人の「フニコ」コールが飛んだとのこと。


アントニオ・セザーロ ○-× CJパーカー
(ニュートラライザー)


ナタリヤ ○-× サマー・レイ
(シャープシューター)


ビート・ザ・クロック・チャレンジ
エイドリアン・ネヴィル ○-× ボー・ダラス

ネヴィルがダラスに再戦を要求し、HHHの命令で以前のビート・ザ・クロック・チャレンジの勝ちタイムである「4分45秒以内にダラスを倒せたら」と条件がつく。
4分45秒ジャストで勝利し再戦が決まったとのこと。



2014/1/29のNXT #206


コナー&ビクター ○-× マイク・クワリ&ジョン・イカリノ

クワリ&イカリノはジョバー役の地元レスラー。


カマーチョ ×-○ コリー・グレイヴス


ベイリー ○-× サーシャ・バンクス


コリン・キャサディ ×-○ タイラー・ブリーズ

エイダン・イングリッシュが介入しキャサディを負けさせたとのこと。


ミズ ○-× CJパーカー
(フィギュアー・フォー・レッグロック(足四の字固め))

ミズは一軍の元世界王者。トークは巧みだが良く言えば堅実、悪く言えば地味なレスリングスタイルで、技術は可もなく不可もなく。常に安定した質の試合は見せられるし、じわじわと向上してはいるのだが。
一時期はあからさまにクリス・ジェリコのスタイルをパクっていたが、今では独自性が出てきたか。
なおフィギュアー・フォーはリック・フレアーに直伝されるストーリーが組まれ、最近フィニッシュによく使っている。
今回はゲスト参戦。


ボー・ダラス ○-× ダニー・バーチ



2014/2/5のNXT #207


シン・カラ(フニコ) ×-○ アレクサンダー・ルセフ

シン・カラは本来、神の子と呼ばれたメキシコ人ルチャドール・ミスティコのWWEでのリングネームだが、契約してすぐに負傷してしまい、マスクマンなのを幸いフニコが代役を務めていた。
ミスティコは復帰後もなかなか適応できず、手の合う相手もいない挙句に大怪我を繰り返したため、現在では主としてフニコがシン・カラを務めている。
なおミスティコとフニコの見分け方は非常に簡単で、フニコは右上腕部にタトゥーを入れているから一目瞭然だ。いいのかそれで。


エマ ○-× アリシア・フォックス


メイソン・ライアン ○-× シルベスター・ルフォール
(ビッグブート)

なおライアンが負けた場合、ルフォールの顧客になるという条件が付けられていたとのこと。
どうせストーリーに乗ってないんだから負ければ良かったのに。


タイソン・キッド ○-× エイダン・イングリッシュ

コリン・キャサディが先週の仕返しに介入してイングリッシュを負けさせたとのこと。


エイドリアン・ネヴィル ○-× コリー・グレイヴス



2014/2/12のNXT #208


ナタリヤ&エマ&ベイリー ○-× アリシア・フォックス&サマー・レイ&サーシャ・バンクス

BFFの二人がアリシアを見捨て、負けさせたとのこと。


コリン・キャサディ ×-○ エイダン・イングリッシュ


CJパーカー ○-× タイ・ディリンジャー

ディリンジャーはかつて一軍にいたギャビン・スピアーズの新たなリングネーム。
スピアーズ時代は一勝もできないまま半年ほどで解雇され、じゃあなんで昇格させたとファンの首をひねらせた。
ちなみに同時期に昇格したスコッティ・ゴールドマンとライアン・ブラドックの二人も一勝もできないまま半年ほどで解雇されており、脚本の酷さを露呈していた。


ルーク・ハーパー&エリック・ローワン ○-× ジェイソン・ジョーダン&マーカス・ルイス

ブレイ・ワイアットも同伴し、秒殺決着だったとのこと。
初登場のマーカス・ルイスはフランス人。顔は初期のウエイド・バレットに似ている気がする。



2014/2/19のNXT #209


コナー&ビクター ○-× ケイシー・マリオン&マイク・ラボスカ

ケイシー・マリオン&マイク・ラボスカはジョバー役の地元レスラー。


エマ ○-× サマー・レイ


エイドリアン・ネヴィル ○-× タイラー・ブリーズ



2014/2/27のNXT Arrival 2014 #210


今回はNXT初のPPV。HHH曰く「NXTのレッスルマニア(十万人を動員するWWE年間最大イベント)」とのこと。


サミ・ゼイン ×-○ セザーロ
(ニュートラライザー)

20分を超える好勝負だったとのこと。


モジョ・ローリー ○-× CJパーカー


NXTタッグ王座戦
コナー&ビクター ○-× トゥー・クール(スコッティ・2・ホッティ&グランマスタ・セクセイ)
防衛成功

ゲスト参戦のトゥー・クールはセミリタイアしたがWWF時代にタッグ王座を制したこともある名チーム。
スコッティの必殺技ワーム(発動から命中まで1分掛かることもあるプロレス史上最も隙のでかい技)は不発だった模様。


NXT女子王座戦
ペイジ ○-× エマ
(スコーピオン・クロス・ロック(ブルズ・アンへリート))防衛成功

ペイジの新必殺技はWWEに在籍したこともあるブル中野の技を拝借したとのこと。
エマは展開的に勝ってもおかしくなったが、ペイジに先駆け一軍昇格しており、王座戦のタイミングが合わなかった。


エグザビア・ウッズ △-△ タイラー・ブリーズ
(アレクサンダー・ルセフの乱入によりノーコンテスト)


NXT王座ラダー戦
ボー・ダラス ×-○ エイドリアン・ネヴィル
防衛失敗

ちなみにラダー戦とはリング上空に吊り下げられたベルトを、ラダー(脚立)を立てて先に奪い取ったほうが勝利となるルール。
過去2回の防衛戦はカウントアウト負けとタイラー・ブリーズの介入で小ずるくベルトを持ち逃げしたダラスだが、とうとうネヴィルにタイトルを奪われた。ダラスの一軍昇格も秒読みで、ここらが潮時だろう。
それにしてもやっぱりPACはすごかった!コナー&ビクター ○-× ケイシー・マリオン&マイク・ラボスカ

ケイシー・マリオン&マイク・ラボスカはジョバー役の地元レスラー。


エマ ○-× サマー・レイ


エイドリアン・ネヴィル ○-× タイラー・ブリーズ



2014/3/6のNXT #211


エイドリアン・ネヴィル ○-× カマーチョ


エマ ×-○ シャーロット


ヨシ・タツ ×-○ コリー・グレイヴス


アダム・ローズ ○-× ウェズリー・ブレイク

レオ・クルーガーがアダム・ローズとして再デビュー。
ローズバドズと呼ばれる着ぐるみやらピエロやら陽気な取り巻きを引き連れる伊達男キャラで、これまでのギミックとは正反対だが評価は上々とのこと。
急激なギミックチェンジだが、ケインが素顔丸出しで殺人歯科医だったり、ウィリアム・リーガル卿が田舎の木こりだったこともあるWWEでは珍しいことではない。
レオ・クルーガーなんて人物は最初からいなかったと考えるのが正しいファンの姿勢である。


サミ・ゼイン ○-× コリー・グレイヴス



2014/3/13のNXT #212


ペイジ ○-× サーシャ・バンクス
(スコーピオン・クロス・ロック)


コナー&ビクター ○-× トラビス・タイラー&カル・ビショップ

カル・ビショップは数週間前にシルベスター・ルフォールの新たな顧客として登場したが、一試合もしないままそのストーリーは無かったことにされたとのこと。


メイソン・ライアン ○-× ウェズリー・ブレイク
(ビッグブート)


エグザビア・ウッズ ×-○ アレクサンダー・ルセフ

ちなみにアレクサンダー・ルセフはPPVロイヤルランブルでラナとともにすでに一軍デビューしている。
その時は顔見せだけで数ヶ月は二軍待機を命じられたそうだが、だったらなんのためにデビューさせたんだろうか。


コリン・キャサディ ×-○ ボー・ダラス

なおこの放送から解説のテンサイはジェイソン・アルバートに改名したとのこと。
セミリタイアしインタビュアーや裏方に徹するようだ。



2014/3/20のNXT #213


モジョ・ローリー ○-× ブル・デンプシー

初登場のブル・デンプシーは肩にチェーンを掛けた野生児キャラとのこと。


アダム・ローズ ○-× カマーチョ


ベイリー ○-× サーシャ・バンクス

どうやらNXT最弱ディーバの地位はベイリーからサーシャ・バンクスに譲られたようである。


シェイマス ○-× エイダン・イングリッシュ
(ブローグキック)



2014/3/27のNXT #214


モジョ・ローリー ○-× CJパーカー
(ハイパードライブ)


エグザビア・ウッズ ×-○ タイラー・ブリーズ


ヨシ・タツ ×-○ コリー・グレイヴス


ナタリヤ ○-× シャーロット
(サーシャ・バンクスの乱入により反則)

この試合にはナタリヤの叔父(母の弟)でカナダの英雄ブレット・ハートがセコンドについたとのこと。
ブレットは世界最高のレスラーを挙げよと言われれば必ず名前の上がるレジェンドで、長州力を参考にしたサソリ固めを世界に広めた功績でも知られる。WWEとは様々な因縁があり興味があれば「モントリオール事件」で検索して欲しい。
今は引退しWWEとも和解。ゲストとしてストーリーに絡んだりたまに試合をすることも。


NXT王座戦
エイドリアン・ネヴィル ○-× ボー・ダラス
(リバース450スプラッシュ)防衛成功

レッドアローをかわされたものの秘密兵器のリバース450スプラッシュを叩き込んだとのこと。

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