NXT感想 2018年1月~6月



デビュー・入団


01月:キャンディス・レラエ
02月:
03月:EC3 リコシェ
04月:ハンソン(アイバー) ロウ(エリック)
05月:クリス・ダイジャック(ドミニク・ダイジャコビッチ)
06月:



一軍昇格


01月:
02月:バディ・マーフィー
03月:
04月:エイカム エンバー・ムーン ノー・ウェイ・ホセ ビリー・ケイ ペイトン・ロイス レーザー
05月:アレクサンダー・ウルフ アンドラーデ・シエン・アルマス エリック・ヤング キリアン・デイン ゼリーナ・ベガ ドリュー・マッキンタイア
06月:リオ・ラッシュ



解雇・退団


01月:
02月:
03月:アビー・レイス デミトリアス・ブロンソン
04月:ポール・エラリング
05月:
06月:セイジ・ベケット ゼイダ ユリエル・イーリー



2018/1/3のNXT #428 ショーン・マイケルズ無双


今回は2時間スペシャルで2017年を振り返る。

中邑真輔 VS ボビー・ルード
オーサーズ・オブ・ペイン VS #DIY
ボビー・ルード VS ドリュー・マッキンタイア
アリスター・ブラック VS ベルベティーン・ドリーム

のハイライトのほか、各タッグチームが紹介され、長らく登場していないTM61の復帰も発表された。


NXT王座戦
ドリュー・マッキンタイア ◯-× アダム・コール
(クレイモア)防衛成功

11月17日に行われたハウスショーでの一戦をボーナストラックとして放送。
ゲスト・レフェリーとして開催地サンアントニオの、いやWWEの英雄HBK(ハートブレイクキッド)ことショーン・マイケルズが招かれた。

ショーンはコールに加勢するアンディスピューテッド・エラの二人をたっぷり間を使ってから退場させるが、マッキンタイアはロープブレイクを無視してコールを蹴り続け、止めに入ったショーンを突き飛ばしたせいで険悪な空気となる。
さらに雪崩式シュバインをロープに逃げられるとまたも口論となり、その隙にコールに膝を蹴りつけられ、シャイニングウィザードを2連発で被弾。
だがカウント2で返されるとコールはショーンに猛抗議。むしろ落ち着きのないショーンのカウントは普通より早かったのだが、コールは抗議がてらショーンの必殺技スイート・チン・ミュージックをパクろうとするもマッキンタイアの反撃に遭う。

そしてコールのスーパーキックがショーンに誤爆し、その間にマッキンタイアのクレイモアが炸裂するがカウントが遅れ、さらにエラの二人が戻ってきてショーンを場外へ引きずり出してしまう。
二人はマッキンタイアを暴行しツープラトンを狙うが、ショーンがそれを妨害。ボビー・フィッシュの足がロープに絡まり、マッキンタイアが投げたカイル・オライリーがショーンの上に落ちる事故が重なるも、ショーンは本家スイート・チン・ミュージックでオライリーを一蹴。
コールはショーンを狙ったスーパーキックをかわされると、マッキンタイアに悪魔将軍のスピンダブルアームソルトを喰らうジェロニモのように振り回された挙げ句にフューチャーショックで落とされ、とどめのクレイモアで仕留められた。


試合後も番組は続き、ウォー・ゲーム戦のハイライトや前回の4ウェイ戦の様子、トマソ・チャンパの復帰を匂わせる内容もあり、最後はエンバー・ムーンのレスラー人生の軌跡をたどった。



2018/1/10のNXT #429 やりたい放題のエラ


シェイナ・ベイズラー ◯-× ダコタ・カイ
(レフェリーストップ)

先日カイリ・セインを襲ったシェイナはUFCのリングにも上がった総合格闘家。
試合は一方的で腕を攻めたシェイナが、倒れたダコタの左腕をストンピングで踏みつけるとあっさり戦闘不能になりレフェリーストップとなった。

シェイナはさらにチョークスリーパーでダコタを絞め上げ、駆けつけたエンバー・ムーンに実力を誇示した。
……あれ? カイリと抗争するんじゃないの?


カシアス・オーノ ◯-× ラウル・メンドーサ
(ジャンピングエルボー)

メンドーサがいつもより粘ったが、オーノが肩車からロープに投げ落とすとブートとジャンピングエルボーを立て続けに叩き込み快勝した。


リオ・ラッシュ ×-◯ ラーズ・サリバン
(スパインバスター)

ラッシュは軽快な動きでサリバンの攻撃をかわすが、クローズラインで吹き飛ばされとどめを刺された。

さらにサリバンはキリアン・デインと対戦を希望すると、ラッシュに雪崩式のスパインバスターをお見舞いしアピールした。


NXTタッグ王座戦
アンディスピューテッド・エラ(ボビー・フィッシュ&カイル・オライリー) ◯-× ロデリック・ストロング&アリスター・ブラック
(ドライビングエルボー+水面蹴り)防衛成功

エラは対戦相手に予定されていたSAnitYの三人をあらかじめバックステージで暴行。
一人で戦おうとしたニッキー・クロスもレフェリーに引き止められてしまい余裕綽々だったが、ウィリアム・リーガルGMは試合は中止しないと明言。
そこに現れたストロングとブラックに王座挑戦権を与えてしまった。

SAnitYを暴行して疲れてるし、単体ならSAnitYより絶対強いストロング&ブラックを迎えてしまったエラは一転して劣勢に。
だが連携の妙でブラックを孤立させ、ストロングに交代されるとアダム・コールがブラックを挑発して客席におびき寄せ、その隙にツープラトンからオライリーがストロングをフォールしベルトを守り抜いた。

試合後には三人がかりでブラックをいたぶり勝ち誇ったが、リーガル卿が再度現れると、コールに次回特番でブラックとエクトリーム・ルール(反則裁定無し)で戦うよう命令した。



2018/1/17のNXT #430 突然のウォール・オブ・ジェリコ


ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ×-◯ ティノ・サバテリ&リディック・モス
(反則スクールボーイ)

体格では4人とも互角だがパワーの差は歴然で、サバテリ組はマシーナリーにフロントネックロックの体勢から代わる代わる振り回される。
二人がかりでドーゾビッチを孤立させようとするが長くは続かず、ナイトに一気に仕留められかけたが、モスがロープに足を掛ける反則付きのスクールボーイで小ずるくフォールを奪い取った。


ロデリック・ストロング ◯-× ファビアン・アイクナー
(ウォール・オブ・ジェリコ)

ジョニー・ガルガノから金星を挙げたアイクナーはスピードとパワーを披露するが、それはストロングの長所でもある。
まるでスタミナの比べ合いをするように一瞬も足を止めずに技を繰り出し合い、最後はストロングがボストンクラブというか突然のウォール・オブ・ジェリコに固めて激戦を制した。


・TM61の足跡

長期欠場していたTM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)の復帰に向けこれまでの足跡が紹介され、日本でのTMDK時代の映像も多く流された。


アリーヤ ×-◯ レイシー・エヴァンス
(右ストレート)

一時期はディーバの中心にいたはずがすっかり置いていかれたアリーヤは、レイシーの右ストレートで昏倒し初勝利を献上してしまった。

さらにシェイナ・ベイズラーが現れチョークスリーパーでアリーヤを絞め上げる。今回も駆けつけたエンバー・ムーンは怒り心頭で王座を賭けシェイナと戦うと宣言した。


NXTタッグ王座挑戦権争奪戦
ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ×-◯ オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー)
(ラストチャプター)

フォードが全く良いところ無く延々といたぶられ、隙をついて交代にこぎ着けるがなんか太ったドーキンスの反撃も短時間で終わり、ツープラトンからフォードがあっさりレーザーにフォールされた。



2018/1/24のNXT #431 特番前の箸休め回※メイン戦は除く


ノー・ウェイ・ホセ ◯-× セザル・ボノーニ
(パンチ)

多少苦戦したがホセがいつもの流れで勝利した。


ビアンカ・ブレア ◯-× ラトーヤ・オルソプ
(アーリウープ)

ビアンカがトップロープから飛びかかった小柄なエンバー・ムーンみたいなラトーヤを辮髪で叩き落とし快勝した。


オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー) --- ダミアン・スミス&チェイス・ブラウン
(試合不成立)

ペインがゴングを待たずにジョバー組を蹴散らした。


ジョニー・ガルガノ ◯-× ベルベティーン・ドリーム
(ガルガノ・エスケープ)

ベルベティーンは挑発で隙を見せいきなりガルガノ・エスケープで捕らえられかけるが、スリングショットスピアーを察知してネックブリーカーに切り返すとペースを握る。
ガルガノの猛反撃も耐えしのぎ、雪崩式のデスバレーボムを喰らわせるが、ダメージからフォールが遅れて仕留めきれず。最後は完全にガルガノ・エスケープで捕獲され、特番並の激戦をガルガノが制した。

その後アンドラーデ・シエン・アルマスが現れ疲労困憊のガルガノを暴行。
だがベルト攻撃をかわすとエプロンからのDDTを喰らわせ、ガルガノが高々とNXT王座ベルトを掲げて勝ち誇った。



2018/1/27のNXT TakeOver Philadelphia #432


NXTタッグ王座戦
アンディスピューテッド・エラ(ボビー・フィッシュ&カイル・オライリー) ◯-× オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー)

(スクールボーイ)防衛成功

ゴング前にペインが襲撃してしまうが特にお咎めはなく普通に試合が始まる。
エイカムがツープラトンのストンピングを決めた際に左足を負傷し、エラがそれを狙い撃ち優勢に進める。
なんとかレーザーに交代すると逆転し、エイカムも負傷を押してツープラトンに加わるが、パワーボムに担ぎ上げた相手を衝突させるいつもの連携が、足の負傷でこらえきれず体勢を崩すと、オライリーが隙をついて丸め込み辛くもベルトを守った。


カシアス・オーノ ×-◯ ベルベティーン・ドリーム
(パープル・レインメーカー)

謎の大声援に背中を押されベルベティーンが猛攻を加えるが、オーノも重いエルボーやブートで反撃。
普段なら決まり手になるような大技を返し合い、最後はデスバレードライバーからトップロープを越えコーナーポストの上に立ったベルベティーンが、パープル・レインメーカーと名付けられたダイビングエルボードロップでとどめを刺した。


NXT女子王座戦
エンバー・ムーン ◯-× シェイナ・ベイズラー
(ロールアップ)防衛成功

エンバーがドロップキック3連発とトペで先手を取るが、わずか2戦目でタイトル挑戦にこぎ着けたシェイナは技らしい技は使わず強烈な蹴りで圧倒。エンバーの左腕を容赦なく踏みつけ大ダメージを与える。
油断を見逃さずエルボーで反撃に出たエンバーはイクリプスを命中させるが、左腕の痛みからカバーに行けず、ドクターチェックも入るが試合を続行。
倒れたままのシェイナに近づいたところを腕ひしぎに捕らえられ、数分にわたって絞められ続けるが、上手く体勢を入れ替えると全体重を掛けて強引にフォールを奪い取った。

だが引き上げるところを背後から襲われチョークスリーパーで絞められてしまい、抗争は続く模様。


エクストリーム・ルール戦(※反則裁定なし)
アリスター・ブラック ◯-× アダム・コール
(後ろ回し蹴り)

コールは序盤から凶器を持ち出すが、ブラックは手にしたイスや竹刀を投げ捨て余裕を見せる。
ブラックはムーンサルトアタックを竹刀で叩き落とされるが、コールが設置した凶器のだいたいをコール自身に喰らわせていく。
イスの背にデスバレーボムで落とし、さらにイスごと膝蹴りでコールの頭を蹴り抜き勝負あったかと思われたが、そこにエラの二人が乱入してフォールを阻止。実況席への投棄を狙うが、今度はSAnitYが現れエラの二人を排除。
コールは実況席破壊を引き継ごうとするが、逆にブラックのメテオラで自分が沈められると、後ろ回し蹴りで仕留められた。


NXY王座戦
アンドラーデ・シエン・アルマス ◯-× ジョニー・ガルガノ
(スパイク式ハンマーロックDDT)防衛成功

アルマスは楽団に迎えられ、メキシコ国旗をあしらった衣装とラ・ソンブラ時代のマスクをまとい登場。
普通に登場したガルガノと30分を超える大激戦を繰り広げた。
いつ決着してもおかしくない大技と、初披露の危険技をカウンターで応酬し合う素晴らしい試合で、終盤にゼリーナ・ベガがハリケーン・ラナで鉄階段へ叩きつけてからのハンマーロックDDTという必殺コンボも炸裂するが、ガルガノは3カウント寸前で肩を上げる。
するとガルガノの実の嫁のキャンディス・レラエが駆けつけゼリーナを排除。息を吹き返したガルガノはガルガノ・エスケープに捉えるもロープに逃げられると万事休す。
エプロン上の攻防から、アルマスがコーナーポストにWニーアタックで叩きつけ、スパイク式の必殺技につなげベルトを守り抜いた。

試合後、ガルガノは大歓声を背に嫁とともに引き上げようとしたが、そこに負傷欠場していたトマソ・チャンパが現れ、松葉杖で背中を一撃してしまった。



2018/1/31のNXT #433 TM61復帰


ニッキー・クロス ◯-× レイシー・エヴァンス
(ゴールデンルール)

恒例の特番で放送されなかった試合を放送。
トップロープから足を払われ落下したニッキーが攻め込まれるが、ムーンサルトプレスを自爆させると一気に畳み掛けて快勝した。


TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー) ◯-× イーリー・ブラザーズ(ユリエル&ゲイブリエル)
(サンダーバレー)

故障明けのTM61は実に1年ぶりの復帰戦。
イーリー・ブラザーズを全く寄せ付けず、ゲイブリエルと思われる方をサンダーバレーで叩きつけミラーがフォールを奪った。


・NXTアワード2017

2017年の活躍選手が表彰され、アリスター・ブラック、ベルベティーン・ドリーム、アスカが選ばれ、シカゴ特番でのタイラー・ベイトとピート・ダンによるUK王座戦がベストバウトに選ばれた。


UK王座挑戦権争奪戦
ロデリック・ストロング ◯-× タイラー・ベイト
(エンド・オブ・ハートエイク)

絶対面白い一戦は予想通りに盛り上がった。
最後はベイトがタイラードライバー'97を狙うが、再三に渡りバックブリーカーを喰らっていた背中の痛みから担ぎ上げられず、その機を逃さずストロングが反撃に転じ、ブレーンバスターの体勢から両膝に落とす必殺技で勝利した。



2018/2/7のNXT #434 反則裁定無しは暗黙の了解


NXTタッグ王座戦
アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ) --- SAnitY(エリック・ヤング&アレクサンダー・ウルフ)
(試合不成立)

リングに上ったエラをSAnitYが背後から襲撃し大乱闘に。
GMのウィリアム・リーガル卿はタッグ王座戦を中止し、メインでエラとSAnitYによる6人タッグトルネード戦を命じた。


ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ◯-× ティノ・サバテリ&リディック・モス
(コンパクター)

モスが捕まりドーゾビッチが反撃し、最後は必殺ツープラトンで押しつぶしモスがサバテリをフォールした。

内容はいつも通りだったが、試合中からぎくしゃくしていたモスとサバテリが決裂の兆候を見せた。ついこの前、初勝利を上げたばかりなのに。


・ジョニー・ガルガノが演説

ガルガノがしゃべっているとアンドラーデ・シエン・アルマスとゼリーナ・ベガが冷やかし、ガルガノの嫁のキャンディス・レラエが割って入った。
ガルガノとトマソ・チャンパの抗争にはすんなり行かず、アルマスとの再戦がある様子。


ビアンカ・ブレア ◯-× ジェシックス・ヒル
(アーリウープ)

ジェシックスが握手を求めると、ビアンカは握った手を離さずトーチャーラックに担ぎ上げ、乱暴に落とすとそのまま必殺技につなげ完勝した。


6人タッグトルネード戦
SAnitY(エリック・ヤング&アレクサンダー・ウルフ&キリアン・デイン) ◯-× アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ)
(アルスター・プランテーション)

トルネード戦はタッチ不要で参加者全員が同時に戦うルール。特に言及されていないが反則裁定も無く凶器の使用もOK。
場外乱闘も交えながら激闘が繰り広げられ、最後はコールが必殺技の変型牛殺しを決めるもヤングが2.9で返してしまい、エラが恐慌をきたしたところに、テーブル自爆から復活したデインが3人に襲いかかり、フィッシュを仕留めてSAnitYが勝利を収めた。



2018/2/14のNXT #435 指折り VS 背骨折り


UK王座戦
ピート・ダン ◯-× ロデリック・ストロング
(ビターエンド)防衛成功

ストロングが強烈な打撃と多彩なバックブリーカーで攻め、ダンは指折りを交えつつ左腕を狙い、相手の技を未然に防いでいく。
ペースが一方に傾くこと無く一進一退の攻防を続け、最後はストロングがこのところ決め技にしているウォール・オブ・ジェリコに捕らえたものの、ダンは指をつかんで思い切りねじ曲げて脱出し、すかさず必殺技を返し激戦を制した。


・アリスター・ブラックが演説

ブラックがスーツ姿で演説しているとキリアン・デインが現れにらみ合った。


TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー) ◯-× ジョン・スカイラー&アンドリュー・ダックワース
(サンダーバレー)

特筆すべきこともなくソーンがスカイラーをフォールした。


NXT女子王座戦
エンバー・ムーン ×-◯ シェイナ・ベイズラー
(カイリ・セインの乱入により反則)防衛成功

エンバーがシェイナのお株を奪う打撃で圧倒し早くもイクリプスの体勢に入るが、シェイナは場外へ逃げる。
エンバーはトペで追撃し実況席にぶつけるが、痛めていた左肩を負傷してしまう。
以降はシェイナに一方的に左肩を狙われ、場外の鉄柵に挟んで蹴りつけられていると、カイリが見かねて乱入し、シェイナに豪快なスピアーを浴びせた。

試合はカイリの乱入によりシェイナの勝利となったが、反則決着のためベルトは移動しなかった。



2018/2/21のNXT #436 チャンパ対策ゼロのツケ


ノー・ウェイ・ホセ ×-◯ ベルベティーン・ドリーム
(パープル・レインメーカー)

いつものフルセイル大学ではなく、やたらと暗いアトランタの会場から放送。
ホセが必殺技のポップアップからのパンチを狙うが、跳ね上げられたところでベルベティーンがドロップキックを浴びせて回避し、すかさずデスバレードライバーからダイビングエルボードロップにつなげ逆転勝利した。
ホセは投げ技が雑で怪我をさせないか見ていてヒヤヒヤする。


ニッキー・クロス ◯-× ヴァネッサ・ボーン
(ゴールデンルール)

ニッキーが一通り攻めさせてやった後に狂気じみた笑みで相手をビビらせると、一気に攻め込み必殺技であっさり仕留めた。


NXT王座戦
アンドラーデ・シエン・アルマス ◯-× ジョニー・ガルガノ
(ハンマーロックDDT)防衛成功

開始してすぐにゼリーナ・ベガが妨害に入るが、最初から夫に同伴していたキャンディス・レラエがトペで襲いかかると、そのままゼリーナをバックステージへ連れ去り、アルマスとガルガノの一騎打ちに。
アルマスはロープ宙吊り腕ひしぎに捕らえてガルガノの左腕を負傷させると、それを集中攻撃し、有利な展開に持っていく。

終盤、アルマスと衝突したレフェリーが倒れている間にガルガノは必殺のガルガノ・エスケープに捕獲したもののレフェリー不在でタップは奪えず、さらに乱入したトマソ・チャンパに背中を松葉杖で痛打されると、アルマスの必殺技を浴びてあえなくフォール負けしてしまった。

嫁を連れてきてゼリーナ対策はしていたのにチャンパ対策を全くしていなかったのが失敗である。



2018/2/28のNXT #437 アダム・コールの罠


タイラー・ベイト ×-◯ ベルベティーン・ドリーム
(パープル・レインメーカー)

ベイトがコミカルかつ軽快な動きで翻弄し先制するが、エルボーを浴びせて動きを止め、ベルベティーンが着実に技を決めていく。
ベイトにペースを握らせず、最後はトップロープ上の攻防からベイトを股間からロープに落とすことに成功し、すかさずエルボードロップを喰らわせベルベティーンが勝利した。


アダム・コール ◯-× セザル・ボノーニ
(レッグラリアット)

コールはマイクを手にするとボノーニをアンディスピューテッド・エラに勧誘しTシャツを渡すが、これは罠で返事を待たずに不意打ちで殴り倒してしまう。
得意げにアダム・コール・ベイベーを叫ぶが振り向きざまにボノーニに蹴り飛ばされ、みちのくドライバーまで被弾。危ういところをボビー・フィッシュがエプロンに上がり時間を稼ぐと、回復したコールがボノーニのフリ向きざまにスーパーキックをお返しし、後頭部に蹴りを叩き込んで小ずるく勝利した。


カイリ・セイン ×-◯ シェイナ・ベイズラー
(チョークスリーパー)

シェイナは地味に痛い打撃と関節技で苦しめるが、カイリは鋭いスピアーから反撃に乗り出すと、スライディングDとフライング・カブキ・エルボーを立て続けに喰らわせる。
さらに裏拳で殴り倒し超高度のエルボードロップを狙ったが、シェイナの蹴りで崩されると、ブレーンバスターの体勢で担ぎ上げ、チョークスリーパーに移行する必殺技らしきものに捕らえられ、あえなくタップした。


・次のNXT王座挑戦者は?

NXT王者アンドラーデ・シエン・アルマスが演説。帰り際にアリスター・ブラックが現れるが、さらにキリアン・デインも現れてブラックと殴り合い、クロスボディでなぎ倒して気勢を上げた。



2018/3/7のNXT #438 アメプロ特有のサインボード


ダスティ・ローデス杯一回戦
TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー) ×-◯ オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー)
(ラストチャプター)

昨年の決勝カードが一回戦で実現。あの時はチェーンを客席へ投げ入れたり、ソーンを頭からエプロンに突き刺したりと事故が多発していたが、1年経ち成長したのか事故は起こらず好勝負に。
ソーンがレーザーの巨体をファルコンアローとサイトースープレックス(捻り式バックドロップ。アメプロではマサ斎藤にちなみこう呼ばれるが、捻ってない普通のバックドロップも稀によく呼ぶ)でぶん投げ、ミラーがトップロープからのムーンサルトを浴びせたが、エイカムのカットが間に合いカウント2まで。
レーザーがリング内からエプロンへ投棄する荒業でソーンを排除し、必殺ツープラトンからレーザーがミラーをフォールした。


ビアンカ・ブレア ◯-× ミス・ドリュー・レニー
(アーリウープ)

ビアンカがお下げで殴るまでもなく1分ちょいで圧勝した。


・トマソ・チャンパが演説?

チャンパが松葉杖を片手に現れたが、客席からの大ブーイングと罵声に気分を害して、一言もしゃべらずにリングを降り、アメプロ以外では考えられないけどアメプロではおなじみの超雑なジョニー・ガルガノのサインボードを破り捨てていった。


アリスター・ブラック ◯-× キリアン・デイン
(後ろ回し蹴り)

デインはゴングと同時にフィン・ベイラーばりにいきなりジョン・ウーをぶちかます。
ブラックは打撃とムーンサルトアタックで反撃に出るが、クロスボディで押しつぶされ、デインの圧殺技を浴び続ける。
だがベイダーボムをカウント2で返すと、アルスター・プランテーションを回転エビ固めに切り返し、脱出したデインにすさまじい打撃音を響かせて後ろ回し蹴りを喰らわせ、逆転勝利した。



2018/3/14のNXT #439 試合中の一服


ダスティ・ローデス杯一回戦
SAnitY(エリック・ヤング&アレクサンダー・ウルフ) ◯-× ティノ・サバテリ&リディック・モス
(バックドロップ+フライングネックブリーカー)

ウルフが孤立させられるが、サバテリがモスに誤爆したのをきっかけに形勢逆転。
ヤングが次々とサバテリに技を決めると、モスの介入もニッキー・クロスが封じ、最後はツープラトンからウルフがサバテリをフォールした。


・トマソ・チャンパに嫌がらせ

チャンパが脈絡もなく現れるが、観客全員が前回チャンパに破られた雑なサインボードのコピーを掲げ、全部破ってみろと挑発し、チャンパは何もせずに帰っていった。


ダコタ・カイ ◯-× レイシー・エヴァンス
(スクールガール)

レイシーがサブミッションに捕らえたが、ダコタが体勢を入れ替え丸め込むとあっさり3カウントが叩かれてしまった。

その後、ストンピング一発でダコタをKOしたシェイナ・ベイズラーが現れてドスを利かせていると、エンバー・ムーンが助けに来て乱闘になった。


ダスティ・ローデス杯一回戦
ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ◯-× ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ)
(フロッグスプラッシュ)

ドーゾビッチになぎ倒されたフォードはコーナーに置いておいたドリンクで一服。
ドーゾビッチに飲むかと聞くと意外にもうなずかれ、ドリンクを飲み干したドーゾビッチは元気一杯で再びフォードをぶっ飛ばす。
だがプロフィッツは反撃に出ると、コンパクターも封じ、ドーキンスのDDTからフォードがリング中央までフロッグスプラッシュで跳躍し、ドーゾビッチをフォールした。


UK王座戦
ピート・ダン ◯-× アダム・コール
(アンディスピューテッド・エラの乱入により反則)防衛成功

絶対面白い組み合わせはやはり手が合い、激しい打撃音を響かせてパンチと蹴りを応酬する。
要所要所でエラのメンバーが介入してダンにペースを握らせず、垂直落下式の牛殺しも喰らわせるがダンはカウント2.9で返すと、すかさずコールの指をつかんでねじ曲げる。
指折りを極めたまま必殺のビターエンドの体勢に入るが、そこにエラが乱入し反則決着となってしまった。

三人がかりでダンを暴行していると、エラと長期間にわたり抗争しているロデリック・ストロングが駆けつけて加勢。
ストロングは握手を求め、応じなかったがダンは肩を叩いてから去っていった。


・NXT王座戦の調印式

ウィリアム・リーガルGM立ち会いのもと、アンドラーデ・シエン・アルマスとアリスター・ブラックのNXT王座戦の調印式が行われる。
だがアルマス側はマネージャーのゼリーナ・ベガだけが現れ、ブラックと口論の末に平手打ちまで浴びせる。
ブラックは反撃しなかったが助っ人に呼んでおいたキャンディス・レラエを招き、キャンディスはゼリーナをコーナーを駆け上がってのブルドッキングヘッドロックで叩きのめした。



2018/3/21のNXT #440 ノリノリのババア


・トマソ・チャンパをジョニー・ガルガノが襲撃

チャンパが観客の掲げるサインボードを次々と破っていく。ノリノリの60過ぎのババアには親指を下に向けられ、覆面をした観客に近づくと正体はガルガノで殴りかかられた。


ダスティ・ローデス杯一回戦
オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ×-◯ ロデリック・ストロング&ピート・ダン
(エンド・オブ・ハートエイク)

タイラー・ベイトが負傷したためムスタッシュ・マウンテン(ベイト&トレント・セブン)は欠場となり、代わりに前回の放送で共闘したストロングとダンがタッグ結成。

急に優勝候補筆頭とやらされることになったローキャン組は、瞬殺されるかと思いきや大健闘。大健闘どころか特に連携の妙で勝ったりすることもなく、急造タッグを普通に圧倒する。
バーチがダンをクロスフェイスに、ローキャンがストロングをハーフボストンクラブに捉えた時には大金星も見えたが、ローキャンが倒れている隙に次々と大技を決められ、最後はバーチがストロングの必殺技に沈んだ。


エンバー・ムーン ◯-× アリーヤ
(イクリプス)

試合中にシェイナ・ベイズラーが現れ実況席に割り込んだが、試合には介入せずエンバーが完勝した。


・アンドラーデ・シエン・アルマスが演説

ラウル・メンドーサがリングに向かおうとしたが背後からスーツ姿のアルマスに襲われ試合中止に。
アルマスは抗争中のアリスター・ブラックに対してまくしたてた。


カシアス・オーノ ×-◯ アダム・コール
(シャイニングウィザード)

コールはエプロンへの着地時に足を捻ったふりでオーノをおびき寄せて先制。
すさまじい打撃音の右ストレートから反撃に出たオーノは、エルボーやブートを次々決めるが必殺のローリング・ビッグブートもカウント2で返されると、コールの垂直落下式牛殺しから後頭部へのシャイニングウィザードで仕留められた。



2018/3/28のNXT #441 EC3とリコシェ参戦


・EC3がNXT参戦

WWEに所属したデリック・ベイトマン時代は鳴かず飛ばずで解雇されたが、TNAに移籍し社長の甥ギミックで大ブレイクし、世界王者にも輝いたEC3ことイーサン・カーター三世がNXTに参戦。
新設されるNXT北米王座戦への出場が決まった。


ダスティ・ローデス杯準決勝
ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ×-◯ オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー)
(ラストチャプター)

フォードはペインを指揮するポール・エラリングにドリンクを勧めるがはたき落とされ口論に。
リング上からそれを見守っていたドーキンスが背後からペインに襲われ、あっさりとエイカムにフォールを奪われた。


ラーズ・サリバン ◯-× ジョン・シルバー
(スパインバスター)

別に故障したわけではないが2ヶ月出場していなかったサリバンが復帰。
CZWタッグ王座歴のあるシルバーを簡単に片付けた。


・アリスター・ブラックが襲撃される

ダコタ・カイが入場し試合に備えたが、アンドラーデ・シエン・アルマスがブラックを襲撃し、リングまで連れてきてしまったため中止に追い込まれた。


ダスティ・ローデス杯準決勝
SAnitY(エリック・ヤング&アレクサンダー・ウルフ) ×-◯ ピート・ダン&ロデリック・ストロング
(リバースバックスープレックス+パーフェクトショット)

まるでターン制のように交互にペースを握って攻め合う。必殺技も同じく決め合うが容易にフォールまで持ち込ませず、最後はストロングがウルフを必殺のエンド・オブ・ハートエイクで仕留め、その隙にストロングの裏返して落とすバックスープレックスにダンのパーフェクトショットを組み合わせたツープラトンで、ヤングからダンがピンフォールを奪った。


・リコシェもNXT参戦

番組ラスト、入団が噂されていたリコシェがついに姿を現した。



2018/4/4のNXT #442 特番の予告回


ダスティ・ローデス杯決勝
ピート・ダン&ロデリック・ストロング △-△ オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー)
(アンディスピューテッド・エラの乱入によりノーコンテスト)

ダンが長時間つかまるが、隙をついた指折りで脱出し、交代したストロングが大暴れ。
一気に形勢逆転するが、蹴り技の応酬で4人ともがダウンした。客席からは歓声が上がるが、そこに水を差すようにアダム・コールとカイル・オライリーが乱入し、試合をブチ壊した。

ウィリアム・リーガルGMは厳かにアンディスピューテッド・エラへ特番での、ダン&ストロングとペイン相手のタッグ王座戦と、ローデス杯決勝のリマッチを命じた。
あれ? ローデス杯獲得のチャンスをもらえてエラに得しかないんじゃない?


カイリ・セイン ◯-× ヴァネッサ・ボーン
(インセイン・エルボー)

前半はヴァネッサに攻められたものの、カイリはスピアーから反撃に出るとスライディングD、カブキエルボーと畳み掛け、トップロープ上の攻防から宙吊りにしてフットスタンプで踏み潰し、超高度のインセイン・エルボー(ダイビングエルボードロップ)でとどめを刺した。


キリアン・デイン △-△ ラーズ・サリバン
(ベルベティーン・ドリームらの乱入によりノーコンテスト)

パワー自慢の両雄は正面からぶつかり合う。トップロープで殴り合い、頭突きをかますと両者ともにリング下へ転げ落ちた。
そこへ特番の北米王座戦に出場するベルベティーン・ドリームが現れどちらにパープル・レインメーカーを浴びせようか迷っていると、アダム・コールが駆けつけ、さらにEC3も現れる。
息を吹き返したデインとサリバンもリングに戻ると、最後にリコシェが颯爽とリングインし、出場者6人がにらみ合い番組終了となった。



2018/4/7のNXT TakeOver New Orleans #443


NXT北米王座決定6人ラダー戦
◯ アダム・コール キリアン・デイン ラーズ・サリバン ベルベティーン・ドリーム EC3 リコシェ

リコシェの場外へのスワンダイブ式シューティングスタープレスを皮切りに、ラダーを駆使した過激な技が飛び交った。
歴代のラダー戦でも上位に入る内容で、MVPはラダー頂上からのパープル・レインメーカーを筆頭にハードバンプを繰り返したベルベティーン・ドリームだろう。

最後は6人が3台のラダーを並べて争ったが、1人2人と落下していき、粘るリコシェを場外に突き落としたアダム・コールがベルトを手にし初代王者に輝いた。


NXT女子王座戦
エンバー・ムーン ×-◯ シェイナ・ベイズラー
(チョークスリーパー→レフェリーストップ)王座奪取

エンバーは速攻と飛び技で攻め、シェイナは打撃と関節だけではなく、覚えてきたプロレス技も繰り出す。
終盤、エンバーは場外のシェイナへのイクリプスを命中させるが、リングに上げて近づいた所をチョークスリーパーに捕らえられる。脱出したのも束の間、トライアングルスリーパーに移行されるが、固められたまま持ち上げてパワーボムで叩きつける。
そしてイクリプスで決着を狙ったが、シェイナはエンバーを受け止めてチョークスリーパーに固めてしまう。
エンバーは必死にロープに向かうが何度となくリング中央まで引き戻され、ついに失神しレフェリーが試合を止めてしまった。


NXTタッグ王座戦&ダスティ・ローデス杯決勝6ウェイタッグ戦
◯ アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&カイル・オライリー) オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー) ピート・ダン&ロデリック・ストロング
(ストロングが裏切りエンド・オブ・ハートエイク)防衛成功&ローデス杯優勝

ボビー・フィッシュが負傷欠場中のため、ラダー戦を30分やったばかりのアダム・コールが連闘を強いられる。しかもコールは開始早々にペインのWスパインバスターによってスペイン語実況席に叩き込まれ戦線離脱してしまう。
孤軍奮闘するオライリーは必死に食い下がるが数の差は否めず、ダンのビターエンドを喰らったが、それをストロングが突如として裏切りカットしてしまい、ダンを必殺技で沈めるとオライリーにフォールさせてしまった。

実況席で倒れたまま吉報を聞いたコールは脈絡のないストロングの裏切りに驚き、ストロングはコールとオライリーの両手を掲げ、松葉杖姿で駆けつけたフィッシュとともに勝利を祝った。


NXT王座戦
アンドラーデ・シエン・アルマス ×-◯ アリスター・ブラック
(後ろ回し蹴り)王座奪取

ここまで全試合がいつも通り盛り上がったが、NXT王座戦も歓声はやまない。
何度となく戦ってきた両雄は一進一退の攻防を見せ、最後はアルマスのハンマーロックDDTを2.9で返したブラックに、ここまで再三にわたる好アシストを見せてきたゼリーナ・ベガがプランチャで飛び込んだものの、避けられアルマスにキャッチされ、両手の塞がったところに後ろ回し蹴りが炸裂し、ブラックがベルトを奪い取った。


非公式戦
ジョニー・ガルガノ ◯-× トマソ・チャンパ
(サポーターで首絞めSTF)

非公式戦ということでレフェリーも正規の衣装ではなくスタッフシャツ姿。意味はあるのだろうか。
1年ぶりの復帰戦でメインを任されたチャンパはブランクを感じさせず、実況席にいきなりガルガノを投げ込んでアナウンサーたちをあわてさせ、解説は急いでタブレットやモニターを片付ける。
中盤にはちょうどよく最前列にいた観客からチャンパが松葉杖を奪い殴ろうとするが、殴られ慣れたのかガルガノは間合いを完全に見切っており、かえって反撃を許す。
そして最後、チャンパは負傷した右膝のサポーターを外し、生脚でニーパットを狙うが、うっかりガルガノのそばに捨ててしまったサポーターで右膝をぶん殴られる。
ガルガノは倒れたチャンパを松葉杖で殴るのを躊躇するが、チャンパがサポーターで殴りかかるのを予期しており、すかさずガルガノ・エスケープで固め、そこからSTFに移行するとサポーターをチャンパの首に引っ掛けエビ反りにする拷問技でタップさせた。



2018/4/11のNXT #444 一軍昇格と新たな参戦者たち


カイリ・セイン ◯-× レイシー・エヴァンス
(インセイン・エルボー)

恒例の特番で放送されなかった試合。
一回りでかいレイシーはパワーで攻め、コブラクラッチで何度もカイリを捕獲。
長時間攻められたカイリはスピアーで反撃に出るとスライディングD、カブキエルボーを決め、パンプハンドルスラムから逃れて裏拳でダウンさせ、距離があったので高度は低かったがエルボードロップで仕留めた。


・オーサーズ・オブ・ペインが一軍昇格

オーサーズ・オブ・ペインのエイカム&レーザーがRAWに昇格し、マネージャーのポール・エラリングと訣別した模様が放送された。


・エンバー・ムーンも一軍昇格

エンバー・ムーンもRAWに昇格し、前RAW女子王者のアレクサ・ブリスからピンフォールを奪った。


・ノー・ウェイ・ホセとアイコニックスが一軍昇格

ノー・ウェイ・ホセがRAWに、特にチーム名のなかったビリー・ケイとペイトン・ロイスがアイコニックスを名乗りSMACKDOWNに昇格した。
NXT内でも微妙なのに大丈夫なのかと心配された両者ともに現在は(ry


ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) △-△ ティノ・サバテリ&リディック・モス
(ウォー・レイダースの乱入によりノーコンテスト)

崩壊寸前だったはずのサバテリ&モスは全く問題なく連携し、ナイトを孤立させて攻め立てる。
ドーゾビッチに交代されても流れを渡さず、全員がダウンすると、そこへ日本でもおなじみのウォー・マシン改めウォー・レイダースのロウ&ハンソンが乱入し、4人まとめて蹴散らしてしまった。



2018/4/18のNXT #445 夫婦の共同作業


・ジョニー・ガルガノが演説

特番で宿敵トマソ・チャンパを下したガルガノが妻のキャンディス・レラエとともに登場し、NXT王座への意欲を語った。


リコシェ ◯-× ファビアン・アイクナー
(630スプラッシュ)

リコシェのシングルデビュー戦の相手はラウル・メンドーサあたりかと思いきや、いきなり有望株のファビアン・アイクナー。
身体能力ではリコシェにも引けを取らないアイクナーだが、飛び技はリコシェに任せて封印し、見た目以上のパワーを見せる。
豪快に担ぎ上げられ次々と技を決められたリコシェだが、驚異的なスピードの技の数々で反撃に出ると、最後はトップロープから1と3/4回転するセントーンを直撃させ勝利した。


ウォー・レイダース(ロウ&ハンソン) ◯-× メトロ・ブラザーズ(クリス&JC・メトロ)
(フォールアウト)

先週登場したばかりのウォー・レイダースが早くも初試合。デュースン・ドミノのコピーことメトロ・ブラザーズを全く寄せ付けず、ロウのバックドロップにハンソンのダイビングレッグドロップを合わせる必殺ツープラトンでクリスと思われる方を料理した。


ノーDQ戦
キリアン・デイン ×-◯ ラーズ・サリバン
(イス直下スパインバスター)

サリバンがトップロープから場外へのプランチャで客席を沸かせ、イスを何脚もリングに放り込む。デインはジョン・ウーから鼻血を流しながらも反撃に出て、コーナーに立てかけたテーブルごとサリバンをクロスボディで押しつぶすが、カウント3は奪えず。
最後はイス目掛けてのスパインバスターを喰らわせ、サリバンが無敗を守った。


キャンディス・レラエ ◯-× ゼリーナ・ベガ
(ガルガノエスケープ)

初試合のゼリーナをアンドラーデ・シエン・アルマスが援護するが、すかさずガルガノも駆けつけて妻のセコンドに付く。
ゼリーナはコーナー串刺しWニーアタックやハンマーロックDDTなどアルマスの必殺技を見せるが、キャンディスも夫の必殺技ガルガノエスケープでゼリーナを捕獲。
カットに入ろうとしたアルマスもガルガノが捕らえ、夫婦揃ってガルガノエスケープを披露し、ゼリーナをタップさせた。

試合後にはガルガノの呼びかけに応じ、NXT王者アリスター・ブラックが姿を現した。



2018/4/25のNXT #446 終わらないチャンパの襲撃


NXT北米王座戦
アダム・コール ◯-× オニー・ローキャン
(エラの援護→シャイニングウィザード)防衛成功

試合前にはロデリック・ストロングを加えたアンディスピューテッド・エラが勢揃いし長々と演説した。
コールだけ残し王座戦が始まると、ローキャンは負傷したコールのあばらを狙い撃つ。
ブレーンバスターの体勢からロープに落とすと、カイル・オライリーがドクターを連れて駆けつけ、コールの容態を見させる。
その隙にストロングがローキャンを襲い、エプロンにバックドロップで落としてしまう。そしてコールが後頭部へのシャイニングウィザードでとどめを刺し、数の暴力でベルトを守った。


ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ◯-× ティノ・サバテリ&リディック・モス
(コンパクター)

ウォー・レイダースの乱入でノーコンテストとなった試合の再戦。
マシーナリーのパワー殺法からモスがなんとか抜け出しタッチしようとすると、サバテリはモスを見捨てて去ってしまい、取り残されたモスはなすすべもなく料理された。


NXT王座戦
アリスター・ブラック --- ジョニー・ガルガノ
(トマソ・チャンパが試合前に乱入し不成立)

リングに向かうガルガノをまたもチャンパが襲撃。
ガルガノは実況席に叩きつけられそうになるも必死に抵抗するが、結局ステージ下のテーブルにシュバインで落とされ、救急搬送されてしまった。


NXT王座戦
アリスター・ブラック ◯-× エリック・ヤング
(後ろ回し蹴り)防衛成功

試合が流れたブラックがリングに上がり、チャンパに何か言おうとすると、そこにSAnitYが唐突に現れ、ヤングがガルガノの代わりに挑戦させろと要求。
ブラックは受けて立つが、突然の対戦相手変更に対処しきれず、押され気味に。
だが一瞬の隙をついて後ろ回し蹴りを叩き込み、ベルトを防衛。
さらに試合終了と同時に乱入してきたアレクサンダー・ウルフとキリアン・デインも矢継ぎ早に蹴り倒し、王者の貫禄を見せつけた。



2018/5/2のNXT #447 コナ・リーブスに初プッシュ


カイリ・セイン ◯-× シャザ・マッケンジー
(インセイン・エルボー)

カイリがオージーのシャザを全く問題にせず完勝した。

その後、レイシー・エヴァンスが現れ握手を求める。カイリが応じるか迷っていると、レイシーが強烈な右フックで殴り倒してしまった。


ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ×-◯ TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(反則エビ固め)

フォードがスピードでTM61を二人まとめて翻弄するが、サンセットフリップ(前方回転エビ固め)を回避したソーンがエビ固めを仕掛けると、場外からミラーがその脚を支えてロープに掛ける反則技でフォールを奪った。
タッグ部門で最も連携に優れるが、プッシュされないTM61をヒールターンさせるのだろうか。


コナ・リーブス ◯-× パトリック・スコット
(ハワイアンドロップ)

元ノア・ケコアことコナ・リーブスが髪を伸ばしようやくプッシュを受ける。
ラフファイトで痛めつけ、相手をうつ伏せのまま落とすサモアンドロップで勝利した。


キャンディス・レラエ ×-◯ ビアンカ・ブレア
(アーリウープ)

入院中の夫ジョニー・ガルガノの分もがんばりたいキャンディスだが、ビアンカの怪力に圧倒され、軽々とリフトアップされたりアルゼンチンバックブリーカーを喰らう。
キャンディスは抜群の高度と威力のミサイルキックを返したものの、とどめのトルネードDDTを力技でほどかれ放り捨てられると、必殺技で仕留められた。


ピート・ダン ◯-× ロデリック・ストロング
(アンディスピューテッド・エラの乱入により反則)

ダンは裏切り者のストロングに技でもなんでもない殴る蹴るの暴行を仕掛ける。
痛そうな技しか使わないストロングは多彩なバックブリーカーで反撃し、スパイクDDTや雪崩式オリンピックスラムを放つがダンは返してしまう。
そしてダンは得意の指折りから一気に反撃し、ビターエンドを決めたものの、カウント3が叩かれる寸前にアダム・コールとカイル・オライリーが乱入し、反則決着に終わってしまった。

エラはダンを袋にしようとするが、そこにオニー・ローキャン&ダニー・バーチが駆けつけ、ダンと三人でエラをリングから叩き出した。



2018/5/9のNXT #448 技自体はヒールなオーノ


・リコシェとベルベティーン・ドリームが抗争開始

リコシェの演説にベルベティーンが絡み抗争が始まった。この二人は手が合いそうで対戦が楽しみ。


EC3 ◯-× ラウル・メンドーサ
(ワン・パーセンター)

デリック・ベイトマン時代とは比べ物にならないほどビルドアップしたEC3は、安定感ある戦いぶりで、メンドーサにもそれなりに見せ場を与え、最後はワン・パーセンター(TKO)を浴びせてフォールを奪った。


ダコタ・カイ ◯-× ヴァネッサ・ボーン
(変型バッククラッカー)

ともに1勝はしている二人が序列を上げるため激突。ダコタは俊足を活かして蹴りを叩き込み、ヴァネッサはラフファイトで対抗。
最後はダコタがサンセットフリップで飛び越えながらバッククラッカーを浴びせる説得力十分の必殺技で勝利した。

たがそこにシェイナ・ベイズラーが現れ、ストンピング一発でKOされたトラウマを持つダコタは動揺。
シェイナはヴァネッサをチョークスリーパーで絞め落とし、ステージ裏でもダコタに絡んだが、手出しはせず去って行き、その様子を狂乱のニッキー・クロスが見ていた。


ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ×-◯ ウォー・レイダース(ロウ&ハンソン)
(フォールアウト)

重量級の両チームが激しくぶつかり合うが、連携に優るレイダースがわりとあっさりナイトをツープラトンで仕留めた。


カシアス・オーノ ×-◯ トマソ・チャンパ
(変型ショルダーネックブリーカー)

技自体はチャンパよりヒールなオーノは、顔を踏みつけたり頭に肘を押し付けたり、ラフファイトで攻勢を掛ける。チャンパも負けじとテーピングを解いて首を絞めようとしたり、眼に指を突っ込んだりと両者ともにやりたい放題。
チャンパは何度も頭を豪快にエルボーやキックで吹き飛ばされたが、最後はローリングエルボーにカウンターでクローズラインを浴びせると、ショルダーネックブリーカーの体勢から回転させてカッターで落とす新必殺技で辛くも勝利した。



2018/5/16のNXT #449 威力を弱めるツープラトン


・キャンディス・レラエがトマソ・チャンパにビンタ

ジョニー・ガルガノを病院送りにしたチャンパが挑発していると、ガルガノの嫁のキャンディスが現れ、ビンタを一発見舞った。


レイシー・エヴァンス ◯-× ブランディ・ローレン
(パンチ)

ブランディはROHに参戦したがここではやられ役で、レイシーがドンピシャのムーンサルトプレスを決めたがカバーせず、殴り倒してからフォールした。


リコシェ △-△ ベルベティーン・ドリーム
(ラーズ・サリバンの乱入によりノーコンテスト)

早くも対戦が実現したが、早々にサリバンが乱入し二人を叩きのめしてしまった。


ラウル・メンドーサ ×-◯ コナ・リーブス
(ハワイアンドロップ)

誰とやってもそこそこ善戦するメンドーサが必死に抵抗するが、スワンダイブしたところを蹴り落とされ、必殺技で仕留められた。


ピート・ダン&オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ◯-× アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&カイル・オライリー&ロデリック・ストロング)
(合体DDT)

終盤の乱戦からバーチがコールの牛殺し→オライリーのPKを耐えてオライリーをクロスフェイスで捕獲。さらにローキャンがストロングを、ダンがオライリーをそれぞれ関節技に捕らえるが、ストロングが足を振りほどいて他の二人にぶつけて逃れる。
だがエラは流れを取り戻せず、最後はバーチのDDTにローキャンが逆に威力を弱めてるんじゃないかという謎の補助をするツープラトンを喰らい、オライリーがフォールを献上した。



2018/5/23のNXT #450 聖闘士に同じ技は二度通じない


ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ×-◯ TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(反則エビ固め)

ドーゾビッチはベイダーボムでミラーを押しつぶす前に、コーナーに掛けられた「シェイン・ヘイスト」タオルで汗を拭く挑発をしたが、その隙にエプロンからヘイスト改めソーンに延髄斬りで蹴り落とされる。
そしてミラーがエビ固めしながらロープに足を掛け、ソーンがそれを押さえる反則技でフォールを奪った。


カイリ・セイン ×-◯ レイシー・エヴァンス
(パンチ)

カイリのスライディングDを浴びたレイシーは力なく場外へ落ちる。カイリはフライングカブキエルボーで追撃し、リングに上げてインセイン・エルボーでとどめを刺そうとするがレイシーはふらつきながら立ち上がる。
カイリはフライングカブキエルボーに切り替えたものの、二発目とあって見切られてしまい、パンチで撃ち落とされ敗北を喫した。


ハンディ戦
リコシェ&ベルベティーン・ドリーム ×-◯ ラーズ・サリバン
(ベルベティーンが裏切る→スパインバスター)

リコシェ組が数の利を活かして攻め込むが、耐え切ったサリバンはベルベティーンを捕獲。ダイビングヘッドバッドを浴びせるが、リコシェがカットし、挑発でおびき寄せ交代にこぎ着けると形勢逆転するが、ベルベティーンは不意打ちでリコシェにデスバレーボムを喰らわせてしまう。そして一人になったリコシェへサリバンがとどめを刺した。


・ジョニー・ガルガノが復帰するも

ガルガノが妻のキャンディス・レラエを伴いリングに上がり、首のコルセットを外してトマソ・チャンパを挑発する。
チャンパが現れるも、キャンディスとレフェリー3人が病み上がりのガルガノを必死に制止する。
ガルガノはそれを振り切ってリングに上がろうとしたところをチャンパに突き飛ばされ、キャンディスを押しつぶしてしまい、ますます因縁が深まった。



2018/5/30のNXT #451 左脚は頑丈な女


・アリスター・ブラックがラーズ・サリバンに沈められる

NXT王者ブラックが戴冠した特番以来の登場。なお番組内では触れられていないと思うが、アンドラーデ・シエン・アルマス、ゼリーナ・ベガ、ドリュー・マッキンタイア、SAnitY(エリック・ヤング&アレクサンダー・ウルフ&キリアン・デイン)もすでに一軍昇格している。

サリバンが割り込んでくると、ブラックは後ろ回し蹴りを浴びせようとしたが受け止められ、逆にスパインバスターで沈められてしまった。


ウォー・レイダース(ロウ&ハンソン) ◯-× コーディ・ビンセント&ジョージ・ヒクソン
(フォールアウト)

レイダースが必要以上に痛めつけた末にロウがビンセントをフォールした。


EC3 ◯-× ファビアン・アイクナー
(ワン・パーセンター)

試合中にジョニー・ガルガノが現れ、次回特番でトマソ・チャンパとのストリートファイト戦が決定したことを発表。
呆気にとられたEC3はその隙にアイクナーのトップロープからのプランチャを被弾するが、態勢を立て直すとすぐさま必殺技で片付けた。


・ビアンカ・ブレアが半生を振り返る

売出し中のビアンカが映像で少女の頃から運動神経抜群なところを振り返りNXTでの抱負を語った。


リコシェ ◯-× クリス・ダイジャック
(630スプラッシュ)

初登場のダイジャックはCW(カオティック・レスリング)で活躍し、契約選手でもある。
トペを受け止めエプロンに叩きつけ、スワンダイブ式のダイビングエルボードロップを決めたもののムーンサルトプレスを自爆すると瀕死に陥り、リコシェにぶっこ抜きのブレーンバスターから必殺技で短時間で仕留められた。

そしてリコシェは因縁のベルベティーン・ドリームを呼び出し、特番での対決が決まった。


NXT女子王座戦
シェイナ・ベイズラー ◯-× ダコタ・カイ
(チョークスリーパー)防衛成功

シェイナは前回は左腕へのストンピング一発でKOしたが、今回は左脚に狙いを定め執拗にストンピングを浴びせる。
だがダコタは一発KOされたのが嘘のように謎の耐性を見せ、痛めたはずの左を軸足にキックを連発して反撃。
しかし必殺技は阻止され、チョークスリーパーで固められると力なくタップした。

シェイナは試合後もダコタを痛めつけようとするが、そこにニッキー・クロスが現れる。
シェイナは相手にせず帰ろうとするが、ニッキーはベルトを奪っておびき寄せると、ゴールデンルールを浴びせてフォールし、ダコタに3カウントを叩かせ勝ち誇った。



2018/6/6のNXT #452 ヒールに慣れてない男たち


・シェイナ・ベイズラーがニッキー・クロスを呼び出す

前回ニッキーにボコられたシェイナがリングにニッキーを呼び出す。
ニッキーは獣のように吠えてシェイナをドン引きさせると、隙をついて飛びかかる。シェイナは必死に反撃しようとするが前回に続きボコられ、ほうほうのていで逃げていった。


TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー) ◯-× マイク・ヒューリー&ロビー・グランド
(延髄ラリアット)

ヒール化の進むTM61は連携も技もクソもなくラフファイトを展開し、グランドと思われる方をソーンが延髄へのラリアットで仕留めた。
ヒールというかただの荒くれになってるのだが、さてはお前らヒールに慣れてないな。


ダニー・バーチ ×-◯ ロデリック・ストロング
(ペンデュラムバックブリーカー)

一方、技を荒々しく掛けることでヒール化を表現するストロングは、同じく荒々しいファイトスタイルのバーチと激しくしばき合う。
バーチが優勢になった所でアダム・コールとカイル・オライリーが救援に現れるが、オニー・ローキャンとピート・ダンも駆けつけ場外乱闘へ。
バーチはストロングをクロスフェイスに捕らえたが、エプロンに上がったコールに気を取られて技を解いてしまい、振り向きざまにストロングのバックブリーカーを浴びて敗北した。

その後、ダンが裏切られたストロングに襲いかかったものの、オライリーに阻止され、逆にストロングのエンド・オブ・ハートエイクを喰らってしまった。


カイリ・セイン ◯-× レイシー・エヴァンス
(インセインエルボー)

1勝1敗となった二人の決着戦(?)。レイシーは右拳と蹴りを中心にカイリを苦しめ、やたらと華麗なフォームのムーンサルトプレスを披露するがあえなく自爆。カイリがスピアー×3、スライディングD、フライングカブキエルボー、腕ひしぎ、アラバマスラムと一気に畳み掛け、美しい空中姿勢のインセインエルボーで勝ち越した。


・トマソ・チャンパとジョニー・ガルガノが大乱闘

リングで挑発するチャンパをガルガノが襲撃。止めようとする係員をちぎっては投げちぎっては投げするが、レフェリーに静止された隙にチャンパに殴り倒され、掟破りのガルガノ・エスケープで捕獲されてしまう。
チャンパは悠々と去って行き、番組終了のロゴも出たが、ガルガノは構わず背後から襲いかかると、大型モニターに叩き付けてチャンパを流血させ、本家ガルガノ・エスケープで絞め上げてタップさせた。



2018/6/13のNXT #453 サリバン強すぎワロタ


ウォー・レイダース(ロウ&ハンソン) ◯-× リッキー・マルティネス&ジャスティン・ストーム
(フォールアウト)

レイダースが相手に何もさせずハンソンがマルティネスをフォールした。


カシアス・オーノ ×-◯ EC3
(ワン・パーセンター)

二人への声援は拮抗し、オーノのセントーンを剣山で返したEC3が先制。
蹴り足をつかみ反撃に出たオーノは、リングの内外でセントーンを連発したが、背後に回ったオーノの首を上手くロープにぶつけて脱出したEC3が、すかさず必殺技を浴びせて辛勝した。


アリーヤ ×-◯ ビアンカ・ブレア
(バーニングハンマー)

カーメラが乗り移ったように身体をくねらせて踊るアリーヤをビアンカは容赦なく突き飛ばす。アリーヤは叫びながらフロントネックロックに捉えるも、そのままベリー・トゥ・ベリーでぶん投げられ、怪力で高々とリフトアップされてから落とされ、とどめにバーニングハンマーまで喰らい惨敗した。


UK王座戦
ピート・ダン ◯-× カイル・オライリー
(ビターエンド)防衛成功

コーナーでサマーソルトしようとしたダンの、テーピングした左脚を蹴りつけてオライリーが優勢に。ダンは痛みをこらえて反撃し、多彩な技を持つ両雄は関節技とカウンターの応酬を繰り広げ、観衆は大盛り上がり。
最後はダンの左手をつかんだオライリーがエルボーを連発し、マウスピースを外してとどめを刺そうとしたが、その隙を逃さずダンが指折りで脱出するや必殺技に捉えベルトを守り抜いた。

その後、介入禁止されていたのか、試合中は現れなかったアダム・コールとロデリック・ストロングがダンを襲ったが、オニー・ローキャンとダニー・バーチが駆けつけ、アンディスピューテッド・エラをあっさりリングから追い払った。


・アリスター・ブラックがラーズ・サリバンにまたも沈められる

リングで話すブラックにまたもサリバンが絡み、またもスパインバスターで簡単に沈められた。サリバンはもう二発お見舞いすると実況席に連れて行って寝かせ、力なく横たわるブラックの上でベルトを掲げ勝ち誇った。サリバン強すぎワロタ。



2018/6/16のNXT TakeOver Chicago Ⅱ #454


NXTタッグ王座戦
アンディスピューテッド・エラ(ロデリック・ストロング&カイル・オライリー) ◯-× オニー・ローキャン&ダニー・バーチ
(Jネックブリーカー+水面蹴り)防衛成功

とうとうタッグ王座戦にまでたどり着いてしまったローキャン組は打撃中心で攻め、王者組は連携でそれに対抗。
孤立したバーチから交代したローキャンがほとんど一人で王者組を蹴散らし、ついにダブルインパクトからのヨーロピアンアッパーカットでオライリーを叩き落とすが、セコンドに付いていたアダム・コールが反則覚悟で場外へ引きずり出して阻止し、退場宣告を受けながらもチームを救う。
最後は防御も何もかも捨てて激しく殴り合うが、オライリーがマーシャルアーツでバーチを倒すと二対一となり、ストロングのJネックブリーカーにオライリーの水面蹴りを合わせるツープラトンで、辛くもストロングがローキャンをフォールしベルトを守った。

一試合目から白熱した好勝負に客席は沸き返り、惜敗したローキャン組に大歓声を送った。


リコシェ ◯-× ベルベティーン・ドリーム
(630スプラッシュ)

ハルク・ホーガンの衣装を真似たベルベティーンが入場で客席を沸かせ、試合でも先手を取る。雪崩式デスバレーボムとエプロンから場外へのブレーンバスターで投棄するがリコシェはかろうじて肩を上げる。
最後は飛び技の応酬となり、リコシェのリング中央まで飛ぶシューティングスタープレスと、ベルベティーンの別コーナー近くまで飛ぶパープル・レインメーカーはともに自爆したが、リコシェが必殺技を浴びせ激戦を制した。


NXT女子王座戦
シェイナ・ベイズラー ◯-× ニッキー・クロス
(チョークスリーパー)防衛成功

ニッキーは奇行でシェイナをひるませラフファイトからスリーパーホールドに捕らえるが、そのまま場外のスチール床に叩きつけられ脱出される。
シェイナの強烈な膝蹴りを何度となく浴びるが、ニッキーはエゴトリップで反撃。しかしロープに近すぎて逃げられ、最後は丸め込みをチョークスリーパーに返されると、完全に首を絞められながらも不気味に微笑んだものの、力尽きてレフェリーストップを掛けられた。


NXT王座戦
アリスター・ブラック ◯-× ラーズ・サリバン
(ブラックマス×2)防衛成功

ブラックは開始早々にブラックマス(後ろ回し蹴り)を放つがサリバンに受け止められてしまう。
サリバンは圧倒的なパワーで振り回し、ブラックに蹴られても容易にダウンしない。
さらにダイビングヘッドバットを防いで痛めた左膝を狙い、足技の威力も弱めることに成功したが、必殺のフリーク・アクシデント(スパインバスター)はブラックに見切られており決め手に欠け、最後はブラックマスを喰らうも鼻と口から出血しながら耐えてみせたものの、二発目を受けて撃沈された。


シカゴ・ストリートファイト戦
ジョニー・ガルガノ △-△ トマソ・チャンパ
(試合中止)

ガルガノは妻に渡された松葉杖を手にリングに上がり、同じく松葉杖を持ってきたチャンパと早速殴り合う。
ガルガノは避難する間も与えずチャンパを実況席に投げ込んで解説のナイジェル・マッギネスを巻き込む。
チャンパは腹いせにファンの持っていたガルガノのサインボードを破ろうとするが妙に固くて手こずっていると、中身は道路標識でガルガノに奪われ殴られる。仕込みじゃなかったら普通に凶器なのでセキュリティの責任が問われる。
リングに戻っても凶器を使いまくり、チャンパはガルガノの首を椅子に挟んで鉄階段に叩きつける。10数年前のハーディーズの兄弟対決はこれで決着した気がするが、まだまだ試合は序盤で、ろくにフォールに行かずその後も危険技を連発。

鉄階段直下シュバインすらガルガノに返されると、チャンパは工具でリングマットを結ぶ紐を切断し、マットを外して土台を剥き出しにしてしまう。
土台への雪崩式シュバインは回避したガルガノだが、再び場外へ連れ出されると、チャンパに結婚指輪を外されつばを吐きかけられる。それで目覚めたガルガノはテーブル直下シュバインをお返しし、レフェリーは試合を止めた。

チャンパは首を固定され担架に乗せられるが、ガルガノの怒りは収まらず、チャンパをリングに戻すとガルガノエスケープを敢行。止めようとする裏方も蹴散らし、手錠を締めてスーパーキックを連打し、さらに痛めつけようとしたが、チャンパが一瞬の隙をついてマットの無い土台にDDTで叩きつけてしまった。

全部が全部盛り上がった特番は、チャンパの不敵な笑みで幕を閉じた。



2018/6/20のNXT #455 さよならTM61


ダコタ・カイ ×-◯ ビアンカ・ブレア
(バーニングハンマー)

特番の残り試合を放送。
ビアンカはブレーンバスターで担ぎ上げたままリングを練り歩き、トップロープでワンクッション置いて担ぎ直す怪力を披露。
ダコタは得意の蹴り技で対抗し、これまで敵無しだったビアンカを苦しめ、辮髪攻撃もかわしたものの、エルボーで殴り倒されると豪快な必殺技でとどめを刺された。


ウォー・レイダース(ロウ&ハンソン) ◯-× ザ・マイティー(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(フォールアウト)

ヒールターンを機にTM61はチーム名をザ・マイティーに変更。
ゴング前からジャケットで視界を奪い奇襲を仕掛け、ロウを孤立させたものの、優勢は長く続かず、交代したハンソンにまとめて蹴散らされ、あっさりミラーがハンソンに3カウントを献上した。ヒールターンして弱くなってないか。



2018/6/27のNXT #456 突然のタッグ王座移動


・マスタッシュ・マウンテンがNXTタッグ王座を奪う

ハウスショーでマスタッシュ・マウンテン(タイラー・ベイト&トレント・セブン)がアンディスピューテッド・エラを破りタッグ王座を奪ったという驚きのニュースが流された


・アリスター・ブラックにトマソ・チャンパが挑戦状

特番でラーズ・サリバンからNXT王座ベルトを守ったブラックがマイクアピールしていると、引き分けながらもジョニー・ガルガノを痛めつけたチャンパが現れ対戦要求した。


コナ・リーブス ◯-× マックス・ハンベルト
(ハワイアンドロップ)

リーブスが危なげなくハンベルトを料理した。


キャンディス・レラエ ◯-× レイシー・エヴァンス
(スプリングボード・ムーンサルト)

157cmと小柄なキャンディスと並ぶと一回りでかいレイシーはパワーで押すが、キャンディスは身軽さで対抗。アンプリティアーで叩きつけると、レイシーのお株を奪う見事なムーンサルトでとどめを刺した。


マスタッシュ・マウンテン(タイラー・ベイト&トレント・セブン)&リコシェ ×-◯ アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&ロデリック・ストロング&カイル・オライリー)
(ストロングのエプロン直下バックブリーカー)

ベルトを奪取したマスタッシュ・マウンテンだが、リコシェばかりが目立つ展開。
特番でローキャン組を仕留めたストロングとオライリーのツープラトンをバク宙でかわし、コールにも630スプラッシュを浴びせたが、オライリーにコールを引きずり出されカウント3は入らず。
トペでオライリーをなぎ倒したのもつかの間、ストロングに背中からエプロンに叩きつけられ、リングに放り込まれコールにフォールされてしまった。

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