NXT感想 2018年7月~12月



デビュー・入団


07月:
08月:アドリアン・ジャウジ(アルトゥーロ・ルアス) キース・リー ザック・ギブソン ジャクソン・ライカー ジェサミン・デューク ディオナ・プラッツォ マーセル・バーセル マット・リドル マリナ・シャフィール ルーク・メンジーズ(リッジ・ホランド)
09月:ウンベルト・カリージョ
10月:ミア・イム ロッキー
11月:紫雷イオ
12月:パニッシュメント・マルティネス(ダミアン・プリースト)



一軍昇格


07月:
08月:
09月:
10月:
11月:
12月:



解雇・退団


07月:
08月:
09月:
10月:ゲイブリエル・イーリー ティアン・ビン
11月:
12月:ニック・ミラー



移籍


10月:ウルフギャング ザック・ギブソン タイラー・ベイト トレント・セブン ピート・ダン リア・リプリー(UKへ移籍)
12月:ファビアン・アイクナー マーセル・バーセル(UKへ)



2018/7/4のNXT #457 熱心なEC3ファン


ダコタ・カイ ◯-× サンタナ・ギャレット
(変型バックスタバー)

ダコタはインディーの女王サンタナに鎌固めで絞められ追い込まれるも、蹴り技で反撃に出て必殺技で逆転勝利した。


・シェイナ・ベイズラーがマイクアピール

カイリ・セインあたりが挑戦表明するかと思ったが意外にも誰も来ないまま終わった。


ハンディ戦
オーティス・ドーゾビッチ ×-◯ ザ・マイティー(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(ソーンの延髄ラリアット)

相棒のタッカー・ナイトがトレーニング中に負傷してしまい、ドーゾビッチがハンディ戦を強いられる。
マイティーは数の暴力でどうにかドーゾビッチと互角で、二人まとめてブレーンバスターされたりワームからのエルボーを喰らう。
だがベイダーボムを自爆させるとツープラトンでもないしぜんぜん必殺技にも見えないただの延髄ラリアットで勝ちを拾った。


ベルベティーン・ドリーム ◯-× クリス・ダイジャック
(DDT)

好試合を連発し会場人気のついてきたベルベティーンだが、ダイジャックのパワーに苦戦。ペースを取り戻せずにいたが、足を払って階段に頭から突っ込ませ、すかさずDDTで串刺しにした。

その後、ベルベティーンの退場前に次の試合を行うEC3が入場。強引に因縁を作った。


ジョニー・ガルガノ ◯-× EC3
(スパイクDDT)

両者への歓声はガルガノのほうが優勢だがEC3ファンが大声を張り上げ互角に持ち込む。
EC3は筋骨隆々の身体から放つ打撃は説得力があり、特番で激闘を繰り広げた疲れも残るガルガノを苦しめる。
ガルガノは必殺のワンパーセンターだけは回避し続け、体勢を崩してガルガノ・エスケープに捉えると、ロープに逃げられたものの構わず2回絞り上げ、トマソ・チャンパばりの膝蹴りから、スパイクDDTでフォールを奪った。



2018/7/11のNXT #458 無念のタオル投入


ダニー・バーチ ×-◯ アダム・コール
(ラストショット)

受けて試合を作るコールだが、場外戦からバーチの後頭部をポストにぶつけると、ネックブリーカーを連発し首を狙い撃つ。
バーチはダメージ覚悟のチンクラッシャーで反撃に出ると、得意の打撃戦に持ち込むが仕留めきれず、牛殺しには耐えたものの、ブレーンバスター式の牛殺しから、後頭部へのラストショット(シャイニングウィザード)を決められフォールされた。


カイリ・セイン ◯-× ヴァネッサ・ボーン
(変型逆エビ固め)
カイリはパンチと見せかけてのデコピンで挑発。
ヴァネッサは十字架固めをサモアンドロップに切り返すと、ツイスターを浴びせカイリの両胸をわしづかみにしてカバーする。え、そういう人なの?
カイリはダイビングエルボードロップを自爆させるとお返しにアックスハンドルとスライディングDを両胸に叩き込み、フライングカブキエルボーはかわされたものの、ブリッジしつつ仕掛ける変型の逆エビ固めでタップさせた。

そして試合後、来週の挑戦権争奪戦を制し、NXT女子王座というお宝を手に入れると宣言した。


・トマソ・チャンパがアリスター・ブラックを襲う

2週後にブラックのNXT王座に挑戦するチャンパが、廊下でブラックを襲い、ちょうどいい所に置かれたベッドに乗せてスパイクDDTを浴びせた。
立てかけてあった鉄パイプが頭に落下したチャンパのダメージも大きそう。


NXTタッグ王座戦
マスタッシュ・マウンテン(タイラー・ベイト&トレント・セブン) ×-◯ アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー&ロデリック・ストロング)
(ヒールホールド)王座奪取

タッグ王者は抜群の連携でエラを圧倒するが、セブンが左膝を鉄階段に叩きつけられ形勢逆転。
長時間にわたり代わる代わる左膝を攻められ、なんとか交代するとベイトはストロングをエアプレンスピンに、オライリーをジャイアントスイングに捕らえる離れ業で二人まとめて振り回す。
だが治療を受けるセブンと交代できず次第に追い詰められ、コーナーに弾き飛ばされるとセブンがリングに戻る。
しかし再び左膝を狙われ、オライリーにヒールホールドで完全に固められてしまう。意地でもタップを拒否したものの、もはや脱出不可能と悟ったベイトはタオルを投入し、ベルトと引き換えにセブンを解放させた。



2018/7/18のNXT #459 今さらオーノがスカッシュマッチをやらされる意義


ダコタ・カイ ×-◯ レイシー・エヴァンス
(パンチ)

レイシーはダコタの脚をタッグロープで縛り、コーナーに宙吊りにしてブロンコバスターを叩き込む。
プレイメイトみたいな衣装と派手なキャラとは裏腹に地味に上手いレイシーは着実にダコタの体力を削っていくが、ふわりと浮き上がる華麗なムーンサルトを回避されてしまう。
ダコタは川田利明ばりのステップキックと串刺しフロントハイキックを浴びせるも、足掛け延髄斬りをかわされるとすかさず必殺パンチで殴り倒された。


カシアス・オーノ ◯-× リック・ラミレス
(ディスカスエルボー)

今さらスカッシュマッチをやらされたオーノはたった38秒で快勝した。


・ウォー・レイダースの足跡を振り返る

レイダースのウォー・マシーン時代の足跡が振り返られた。


NXT女子王座挑戦権争奪3ウェイ戦
◯ カイリ・セイン ニッキー・クロス × キャンディス・レラエ
(インセイン・エルボー)

前回まではビアンカ・ブレアを加えた4ウェイ戦と宣伝されていたが、負傷欠場の模様。
ゲスト解説で王者シェイナ・ベイズラーが見守るなか、カイリが早々にヴァネッサ・ボーンを下した逆エビ固めをキャンディスに仕掛けるがニッキーにカットされる。
ニッキーはキャンディスをエプロンに足を掛けさせての場外エゴトリップで仕留めると、グロッキーのカイリを引き起こしバックドロップ3連発。
さらにエゴトリップでとどめを刺そうとするが、回復したキャンディスがそれを阻止しライオンサルトでニッキーをカバー。だがそこへカイリがインセイン・エルボーをキャンディスの背中に直撃させ、フォールを奪った。



2018/7/25のNXT #460 レフェリー決死のハードバンプ


ショーン・マルタ ×-◯ アダム・コール
(ラストショット)

マルタが去年11月以来の登場。いまだ契約外の模様。
コールを相手に優勢に進めるが、飛び技をスーパーキックで撃ち落とされ、ラストショットで仕留められた。

勝ち誇るコールの前にリコシェが現れ、コールの保持する北米王座に意欲を見せる。
アンディスピューテッド・エラの面々が駆けつけ引き上げようとすると、タッグ王座を狙いウォー・レイダースも現れる。さらに前タッグ王者のマスタッシュ・マウンテンに襲われ、ほうほうの体で逃げていった。


・NXT女子王座戦の調印

シェイナ・ベイズラーとカイリ・セインが女子王座戦の調印を行う。ウィリアム・リーガルGMを挟んで両者は口論し、真ん中でリーガル卿が久々に顔芸を披露した。


レイシー・エヴァンス ◯-× テニラ・プライス
(パンチ)

テニラはデビュー1年余りで、テッシャ・プライスの名で活動中の契約外選手。
レイシーの倒立からのムーンサルトを剣山で迎撃したものの、側転エルボーを必殺ブローで殴り倒された。


NXT王座戦
アリスター・ブラック ×-◯ トマソ・チャンパ
(ウイングス・オブ・ラヴ)王座奪取

チャンパはブラックを場外に突き落とすと、フェンス・鉄階段・エプロンに連続でぶつけ背中を痛めつける。
背中をかばいながらもブラックは豊富な蹴り技で反撃に出るも、ラ・ケブラータをかわされ、近くにいたスタッフもろとも突き飛ばされる。
レフェリーがスタッフを心配している隙にチャンパはリング下から取り出した松葉杖でブラックを殴打。しかしブラックはこれも返してしまい、チャンパは場外のマットを剥がしてコンクリを剥き出しにすると、そこへスパイクDDTをしようとする。
レフェリーが反則だと止めている間にブラックはリング内に逃げる。チャンパはリングに上がったところを突き飛ばされ、衝突したレフェリーがエプロンからコンクリ床に落ちてしまう。
ブラックはブラックマスを決めたものの、ハードバンプを披露したレフェリーが倒れていたためカウントは入らず。
チャンパはサミングで動きを止めると王座ベルトを持ち出して殴ろうとするが、ジョニー・ガルガノが駆けつけてそれを阻止。しかし揉み合ううちに誤ってブラックをベルトで殴ってしまい、すかさずチャンパがエンジェルズ・ウィングス(というか旋回してないのでミシェル・マクールのウイングス・オブ・ラヴ)を決め、王座を奪った。



2018/8/1のNXT #461 必殺ゲージが足りません


ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ◯-× ザ・マイティー(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(コンパクター)

ドーゾビッチは胸を張るアピール中にソーンのドロップキックを顔面に浴びて劣勢に。
交代したナイトも足を払われ負傷するが、客席にストリート・プロフィッツが現れザ・マイティーは動揺。その隙にドーゾビッチに交代されると、一気にミラーがコンパクターで押し潰された。


マスタッシュ・マウンテン(タイラー・ベイト&トレント・セブン) ◯-× ブランドン・テイラー&マット・ノッツ
(スパイシードロップ+ダイビングニードロップ)

セブンがトーチャーラックに担ぎ上げたテイラーにベイトがダイビングニードロップを浴びせ、スパイシードロップで叩きつけるツープラトンで圧勝した。


EC3 ◯-× コナ・リーブス
(ワン・パーセンター)

途中でEC3と抗争中のベルベティーン・ドリームが現れ、マイクアピールを始める。
リーブスは呆気にとられたEC3を担ぎ上げるが、必殺ゲージが溜まっていなかったのかハワイアンドロップではなくサモアンドロップを使ってしまい仕留めきれず。
顔をつかんで挑発しているところを担がれ、必殺技を決められた。


キャンディス・レラエ ×-◯ シェイナ・ベイズラー
(チョークスリーパー)

セカンドロープを開いて帰るよう勧めるシェイナに、キャンディスはドロップキックで返答。
シェイナは左腕に狙いを定め痛めつけるが、キャンディスは右腕一本で反撃に出て飛び技を次々と決める。しかし雪崩式ブルドッキングヘッドロックを空中でチョークスリーパーに切り返され、それはロープに逃れたものの、アンプリティアーからのライオンサルトを回避されると再びチョークスリーパーで捕らえられ、今度は逃れられずタップした。


・トマソ・チャンパが演説

新NXT王者トマソ・チャンパがベルトを見せびらかしながら演説。客席の老婆に絡み、意気揚々と話していると、前王者アリスター・ブラックが現れるが、その横から抜き去ってジョニー・ガルガノがチャンパに襲いかかる。
逃げ出したチャンパをガルガノが挑発するが、ブラックはそもそもお前の誤爆のせいで負けたのだと、ガルガノをブラックマスで蹴り倒しうっぷんを晴らした。



2018/8/8のNXT #462 多国籍な新人たち


ニッキー・クロス ◯-× アンバー・ノヴァ
(ゴールデンルール)

アンバーはインパクト・レスリングにも参戦しインディで王座歴多数。未契約のゲスト参戦。
モデル体型の長い手足を活かしてニッキーを苦しめるが、極楽固めから脱出されると一気に仕留められた。


リコシェ --- ??
(入場前にアンディスピューテッド・エラに襲われる→不成立)

リコシェが入場前にエラに襲われ試合は流れた。


カシアス・オーノ ◯-× アドリアン・ジャウジ
(エルボースマッシュ)

ジャウジはロスターでレバノン系ブラジル人のアマレス五輪候補だが、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラにコーチしたというMMAスタイルで登場。というかストⅡのリュウの衣装にしか見えない。
ゴングが鳴るとカポエラの動きで幻惑し、アマレス仕込みの技を見せるが、オーノの打撃を次々と浴びる。
怪力でぶっこ抜きのバックドロップを返すが反撃はそこまでで、強烈なエルボーを受けデビュー戦を飾れなかった。


キース・リー ◯-× マーセル・バーセル
(変型ジャックハマー)

ともにデビュー戦を迎えたリーもバーセルもインディで王座歴多数だが、ここではリーの方が格上の扱い。
ドヴォルザーク「新世界より」を入場曲とするドイツ人二世レスラーのバーセルが、リーの油断をついて先制するが、巨体に似合わぬ身軽さのリーが、両手胸板ビンタで反撃し、最後はファイヤーマンズキャリーの体勢からジャックハマーで落として快勝した。


メイ・ヤング・クラシック予選
タイナラ・コンティ ◯-× ヴァネッサ・ボーン
(ガン・スティンガー)

アンディスピューテッド・エラの一員っぽく登場したがその後これといった出番がなかったブラジル人のタイナラが昨年11月以来の参戦。
柔道技で個性をアピールし、最後はクルーシフィックス(十字架固め)に行こうとしたヴァネッサを捕らえ、旋回させてからロックボトム式に落とすビリー・ガンのガン・スティンガーっぽい技で初勝利を上げた。


ジョニー・ガルガノ △-△ アリスター・ブラック
(トマソ・チャンパの乱入によりノーコンテスト)

前の試合が新人ばかりで押したのか、ほとんど残り放送時間が無い中で特番メイン級の一戦が開始。
明らかに急ぎ足で序盤から得意技を連発し合い、クローズラインの相打ちで倒れたところにトマソ・チャンパが乱入し、あっけなく中止となった。

三人は乱闘を繰り広げ収拾が付かなくなり、ウィリアム・リーガルGMは次回特番での三つ巴によるNXT王座戦を命じた。



2018/8/15のNXT #463 落ち続けるアリーヤ


・アリスター・ブラックが襲撃される

先週の放送後、ブラックが何者かに襲撃されてしまい、特番のNXT王座戦はトマソ・チャンパとジョニー・ガルガノによるラストマン・スタンディング戦に変更された。


ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ◯-× ザ・マイティ(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(タイツつかみフォール)

長時間捕まっていたドーキンスと交代したフォードがマイティの二人をまとめて蹴散らし、最後はタイツをつかむ反則でフォールしようとしたソーンを引っくり返し、逆にタイツをつかんでフォールを奪った。


カイリ・セイン ◯-× アリーヤ
(逆エビ固め)

いつの間にかヒールターンしたアリーヤは試合前にシェイナ・ベイズラーのアドバイスを受ける。
しかしその甲斐なく実況席にいるシェイナに気を取られた隙に一瞬攻め込んだだけで、カイリに一方的になぶられ、インセイン・エルボー2連発からの逆エビ固めで料理された。
アリーヤの株が登場するたびに落ち続けている。


・ベルベティーン・ドリーム VS EC3前哨戦

ドリームが特番で対決するEC3を挑発するが、ワン・パーセンターで倒されてしまった。


タイラー・ベイト ◯-× ロデリック・ストロング
(タイラードライバー'97)

ゴングと同時にベイトが殴りかかったのを皮切りに、試合中ほとんど動きを止めずにしばき合う。
どちらも主導権を握れないまま試合は進み、ストロングのエンド・オブ・ハートエイクを両足着地で回避する離れ業を見せたベイトが、何度も回避されたタイラードライバー'97を最後にようやく決めて勝利した。



2018/8/17のNXT TakeOver Brooklyn Ⅳ #464


NXTタッグ王座戦
アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー&ロデリック・ストロング) ◯-× マスタッシュ・マウンテン(タイラー・ベイト&トレント・セブン)
(ショットガンキック+水面蹴り)防衛成功

絶対面白いタッグ戦で幕開け。ベイトはオライリーを背負いながらストロングにジャイアントスイングとジャーマンスープレックスを立て続けに仕掛ける驚異的な怪力を披露。
さらにセブンがストロングにウォール・オブ・ジェリコで捕らえられると、助けに行こうとしたベイトもオライリーの三角絞めに捕まったが、そのままオライリーを持ち上げてストロングにぶつけてカットする荒業も見せた。
勢いに乗るベイトはエラの二人をまとめて片付け、ストロングにタイラードライバー'97を決めたがカウント2で返されると、痛めつけられていた左脚をオライリーのヒールホールドで絞め上げられてしまう。
セブンはタオル投入を考えたが、客席にタオルを放り投げてタッチを要求。ベイトは想いに応えてタッチにこぎ着けるも、ツープラトンをオライリーに返され、逆にセブンがストロングのショットガンキックとオライリーの水面蹴りで挟み撃ちにされるツープラトンを喰らい、フォールを奪われた。

その後、ウォー・レイダースがエラを襲撃し次の挑戦者に名乗りを上げた。


EC3 ×-◯ ベルベティーン・ドリーム
(パープル・レインメーカー)

序盤はパワーに物を言わせてEC3が、中盤は場外でのDDTから反撃に出たベルベティーンが試合を支配。劣勢のEC3は水を掛けられると目を覚まし逆襲するが、スタミナが切れたのかみるみる動きが鈍っていく。最後はベルベティーンがエプロン直下デスバレードライバーから、エプロンに倒れたEC3へパープル・レインメーカーを浴びせ、リング内に転がしてフォールを奪った。


NXT北米王座戦
アダム・コール ×-◯ リコシェ
(630スプラッシュ)王座奪取

コールはリコシェの空中技に翻弄されながらも、ハンドスプリングにバックスタバーを、ムーンサルトにスーパーキックを合わせカウンターを取るが、完璧に決まったラストショットを返されてしまい動揺。後頭部へのシャイニングウィザードも背中に目があるようにかわされ、リバースフランケンシュタイナーを被弾。
トップロープに上がったリコシェから転がって距離を取ったのもつかの間、すかさずハリケーンラナで場外へ投棄されると、リングに投げ入れられ、630スプラッシュでとどめを刺されベルトを失った。


NXT女子王座戦
シェイナ・ベイズラー ×-◯ カイリ・セイン
(ロールアップ)王座奪取

シェイナは低空ドロップキックでカイリの動きを止め、足首をひねり、踏みつける。頭を蹴られたカイリは怒りで痛みを忘れて反撃し、スピアーから背中へのインセイン・エルボーを浴びせ、場外へ逃げたシェイナをトップロープからのプランチャで追撃し、インセイン・エルボーを決めるがそれも返されてしまう。
逆エビ固めをチョークスリーパーに切り返され、3発目のインセイン・エルボーも剣山で迎撃され万事休すかと思われたが、グラウンドのチョークスリーパーに持ち込まれる寸前、体勢を入れ替えてシェイナの両肩を押し付け、カイリが起死回生の逆転勝ちを果たした。


NXT王座ラストマン・スタンディング戦
トマソ・チャンパ ◯-× ジョニー・ガルガノ
(ランニングニーパット自爆)防衛成功

ガルガノはリングアナの紹介中に背後から襲いかかり、普通にゴングが鳴らされる。
序盤からモニターが片付けられてない方の実況席へのシュバインやら、コーナーに固定したイス目掛けてのスネークアイズなど過激な技を連発。
チャンパはパワーボムに担ぎ上げて両膝に背中から落とすプロジェクト・チャンパを3連発し、椅子に座って悠々と10カウントを待つが、ガルガノは立ち上がりざまにスーパーキックで座ったチャンパを蹴り飛ばす。
以後も鉄階段へのエンジェル・ウィングス、マットを外し床板をむき出しにしたリングへのDDT、モニターへの脳天叩きつけなどが続き、チャンパは椅子を膝に押し当てながらのニーパットでガルガノを倒すと、近くの椅子や機材や巻き添えになったスタッフを上に乗せて強引に10カウントを奪おうとするが、ガルガノはカウント9で蘇生。
逆にわざわざ骨組みの方を上にしたテーブルの上にスーパーキックで蹴り落とされたチャンパはたまらず逃げ出し、ガルガノ・エスケープでタップするも、10カウントでしか決着がつかないため無効。
そしてチャンパは自ら持ち出した手錠で壁に固定されてしまい無防備になるが、ガルガノはとどめのニーパットが勢い余ってしまい機材に衝突し悶絶。
チャンパは手錠で固定されていたおかげでなんとか立ち上がるが、ガルガノは膝を抱えて動けなくなり、ルールに救われたチャンパが勝ちを拾った。



2018/8/22のNXT #465 2年ぶりの女と初登場の男


ディオナ・プラッツォ ×-◯ ビアンカ・ブレア
(バーニングハンマー)

実に2年ぶりの登場となるディオナは、プロレス歴2年未満だったあの頃よりは成長した姿を見せたが、ビアンカには及ばずわりとあっさり片付けられた。


UK王座戦
ピート・ダン ◯-× ザック・ギブソン
(ビター・エンド)防衛成功

NXT UKのレギュラー番組化が迫る中、ダンがインディーで山程ベルトを獲っているギブソンを迎え撃つ。
初登場でダンにも体格で見劣らないイギリス人のギブソンはラフファイトにも対応し、ダンを追い詰めていく。
両腕を固められたダンはロープに噛み付いてブレイクし、吐き出したマウスピースを拾ったギブソンはそれを投げ捨てようとするが、ダンが寸前で腕を捕らえて阻止し、指折りからすかさず必殺技につなげてベルトを守り抜いた。



2018/8/29のNXT #466 30秒でわかるやばさ


・ジョニー・ガルガノにベルベティーン・ドリームが絡む

とどめの一撃を自爆する脳筋ぶりを見せてしまったガルガノは松葉杖を突いて登場。
そこへウィリアム・リーガルGMが現れ、アリスター・ブラックを襲ったのはお前かと問い詰めている様子。ベルベティーンが絡んでいったが、ガルガノには松葉杖を投げつけられ、リーガルには後でオフィスに来いとすごまれて帰っていった。


ダコタ・カイ ◯-× アリーヤ
(変型バックスタバー)

アリーヤは先輩格としてダコタを圧倒するが、油断し勝ち誇ったのが運の尽き、足を払われて倒され、すかさずダコタの頭上を飛び越えながら決めるバックスタバーで沈められた。


・ブラック襲撃犯の事情聴取
リーガル卿がオフィスにベルベティーンを招いて事情聴取。さらに最近出番のないスティーブ・カトラー、ウェズリー・ブレイクとチームを組んだTNAのガンナーことジャクソン・ライカーやニッキー・クロスを呼び寄せた。


EC3 --- ラウル・メンドーサ
(ラーズ・サリバンがEC3を襲い不成立)

EC3を廊下で襲ったサリバンがそのままリングに上がる。メンドーサは果敢に飛びかかったが、為す術もなくサリバンに痛めつけられた。


キース・リー ◯-× ルーク・メンジーズ
(シットダウン・パワーボム)

メンジーズも契約選手でデビュー戦。イギリス出身の30歳でプロレス歴2年らしい。30秒見ただけでこれはやばいとわかる塩っぷりでヒヤヒヤさせたが、キース・リーに簡単に仕留められて事なきを得た。


リコシェ&ピート・ダン ×-◯ アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&ロデリック・ストロング)
(シャイニングウィザード)

リコシェが長時間捕まり、代わったダンが多彩な技でエラを圧倒する。
だがリコシェのトペがダンに誤爆してしまい、すかさずリングに上げてコールが後頭部へのシャイニングウィザードでとどめを刺した。

試合後、ウォー・レイダースがまたも襲いかかろうとしたが、エラはすぐさま撤退して行った。



2018/9/5のNXT #467 ガルガノのチャンパ化


カシアス・オーノ ◯-× コナ・リーブス
(ローリングエルボー)

リーブスは早々にハワイアンドロップを仕掛けようとしたが、脱出したオーノが逆にローリングエルボーを叩き込んで勝利した。


フォーガットン・サンズ(スティーブ・カトラー&ウェズリー・ブレイク) ◯-× ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード)
(リバースDDT+ダイビングストンピング)

TNAのガンナー改めジャクソン・ライカーを加えた3人組のフォーガットン・サンズが初登場。TVデビュー戦にはなぜかライカーは参戦せずセコンドにつく。なおたぶん書き忘れているがブレイクのかつての相棒バディ・マーフィーは2月頃にクルーザー級部門の205Liveに昇格している。

サンズはフォードを捕らえ優勢に進めるも、ドーキンスに交代を許して逆襲され、ブレイクがフォードのDDTを被弾。だがそこへ覆面を着けたザ・マイティーが現れプロフィッツのアクセサリーを持ち去ろうとし、阻止したフォードをライカーが不意打ちで殴り倒すと、ブレイクのリバースDDTにカトラーのダイビングストンピングを合わせるツープラトンで、辛くも初陣を飾った。


カイリ・セイン ◯-× トリッシュ・アドラ
(インセイン・エルボー)

カイリは入場口に置かれた宝箱から女子王座ベルトを取り出し、一緒に入っていた金貨を客席にばらまきながら登場。金貨は怖い。
未契約のトリッシュは一回りでかく、ピアスだらけの顔で威圧するが、カイリは強烈な打撃で危なげなく勝利した。

その後、前王者のシェイナ・ベイズラーが現れ、宝箱を倒して挑発したが、カイリは正面から殴りかかって圧倒し、スピアーを浴びせて追い返した。


ジョニー・ガルガノ ×-◯ ベルベティーン・ドリーム
(デスバレードライバー)

長尺を取り特番並の一戦が展開される。ベルベティーンはガルガノの痛めた右膝を鉄階段にぶつけることに成功するが、特番の再現を狙ったエプロンへのパープル・レインメーカーは自爆。トペで追い打ちされ、場外でガルガノ・エスケープで捕獲されタップするがもちろん無効。カウントアウト寸前でリングに戻るも、スーパーキックで蹴り飛ばされる。
ガルガノは場外へのスパイクDDTを狙うが危険すぎるとレフェリーに制止され、リングに戻してランニングニーパットを狙ったが、カウンタのデスバレードライバーを決められてしまった。

試合中、何度も反則技を出そうとしてはそのたびに思いとどまる葛藤を見せたガルガノには、かつての相棒トマソ・チャンパのように激しい罵声と声援が交錯した。



2018/9/12のNXT #468 ブラジル?タッグ結成


オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ◯-× セザル・ボノーニ&アドリアン・ジャウジ
(合体DDT)

ブラジル人のボノーニとブラジリアン柔術を修めているらしいジャウジがタッグ結成。
しかし特に連携が取れているわけではなく、やっとこ捕まえたバーチにも簡単に逃げられ、ツープラトンを喰らいジャウジがバーチにフォールされた。


シェイナ・ベイズラー ◯-× バイオレット・ペイン
(チョークスリーパー)

バイオレットは一軍で活躍中のルビー・ライオットらを輩出しているシャイン・レスリングの所属らしい。
いいところなくシェイナにチョークスリーパーで落とされてレフェリーストップが掛かり、試合後も執拗に絞められ続けた。


ラウル・メンドーサ ×-◯ ラーズ・サリバン
(フリークアクシデント)

公式戦で2週前の雪辱に挑んだメンドーサはだいぶ健闘したがダウンまでは奪えず、必殺技で叩きつけられ敗北した。


ニッキー・クロス △-△ ビアンカ・ブレア
(Wカウントアウト)

アリスター・ブラック襲撃事件の事情聴取では狂乱ぶりでリーガル卿を翻弄したニッキーだが、ビアンカの怪力には苦戦。
ミリタリープレスで高々と担ぎ上げられるが、スタンディングのフロッグスプラッシュをかわすと、エプロンとリングの間に挟んで殴りつけるも、階段に突き飛ばされ、ビアンカにお下げで殴られる。
しかしリングに戻ろうとするビアンカにおぶさってスリーパーを仕掛け、Wカウントアウトに持ち込んだ。

その後も二人は乱闘を続け、レフェリーが何人も駆けつけるが止められず、最後はニッキーが全員まとめてプランチャでなぎ倒した。



2018/9/19のNXT #469 リコシェとピート・ダンの名勝負


ダコタ・カイ&ディオナ・プラッツォ ×-◯ レイシー・エヴァンス&アリーヤ
(ウーマンズ・ライト)

ディオナは今回もあまりいいところなくレイシー組に捕獲され、交代したダコタは一気にアリーヤを仕留めにかかるが、レイシーがカットだけする最低限の仕事をし、アリーヤに後方回転エビ固めを仕掛けたダコタをウーマンズ・ライト(右パンチ)で殴り倒してフォールを奪った。


ウンベルト・カリージョ ×-◯ ジャクソン・ライカー
(スリングショット・パワーボム)

カリージョはウルティモ・ニンジャの名でノアにも参戦したメキシカン。
だが今回はガンナーの名でTNAタッグ王者にも輝いたライカーの引き立て役で、空中技をアックスハンドルで撃ち落とされると、ロープでワンクッション置いてから投げっ放すパワーボムであっさり片付けられた。


リコシェ △-△ ピート・ダン
(アンディスピューテッド・エラの乱入によりノーコンテスト)

北米王者のリコシェとUK王者のダンによるチャンピオン対決。
20分以上の長尺を与えられ、両者ともにこれまで温存していた技の数々を披露していく。特にリコシェはハイフライヤーだけではない、投げて良し、極めて良しの上手さを存分に見せつけ、ダンも大柄な体躯ながらリコシェのスピードに全く問題なくついていく。
最後は疲労困憊になりながら殴り合っているところにエラが乱入し決着はつかなかったが、それもどうでもよくなるほど、素晴らしい攻防を見せてもらった。
それにしても、王者としてNXT UK行きが決まっているダンを見られるのはあと何戦か。本当に良いレスラーなので、見る機会が減るのは残念である。



2018/9/26のNXT #470 ドーゾビッチに圧倒されるチャンパ


・リーガル無双

GMのウィリアム・リーガル卿がアリスター・ブラック襲撃事件について話そうとするとアンディスピューテッド・エラが割り込んだ。
イラッとしたリーガル卿はアダム・コールとリコシェの北米王座戦リマッチにピート・ダンを追加させ、カイル・オライリー&ロデリック・ストロングにはウォー・レイダースとのタッグ王座戦を命じた。


ラーズ・サリバン ◯-× ビクター・オーチャント
(EC3の乱入により反則)

オーチャントはボーデル・ウォーカーの名でキャリア17年のインディーの雄。
今回は未契約のやられ役のためサリバンに軽くひねられていたが、以前襲撃されたEC3がサリバンに報復し、反則決着となった。


ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ×-◯ ザ・マイティー(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(ジャックナイフフォール)

マイティーはプロフィッツからパクったネックレスとコップを見せつけ、ソーンがドーキンスに思いっきり殴り倒される。レフェリーは反則を取るどころか普通にゴングを要請し試合開始。
劣勢のマイティーはフォードの左脚を鉄階段に挟むことに成功すると足攻めを展開し、ドーキンスへの交代を許さず、痛めた足を交差させてミラーがフォールした。


カイリ・セイン ◯-× ヴァネッサ・ボーン
(インセイン・エルボー)

ヴァネッサはカイリの帽子を蹴り飛ばして挑発するが逆効果。カイリは少し攻めさせてやるとDDTで串刺しにし、リング中央でのスライディングDからインセイン・エルボーで片を付けた。

その後シェイナ・ベイズラーが現れリマッチを要求。カイリはWWE史上初の女子限定PPVレヴォリューションでの対戦を認めた。


オーティス・ドーゾビッチ ×-◯ トマソ・チャンパ
(スパイクDDT)

チャンパはドーゾビッチのパワーに圧倒され攻められ続ける。とうとうベルトを持って帰ろうとするが、ドーゾビッチの相棒タッカー・ナイトが現れそれを阻止。
その後もどちらがチャンピオンかわからないほど一方的に技を掛けられ、女子レフェリーを盾にしてのサミングも実らず、ドーゾビッチのポップアップパワーボムを喰らうが2.9でなんとかキックアウト。
最後はチャンパがエプロンへのDDTからスパイクDDTにつなげ、ギリギリで勝ちを拾った。



2018/10/3のNXT #471 地形効果に救われたガルガノ


キャンディス・レラエ ×-◯ レイシー・エヴァンス
(ウーマンズ・ライト)

ヒール込みとはいえジョニー・ガルガノよりでかいレイシーにキャンディスは空中技で対抗。だがレイシーに夫を侮辱され頭に血が上り、その隙をつかれて殴り倒された。


フォーガットン・サンズ(ジャクソン・ライカー&ウェズリー・ブレイク&スティーブ・カトラー) ◯-× ヴィニー・ミクソン&セザル・ライズ&テリー・カース
(スリングショットパワーボム)

ミクソン組は検索したが3人とも特に情報が無かった。
サンズはあまり時間を掛けずライカーがカースを仕留めた。


ジョニー・ガルガノ ◯-× トニー・ニース
(ガルガノ・エスケープ)

クルーザー級部門の205ライブ所属のトニー・ニースがゲスト参戦。
しばらく見ない間に垢抜けたニースは流石のスピードとパワーでキレのある技を次々と披露。ガルガノは対戦経験の少なさを活かし、カウンターを取られることも多い得意技を片っ端から決めていく。
ニースは450スプラッシュとターンバックルへのジャーマンを完璧に決めるが、ガルガノは地形効果に救われたのか平然と起き上がり、スーパーキックとクローズラインでなぎ倒すと必殺技でとどめを刺した。


EC3 ×-◯ ラーズ・サリバン
(ダイビングヘッドバット)

怒れるEC3は入場パフォーマンスを切り上げてゴング前に速攻を仕掛ける。
レフェリーは収拾が付かなくなる前に試合を開始させ、不意をついたEC3が先手を取る。
DJニラのラブイズオーバーみたいなEC3ポーズも披露し、サリバンの巨体を何度も投げ飛ばすが、場外乱闘が裏目に出てエプロンにフリークアクシデントで叩きつけられてしまい、ダイビングヘッドバットで沈められた。



2018/10/10のNXT #472 ニッキー・クロスは知っている


・ニッキー・クロスがNXT王座挑戦?

NXT王者トマソ・チャンパが話しているとベルベティーン・ドリームが割り込む。
二人の対戦が決まるかと思われたところにニッキー・クロスが乱入し、参戦表明かと思い観客は三つ巴戦にしろと声援を送る。だがニッキーはチャンパとベルベティーンを奇行でドン引きさせると「知っている」と連呼し去っていった。


キース・リー ◯-× コナ・リーブス
(スーパーノヴァ)

場外にベリー・トゥ・ベリーで投棄されたリーブスは、エプロンをまくり上げて視界を奪っての不意打ちから反撃するが、ハルクアップみたいに起き上がったキース・リーにパウンスで吹き飛ばされ、デスバレードライバーの体勢からジャックハマーのように体を浴びせて叩きつけるスーパーノヴァで豪快に仕留められた。


NXT北米王座三つ巴戦
◯ リコシェ × ピート・ダン アダム・コール
(スワンダイブ式450スプラッシュ)王座防衛

ダンとリコシェは二人がかりでコールを襲うが、どっちが殴るかで争い早々に決裂。
三つ巴戦の模範解答のような試合で、長尺を感じさせずあっという間に終盤へ。
リコシェのシューティングスタープレスを浴びながらも三角絞めに捕らえ、指裂きに移行したダンにコールのスーパーキックが突き刺さり、さらにラストショットを喰らわせるがカウントは2まで。
ダンはクローズラインでコールを一回転させ、ビターエンドで叩きつけカバーするが、そこへリコシェがスワンダイブ式の450スプラッシュで飛び込み、ダンをフォールしベルトを守り抜いた。



2018/10/17のNXT #473 ビアンカとレフェリーを生贄に捧げ特殊召喚


NXTタッグ王座戦
アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー&ロデリック・ストロング) ×-◯ ウォー・レイダース(ロウ&ハンソン)
(ボビー・フィッシュの乱入により反則)王座防衛

無敗のレイダースはエラの足攻めも同時攻撃も意に介さず圧倒。だがストロングがロウの足を負傷させることに成功し、狙い撃ちにする。交代にこぎ着けるとハンソンのビンタで気合を入れ直し、ロウはエラの二人を担ぎ上げ次々とツープラトンを決める。
アダム・コールの乱入も排除し、フォールアウトを決めオライリーをカバーし王座奪取を確信した瞬間、エラ第4のメンバーのボビー・フィッシュが脚の故障から復帰し、レイダースにパイプ椅子を叩きつけてチームの危機を救ってしまった。


シェイナ・ベイズラー ◯-× ブリット・ベイカー
(レフェリーストップ)

未契約のブリットはアダム・コールの彼女で歯科医らしい。
シェイナの肩攻めで早々にガチで脱臼してしまいレフェリーストップが掛けられた。
ガチで脱臼しながらも立ち上がり初期型シャイニングウィザードを受けたプロ根性には脱帽。
以前WWEでナイア・ジャックスのデビュー戦でも負傷させられておりつくづく相性が悪いようで、その後AEWと契約したのもやむを得ないだろう。


オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ◯-× ティエン・ビン&ロッキー
(合体DDT)

ビンはIGFに参戦していた王彬(ワン・ビン)で、ロッキーはキャリア1年の中国人レスラー。ともに契約下にあるが残念ながらビンは放送翌日に解雇された。
他に特に語るべきことはなく、ローキャンがロッキーをフォールした。


ニッキー・クロス △-△ ビアンカ・ブレア
(アリスター・ブラックが現れノーコンテスト)

前回Wカウントアウトで引き分けに終わった試合の決着戦。
…のはずだったが、終盤にニッキーがセカンドロープからスーパープレックスを掛けると照明が落ち、点灯するとビアンカとレフェリーが姿を消しアリスター・ブラックが座っていた。
二人を生贄に捧げて特殊召喚されたブラックに、ニッキーは襲撃犯の正体を耳元でささやく。
標的を知ったブラックは怒りに打ち震えるのだった。



2018/10/24のNXT #474 アリスター・ブラック襲撃犯が判明


EC3 ◯-× アダム・コール
(スクールボーイ)

4人揃ったアンディスピューテッド・エラが話していると、EC3がコールに一騎打ちを挑み試合が始まる。エラのメンバーの介入や隙を狙い撃ちしたスーパーキックに苦戦するが、決め技のシャイニングウィザードをかわして丸め込んだ。
だが勝ち誇る間もなく、エラのメンバーに集団リンチされてしまった。


ミア・イム ◯-× アリーヤ
(イート・ディフィート)

日本でもおなじみのミア・イムが契約。序列が下がり当然のようにやられ役を務めるアリーヤの顔面を何度も蹴りつけ、最後はゲイル・キムが使っていたイート・ディフィートでとどめを刺した。


カシアス・オーノ ◯-× ジャスティン・ザビエル
(ローリングエルボー)

未契約のザビエルはJDXの名で活動しているらしい。
ただではやられず長身のオーノをリープフロッグで飛び越えたり反撃したが、抵抗した分、余計にいたぶられ、最後はレインメーカー気味なローリングエルボーを後頭部に喰らった。


・アリスター・ブラック襲撃犯が判明

GMのウィリアム・リーガル卿が次回特番について話していると、トマソ・チャンパ、ベルベティーン・ドリーム、ラーズ・サリバンが次々と割り込む。
そこへ警備員を蹴散らしてアリスター・ブラックが現れ、サリバンもブラックマスで瞬殺。リーガル卿に詰め寄るが、ジョニー・ガルガノが背後から襲いかかり、スーパーキックで蹴り倒し、自分が襲撃犯だと認めた。



2018/10/31のNXT #475 マット・リドルがNXTデビュー


ニッキー・クロス ◯-× メルセデス・マルティネス
(ゴールデンルール)

インディーの雄メルセデスは未契約ながら流石の実力でニッキーを苦しめ、鼻から出血させる。
2連続バックドロップから投げっぱなしジャーマンで追い詰められたニッキーは、リーガルカッターから反撃に出ると一気に必殺技につなげ辛勝した。

その後、化粧が濃すぎてぱっと見誰だかわからないキャンディス・レラエが夫の犯行を暴いたニッキーに詰め寄るが、相次いで現れた被害者のアリスター・ブラックにキャンディスはすごまれた。


ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ◯-× ザ・マイティー(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(フロッグスプラッシュ)

マイティーはプロフィッツからパクったネックレスとカップを所持。カップは捨てろ。
試合中はラフファイトを控えて今まで通りやることにしたマイティーは流石の連携でフォードを捕まえるが、交代したドーキンスに反撃される。しかしスパインバスター→フロッグスプラッシュの必殺コンボを察知し、逆にフォードを2階建てのスーパープレックスで投棄。
勝負あったかと思われたがドーキンスのカットが間に合い、最後はロープ際の攻防から延髄斬りでダウンしたソーンが、フォードのフロッグスプラッシュで仕留められ、ネックレスとカップを奪回された。


・NXT UKが旗揚げ

英国でNXT UKが旗揚げし、UK王者のピート・ダン、継続参戦していた元NXTタッグ王者のタイラー・ベイト&トレント・セブンや、ザック・ギブソン、ウルフギャング、リア・リプリーらが移籍した。


マット・リドル ◯-× ルーク・メンジーズ
(変型コブラツイスト)

UFCで活躍するも2度のマリファナ摂取で解雇された問題児マット・リドルが参戦。前回特番で客席にもいたがついにデビューした。
相手はデビュー戦で放送事故すれすれの塩っぷりを見せたメンジーズだが、見違えるような動きを披露。デビュー戦はガチガチに緊張していたのだろう。
それより驚くべきはリドルのプロレスセンスで、キャリアが浅いとは思えないほどに上手い。またマリファナさえ吸わなければ、これは大成するのではなかろうか。
試合はMMA仕込みの威力が段違いなサッカーボールキックから、ニーパットで倒し、グラウンドの変型コブラツイストでリドルが快勝した。


・シェイナ・ベイズラーが女子王座を奪回

3日前に行われたWWE史上初の女子限定PPVレヴォリューションで、シェイナ・ベイズラーがMMA出身のジェサミン・デュークとマリナ・シャフィールの援護もあり、カイリ・セインからNXT女子王座を奪回した。


オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ◯-× ウンベルト・カリージョ&ラウル・メンドーサ
(合体DDT)

メキシカンタッグは空中殺法でローキャン組を翻弄。最後はツープラトンでメンドーサがローキャンにフォールされたが、観客のハートはがっちりつかんだ様子。


・ウォー・ゲーム戦再び

バックステージでウォー・レイダースがアンディスピューテッド・エラを襲撃。数の差で反撃されるがリコシェがレイダースに加勢し、一同は乱闘しながらリングに上がる。そこへピート・ダンも援軍に駆けつけ、エラが一掃されると、GMのウィリアム・リーガル卿は次回特番でウォー・ゲーム戦での対決を命じた。



2018/11/7のNXT #476 必殺ツープラトンを2回返される


ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ◯-× フォーガットン・サンズ(ウェズリー・ブレイク&スティーブ・カトラー)
(ポップアップ・アバランシュプレス)

ナイトはカトラーのバックスタバーにブレイクのダイビングエルボードロップを合わせる必殺ツープラトンと思われる連携をカウント2で返し、カトラーのスーパープレックスにブレイクがスプラッシュを続けるツープラトンもドーゾビッチがカット。
カトラーは今度はドーゾビッチを懐かしのエッジ・オー・マチックで倒し、続けて空中技を浴びせようとしたが、ナイトがトップロープから突き落として排除し、その隙にドーゾビッチがブレイクを高々と跳ね上げてからのアバランシュプレスで逆転勝ちした。


ダコタ・カイ ◯-× タイナラ・コンティ
(変型バックスタバー)

タイナラは得意の蹴りと左腕への関節技で攻めるが、蹴りはダコタの得意技でもあり、コーナーへ自爆させると反撃に転じ、蹴り技の連発から必殺技で一気に仕留めた。
ここ最近見た技の中で一番かっこいいダコタのバックスタバーにはそろそろ固有名が欲しい。


ベルベティーン・ドリーム ×-◯ ラーズ・サリバン
(フリークアクシデント)

特にこれといった因縁は作れていないはずがトマソ・チャンパのNXT王座への挑戦権を得たベルベティーンと、今のところ特番で試合すら組まれていないことに不満なサリバンの一戦。
ベルベティーンは序盤にサリバンを階段にぶつけることに成功するが、かえって怒りを買い、右肩を両手で思いっきり握るという痛いのか気持ちいいのかわからない技で反撃される。
だがダイビングヘッドバットを自爆させるとデスバレーボムで巨体を投げきり、パープル・レインメーカーの体勢へ。しかしそこにチャンパが乱入しようとしたためベルベティーンはプランチャで飛びかかり、排除したもののリングに上ったところをサリバンに狙われ敗北してしまった。

チャンパはなおもベルベティーンを襲い、王座ベルトの上へエンジェル・ウイングスで落とそうとするが、ベルベティーンは逆にDDTで脳天をベルトに直撃させる。そしてレフェリーの制止を振り切ってパープル・レインメーカーも浴びせ、前哨戦を物にした。



2018/11/14のNXT #477 ドロップキックを受けるのは難しい


ミア・イム ×-◯ ビアンカ・ブレア
(バーニングハンマー)

キャリアの長いミアは4連発のドロップキックでビアンカがドロップキックの受けがやたら下手なことを露呈させ精神的ダメージを与える。
だがビアンカは踏みつけフォールやビンタで精神攻撃を返し、ミアの必殺技をエルボーではねのけると、すかさずバーニングハンマーで叩きつけ3カウントを奪った。


レイシー・エヴァンス ◯-× カリッサ・リベラ
(ウーマンズ・ライト)

身長なら引けを取らないインディレスラーのカリッサの張り手を胸に浴びてレイシーは激昂。右フックで殴り倒し、ウーマンズ・ライトを決めゼリフにしたマイクアピールも行った。


ハンソン ×-◯ カイル・オライリー
(ベルト殴打)

両者ともチームメイトを伴わずに登場。ハンソンは打撃にびくともしないが、オライリーは場外からリングに上がろうとするところを狙い、低空ドロップキックとドラゴンスクリューで左脚を痛めつける。
しかしハンソンは長時間の足攻めに耐え切ると、ブロンコバスターで押しつぶし、とどめのムーンサルトプレスの体勢へ。そこへアダム・コールが現れ時間を稼ぎ、回復したオライリーが華麗なムーンサルトを自爆させ、コールの延髄斬りからアックスキック→エルボースマッシュのコンボを決めるがフォールを奪えない。
さらにロウ、ロデリック・ストロング、ボビー・フィッシュ、ピート・ダン、リコシェが次々と現れて場外乱闘を展開。レフェリーの目が離れた隙にオライリーがタッグ王座ベルトでハンソンを殴りつけ、勝利をかすめ取った。



2018/11/17のNXT TakeOver WarGames Ⅱ #478


マット・リドル ◯-× カシアス・オーノ
(ニーパット秒殺)

デビュー2戦目で早くも特番のリングに上ったリドルが、ゴングと同時に突進してきたオーノにニーパットを喰らわせ秒殺勝利した。
決着後もフラフラになりながら挑発を続けるオーノの熱演が光った。


NXT女子王座3本勝負
シェイナ・ベイズラー ◯-× カイリ・セイン
(キリフダクラッチ)

王座奪回へ気合十分のカイリが優勢に試合を進めるも、マリナ・シャフィールとジェサミン・デュークに場外で襲われてコーナーポストに叩きつけられ、すかさずキリフダクラッチと名付けられたチョークスリーパーで仕留められた。


シェイナ・ベイズラー ×-◯ カイリ・セイン
(インセイン・エルボー)

シェイナはキリフダクラッチで早期決着を狙うがカイリは必死にロープに逃げる。エプロンでの攻防から高角度のDDTでシェイナを脳天から突き刺すと、介入しようとするマリナとジェサミンを蹴散らし、三人まとめてダイビングエルボーでなぎ倒すと、シェイナをリングに上げて必殺技でフォールした。


シェイナ・ベイズラー ◯-× カイリ・セイン
(ロールアップ)防衛成功

カイリはスピアー3連発でシェイナを弱らせ、インセイン・エルボーでとどめを刺そうとするが、ここでもマリナとジェサミンが介入しトップロープから突き落とす。そこへダコタ・カイと紫雷イオが駆けつけセコンドを排除し、カイリは高角度のインセイン・エルボーを浴びせるが、シェイナは喰らいながらも首を捕獲してフォールに持って行き、逆転勝利を上げた。
カイリの左肩が上がっていたがレフェリーに見逃され、遺恨はまだ続くだろうか。


アリスター・ブラック ◯-× ジョニー・ガルガノ
(ブラックマス×2)

どヒールなのに悪びれないガルガノは客席の子供とハイタッチしながら上機嫌で入場。
試合でも特にラフファイトはせず普段どおりの戦いを披露し、ブラックと正面からぶつかり合う。
最後はガルガノのトペをニーパットで撃墜したブラックが、必殺のブラックマスを叩き込み、倒れそうになるガルガノを胸で受け止めると駄目押しのブラックマスを浴びせ、復讐を果たした。


NXT王座戦
トマソ・チャンパ ◯-× ベルベティーン・ドリーム
(DDT)防衛成功

ベルベティーンの男色ムーブや、ハチマキをめぐる攻防に巻き込まれたりとチャンパはペースを乱される。
さらにハルク・ホーガンばりのレッグドロップ3連発やリック・フレアーばりの四の字固めも受け、古傷の右膝を痛める。だがチャンパはブーツの紐を緩めると、エディ・ゲレロのアンクルロック対策を思い出させる方法で四の字固めから脱出。
パープル・レインメーカーも被弾し窮地に追い込まれるが、最後はウォー・ゲームズ戦のために連結された2つのリングの、つなぎ目の金具部分にDDTで脳天直撃させ、チャンパが辛くもベルトを守った。


ウォー・ゲームズ戦
リコシェ&ピート・ダン&ウォー・レイダース(ロウ&ハンソン) ◯-× アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ&ロデリック・ストロング)
(ビターエンド→リコシェのスプラッシュ→リコシェとダンが同時フォール)

前回のウォー・ゲームズ戦は3人ずつの3チームによる三つ巴戦だったが、今回は8人タッグをウォー・ゲームズ形式で行う。
まずリコシェ VS コールで開幕し、5分後にオライリーが解放され、以後3分おきにハンソン、ストロング、ロウ、フィッシュの順に参戦していく。
フィッシュはまだ檻の中のダンを襲い、鍵を増やして閉じ込め、さらにリング下に用意しておいたエラのマーク入りの椅子を4脚持ち込む。
エラが凶器攻撃で優位に立つ中、ダンはレフェリーに工具で錠を切断してもらいようやく参戦。仲間に次々と凶器を供給し、形勢を逆転させる。
全員揃ってからレフェリーが2人、ケージ内に入りやっとフォールが取られるようになる。あれ? これまでの時間が無駄じゃない?
その後は2つのリングを所狭しと凶器が乱舞。ハイライトは金網頂上のリコシェを残し7人がピラミッドを組むように合体技でまとめて倒れると、そこへリコシェが頂上からダブルローテーション・ムーンサルトで舞い降り7人まとめて片付けたシーン。
最後はコールのラストショットからのシャイニングウィザードをなぜか平然と返したダンが、ビターエンドで叩きつけ、そこへ画面外からリコシェが何かの空中技で飛び込み、ダンとリコシェがコールから同時にフォールを奪った。

このルールだと間延びしてしまい段階的に参戦する必要性が全く感じられないが、全員揃ってからの盛り上がりは最高に楽しい試合だった。



2018/11/21のNXT #479 ただのおっさん参戦


キース・リー ◯-× フィデル・ブラボー
(スーパーノヴァ)

特番の未放送試合。容姿・体格ともにただのおっさんにしか見えないがキャリア10年のブラボーをクロスボディで押しつぶし、必殺技でキースが完勝した。


ラーズ・サリバン ◯-× ケイタ・マレー
(フリーク・アクシデント)

相手に何もさせずサリバンが完勝した。
さらにいたぶろうとするとキース・リーが現れ、パウンスで吹き飛ばし、次回の対戦が決まった。


キャンディス・レラエ ×-◯ ニッキー・クロス
(エゴトリップ)

特番のダイジェスト中心でスカッシュマッチが2つ続き、ようやくまともな試合。
キャンディスはゴールデンルールを、ニッキーは雪崩式ジャーマンを2カウントで返す互角の展開。
倒れながら不気味に笑うニッキーに、キャンディスは狂気には狂気とコーナーに追い詰め乱打を浴びせ、ガルガノ・エスケープに固めるがロープに逃げられる。
そして隙をつきニッキーがロープにキャンディスの首を叩きつけ、すかさずエゴトリップでとどめを刺した。



2018/11/28のNXT #480 ドイツ人レスラーのやばいポーズ


オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ◯-× ザ・マイティー(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(サンセットフリップ)

今回はサンノゼ大学から放送。カメラワークがいつもと違いやけに近くて見づらい。
ローキャン組の必殺ツープラトンを二度回避したザ・マイティーがサンダーバレーでとどめを刺そうとするが、バーチがタックルで体勢を崩し、ローキャンがミラーを固めて逆転勝利した。

しかしザ・マイティーは試合後に報復し勝ち誇った。


EC3 ◯-× マーセル・バーセル
(ワン・パーセンター)

そういえばヒトラーっぽい髪型のドイツ人バーセルは、ハイル・ヒトラーに見えなくもないやばいポーズを織り交ぜながら戦う。
前置きの長いごちゃごちゃした水車落としを喰らったEC3が一瞬だけ劣勢になったが、すぐに立ち直り快勝した。


ミア・イム ◯-× ヴァネッサ・ボーン
(イートディフィート)

ヴァネッサはミアの求めた握手に応じるふりをしてビンタで先制。しかし二発目のビンタを腕ひしぎに切り返され、脚を固めずつかむだけという申し訳程度のアレンジをされたタランチュラを喰らい、必殺技でとどめを刺された。


キース・リー ×-◯ ラーズ・サリバン
(フリーク・アクシデント)

サリバン入場時のスモークを炊きすぎて一面真っ白の中パワー比べが始まる。
キースはこれまで敵無しだったサリバンのパワーに正面から互角にぶつかり、パウンスで場外に吹き飛ばすとトルジーニョで追い打ち。しかしムーンサルトプレスをかわされ自爆すると、すかさずサリバンの必殺技に沈められた。



2018/12/5のNXT #481 とんでもない高度のミサイルキック


マット・リドル ◯-× パニッシュメント・マルティネス
(グラウンドコブラツイスト)

ROHで活躍したマルティネスがサプライズ参戦。格闘技経験のある両者は強烈な打撃を遠慮なく叩き込み合う。
一度はリドルの必殺技から脱出しかけたマルティネスだが、脚は外せず再び固められあえなくタップした。

試合後、カシアス・オーノが不意打ちのローリングエルボーでリドルを殴り倒してしまった。


・4WAY女子王座#1へ

ハウスショーで行われた予選を突破したビアンカ・ブレアが4WAY女子王座挑戦権争奪戦へ駒を進めた。


ラウル・メンドーサ&ウンベルト・カリージョ ×-◯ フォーガットン・サンズ(スティーブ・カトラー&ウェズリー・ブレイク)
(ブレイクのリバースDDT+カトラーのダイビングフットスタンプ)

ブレイクはメンドーサのポエトリー・イン・モーションをキャッチし、踏み台のカリージョに叩きつける。
カリージョは見たことないほどの高度からミサイルキックを披露するが、メンドーサが空中技を撃墜され孤立するとツープラトンで仕留められ、カトラーにフォールされた。


ダコタ・カイ ×-◯ シェイナ・ベイズラー
(キリフダクラッチ)

シェイナはダコタの蹴り足をつかむと鉄柱に叩きつけ、丹念に左腕を痛めつける。ダコタは不意をつく浴びせ蹴りから反撃に出て得意の蹴り技を連発。クー・デ・グラも突き刺すがカウント2までで、必殺技に固められ力なくタップした。

その後マリナ・シャフィール&ジェサミン・デュークと3人で、つま先で蹴る優しいリンチをしていると紫雷イオが駆けつけ3人まとめて片付けた。


・NXT王座戦へ

NXT王者トマソ・チャンパが演説しているとアリスター・ブラックが現れ対戦を要求。
しかしそこへ二人と因縁を持つジョニー・ガルガノも現れて舌戦を繰り広げる。
ブラックはガルガノにブラックマスをかわされ場外へ逃げられるが、見物していたチャンパをブラックマスで蹴り倒した。



2018/12/12のNXT #482 王子の帰還


EC3 ◯-× ボビー・フィッシュ
(ロールアップ)

フィッシュは片足タックルを仕掛けるが屈強なEC3はびくともしない。セコンドに付いたアンディスピューテッド・エラの三人がエプロンに上がって牽制し、フィッシュがその隙にチョップブロックで左足を傷つけ、足攻めに移行。
EC3は痛みを堪えて反撃するが、エプロンに上がって牽制されチョップブロックを喰らう全く同じ流れにはまって悶絶。しかしフィッシュのヒールホールドを丸め込んで辛勝した。

エラは試合後に当然EC3を襲うが、ヘビーマシーナリーが駆けつけ逆転。逃げ遅れたカイル・オライリーが三人がかりで料理された。


オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ◯-× ザ・マイティー(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(合体DDT)

2週前に勝利するも試合後に報復されたローキャン組は気合十分。互いにツープラトン技を阻止し合う一進一退の攻防を制し、バーチがミラーをフォールし連勝を飾った。


・4WAY女子王座#1へ

ハウスショーで行われた予選を突破したレイシー・エヴァンスが4WAY女子王座挑戦権争奪戦へ駒を進めた。


NXT女子王座#1
ミア・イム ◯-× レイナ・ゴンザレス
(イートディフィート)

初シングル戦のレイナは、ブルロープを振り回し左腕のサポーターを直す、超わかりやすいテキサス出身をアピール。
185cmの長身を活かしてカナディアンバックブリーカー等を披露したが、ミアのただ当ててるだけの説得力ゼロの打撃から必殺技で仕留められた。
嘘みたいに遅い打撃に客席も静まり返ってたような…。


NXT北米王座戦
リコシェ ◯-× タイラー・ブリーズ
(デスバレードライバー)防衛成功

試合開始まで伏せられていた挑戦者は、相方ファンダンゴの負傷欠場でNXTに出戻ってきたブリーズ。
一軍昇格さえしていなければ間違いなくNXT王座を獲っていたブリーズは大歓迎され、リコシェの空中技を次々と綺麗に受け続ける。あれ?
終盤にはなぜか正面からのストロングスタイルな打撃の打ち合いになり、ビューティーショットを空中捕獲したリコシェがデスバレードライバーでベルトを守り抜いた。

試合後に両雄は健闘を讃えて握手を交わした。



2018/12/19のNXT #483 #DIY復活?


紫雷イオ&ダコタ・カイ ◯-× マリナ・シャフィール&ジェサミン・デューク
(ムーンサルトプレス)

イオ、マリナ、ジェサミンは揃ってデビュー戦。
MMA組が乱暴な打撃でダコタを捕獲するが浴びせ蹴りで逃げられ、交代したイオがリングを所狭しと躍動し、高速のムーンサルトプレスでマリナを一気に仕留めた。


ドミニク・ダイジャコビッチ ◯-× アーロン・マッキー
(フィースト・ユア・アイズ)

クリス・ダイジャックの名で2試合したダイジャコビッチが再デビュー。ジョバー役の頃からリコシェとベルベティーン・ドリーム相手に善戦した怪力を見せつけ、「フィースト・ユア・アイズ」と必殺技名を予告してから宣言通りに勝利した。
なお技はアルゼンチンバックブリーカーに担ぎ上げてから膝蹴りに合わせる、逆go 2 sleepだった。


・4WAY女子王座#1へ

本日勝利した紫雷イオが4WAY女子王座挑戦権争奪戦へ駒を進めた。


ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ◯-× ブレイク・ホーウェル&ダニー・ダッカード
(コンパクター)

いくらやられ役とはいえかわいそうなくらい体格差のある小柄な相手をマシーナリーは弄ぶ。タッグ王座戦が予定されているアンディスピューテッド・エラが見物に現れると、ダッカードをコンパクターでカバーしたがカウント2で中止し、ホーウェルとともに2人まとめて担ぎ上げてコンパクターを喰らわせ、エラに見せつけつつナイトがフォールした。


スティールケージ戦
アリスター・ブラック ×-◯ ジョニー・ガルガノ
(シャーク・イン・ザ・ウォーター)

ガルガノはブラックが檻に入る前に奇襲を仕掛けるが、反撃されむしろ劣勢で試合開始へ。
中盤、飛び膝蹴りでガルガノをKOしたブラックは金網頂上にたどり着くが、エスケープ決着に満足せずリングに戻る。
ガルガノは蹴られた勢いで場外に落ちそうになり(アメプロの金網戦はドアに近づくとレフェリーが開けてくれる謎仕様)ブラックはあわてて足をつかんで引き戻す。
ガルガノが脳天から金網にブラックを突き刺し勝ち誇るが、ブラックは最後の力を振り絞りブラックマスで反撃。
フラフラになりながらガルガノは金網から、ブラックはドアから脱出しようとするが、トマソ・チャンパが現れてブラックの顔にドアを叩きつけてしまう。
思わぬ援護を得たガルガノはリングに戻ると、チャンパとの必殺ツープラトンを炸裂させ、ブラックをフォールした。



2018/12/26のNXT #484 2018年最後のタッグ王座戦


4WAY女子王座挑戦権争奪戦
紫雷イオ ◯ ビアンカ・ブレア × レイシー・エヴァンス ミア・イム
(バーニングハンマー)

レイシーがウーマンズライトでミアを殴り倒すがイオがカット。高速のムーンサルトプレスで押しつぶすがビアンカはお下げで殴りつけてカットし、イオをアーリウープで場外に投棄し、退避していたミアにぶつける。
そしてバーニングハンマーでレイシーを倒し、挑戦権を獲得した。


ジャクソン・ライカー ◯-× ミッチ・タベルナ
(パワーボムホイップ)

特筆することはなくライカーが圧勝した。


NXTタッグ王座戦
アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー&ロデリック・ストロング) ◯-× ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ)
(ショットガンキック+水面蹴り)防衛成功

マシーナリーが序盤からパワーで圧倒するが、オライリーがレフェリーの注意を引き付けた隙にストロングがナイトをエプロンから場外の床へ背中から落とし形勢逆転。
交代したドーゾビッチが孤軍奮闘するが、長時間痛めつけられたナイトのダメージは深く、ムーンサルトプレスを自爆すると体力を使い果たし、エプロンに上がるたびに蹴り落とされ援護に入れない。
ツープラトン技を何度となく返したドーゾビッチもついに力尽き、ストロングにフォールを奪われた。

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