NXT感想 2021年1月~6月



デビュー・入団


01月:ウェス・リー コーラ・ジェイド ジジ・ドーリン ゾーイ・スターク ナッシュ・カーター メイ・イン
02月:LAナイト
03月:ゼイダ・ラミエ
04月:サレイ フランキー・モネ
05月:Bファブ アッシャー・ヘイル アリ・スターリング イケメン二郎 トップドラ
06月:アマリ・ミラー エレクトラ・ロペス カーメロ・ヘイズ グレイソン・ウォーラー サモア・ジョー(復帰) トレイ・バクスター ハチマン



一軍昇格


01月:パット・マカフィー(解説)
02月:ダミアン・プリースト
03月:リア・リプリー
04月:
05月:エリック・ブーゲンハーゲン マンスール リンク
06月:



解雇・退団


01月:
02月:
03月:
04月:
05月:アレクサンダー・ウルフ ヴァネッサ・ボーン ジェサミン・デューク スカイラー・ストーリー ベルベティーン・ドリーム
06月:アリーヤ・デバリ アルトゥーロ・ルアス オーガスト・グレイ カート・スタリオン キリアン・デイン サミル・シン サンタナ・ギャレット スニル・シン タイラー・ブリーズ チェイス・パーカー トニー・ニース ファンダンゴ マット・マーテル マリナ・シャフィール



2021/1/6のNXT NEW YEARS EVIL #600 


ダミアン・プリースト ×-◯ カリオン・クロス
(エルボースマッシュ)

新年初回は特番並のカードが揃えられた。

クロスはでかいだけの相当の塩だな…。
圧勝してばかりのクロスが受け側に回ったが打撃の受け身が致命的に下手で、特にパンチが酷すぎる。
掛ける側でも殺すつもりなのかという乱暴なパワーボムを見せ、こいつの必殺技が地獄バックドロップなのは早めにやめさせた方がいいのでは?
試合はドゥームズデイ・サイトースープレックスからのエルボーで決まったが、とにかくプリーストが頑丈で助かった。


NXTクルーザー級王座戦
サントス・エスコバー ◯-× グラン・メタリック
(ファントムドライバー)防衛成功

エスコバーは9割が空中技のメタリックに手を焼き、ほとんど一方的に技を浴び続ける。
ルチャドールは当ててるだけの打撃が多いが、メタリックはたまに出す打撃がレイ・ミステリオくらい容赦なくていい。
決着がレガードからファントムドライバーの必殺技2連発だったが、レガードは掛け損なったように不完全で、とっさにファントムドライバーへつないだのなら好判断だ。


カタリーナ・コルテス ×-◯ ザイア・リー
(竜巻蹴り)

玉座から試合を見守る謎の女のもとで修行を積んだザイアは、ファイトスタイルは変わっていないが見るからにビルドアップしてきた。ただダークな雰囲気なのに大型ビジョンにでかでかと映し出された「天然」が日本語では別の意味を持ってしまう。
対するキャロリーナ改めカタリーナはぽっちゃりを通り越してもうデ(ry
試合はザイアが何もさせず、心配になるほどとんでもない勢いで蹴りを顔面に炸裂させた。


ラストウーマン・スタンディング戦
リア・リプリー ×-◯ ラクエル・ゴンザレス
(チョークスラム)

ショルダースルーで実況席に叩きつけられたリアは、机の角に腰を強打してしまい大ダメージ。
ラクエルはDDTで階段に突き刺されたのにリアより先に立ち上がり、その階段で殴りつけるタフネスぶりで、テーブル直下セントーンを浴びてもやはりリアより先に立ち上がりかける。
そこへダコタ・カイが竹刀片手に加勢するが、小さなロッカーに蹴り込まれ、資材で蓋をされてあっさり排除。しかしラクエルを回復させるには十分で、入場口でチョークスラムを掛けると床が抜け二人揃って落下し、ラクエルだけが穴から這い出てきて、倒れたままのリアに10カウントが数えられた。
リアは左膝を痛めたようで長い間動けなかった。


KUSHIDA&ショッツィ・ブラックハート ◯-× ジョニー・ガルガノ&キャンディス・レラエ
(ロールアップ)

ガルガノ一家がアメコミ風に描かれた自分達のイラストを紹介していると、ショッツィが戦車で乱入。ガルガノがやってやるよとリングに上がろうとするとKUSHIDAが引きずり落とす。
そこで今回の仕切り役のデクスター・ルミスがゴングを鳴らしてしまい、こんなこともあろうかと描いておいた自作イラストで対戦カードを紹介した。もはや予言じゃねえかww
試合は初タッグのはずのKUSHIDA&ショッツィが息を合わせて夫妻に同じ技を浴びせたりとコミカルに進み、オースティン・セオリーの乱入も上手く誤爆させ、KUSHIDAがガルガノを丸め込んだ。


NXT王座戦
フィン・ベイラー ◯-× カイル・オライリー
(クロスフェイス)防衛成功

昨年の年間ベストバウトを新年初回でやるNXTの素晴らしさよ。
激しい打撃戦だった前回とは異なり、前半はグラウンド戦。だがアブドミナルストレッチに捕らえられたオライリーがロープに噛み付いてブレイクすると、そのロープをフィンは全力で蹴り飛ばしと、激しさは変わらない。前歯折れるぞ…。
前回アゴを折られたフィンはそれを見てオライリーの顔面に攻撃を集中させ、オライリーはフィンの左腕と左膝に狙いを定める。
決着手もグラウンド戦で、アブドミナルストレッチを崩したオライリーがロープに足を伸ばすが、そのままフィンは強引にクロスフェイスへ移行し、動きを封じられたオライリーは力なくタップした。



2021/1/13のNXT #601 


ショッツィ・ブラックハート ×-◯ キャンディス・レラエ
(雪崩式ネックブリーカー)

珍しく(初めて?)インディ・ハートウェルが効果的に働き、最後もトップロープに上がったショッツィにちょっかいを出している間にキャンディスが回復し、ネックブリーカーで落として逆転勝ちした。


・フィン・ベイラーとカイル・オライリー

フィンが話しているとピート・ダンとオニー・ローキャン&ダニー・バーチが絡む。軍団名も出なかったがパット・マカフィーはいなくなって解散したのか?
三人がかりでフィンを襲っているとカイル・オライリーが助太刀に現れ、それを見てアンディスピューテッド・エラも駆けつけ救出した。
ボビー・フィッシュは最近いないがまた故障したのだろうか。


男子ダスティ・ローデス・タッグチーム・クラシック一回戦
エヴァーライズ(チェイス・パーカー&マット・マーテル) ×-◯ グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(チケット・トゥ・メイヘム)

毎年恒例のローデス杯だが、今年は勝者にはタッグ王座への挑戦権が与えられ、女子でも行われると発表された。
絶対勝てるわけないと思ったエヴァーライズが普通に好勝負に持ち込むも、最近クルーザー級限定の205ライブに出まくってるが絶対クルーザー級なわけがないほど体重を増しているマーテルが、ツープラトンからドレイクにフォールされた。


デクスター・ルミス ×-◯ ジョニー・ガルガノ
(スクールボーイ)

ガルガノはルミスの描いたイラストを目の前で破り、つまり両手がふさがってるので無防備に殴られる。
この試合もガルガノ一家のセコンドが働き、乱入しようとしたオースティン・セオリーが捕まっている隙にガルガノが背後から丸め込んだ。

ガルガノはルミスをさらに痛めつけようとしたが、KUSHIDAが駆けつけホバーボードロックでタップさせ、ガルガノの持つ北米王座に意欲を見せた。


男子ローデス杯一回戦
MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) ◯-× アイザイア・スコット&ジェイク・アトラス
(スパインバスター+ブロックバスター)

名前だけ紹介されていたMSKの正体は無数のタッグ王座を獲得したラスカルズ(ザッカリー・ウェンツ&デズモンド・エグザビエ)。
急造タッグもツープラトンは特に無いものの運動能力で奮闘したが、カーターのスパインバスターにリーのブロックバスターを合わせるツープラトンでスコットが仕留められた。


ヴァレンティーナ・フェロス ×-◯ ザイア・リー
(竜巻蹴り)

ザイア&ボア&謎の女のチーム名はティアン・シャの模様。
軽くはたかれコケただけのヴァレンティーナがなぜか瀕死のダメージを負い、蹴りで秒殺された。
謎の女の魔術だとしか説明がつかない。


男子ローデス杯一回戦
ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ) ×-◯ アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&ロデリック・ストロング)
(スーパーキック)

試合中ずっとコールが攻められ続け、ほとんど二人分の技を受けまくる。
終盤、セコンドに付いたカイル・オライリーがピート・ダンらに襲われ、フィン・ベイラーの助太刀も衆寡敵せず、ダンのキックで壁にサンドイッチされてしまい気を取られかけたが、落ち着いてファンダンゴの空爆をスーパーキックで撃墜し勝利した。



2021/1/20のNXT #602 


男子ローデス杯一回戦
KUSHIDA&レオン・ラフ ◯-× ザ・ウェイ(ジョニー・ガルガノ&オースティン・セオリー)
(ハンマーロック・スープレックス・ホールド)

いつの間にかチーム名の付いたザ・ウェイに、KUSHIDAとラフは順々に孤立させられる苦しい展開。
だが猛攻をしのいだKUSHIDAがハンマーロックで固めたまま華麗なブリッジでノーザンライトスープレックスを浴びせる新必殺技で、ガルガノからピンフォールを奪った。


アシャンティ・アドニス ×-◯ カリオン・クロス
(エルボースマッシュ)

クロスがサイトー・スープレックス2連発から後頭部へのエルボーで完勝した。


男子ローデス杯一回戦
ルチャ・ハウス・パーティー(リンセ・ドラド&グラン・メタリック) ◯-× インペリウム(ファビアン・アイクナー&マーセル・バーセル)
(シューティングスタープレス)

ルチャ組は体格で勝るインペリウムに何度となく空中技を受け止められるが、多彩な技でそれをかいくぐり、最後はドラドがバーセルにスーパーキックを突き刺し、すかさずシューティングスタープレスでとどめを刺した。

敗れたインペリウムの前には久々にメンバーのアレクサンダー・ウルフが姿を現した。


女子ローデス杯一回戦
ケイデン・カーター&ケイシー・カタンザーロ ◯-× トニー・ストーム&メルセデス・マルティネス
(コークスクリュー式セントーン)

史上初の女子ローデス杯が開幕。経験とパワーで勝るトニー組が優位に立つが、紫雷イオが乱入しメルセデスを実況席に放り投げる。トニーは拷問逆片エビ固めに捕らえていたケイデンを思わず解放してしまい、足を払われロックされ、ケイシーがトップロープから錐揉み回転しながらのセントーンを浴びせ逆転勝ちした。


ブロンソン・リード ◯-× タイラー・ラスト
(スプラッシュ)

ラストは重量級のリードに圧倒され、場外へ落ちるたびにマルコム・ビヴェンスに指示を受ける。
トップロープに上がったリードを担いでシュバインで落としたが仕留め切れず、結局スプラッシュで押し潰された。


・カート・スタリオン初登場

マイク中のレガード・デル・ファンタズマにルチャ・ハウス・パーティーが絡むが2対3で普通にやられかけるも、そこへNXT初登場のカート・スタリオンが加勢し、ファンタズマをリングから叩き出した。


ピットファイト
トマソ・チャンパ ×-◯ ティモシー・サッチャー
(マフラーホールド)

狭い足場上での打撃戦はチャンパが制すが、広いリングに降りるとサッチャーの関節地獄が始まる。
チャンパはスリーパーホールドからローブローで脱出すると、レフェリーの背中を利用してのウィローズ・ベル、さらにフェアリーテール・エンディングを決めるが、フォール無効のためサッチャーは10カウント以内に立ち上がる。
またもスリーパーホールドに捕らえられ、金網に足を掛けて脱出しようとするが、サッチャーがマフラーホールドに切り替えると逃げようがなく力尽きてタップした。



2021/1/27のNXT #603 


男子ローデス杯二回戦
MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) ◯-× キリアン・デイン&ドレイク・マーベリック
(スパインバスター+ブロックバスター)

デインはマーベリックを投げたり振り回したりと、ほとんど武器として使用。
だが連携で勝るMSKが多彩なツープラトンで翻弄し続け、デインも空中技で片付けるとカーターがマーベリックをフォールした。


女子ローデス杯一回戦
ダコタ・カイ&ラクエル・ゴンザレス ◯-× アリーヤ&ジェシー・カミーア
(チョークスラム)

奇蹟でも起きないと勝ち目のないアリーヤ組は序盤こそ健闘するが、すぐアリーヤが孤立させられる。ようやく交代したジェシーもリングイン直後にラクエルのクローズラインで吹き飛ばされ、チョークスラムで叩きつけられた。


タイラー・ラスト ◯-× ダンテ・リオス
(サブミッション)

リオスは契約外。インディーで3回の王座歴があり、後にAEWと契約する。
ただではやられず善戦するが、痛そうなサブミッションで仕留められた。


男子ローデス杯二回戦
KUSHIDA&レオン・ラフ ×-◯ グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(チケット・トゥ・メイヘム)

KUSHIDAにとっては昨年のローデス杯でアレックス・シェリーとのタイムスプリッターズでまさかの敗北を喫した因縁の相手。
ラフが長時間捕まり、交代するもダメージが深くKUSHIDAが孤軍奮闘を強いられる。
回復したラフの空中技で追い詰めたが、ギブソンへのとどめのセントーンボムをドレイクが引きずって回避させ、すかさず必殺ツープラトンでドレイクがラフをフォールした。

さらにKUSHIDAに連敗中のジョニー・ガルガノがオースティン・セオリーとともに襲撃し、KUSHIDAとラフを痛めつけた。


・紫雷イオ VS トニー・ストーム

先週のローデス杯を紫雷イオに妨害されたトニー・ストームがイオを呼び出しにらみ合う。
ドロップキックで吹っ飛ばされたが、メルセデス・マルティネスが背後から襲いかかる。
2対1になったがイオの落としたベルトをめぐり口論している隙にイオが逆襲。しかし最後はトニーが返り討ちにし、ベルトを掲げてみせた。


ブロンソン・リード ◯-× アイザイア・スコット
(スプラッシュ)

スコットはラフ殺法と関節狙いで立ち向かうが、必殺のブラックマジックと450スプラッシュも返されるとどうしようもなくなり、クローズラインでなぎ倒され、スプラッシュで押し潰された。


フィン・ベイラー&カイル・オライリー ◯-× オニー・ローキャン&ダニー・バーチ
(ヒールホールド)

激戦を経てフィンとオライリーがタッグを組み、ノンタイトル戦ながらタッグ王者に挑む。
連携で勝るタッグ王者がフィンを孤立させて苦しめるが、交代されるとオライリーの独壇場に。一人で王者組を蹴散らし、バーチのミサイルキックを上手く受け止めるとヒールホールドで絞り上げタップさせた。

試合後、ピート・ダンが加わり王者組は報復。アダム・コールとロデリック・ストロングが駆けつけるが微妙に間に合わず、フィンはダンの指裂きを喰らった。



2021/2/3のNXT #604 


女子ローデス杯準決勝
ケイデン・カーター&ケイシー・カタンザーロ ×-◯ ダコタ・カイ&ラクエル・ゴンザレス
(チョークスラム)

ケイシーは場外のセットをよじ登り、トップロープより高い位置からのプランチャでダコタ組をまとめてなぎ倒す。さらにコークスクリュー・セントーンをラクエルの顔面に浴びせ、ダコタのカットも微妙に間に合わないが、ラクエルはなんとか自力で返す。
最後はチョークスラムで沈められたが、ケイシーの身体能力が光った。


レオン・ラフ ×-◯ オースティン・セオリー
(ATO)

ラフは場外から介入するジョニー・ガルガノに殴られたふりで退場させることに成功。
しかしその後はセオリーに普通に負けた。

セオリーは駄目押しのATOを見舞ったが、デクスター・ルミスに襲われた。


男子ローデス杯二回戦
ルチャ・ハウス・パーティー(リンセ・ドラド&グラン・メタリック) ×-◯ レガード・デル・ファンタズマ(ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド)
(ロシアン・レッグスイープ+レッグラリアート)

ファンタズマは205ライブでシン・ブラザーズを破り一回戦突破。
ルチャ組の空中殺法にもついていき、ワイルドのロシアン・レッグスイープにメンドーサのレッグラリアートを合わせるツープラトンでドラドを仕留めた。


・エッジ降臨

フィン・ベイラーとピート・ダンがにらみ合っていると、ロイヤルランブルを制しNXT王座にも挑戦できるエッジが現れ、挨拶した。

なおランブル戦に出場したダミアン・プリーストが一軍昇格を果たした。


ジェシー・カミーア △-△ トニー・ストーム
(メルセデス・マルティネスの乱入によりノーコンテスト)

早々にメルセデスがトニーに絡んで殴り合いとなり、無効試合となった。

そして揉める両者に紫雷イオがムーンサルトを浴びせ先週の報復をした。


NXTクルーザー級王座戦
サントス・エスコバー ◯-× カート・スタリオン
(レガード)防衛成功

11月に205ライブで挑戦権を得たスタリオンがようやく王座戦にこぎ着ける。
だがいいところなく圧倒的にやられ続け、全く関係ないのに観戦するスカーレットのほうが目立っていたくらいで、時間こそ掛かったが難なくレガードで沈められた。

試合後に現れたカリオン・クロスはメンドーサとワイルドを蹴散らし、エスコバーと、帰ろうとするエッジに粉をかけた。


男子ローデス杯二回戦
トマソ・チャンパ&ティモシー・サッチャー ◯-× アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&ロデリック・ストロング)
(ウィローズ・ベル)

ピットファイトでの死闘を経てタッグ結成したチャンパ組は、205ライブでトニー・ニース&アリーヤ・デバリを倒して一回戦突破。体重制限どこ行った。
強い奴が組んだだけのチャンパ組はもちろん特に連携はしないが、こまめに交代して体力温存するだけで優勢に。
ストロングを孤立させすぎて、ダメージのないコールに交代されるたびに逆襲されるが、最後はリングに上がろうとした隙を見逃さずチャンパがウィローズ・ベルでストロングを仕留めて勝利した。



2021/2/10のNXT #605 


男子ローデス杯準決勝
MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) ◯-× レガード・デル・ファンタズマ(ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド)
(スパインバスター+ブロックバスター)

ファンタズマはかわるがわる串刺しクローズラインを浴びせるシンプルなツープラトンや、メンドーサが担いだカーターをワイルドがフットスタンプで踏み潰しつつ倒れたリーに450スプラッシュを浴びせる離れ業まで見せて苦しめたが、一歩及ばずカーターにワイルドがフォールされた。


コーラ・ジェイド ×-◯ ザイア・リー
(竜巻蹴り)

キャリア2年のコーラのシングルデビュー戦だったが何もできず1分足らずで仕留められた。

リングサイドにいたケイデン・カーター&ケイシー・カタンザーロが謎の女(メイ・イン)に絡み、ザイアに蹴り倒された。


・ジョニー・ガルガノの恨み節

先週KUSHIDAに襲撃されたガルガノが、左肩を蹴られたのになぜか車椅子で現れ、延々と恨み節を述べる。ウィリアム・リーガルGMが北米王座戦を命じると、いつの間にかガルガノ一家の背後に現れたKUSHIDAがオースティン・セオリーとガルガノをマサヒロ・タナカで一蹴した。
KUSHIDAに気づいて二度見するセオリーや、ガルガノが仮病を暴かれ車椅子ごと殴り倒される一連の流れが実にWWE的で最高だった。


女子ローデス杯準決勝
エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート ◯-× キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェル
(ダイビングセントーン)

KUSHIDAの襲撃に動揺したまま試合開始させられたキャンディス組だが、インディが怪力で反撃。
増やしてきたツープラトンで、個々が強いだけのエンバー組を苦しめたが、最後はキャンディスがイクリプスを被弾して倒れ、ショッツィのダイビングセントーンからインディが覆いかぶさってかばったものの、威力は充分でそのままインディがフォールされた。

リーガル卿は女子ローデス杯の覇者にWWE女子タッグ王座への挑戦権を与えると発表した。


KUSHIDA ◯-× オースティン・セオリー
(ジョニー・ガルガノの乱入により反則)

KUSHIDAはリングサイドのガルガノに見せつけるように腕攻めのフルコースを披露するが、体格と身体能力で勝るセオリーはただではやられず好勝負に。
しかしエプロンで腕ひしぎに捕らえられたセオリーに業を煮やしたガルガノがKUSHIDAにスーパーキックを浴びせてしまい反則裁定となった。

その後、セオリーがリング下に引きずり込まれ、ガルガノが腕をつかんで引き戻すとデクスター・ルミスに変わっているイリュージョンがあり、KUSHIDAがガルガノをホバーボードロック、ルミスがセオリーをサイレンスで捕らえた。


・キャメロン・グライムスがリッチに

羽振りの良くなったグライムスが現金を配りながら現れ、リングにお札をばらまいた。


男子ローデス杯準決勝
トマソ・チャンパ&ティモシー・サッチャー ×-◯ グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(チケット・トゥ・メイヘム)

チャンパ組はゴング前に襲撃するがなぜか反則は取られず普通に試合開始。
個々ではNXT王座級に強いチャンパ組だが、連携に勝るベテランズに分断され、しかもベテランズも個々が十分に強い。最後もサッチャーが場外で倒れた隙にチャンパが必殺ツープラトンで仕留められた。

ローデス杯は久々に即席ではないタッグチーム同士の決勝となった。



2021/2/14のNXT TakeOver Vengeance Day #606 


女子ローデス杯決勝
エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート ×-◯ ダコタ・カイ&ラクエル・ゴンザレス
(チョークスラム)

エンバー組は二人がかりをものともしないラクエルではなくダコタに狙いを定める。
決勝に向け両組ともに増やしてきたツープラトンの応酬を見せ、最後はラクエルがステージ下にエンバーを突き落とし、倒れたショッツィの上にダコタを放り投げ、チョークスラムでとどめを刺した。


NXT北米王座戦
ジョニー・ガルガノ ◯-× KUSHIDA
(ワンファイナルビート)防衛成功

KUSHIDAは終始ガルガノの左腕を攻め続け、何度もタップ寸前に追い込む。
ガルガノは助走をつけて思い切り蹴り上げられた挙げ句に変型のホバーボードロックに捕らえられたが、KUSHIDAの首をロープにぶつけて脱出すると、通路上とリング上でのワンファイナルビート2連発で辛くも勝利した。


男子ローデス杯決勝
MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) ◯-× グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(スパインバスター+ブロックバスター)

リーの異次元の空中技と、両組の多彩で説得力ある強烈なツープラトンが乱れ飛ぶ。特に場外でギブソンが肩車したリーに、ドレイクがトペでクローズラインを浴びせる技はすごかった。
どちらもいつ決定打になってもおかしくないツープラトンをしのぎ続け、最後はカーターがスパインバスターに捕らえたドレイクにリーが飛びつき式のブロックバスターを合わせ、MSKがデビューから無敗の3連勝で戴冠を果たした。


NXT女子王座3ウェイ戦
◯ 紫雷イオ トニー・ストーム × メルセデス・マルティネス
(ムーンサルトプレス)防衛成功

トニーが実況席にメルセデスを叩きつけようとしたら軽くモニターを払った衝撃で実況席が倒壊。
そこへ柱の上からイオが飛来してなぎ倒すが、メルセデスに階段へぶつけられる。
メルセデスはトニーをリングに上げカミゴェ3発から必殺のフィッシャーマンバスターを浴びせるがトニーは返し、逆にトニーはストーム・ゼロを喰らわせるがこれも返される。
トニーはダイビングヘッドバッドで追い打ちしカバーするが、そこへイオがムーンサルトプレスで飛来し、メルセデスをフォールしてベルトを守った。


・LAナイト(イーライ・ドレイク)が契約

イーライ・ドレイクの名でTNAで活躍し、インディー王座を多数制したLAナイトがNXTと契約した。


NXT王座戦
フィン・ベイラー ◯-× ピート・ダン
(クー・デ・グラ→1916)防衛成功

隙あらば腕をねじり指を裂こうとするダンに、フィンはグラウンド勝負に応じ左脚狙いで対抗。
しかしクー・デ・グラを吸い込まれるように三角締めで捕らえられ、さらに股に回したフィンの腕を利用したこすいローブローからのビターエンドを喰らうが、カウント3は拒絶。
マウスピースを抜き取って顔面にドロップキックを浴びせ、クー・デ・グラから1916に畳み掛けてベルトを死守した。

その後オニー・ローキャン&ダニー・バーチに襲われるとアンディスピューテッド・エラが助けたが、アダム・コールはフィンとカイル・オライリーを不意打ちのスーパーキックで蹴り倒してしまい、突然の仲間割れに戸惑うロデリック・ストロングを残し去っていった。



2021/2/17のNXT #607 


・カイル・オライリーそっちのけ

カイル・オライリーがアダム・コールに襲われたことを話していると、ロデリック・ストロングとフィン・ベイラーが現れる。
そこへピート・ダンとオニー・ローキャン&ダニー・バーチが襲いかかり、オライリーそっちのけでフィンとストロングを暴行した。


エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート ×-◯ ザ・ウェイ(キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェル)
(ロールアップ)

ザ・ウェイは何者か(デクスター・ルミス)にさらわれたオースティン・セオリーを探すビラを配りながら入場。犯人の顔映ってるからテレビ見ろ。
試合中も謎の車が駐車場に現れ、解説に入っていたジョニー・ガルガノはそれが気になり飛んでいき、車に拉致されていたセオリーを救出。
キャンディスが試合そっちのけで無事を喜んでいると、インディがエンバーに丸め込まれて敗北したが、そんなことはもはやどうでもよく4人は抱き合って再会を祝福した。


アイザイア・スコット ×-◯ レオン・ラフ
(クルーシフィックス)

スコットは飛び膝で動きを止めるとラフファイトで攻めるが、2発目の膝へ落とすパワーボムに担ぎ上げたところを崩され、十字架固めでフォールを奪われた。
その後、握手を求めるフリから殴りつけ、匂わせていたヒールターンを遂げた。


ケイデン・カーター&ケイシー・カタンザーロ ◯-× アリーヤ&ジェシー・カミーア
(プランチャ+ネックブリーカー)

途中でケイデン組と因縁あるボアが出てきたが大勢に影響はなく、ツープラトンからケイデンがアリーヤをフォールした。アリーヤ交代後何もできなかったな……。
その後ザイア・リーも出てきて、ケイシーの手の甲に謎の印を描いた。ケイシーも洗脳される?


・ローデス杯トロフィー授与式

男女ローデス杯を制したMSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー)とダコタ・カイ&ラクエル・ゴンザレスにトロフィーが授与される。今年は2組で一本らしい。
ダコタ組はWWE女子タッグ王座への挑戦権も与えられたため、王者組のナイア・ジャックス&シェイナ・ベイズラーも現れ、挑発する。
MSKとプレゼンターのベス・フェニックスはポップコーンを食べながらそれを見物していたが、リーが喉に詰まらせ倒れた。


KUSHIDA ◯-× タイラー・ラスト
(ホバーボードロック)

ラストはタイガーネックチャンスリーやシザーズキックなど使い手の少ない技を見せたが、KUSHIDAの序盤の左腕攻めが功を奏し、ホバーボードロックに捕らえられる。セコンドのマルコム・ビヴェンスが妨害しようとエプロンに上がりアピールしたが、抵抗むなしくラストはタップした。


ゾーイ・スターク ◯-× ヴァレンティーナ・フェロス
(変型GTS)

サブ番組205ライブでマリナ・シャフィールと組み女子ローデス杯に出場したゾーイのシングルデビュー戦。
パワーと野性味あふれるファイトスタイルでヴァレンティーナを圧倒し、一回転させたところを思い切り蹴り上げる説得力抜群の技で快勝した。


フィン・ベイラー&カイル・オライリー&ロデリック・ストロング ×-◯ オニー・ローキャン&ダニー・バーチ&ピート・ダン
(ビターエンド)

オライリーが捕まるも、交代したフィンが大暴れし一気にダンを仕留めに行くが、アダム・コールが妨害し、オライリーを階段直下のブレーンバスターで排除。
フィンは介抱に来たストロングに反射的にペレキックを見舞ってしまい、動揺した隙にダンの必殺技を喰らい敗北した。
コールはさらにフィンにもスーパーキックを浴びせてしまった。



2021/2/24のNXT #608 


デクスター・ルミス ◯-× ジョニー・ガルガノ
(サイレンス)

ルミスの怪奇ムーブに気圧されるガルガノだが、妻の援護で調子を取り戻す。
終盤、ガルガノは負傷したふりでレフェリーの注意を引き、その隙に椅子で殴らせようとするが、オースティン・セオリーは躊躇しているのかもたつき、排除されてしまい、すかさずルミスはガルガノをサイレンスに捕らえ失神させた。


レオン・ラフ --- タイラー・ラスト
(アイザイア・スコットの乱入により不成立)

ラフが入場パフォーマンスでロープから宙吊りになっていると、その顔面をアイザイア・スコットが容赦なく蹴りつけ試合不成立となった。


紫雷イオ ◯-× ゾーイ・スターク
(ムーンサルトプレス)

先週初勝利したばかりのゾーイに早くも王者との一騎打ちというチャンスが与えられる。
序盤こそ息の合わない場面がまま見られたが、試合が進むにつれ噛み合い出し、後半には一進一退の攻防へ。さすがにイオに軍配が上がったが、ゾーイも今後の飛躍を予感させる好試合だった。
イオもハグで健闘を称えていると、トニー・ストームが王座挑戦を名乗り出た。


ケイシー・カタンザーロ ×-◯ ザイア・リー
(レフェリーストップ)

ザイアはケイシーの身体能力に手を焼くが、場外フェンスに叩きつけて形勢逆転。さらに階段に乗せた脚を踏みつけて負傷させ、レフェリーストップに追い込んだ。
その後「お前が指示したんだろ」と謎の女に噛み付いてる隙にザイアにケイシーを襲われたケイデン・カーターは不用意すぎる。


キリアン・デイン&ドレイク・マーベリック ×-◯ グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(チケット・トゥ・メイヘム)

デインは自分の顔がプリントされたマーベリックのシャツを奪い取り、油断するギブソンに開幕ジョン・ウーを浴びせ、大柄なベテランズを二人まとめて放り投げと躍動。
しかしドレイクのトペで場外フェンスにぶつけられ、倒れている隙にマーベリックがツープラトンで仕留められた。

デインがマーベリックをお姫様抱っこで連れ帰ると、かつてSAnitYでチームメイトだったアレクサンダー・ウルフに絡まれた。


ノーDQ戦
カリオン・クロス ◯-× サントス・エスコバー
(エルボースマッシュ)

車の中で待機するエスコバーにクロスが襲いかかり、駐車場で試合開始。
反則なしのため椅子攻撃はもちろん、ラウル・メンドーサとホアキン・ワイルドが容赦なく襲いかかるので普通に3対1だし、スカーレットは遠くでアピールするだけで何一つ援護しないし、場外フェンスを突き破って落とされたのにメンドーサ&ワイルドはすぐさま復活してくるしと絶対的に不利だが、HPが3倍あるのかクロスは全くペースを落とさず戦い続ける。スカーレットのアピールに回復効果とかあるの?
最後はドゥームズデイ・サイトー・スープレックスで実況席に叩き込み、リングに上げて後頭部へのエルボーでクロスが数の差を覆した。


・アンディスピューテッド・エラ崩壊

アダム・コールが話しているとロデリック・ストロングが絡み、さらにフィン・ベイラーが現れコールを襲い、止めようとしたストロングも殴る。コールはスーパーキックでフィンを倒したが、巻き込まれ続けたストロングはついにコールを殴る。
しかし後悔しハグで和解したかに見えたが、コールはストロングにローブローを浴びせてしまった。



2021/3/3のNXT #609 


トマソ・チャンパ&ティモシー・サッチャー ×-◯ オニー・ローキャン&ダニー・バーチ
(合体DDT)

特に連携しないが単体で強いチャンパ組がタッグ王者と普通に互角に戦う。そんなことよりチャンパが髪を伸ばしてきてものすごい違和感である。ハゲじゃなかった。
終盤、インペリウムが現れたのに気を取られ、サッチャーがツープラトンからローキャンにフォールされた。インペリウムあちこちに顔を出すが誰と抗争するのか。


エンバー・ムーン ◯-× アリーヤ
(イクリプス)

エンバーがイクリプスの態勢に入ると、ロバート・ストーン&ジェシー・カミーアは回復の時間稼ぎすらできず、普通にアリーヤが被弾した。


WWE女子タッグ王座戦
ナイア・ジャックス&シェイナ・ベイズラー ◯-× ダコタ・カイ&ラクエル・ゴンザレス
(キリフダクラッチ)防衛成功

ダコタが長時間捕まる苦しい展開の挙げ句、ラクエルのパワーもナイアに通じない。
八方塞がりの中、ラクエルはスピアーでナイアを実況席へ道連れにし排除するが、ダコタはシェイナのキリフダクラッチに捕らえられてしまう。しかしラクエルのブートが誤爆しレフェリーが昏倒していたため試合が決まらずにいると、一軍責任者のアダム・ピアースがベルトを守るため新レフェリーを連れ出し、ダコタの失神を確認させた。


ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ) --- エヴァーライズ(チェイス・パーカー&マット・マーテル)
(レガード・デル・ファンタズマの乱入により不成立)

ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルドが入場中のブリーザンゴを襲撃。
エヴァーライズがそれを喜んでいると、背後からサントス・エスコバーが襲いかかり、2チームを倒したファンタズマが勝ち誇った。


ブロンソン・リード ×-◯ キャメロン・グライムス
(LAナイトの妨害→ケイヴイン)

LAナイトの演説中にリードが入場し試合開始。
リードは優勢に試合を進めトップロープに上がったが、ナイトがグライムスの帽子を投げ入れてレフェリーの注意を引いた隙にリードを落下させ、グライムスに勝利させた。

フィン・ベイラー ◯-× ロデリック・ストロング
(クー・デ・グラ→1916)

フィンはグラウンドで攻め、ストロングの左腕を執拗に狙う。
ストロングは対抗できないと見ると得意の打撃とバックブリーカー主体に切り替え、左腕の痛みをものともせず持ち前のパワーで担ぎ上げる。
フィンの作戦ミスかと思われたが、デス・バイ・ロデリックをクー・デ・グラに切り返したのが決定打となり、正調クー・デ・グラで左腕ごと踏みつけ、1916でとどめを刺した。



2021/3/10のNXT #610 


・NXT女子タッグ王座を新設

ウィリアム・リーガルGMはNXT女子タッグ王座を新設し、女子ローデス杯を制したダコタ・カイ&ラクエル・ゴンザレスを初代王者に認定した。
そして早くもエンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハートが挑戦を要求した。


NXT女子王座戦
紫雷イオ ◯-× トニー・ストーム
(クロスフェイス)防衛成功

タッグ王座授与式に集まっていた女子たちがイオが出てきた時はいたのに、トニーの入場時に全員帰ってるのがシュールすぎる。
序盤でイオを階段にぶつけたトニーがペースを握るが、エプロンでのストーム・ゼロをショルダースルーに切り返されて逆転。
ムーンサルトプレスをかわしてストーム・ゼロを完璧に決めたものの返されてしまうと、ダイビングヘッドバッドを回避と同時にクロスフェイスに捕らえられタップした。


ジェイク・アトラス ×-◯ ピート・ダン
(指折り腕ひしぎ十字固め)

アトラスは打撃と飛び技で攻め、ダンは得意の打撃はあまり使わず関節と指折りを執拗に狙う。
最後はロープ上側転DDTの腕を払われ落下したアトラスに、指折りしながら腕ひしぎに固める拷問技でダンが勝利した。


NXT女子タッグ王座戦
ダコタ・カイ&ラクエル・ゴンザレス ×-◯ エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート
(後方回転エビ固め)王座奪取

孤立させられたダコタは次々と技を浴びるがしぶとく肩を上げ続ける。
交代にこぎ着けられないラクエルはエンバーのイクリプスを力任せに阻止し、パワーボムで場外へ投棄しようとするが、エンバーが粘っているとショッツィが突進してきたダコタをぶつけて二人まとめて落とし、ダコタを背後から丸め込んで授与されたばかりのベルトを奪ってしまった。


ケイデン・カーター ×-◯ ザイア・リー
(ケイシー・カタンザーロの松葉杖殴打により反則)

ザイアに負傷させられ松葉杖を突いていたケイシーが、杖でザイアを殴り反則決着。ボアが止めに入ったが同じくケイデンに杖で殴られた。


グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク) ×-◯ レガード・デル・ファンタズマ(ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド)
(MSKの妨害→サンセットフリップ)

開始早々に宇宙飛行士の仮装をした二人が現れ、ブリーザンゴと思いきや正体はMSK。気を取られた隙にドレイクがワイルドに丸め込まれた。
勝ち誇るファンタズマには本物ブリーザンゴが襲いかかり、共謀したMSKと成功を祝った。


NXT王座戦
フィン・ベイラー ◯-× アダム・コール
(クー・デ・グラ)防衛成功

コールは完璧に決まったラストショットとパナマサンライズを続けて返され動揺。場外に落とされるとカイル・オライリーが姿を見せ、気を取られているところにフィンがトペ・コンヒーロで飛び込む。
フィンもオライリーに気を取られながらも場外1916を決め、リングに入れてクー・デ・グラでとどめを刺した。

コールは詰め寄るオライリーにローブローを狙ったが読まれていて失敗し、長々とボコられた。
それを見物していたフィンにカリオン・クロスが迫り、ベルトに意欲を見せた。



2021/3/17のNXT #611 


・フィン・ベイラー&カリオン・クロス

フィンが話していると前回ラストに続きカリオン・クロスが現れる。
さらにタッグ王者オニー・ローキャン&ダニー・バーチが割り込むと、スカーレットが謎の話術でタッグ王座への挑戦を認めさせた。


デクスター・ルミス ◯-× オースティン・セオリー
(サイレンス)

打倒ルミスに燃えるセオリーは怪奇派ムーブにも落ち着いて対処していく。
だがクローズラインで倒されると、ルミスは助け起こしてやると手を差し出す。戸惑いながら応じると普通に起こされ、思わず喜んで抱きつくが、ルミスは容赦なくサイレンスの態勢へ。それは逃れたもののATLをサイレンスに切り返され失神させられた。


ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ) ×-◯ レガード・デル・ファンタズマ(ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド)
(ロシアンレッグスイープ+レッグラリアート)

長時間捕まっていたファンダンゴがブリーズに交代すると力尽きて援護できず、ブリーズが二人がかりで仕留められメンドーサにフォールを許した。

そこへコロナ禍で渡米できずにいたクルーザー級王者ジョーダン・デヴリンが現れ、真の王者は自分だとサントス・エスコバーにアピール。二人は全く同じベルトを肩に睨み合ったが、デヴリンは不意打ちの頭突きからバックドロップを浴びせ、先手を取った。


ゾーイ・スターク ×-◯ ダコタ・カイ
(スパイク式GTK)

紫雷イオと互角に戦い名を上げたゾーイだが、ダコタはラフファイトを駆使し、なんならイオより優勢に試合を進める。
何度も顔面にブートを喰らうが頑丈なゾーイはしぶとく返し続けたものの、最後はトップロープに足を掛けてのスパイク式GTKで力尽きた。

そこに紫雷イオが現れ、挑発されたラクエル・ゴンザレスに王座挑戦を認める契約書を渡して去って行った。


トマソ・チャンパ ◯-× マーセル・バーセル
(ウィローズ・ベル)

チャンパが入場中に襲い掛かったが普通に試合開始。今度はファビアン・アイクナーがウィローズ・ベルを阻止するが、反則1つずつでイーブンと判断したのかレフェリーは追い出さない。
しかしチャンパは冷静にアイクナーを排除してからバーセルをウィローズ・ベルで仕留めた。

そこへNXT UK王者ウォルターが現れ、三人がかりでチャンパを暴行。
最近ずっと出ていたアレクサンダー・ウルフはなぜか現れなかった。


オーガスト・グレイ ×-◯ LAナイト
(スナップメアドライバー)

ついにデビュー戦を迎えたナイトが圧倒するが、試合を妨害されたブロンソン・リードがナイトの高価なジャケットを手に現れ、無理やり着ようとして破ってしまう。
動揺した隙にグレイが攻め込むが、ナイトは気を取り直して地味な必殺技で試合を制した。


NXTタッグ王座戦
オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ◯-× フィン・ベイラー&カリオン・クロス
(ヨーロピアン・アッパーカット)防衛成功

クルーザー級とはいえファンタズマに1対3で勝ってるクロスは、同じくクルーザー級のローキャン&バーチを一人でなぎ倒し、二人まとめてブレーンバスターで投げると、バーチが負傷し戦線離脱してしまう。
絶体絶命のローキャンが必死に粘っていると、フィンのジョン・ウーにスカーレットが巻き込まれる。
クロスは当然激怒し、フィンをフェンスに叩きつけてリングに放り投げ、ローキャンが走り込んでアッパーを決め辛くもベルトを守った。



2021/3/24のNXT #612 


紫雷イオ&ゾーイ・スターク ×-◯ ダコタ・カイ&ラクエル・ゴンザレス
(チョークスラム)

イオとの王座戦を控えたラクエルは、ゾーイのブートを受け止めチョークスラムで投棄。エプロンに上がったイオをブートで落としてから、2発目のチョークスラムで勝利した。
さらにラクエルはイオも実況席へチョークスラムで叩き込み、力を示した。


ブロンソン・リード ◯-× LAナイト
(ツナミ(スプラッシュ))

ナイトはリードのパワーに手を焼きながらもロープに首を叩きつけ、ペースを握る。
しかし力ずくで反撃されるとトップロープから巨体で押しつぶされ、2戦目にして早くも苦杯をなめた。スプラッシュにはツナミという名前が付いていた。


オニー・ローキャン ×-◯ カリオン・クロス
(エルボースマッシュ)

前回の試合でダニー・バーチは右肩を骨折し、タッグ王座の返上が発表された。
新王者は次回特番でMSK、グリズルド・ヤング・ベテランズ、レガード・デル・ファンタズマの3組で争われる。
バーチの仇討ちに燃えるローキャンは劣勢を強いられるが、コーナーへ自爆を誘い反撃。しかしブロックバスターをかわされ、サイトー・スープレックスからのエルボーに沈んだ。


ドレイク・マーベリック ×-◯ ウォルター
(ハーフボストンクラブ)

絶対勝てるわけないマーベリックはボディスラム1発で瀕死になり、パワーボムから完全に余計なハーフボストンクラブで料理された。
その後チャンパがUK王座に意欲を見せたが三人がかりでボコられた。


NXT女子タッグ王座戦
エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート ◯-× アリーヤ&メルセデス・マルティネス
(イクリプス)防衛成功

王座戦になるとジェシー・カミーアではなくメルセデスが出てくるのか。なんという冷静で的確な判断なんだ。
王者組も手強いメルセデスではなくアリーヤを狙い、エンバーが必殺技で仕留めた。


KUSHIDA ×-◯ ジョーダン・デヴリン
(後方回転エビ固め)

サントス・エスコバーとのクルーザー級王座統一戦を控えたデヴリンだが、KUSHIDAはさすがに手強く一進一退の勝負に。
だが終盤、レガード・デル・ファンタズマが現れて介入し、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーでファンタズマを撃退した隙にデヴリンが丸め込んだ。
KUSHIDAは怒り心頭でラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルドに飛びかかり、エスコバーがデヴリンと対峙すると、そこへ脈絡もなくHBKショーン・マイケルズが登場。
無言でラダーをリングに入れ、試合はラダー戦だと示唆した。


・リア・リプリーが一軍昇格

番組内で言及はなかったがリア・リプリーが一軍昇格を果たした。


・カイル・オライリー VS アダム・コール

リング外での乱闘を繰り返す二人にブチギレているウィリアム・リーガルGM立ち会いのもと、非公式戦の調印式が行われた。非公式戦の調印?



2021/3/31のNXT #613 


ロデリック・ストロング ×-◯ キャメロン・グライムス
(ケイヴイン)

急ごしらえで因縁を作ったが特番でやるほどではないので通常回での対戦に。
劣勢のグライムスはタイツからアンディスピューテッド・エラのリストバンドを取り出し、拾ったストロングがあからさまに動揺している隙にケイヴインで踏み潰した。


タイラー・ブリーズ ×-◯ サントス・エスコバー
(ファントムドライバー)

ブリーズが乱入を繰り返すレガード・デル・ファンタズマの親玉に勝負を挑んだが、善戦したものの敗北した。


キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェル ◯-× ジジ・ドーリン&ゼイダ・ラミエ
(スワンダイブ・エルボードロップ)

ゼイダは後にアクアの名でAEWに登場する。
スリングブレイドや延髄斬りでインディを追い込んだが、キャンディスのウィキッド・ステップ・シスターで踏み潰された挙げ句にインディのエルボーを落とされた。


ゾーイ・スターク ×-◯ ラクエル・ゴンザレス
(チョークスラム)

ゾーイは持ち前の身体能力で食い下がるが、飛び技を何度も受け止められ、チョークスラムで叩きつけられた。実力を認められ強敵とばかり当たらされて2勝目が遠い。

試合後に紫雷イオが襲いかかり、その前には入場中、この後もロッカールームでと3度襲ったがいずれもラクエルに返り討ちにされた。ストリート最強なのか?


NXT北米王座挑戦権争奪バトルロイヤル
○ LAナイト

残り6人までが挑戦権を獲得し、敗退が早かった順にガントレット形式の王座戦に出場できるルール。

アイザイア・スコットが開始前にレオン・ラフに襲われ落下するが、もちろん無効。
エプロンから復帰しようとするジェイク・アトラスの脚をマルコム・ビヴェンスがつかみ、そこへスコットがドロップキックを浴びせて排除。しかしラフが投げたタイラー・ラストをスコットがショルダースルーで投げ落とし、ビヴェンスの努力は早々に水の泡に。
オースティン・セオリーがブロンソン・リードのヒップアタックで落とされるも、背中から落ちたためセーフ。しかしセオリーはルールを良くわかっていないのか反動をつけて跳ね起きて、両足が着いてアウト。
KUSHIDAとピート・ダンがもつれ合って同時落下し、リードはラフとスコットをまとめて担ぎ、順々に投棄した。これによりラフは挑戦権を得たものの1番手が決定。
キャメロン・グライムスとLAナイトが二人がかりでリードを落とそうとすると、開始時から一歩も動かず、怖がって誰も近寄らなかったデクスター・ルミスが加勢して落とす。
グライムスは札束を取り出し買収しようとするが二人がかりであっさり落とされ、ルミスとナイトの一騎打ちに。ルミスは突進してきたナイトをかわし場外へ落とすが、中段ロープをすり抜けたため無効。ナイトが足を引っ張り落下させ、王座戦のアンカーを獲得した。

そこへ紫雷イオが現れてラクエルを呼び出し、仲裁に入った女子たちごとスワンダイブ・プランチャでなぎ倒した。



2021/4/7のNXT TakeOver Stand and Deliver NIGHT1 #614


KUSHIDA ×-◯ ピート・ダン
(ビターエンド)

レッスルマニアにならい年間最大イベントとして特番を2日連続開催。
第1試合は前回のバトルロイヤルで急ごしらえで作った因縁の試合。絶対面白い二人だから悪くない。
両者ともに関節技と打撃を得意とし、容赦なく腕を伸ばし、顔面に打撃を叩き込み合う。KUSHIDAがバック・トゥ・ザ・フューチャーを披露したのはNXTで初では?
最後は指折りされた手でマサヒロ・タナカを撃ったKUSHIDAが悶絶し、そこへ指踏み、バズソーキックとたたみ掛けたダンがビターエンドでとどめを刺したが、いずれ劣らぬ好勝負だった。


NXT北米王座挑戦権争奪ガントレット・エリミネーター戦

前回のバトルロイヤルの上位6名が参加し、3分ごとに出場して行くルール。
まずはレオン・ラフがアイザイア・スコットに突き飛ばされて登場し、ゴング前に場外乱闘が続く。この間は3分のカウントダウンがされず、消耗が後で響きそう。

3番手のブロンソン・リードは圧倒的なパワーを見せ、二人まとめてジャーマンで投げ捨てたところで4番手のキャメロン・グライムスが登場。札束でスコットを買収し共闘する。
5番手のデクスター・ルミスの入場を映している間に何かの技でラフが倒され、スコットがグライムスを裏切り場外へ放り出してフォールした。

レオン・ラフ ×-◯ アイザイア・スコット
(??)

アンカーのLAナイトはマイク中にリードに襲われたもののすぐに態勢を立て直し、グライムスをサイレンスに捕らえたルミスをジャックナイフフォールで丸め込んだ。

デクスター・ルミス ×-◯ LAナイト
(ジャックナイフフォール)

だが調子に乗ったナイトは三人がかりで襲われ、リードのセントーンに押し潰され敗退した挙げ句、場外でルミスのサイレンスで失神させられた。

ブロンソン・リード ◯-× LAナイト
(セントーン)

グライムスとスコットは一時共闘してリードを倒し、丸め込み合戦を制したスコットがグライムスをフォール。

アイザイア・スコット ◯-× キャメロン・グライムス
(ロールアップ)

スコットはエプロンへのオクラホマスタンピート、450スプラッシュ、ブラックマジック2発とたたみ掛けるが仕留めきれず、ビーチブレイクからのツナミでリードが連戦を制した。

アイザイア・スコット ×-◯ ブロンソン・リード
(ツナミ)


NXT UK王座戦
ウォルター ◯-× トマソ・チャンパ
(逆水平チョップ)防衛成功

チャンパはクローズライン22連発を浴びせるもウォルターは倒れず、逆水平チョップを浴びるがすぐさま立ち上がり、23発目のクローズラインでウォルターをなぎ倒す。
そして体格差をものともせずシュバイン、フェアリーテイル・エンディングを決めるがフォールは奪えない。
雪崩式シュバインさえも返され、ウィローズ・ベルも力ずくで外されると打つ手無く、スリーパースープレックスからの逆水平チョップで力尽きた。


NXTタッグ王座決定3ウェイ戦
◯ MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) レガード・デル・ファンタズマ(ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド) × グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(スパインバスター+ブロックバスター)戴冠

タッグ巧者3組の争いは白熱。MSKは二人ともベテランズのサブミッションに捕らえられタップしかかるが、互いに手を握り合いそれを耐える。熱い。
ファンタズマがカットして逃れると、MSKとベテランズがそれぞれファンタズマを片付けて一騎打ちとなり、カーターが二人まとめてダイヤモンドカッターを浴びせる離れ業から、ツープラトンでリーがギブソンをフォールし、MSKがローデス杯に続き無敗でタッグ王座も獲得した。


NXT女子王座戦
紫雷イオ ×-◯ ラクエル・ゴンザレス
(ワンアーム・パワーボム)王座奪取

客席には契約を交わしたばかりのSareee改めサレイの姿が見えた。
ダコタ・カイは不用意にイオを襲って早々に退場を命じられる。イオはラクエルの巨体に通じる技を選び続け試合を支配するが、超高所からのプランチャとムーンサルトプレスを完璧に決めたもののフォールを奪えない。
ラクエルは場外でのワンアーム・パワーボムで反撃し、イオを一回転させシューティングスタープレスで落下させるとんでもない威力のクローズラインを浴びせ、とどめのワンアーム・パワーボムで堂々とベルトを手に入れた。



2021/4/8のNXT TakeOver Stand and Deliver NIGHT2 #615


NXTクルーザー級王座統一ラダー戦
サントス・エスコバー ◯-× ジョーダン・デヴリン

通常戦ではデヴリンが上回り、ラダーを駆使したラフファイトではエスコバーが上回る展開。
デヴリンはふわりと浮き上がるような滞空時間の長いムーンサルトをラダー頂上から披露するが、ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルドが乱入しベルト奪取を阻止。
さらにラダー上からのスパニッシュフライも浴びせるがエスコバーはしぶとく立ち上がり、最後は殴り合いから頭突きで別のラダーの上に落とし、エスコバーが2本のベルトを手に入れた。


NXT女子タッグ王座戦
エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート ◯-× キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェル
(ダイビングセントーン)防衛成功

ゴングと同時にキャンディス組が襲撃し、以降ほとんど動きを止めずしばき合う。
キャンディス組はドミネイターにパーフェクトショットを、エンバー組はフラップジャックにパーフェクトショットを合わせるツープラトンを決めるがフォールには至らず。
エンバーの膝蹴りで倒れたキャンディスをインディが抱き起こしていると、そこにエンバーがイクリプスを浴びせ、キャンディスの背後にいたインディにも大ダメージ。ショッツィがとどめのダイビングセントーンをインディへ落としベルトを守った。


NXT北米王座戦
ジョニー・ガルガノ ◯-× ブロンソン・リード
(ワンファイナルビート×2)防衛成功

リードはスリングショット・スピアーをダウンせず弾き返すが、その分衝撃が逃げずに入ってしまい腹に大ダメージを負い、ガルガノにそこを狙われる。
痛みをこらえ体格差を活かして技を次々と跳ね返していくが、終盤それまで何もしなかったオースティン・セオリーがツナミを妨害し、セオリーはトペで排除したものの、秘密兵器ムーンサルトプレスはかわされ、ワンファイナルビート2連発に沈んだ。


NXT王座戦
フィン・ベイラー ×-◯ カリオン・クロス
(エルボースマッシュ)王座奪取

序盤は二人とも笑いながらどつき合い、フィンはクロスのタックルをコーナーに誤爆させることに成功し、左肩を攻め続ける。
だがドゥームズデイ・サイトー・スープレックスからの後頭部エルボーをペレキックで返し、必殺のクー・デ・グラを浴びせるもカバーに入った途端にクロスジャケットに切り返される。
そして2発目のドゥームズデイ・サイトーから後頭部エルボーを喰らい、1発目はコーナーが近くだったのでこらえたが、2発目で沈められた。


非公式戦
カイル・オライリー ◯-× アダム・コール
(ダイビングニードロップ)

非公式戦なので反則は無く、レフェリーも私服。レフェリーも私服?
リングにはイスが散乱し、ロープに巻きつけたチェーンを走ってきた相手に引っ掛け、実況席へブレーンバスターとラフファイトが続く。
コールはオライリーの首をイスで挟み、それをイスで叩こうとするがさすがにレフェリーが止めると殴り倒してしまい、パナマサンライズを決めるがレフェリー不在でカウントが入らない。
場外乱闘からオライリーのフロントチョークをスパインバスターで返すと通路の底が抜けてしまい落下し、山ほど危険技があったのにここで初めてコールが手の甲から流血。
ラストショットを決め合うがどちらもカバーを返し、最後は逆さに立てたイスにもたれたコールへ、オライリーがチェーンを脚に巻きつけたダイビングニードロップを落とし、死闘を制した。



2021/4/13のNXT #616 


NXTタッグ王座戦
MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) ◯-× キリアン・デイン&ドレイク・マーベリック
(スパインバスター+ブロックバスター)防衛成功

マーベリックとリーの息が合わず全く技がクリーンヒットしない不安な立ち上がりだが、後半は噛み合っていった。
デインがパワーボムでカーターを投棄し、さらにマーベリックをパワーボムで叩きつけようとするが、リーがカーターをどかしたためマーベリックが普通にパワーボムを被弾。成功してても大ダメージだけどな。
マーベリックは死んだふりで丸め込もうとしたが返され、ツープラトンで仕留められた。

その後インペリウム(※ウォルター除く)が三人がかりでデインを襲った。


ジェシー・カミーア ×-◯ メルセデス・マルティネス
(シュバイン)

メルセデスがアリーヤと決裂してチョークをかまし、止めに入ったジェシーと対戦へ。首を絞められて潰れたカエルみたいな声を出してたアリーヤが女を捨てて面白かった。
ジェシーが不意打ちからペースを握ったが、プランチャを自爆すると一気に仕留められた。

メルセデスはまたアリーヤを襲おうとし、かばったロバート・ストーンにチョークをかました。アリーヤの方が良い声出してたぞ。


NXTクルーザー級王座オープンチャレンジ戦
サントス・エスコバー ×-◯ KUSHIDA
(ロールアップ)王座奪取

クルーザー級王座を統一したエスコバーが挑戦者を募ると、NXTで初めてリングタイツ姿のKUSHIDAが名乗りを上げる。
ゴング前にドロップキックを浴びせたが寛大なレフェリーに許され、スピードで翻弄するが、場外で色んな所に叩きつけられ劣勢に。
しかし左腕責めで反撃すると、ファントムドライバーを切り返し、丸め込み合戦を制してフォールとベルトを奪い取った。

控室では前々王者のジョーダン・デヴリンが早くも粉をかけた。


・フランキー・モネ登場

新NXT女子王者ラクエル・ゴンザレスがダコタ・カイとともに演説していると、元TNAノックアウト王者のタヤ・ヴァルキリー改めフランキー・モネが飼い犬を連れて割り込む。
言うだけ言って帰っていくと、レッスルマニアでロウとスマックダウンの女子王座を獲得したリア・リプリーとビアンカ・ブレアが祝福に現れ、ラクエルと旧交を温めた。


・サレイ次週デビュー

Sareee改めサレイの日本時代の映像とウィリアム・リーガルGMのインタビューが流され、次週のデビューが予告された。


・コマンダー・アジーズ(ダバ・カトー)一軍昇格

NXTを経由せずダバ・カトー改めアジーズが一軍昇格した。ガタイの良い選手はNXT関係なく上がっていく。


レオン・ラフ ×-◯ アイザイア・スコット
(JMLドライバー)

ラフがとんでもない高度の空中技を連発するが、しのいだスコットがピンフォールを奪った。
わりとクリーンに負けたのにラフはロッカールームでスコットを襲撃し、台車で轢いてしまった。


エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート&ブロンソン・リード&デクスター・ルミス ◯-× ザ・ウェイ(ジョニー・ガルガノ&オースティン・セオリー&キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェル)
(ツナミ)

時代の流れで8人(エイト・マン)タッグ戦がエイト・パーソンタッグ戦になっている。
いちおう同性で戦うルールだが後半は男女関係なく技を浴びせ合う。ショッツィの股間を思い切りつかんでリフトアップしたリードは男女平等の鑑。
インディとルミスが急接近し、ルミスがガルガノをサイレンスで捕らえると、インディは背後で昏倒したふりをし、心配したルミスは技を解いてしまう。そこを不意打ちしたセオリーをインディは場外へ放り出し、また倒れてルミスに介抱されながら退場していった。
男女比では優位に立ったザ・ウェイだが、セオリーがリードの肩の上から飛んだエンバーのイクリプスを喰らい悶絶。とどめを狙うリードをキャンディスは果敢にもスーパープレックスで投げようとするができるはずもなく、ショッツィにセオリーの上へ投棄され、リードがツナミでセオリーを押し潰した。



2021/4/20のNXT #617 


・カイル・オライリーとキャメロン・グライムス

独立しラフな格好にイメチェンしたオライリーが話していると、帽子キャラがかぶったグライムスが絡み、殴り倒された。


デクスター・ルミス ×-◯ LAナイト
(スナップメアドライバー)

ルミスは客席に来ていた急接近中のインディ・ハートウェルに気を取られ、リングインの隙に必殺技を浴びて敗北した。
態勢が崩れていたためナイトの背中の上に落ちたが、鍛え上げられたナイトの背筋はリングくらい硬かったようだ。


・紫雷イオのインタビュー

紫雷イオがベス・フェニックスにインタビューを受けていると、フランキー・モネが愛犬持参で割り込み、怒ったイオに日本語でまくしたてられた。


ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ) ×-◯ グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(チケット・トゥ・メイヘム)

ドレイクが脚を負傷したふりでレフェリーを引きつけ、その隙にギブソンがサミングを喰らわせファンダンゴに集中攻撃。これが最後まで尾を引き、交代したブリーズが奮闘するがファンダンゴは戦線復帰できず、必殺ツープラトンでギブソンにフォールされた。


サレイ ◯-× ゾーイ・スターク
(リストクラッチ式裏投げ)

デビュー戦の相手に名乗り出たゾーイとは正面からバチバチやり合えて良好。遠慮なく技を浴びせ合い、接戦を物にしたサレイをゾーイも称えたが、退場時にトニー・ストームに襲撃されてしまった。


NXTクルーザー級王座オープンチャレンジ戦
KUSHIDA ◯-× オニー・ローキャン
(ホバーボードロック)防衛成功

NXTで初戴冠したKUSHIDAの日本での反響が伝えられる。前王者サントス・エスコバーのようにオープンチャレンジ戦を催し、ローキャンの強烈な打撃に掌底やマサヒロ・タナカでお返しし、ホバーボードロックで絡みつきタップさせた。

その後レガード・デル・ファンタズマに襲われたがMSKに救出された。


エヴァーライズ(チェイス・パーカー&マット・マーテル) ×-◯ インペリウム(ファビアン・アイクナー&マーセル・バーセル)
(パワーボム+フライング・ヨーロピアンアッパーカット)

エヴァーライズはキリアン・デイン&ドレイク・マーベリックがセコンドのアレクサンダー・ウルフと衝突した隙にパーカーが丸め込みかけたのが唯一の反撃で、ツープラトンからバーセルにパーカーがフォールされた。


カイル・オライリー ◯-× キャメロン・グライムス
(ダイビングニードロップ)

オライリーは蹴りとサブミッション、グライムスは打撃とスープレックスで攻め合う。大技はあまりないが多彩な攻め手を持つオライリーと見栄えのある大技主体のグライムスが噛み合い好勝負に。
最後はオライリーがアダム・コールも沈めた一撃で勝ったが、グライムスも株を大いに上げたろう。



2021/4/27のNXT #618 


ダコタ・カイ ×-◯ メルセデス・マルティネス
(ラクエル・ゴンザレスの乱入により反則)

ヒール同士だがダコタがよりヒールにラフファイトを展開。ラクエルもレフェリーの隙をつき殴りかかったが返り討ちにされると、乱入してメルセデスを蹴り倒し、さらに場外で痛めつけた。
必要以上に暴行していて、フェイス化しそうだったラクエルを軌道修正したようだ。


ゼイダ・ラミエ ◯-× トニー・ストーム
(シューティングスタープレス)

トニーも必要以上にいたぶり、ストーム・ゼロの態勢に入るが、取りやめ雪崩式で放とうとする。そこへ先週暴行されたゾーイ・スタークが妨害に入り、ゼイダはトニーを殴り落とすと、リング中央まで届くとんでもない飛距離のシューティングスタープレスで飛来し初勝利を挙げた。


ブロンソン・リード ◯-× オースティン・セオリー
(ツナミ)

両者ダウンしたところでデクスター・ルミスが現れ、インディ・ハートウェルをゆっくりと追い掛ける。インディがリングに上がるとリードがセオリーを投げつけ、ルミスはインディをかばって衝突。リードはセオリーをクローズラインでなぎ倒すとツナミで押し潰した。


キリアン・デイン&ドレイク・マーベリック ×-◯ インペリウム(ファビアン・アイクナー&マーセル・バーセル)
(パワーボム+フライング・ヨーロピアンアッパーカット)

アレクサンダー・ウルフはかつてのチームメイトのデインをイスで殴るのを躊躇し、バーセルに責められる。仲間割れの隙をついたマーベリックだがプランチャをアイクナーに受け止められ、ツープラトンで仕留められた。


・ミリオンダラーマン

キャメロン・グライムスが高級腕時計を買おうとしていると、ミリオンダラーマンことテッド・デビアスが現れた。


エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート --- アリーヤ&ジェシー・カミーア
(ザ・ウェイの乱入により不成立)

キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェルが王者組を襲撃し、試合が流れた。
アリーヤ組は不戦勝でベルト奪取だと大喜びしていたが、そもそも王座戦ではないし、次週にザ・ウェイとの王座戦が組まれた。


KUSHIDA&MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) ×-◯ レガード・デル・ファンタズマ(サントス・エスコバー&ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド)
(ロシアン・レッグスイープ+レッグラリアート)

KUSHIDAがエスコバーの実況席パワーボムで沈められ、それを介抱していたカーターもメンドーサの不意打ちを喰らう。リーが3対1で孤軍奮闘するが、負傷を押してリングに戻ったKUSHIDAはすかさずエスコバーのファントムドライバーで仕留められ、リーも衆寡敵せずツープラトンからメンドーサにフォールされた。



2021/5/4のNXT #619 


フォールズ・カウント・エニウェア戦
レオン・ラフ ×-◯ アイザイア・スコット
(JMLドライバー)

ラフは雪崩式クルーシフィックスやエプロンから場外へのリバースフランケンシュタイナー、コーナーから場外への飛びつきダイヤモンドカッターなど驚異の空中技を連発。
だが超高度からのプランチャを巨漢(トップドラ)に受け止められ、デスバレーボムでフェンスに叩きつけられ、スコットのJMLドライバーで仕留められた。
スコットは存在を匂わせていたチームメンバーと合流し勝利を喜び合った。


アッシャー・ヘイル ×-◯ キャメロン・グライムス
(ケイヴイン)

キャリア19年のアンソニー・ヘンリー改めヘイルがデビュー。なお路線変更によりたった3ヶ月後に解雇されるため貴重な姿である。さすがの軽快な動きでグライムスを翻弄したが、あえなくケイヴインで踏み潰された。


トマソ・チャンパティモシー・サッチャー ◯-× グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(凶器殴打→フジワラアームバー)

チャンパはドレイクのトペで実況席に突っ込まされるが、その間に凶器を調達。サッチャーに渡しつつレフェリーの注意を引き、サッチャーが凶器攻撃からの脇固めでギブソンをタップさせた。


・NXT王座の行方

NXT王者カリオン・クロスが話しているとカイル・オライリー、ピート・ダン、フィン・ベイラーが挑戦者に名乗りを上げる。フィンが最初に殴りかかるが、セキュリティに割って入られ、クロスはそれに乗じて全員を排除。だがジョニー・ガルガノ&オースティン・セオリーが背後から襲撃し、二人がかりで倒してしまった。


サレイ ◯-× ゼイダ・ラミエ
(リストクラッチ式裏投げ)

サレイが一方的に攻めまくり、ゼイダはしぶとく粘ったがシューティングスタープレスを披露することすらできず力尽きた。


ジェイク・アトラス ×-◯ LAナイト
(スナップメアドライバー)

アトラスが高速の動きと蹴り技でペースを握るが、一瞬の隙をつかれ必殺技を浴びた。前蹴りから入っていてほとんどストーンコールドスタナーだった。


・クルーザー級王座とマンスール

サントス・エスコバーへKUSHIDAがクルーザー級王座戦3本勝負を持ちかけた。
また番組中に言及されなかったが、マンスールがなぜか一軍昇格を果たした。NXTには1年半出てないのに。


NXT女子タッグ王座ストリートファイト戦
エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート ×-◯ ザ・ウェイ(キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェル)
(イス直下ウィキッド・ステップ・シスター)王座奪取

フェイスの王者組が普通に凶器攻撃が得意なので凶器のほとんどを王者組が活用。だが劣勢の挑戦者組も次第に適応し、インディが場外のテーブルに寝かせたエンバーへスワンダイブ式のエルボードロップを落とし、キャンディスはブラスナックル(メリケンサック)殴打からイス直下の必殺技でショッツィを仕留め、ともにNXT初タイトルを奪取した。



2021/5/11のNXT #620 


カリオン・クロス ◯-× オースティン・セオリー
(クロスジャケット)

クロスの迫力ある入場にビビっていたセオリーはラフファイトでペースを握るが、怒れるクロスはフォールアウェイスラムからすぐさま立ち上がり、サイトースープレックス2連発→後頭部エルボー→マウント後頭部エルボー→クロスジャケットと10倍返しした。


MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) ◯-× ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ)
(スパインバスター+ブロックバスター)

フェイス同士だけありレフェリーがリープフロッグを見せたり、試合後には健闘を称え合う。
ブリーズのアンプリティアーを崩し、ツープラトンからリーがフォールした。


オープンチャレンジ戦
ピート・ダン ◯-× レオン・ラフ
(三角絞めエルボー)

ダンが対戦者を募り、ラフが背後から襲いかかった。
ダンは落ち着いてマウスピースをはめると、飛びつきダイヤモンドカッターを自爆させ、三角絞めで固めつつ脳天にエルボーを連打し、レフェリーストップさせた。


NXT女子王座戦
ラクエル・ゴンザレス ◯-× メルセデス・マルティネス
(チンゴナボム)防衛成功

メルセデスは大技を決めても巨体のラクエルを転がしてカバーに入るまでに回復されてしまいフォールを奪えない。最後もカミゴェ3連発をものともせずラクエルがビッグブートで反撃し、チンゴナボムと名付けられたワンアーム・チョークスラムで勝利した。


・ヒットロウ

アイザイア・スコットがアシャンティ・アドニス、トップドラ、Bファブとともにヒットロウを結成した。
この頃はあんなこと(※一軍昇格即全員解雇)になるとは思わなかったのに。


カイル・オライリー ◯-× オニー・ローキャン
(ダイビングニードロップ)

セコンドについたピート・ダンがなぜかクリーンで、一切手出ししないし、襲いかかったのも試合終了後だった。
そこへ負傷欠場中だったボビー・フィッシュが駆けつけかつてのチームメイトを救出。そういえば欠場中にアンディスピューテッド・エラが崩壊したためオライリーとの間に確執が無かった。


・生きていたリンク

1年前に2試合したきり登場していないインダス・シェアーのリンクがヴィアの名で一軍昇格した。相方はサラブではなくNXT未登場のシャンキーだった。サラブかわいそうすぎる。


NXTクルーザー級王座3本勝負
KUSHIDA ×-◯ サントス・エスコバー
(ファントムドライバー)

開始早々にラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルドが手出しするが、すぐさまMSKが駆けつけ排除してくれた。
だがエスコバーはラフファイトで着々と体力を削り、危なげなくファントムドライバーで仕留めた。


KUSHIDA ◯-× サントス・エスコバー
(腕ひしぎ逆十字固め)

一気に決めたいエスコバーが突進するが、KUSHIDAはホバーボードロックから腕ひしぎに即座に切り替えあっという間に追いついた。


KUSHIDA ◯-× サントス・エスコバー
(ハンマーロック・ノーザンライトスープレックス)防衛成功

KUSHIDAはダメージを与えた左腕を集中攻撃。雪崩式ホバーボードロックはロープに逃げられたものの、左腕をがっちり固めたハンマーロック・ノーザンライトスープレックスは痛めた左腕では全く外せず、3カウントを奪った。



2021/5/18のNXT #621 


ゾーイ・スターク ×-◯ トニー・ストーム
(ストーム・ワン)

ゾーイはストーム・ゼロをウラカン・ラナで切り返し、直撃も跳ね返してみせたが、トニーは払い腰からDDTで落とすストーム・ワンを初披露し勝利した。
そこへフランキー・モネが現れ対戦をアピールした。


ジェイク・アトラス ◯-× キャメロン・グライムス
(テッド・デビアス登場→サンセットフリップ)

グライムスは行く先々で金持ちっぷりを見せつけられたテッド・デビアスの情けない場面集を流し観客に非難される。それにもめげず優位に立つがケイヴインを狙っているところにデビアス御本人が登場し、気を取られた隙に丸め込まれた。


キリアン・デイン ◯-× アレクサンダー・ウルフ
(クロスボディ)

一軍昇格後、NXT UKへ移籍したウルフは2019年9月以来のNXTでの試合。ちなみにこの2日後に解雇される。
マーセル・バーセルにイスを渡され殴ろうとするがカウンターのクロスボディで押し潰された。
バーセルとファビアン・アイクナーは愛想を尽かし、ウルフを襲った。


トマソ・チャンパ&ティモシー・サッチャー ×-◯ レガード・デル・ファンタズマ(ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド)
(ロシアン・レッグスイープ+レッグラリアート)

チャンパ組はファンタズマの必殺ツープラトンを崩し、メンドーサもウィローズベルを決められたワイルドをミサイルキックで救出する。だがグリズルド・ヤング・ベテランズが現れ、チャンパをチケット・トゥ・メイヘムでエプロンに叩きつけてしまい、メンドーサが駄目押しのツープラトンからフォールした。


サレイ ◯-× アリーヤ
(リストクラッチ式裏投げ)

サレイは握手を求めるがアリーヤは前蹴りで応じ、ジェシー・カミーアも手出しする。
劣勢のサレイはエルボーの打ち合いで目を覚ますと、ジェシーとロバート・ストーンに見せつけるように目の前でロープ串刺しドロップキックを浴びせ、必殺技でとどめを刺した。


トニー・ニース&アリーヤ・デバリ ×-◯ ヒットロウ(アシャンティ・アドニス&トップドラ)
(ファイヤーマンズ・ブレーンバスター)

トップドラが二人まとめて担ぎ上げてアバランシュプレスを浴びせ、粘るデバリをデスバレーボムの体勢からブレーンバスターで落とした。


NXT北米王座スティールケージ戦
ジョニー・ガルガノ ×-◯ ブロンソン・リード
(ツナミ)王座奪取

ガルガノは金網を上手く利用し普段なら巨体のリードに掛けられない大技を連発し、オースティン・セオリーは外から脱出を阻止する。苦しいリードだが金網越しのパンチでセオリーを排除し、トップロープからガルガノの背中にツナミで飛来し、場外脱出を自ら拒否すると、とどめのツナミで押し潰しベルトを奪い取った。



2021/5/25のNXT #622 


エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート ◯-× ラクエル・ゴンザレス&ダコタ・カイ
(ドミネイター+ダイヤモンドカッター)

ラクエルは脱出不可能そうなキャメルクラッチに捕らえられたダコタをタッチせずに助け、ついでにエンバーにチンゴナボムを浴びせようとするがカウンターのイクリプスを浴びて昏倒。エンバーのドミネイターにショッツィのダイヤモンドカッターを合わせる、これまでも何度か決めていたツープラトンで初めてフォールを奪った。


ボビー・フィッシュ ×-◯ ピート・ダン
(ビターエンド)

フィッシュはダンの得意な打撃と関節技に真っ向から対抗していくが、右腕をつかまれたダンが上手く体勢を入れ替え、ビターエンドで叩きつけて勝利した。
オニー・ローキャンが試合後にフィッシュを痛めつけたが、カイル・オライリーは助けに来なかった。


ゼイダ・ラミエ ×-◯ メルセデス・マルティネス
(シュバイン)

ゼイダはシューティングスタープレスを狙えるトップロープに陣取るがデッドリードライブで落とされ、シュバインで仕留められた。
その後、照明が落とされた間にメルセデスの手の甲に謎の印が付けられた。最近全然出ていないティアン・シャ絡みだろう。


・キャメロン・グライムス VS ミリオンダラーマン

グライムスとテッド・デビアスが論争しているとLAナイトが割り込み、不意打ちのスナップメアドライバーを浴びせた。デビアスと結託したらしい。


コーラ・ジェイド ×-◯ フランキー・モネ
(グラムスラム)

フランキーがようやくNXTデビュー戦。細いコーラ相手だとあまりにも豊満な体型。コーナーに追い詰め尻や股間で押し潰し、グラムスラムでとどめを刺した。


・NXT北米王座とタッグ王座

新北米王者のブロンソン・リードが話しているとレガード・デル・ファンタズマが割り込む。三人で包囲したところへMSKが駆けつけて援護し、次週のタッグ王座戦が決まった。


・大量解雇と一軍昇格

素行不良で干されていたベルベティーン・ドリーム、インペリウムを追放されたアレクサンダー・ウルフ、シェイナ・ベイズラーの昇格以来すっかり消えたジェサミン・デューク、そういえば見なくなったヴァネッサ・ボーン、バトルロイヤルで1試合だけしたスカイラー・ストーリー(ブランディ・ローレン)が解雇された。今後もほぼ1ヶ月おきに大量解雇が続く。

また2019年1月に1試合だけしたエリック・ブーゲンハーゲンがリック・ブーグスに改名し一軍昇格した。ガタイが良いと本当にNXT関係なく昇格する。


NXT王座戦
カリオン・クロス ◯-× フィン・ベイラー
(スリーパーホールド)防衛成功

フィンはクー・デ・グラをかわされ、ジャーマンとサイトースープレックスを続けて被弾。後頭部へのエルボーは丸め込みに切り返し、スリーパーホールドから三角絞めに固めるが、力ずくで脱出されると余力はなく、エルボーを浴びてスリーパーホールドで締め上げられ失神した。



2021/6/1のNXT #623 


NXT王座挑戦権争奪3ウェイ戦
△ ジョニー・ガルガノ カイル・オライリー ピート・ダン
(アダム・コールの乱入によりノーコンテスト)

三人は一切共闘せず戦うが、異常に1対2の戦い方に慣れていて、二人同時に掛ける技が豊富過ぎる。
一対一になる場面がほとんど無く、完全に互角の戦いを続けるが、イスを手に現れたアダム・コールが全員を襲撃し、名勝負をブチ壊してしまった。
ウィリアム・リーガルGMが怒り心頭でコールに詰め寄っていると、どさくさに紛れてエンバー・ムーンがラクエル・ゴンザレスを呼び出し乱闘。さらにダコタ・カイがエンバーを背後から襲撃し、リーガル卿を怒らせた。


ジェイク・アトラス ◯-× LAナイト
(側転DDT)

余裕綽々で戦っていたナイトはテッド・デビアスが観戦に現れると、さらに余裕を見せつけようとしたせいか大苦戦。キャメロン・グライムスも現れてデビアスと話し始めると、気を散らされた隙にアトラスの必殺技を浴びて敗北した。


・アダム・コール VS カリオン・クロス

コールが再びリングに現れ、カリオン・クロスにNXT王座戦を要求。クロスはガルガノ、オライリー、ダンとまとめて全員相手にしてやると勝手に受諾し、口を挟もうとしたリーガル卿もそれに同意し無言で去って行った。


NXTクルーザー級王座戦
KUSHIDA ◯-× カーメロ・ヘイズ
(ホバーボードロック)防衛成功

多数のインディー王座歴を誇るヘイズ(元クリスチャン・カサノバ)が王座戦でデビュー。
初対戦ながらKUSHIDAの腕狙いを上手くかいくぐり、多彩な技を披露したが、飛び技をマサヒロ・タナカで撃墜され、すかさず左腕を蹴り上げられるとホバーボードロックでタップさせられた。


ゾーイ・スターク&ゼイダ・ラミエ ×-◯ キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェル
(ウィキッド・ステップ・シスター→スプリングボード・エルボードロップ)

王者組は戦い慣れない新鋭タッグに手を焼くが、インディがカットし分断しとどめ役も担った。当初は何もしなかったがキャラも立って活躍するようになってきた。


NXTタッグ王座戦
MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) ◯-× レガード・デル・ファンタズマ(ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド)
(スパインバスター+ブロックバスター)防衛成功

グリズルド・ヤング・ベテランズが介入しようとするとトマソ・チャンパ&ティモシー・サッチャーが飛んできてあっという間に排除。だが試合はサントス・エスコバーが余裕綽々で見守っている通り、ファンタズマが優位に進める。エスコバーは終盤で手を出して必殺ツープラトンにつなげさせるが、カーターのカットが間一髪で間に合う。そこへブロンソン・リードが突進しエスコバーを圧殺すると、目撃したメンドーサが動揺した隙に蹴り落とされ、残されたワイルドを王者組が仕留めた。



2021/6/8のNXT #624 


オースティン・セオリー ×-◯ オニー・ローキャン
(ハーフネルソンバスター)

特番でNXT王座戦に出場するジョニー・ガルガノとピート・ダンの代理戦争。途中でその二人がセコンドに出てきて、殴り合いを始めるとセオリーが気を取られた隙に鉄柱へ叩きつけられ、一気に勝負を決められた。


・勝者総取り

レガード・デル・ファンタズマが話していると、ブロンソン・リードが現れ前回サントス・エスコバーが圧殺されたシーンを流す。そこへMSKも駆けつけにらみ合いとなり、勝者がUS王座とタッグ王座を総取りする6人タッグ戦が決定した。


キリアン・デイン ×-◯ アイザイア・スコット
(串刺しブラックマジック)

スコットをクロスボディとセントーンで押し潰したデインはとどめのベイダーボムを狙うが、ヒットロウの面々がちょっかいを出す。ドレイク・マーベリックがアシャンティ・アドニスは空襲で仕留めたもののトップドラに捕まりエプロンに叩きつけられ、その隙に復活したスコットがデインを落下させ、コーナーへ串刺し式のブラックマジックを喰らわせた。


アマリ・ミラー ×-◯ メルセデス・マルティネス
(シュバイン)

メルセデスは入場中にザイア・リーに襲われるが、なんとか場外へ叩き出す。
消耗したメルセデスにデビュー戦のアマリはゴングと同時に突進したがジャンピングニーパットで撃墜され、そのまま秒殺された。


・ミリオンダラー王座復活

テッド・デビアスはキャメロン・グライムスとLAナイトを招き、幻のミリオンダラー王座を復活させラダー戦で争わせると発表した。


オーガスト・グレイ&イケメン二郎 ×-◯ グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(チケット・トゥ・メイヘム)

205ライブでデビューしたイケメン二郎がNXTに初登場。ジャケットを脱がずに戦うが、レガースをはめた左脚を狙われる。トマソ・チャンパ&ティモシー・サッチャーが観戦に現れ、気を取られた隙にグレイに交代したが、グレイも必殺技のアンプリティアーから入る不知火を外され、ツープラトンからギブソンにフォールされた。


・紫雷イオ復帰

キャンディス・レラエが話していると特番のテーマソングを歌う歌手のポッピーが現れ、紫雷イオを呼び寄せた。


エンバー・ムーン ◯-× ダコタ・カイ
(ラクエル・ゴンザレスの乱入により反則)

エンバーはラクエルの介入をはねのけイクリプスの態勢に入ったところを、ラクエルに蹴りつけられ反則決着となった。
だがエンバーは追撃するラクエルのチンゴナボムをイクリプスに切り返し、さらに正調イクリプスも浴びせてKOし、女子王座ベルトを掲げてみせた。


・サンタナ・ギャレット解雇

一軍昇格が決まり、デビューの準備中と報じられていたサンタナ・ギャレットが解雇された。


・前哨戦

NXT王座戦を行うカリオン・クロス、カイル・オライリー、ピート・ダン、ジョニー・ガルガノが舌戦から乱闘を繰り広げる。クロスが勝利したかに見えたが、会場外にいると騙したコールが襲撃し、前哨戦を制してベルトを掲げてみせた。



2021/6/13のNXT TAKEOVER IN YOUR HOUSE #625


NXT北米王座・タッグ王座勝者総取り6人タッグ戦
ブロンソン・リード&MSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー) ◯-× レガード・デル・ファンタズマ(サントス・エスコバー&ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド)
(ツナミ)防衛成功

ファンタズマはリードの巨体をほとんど崩せず交代されるたびにまとめてなぎ払われ、エスコバーも再現映像のように場外フェンスごと圧殺されると、メンドーサがMSKのツープラトンからリードに押し潰された。


メルセデス・マルティネス ×-◯ ザイア・リー
(竜巻蹴り)

ザイアは4年前のメイ・ヤング・クラシックでメルセデスに負けていたという無理矢理すぎる因縁が明かされる。怪奇派でもなんでもない虹色のドレッドヘアに染めてきたザイアはハイキックを鉄柱に自爆し悶絶するが、ボアのアシストもあり痛む脚で竜巻蹴りを浴びせて辛勝した。

その後、ボアに出させたイスで殴ろうとするが、反撃され二人まとめてイスで殴られる。
だがメルセデスが詰め寄るとついに謎の女が玉座から立ち上がり、チョークから通路下へ放り捨てた。


ミリオンダラー王座ラダー戦
キャメロン・グライムス ×-◯ LAナイト

wikiによると復活はテッド・デビアス息子に贈られて以来の11年ぶり、試合で争われるのは実に30年ぶりとなる。
場外でナイトを昏倒させたグライムスは絶好機を迎えるが、どうせならと入場口の黄金ラダーを運び込み、その間にナイトに回復される。
グライムスはリングサイドの柱からの超高度プランチャを見せたが、最後は黄金ラダー頂上から場外のラダーへと落下させられ、ナイトにベルトを奪われた。


NXT女子王座戦
ラクエル・ゴンザレス ◯-× エンバー・ムーン
(チンゴナボム)防衛成功

エンバーは打撃と関節技で体格差を覆し、カウンターのイクリプス、正調イクリプスとたたみ掛けるが、ダコタ・カイがラクエルの脚をロープに引っ掛けカウントを阻止。
今さらショッツィ・ブラックハートが現れダコタを排除するがすでに勝機は逸しており、2発目のイクリプスをギリギリで空中捕獲したラクエルがなんとか勝利をもぎ取った。


NXT王座5WAY戦
◯ カリオン・クロス ジョニー・ガルガノ アダム・コール × カイル・オライリー ピート・ダン
(スリーパーホールド)防衛成功

序盤はクロスが挑戦者を一対一で次々と片付けていく。風貌という渺茫なのか?
その後もクロスを4人がかりで排除し、その隙に4人だけで決着をつけようとするが、クロスは蘇ってはまとめて叩きのめしていく。それにしてもベス・フェニックスは実況席を攻撃された時の退避が早い。
最後はオライリーがコールをヒールホールドに捕らえタップ寸前に追い込むが、そのオライリーをクロスがスリーパーホールドに捕らえて失神させ、数の差をもろともせずベルトを守り抜いた。



2021/6/15のNXT #626 


・サモア・ジョー見参

ウィリアム・リーガルは特番でも相次いだ乱闘に悄然とし、もはや自分では治められないとGM退任を表明。そこへNXT王座を防衛したカリオン・クロスが現れ、代わりに支配してやると言うと、一軍を解雇されたサモア・ジョーが登場。
リーガル卿はGM職を譲ろうとしたが、ジョーは断ったものの協力を申し出る。リーガル卿は首を故障したジョーの試合復帰はできず、誰かに絡まれても正当防衛しか認めないと条件を付け承諾した。


ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ) ◯-× インペリウム(ファビアン・アイクナー&マーセル・バーセル)
(インサイドクレイドル)

インペリウムはファンダンゴを孤立させ、交代されても即座にブリーズをクローズラインでなぎ倒したが、その直後にアイクナーが丸め込まれて敗北。
激昂してブリーザンゴを襲撃しうっぷん晴らしした。


・サモア・ジョー初仕事

アダム・コールとカイル・オライリーが乱闘し、コールに突き飛ばされたジョーはコキーナクラッチで絞め落とし早速の初仕事を終えた。


NXTクルーザー級王座オープンチャレンジ戦
KUSHIDA ◯-× トレイ・バクスター
(ホバーボードロック)防衛成功

インパクトや新日に参戦したブレイク・クリスチャン改めバクスターがデビュー。23歳と若く、高い運動能力を見せるが、このたった5ヶ月後に解雇される。素行か?
その場飛びのスパニッシュフライからスワンダイブ式の450スプラッシュで追い詰めたが、KUSHIDAはホバーボードロックに固めたままトップロープから飛び降りる荒業で反撃しタップさせた。

そこへ途中から観戦に現れた、3週後にアダム・コールと決着戦を行うカイル・オライリーが次週の対戦を要求した。


・ミリオンダラー王座授与

テッド・デビアスがLAナイトにミリオンダラー王座を授与し、高らかに笑っていると、ナイトはデビアスを殴り倒し、ストンピングを浴びせてしまう。そこへキャメロン・グライムスが駆けつけてリングから叩き出した。
それにしても殴られたデビアスの受け身が綺麗だった。


ケイデン・カーター&ケイシー・カタンザーロ ×-◯ ラクエル・ゴンザレス&ダコタ・カイ
(スパイク式GTK)

フィジカル組は持ち前の運動神経で元タッグ王者相手に大健闘。冷静に見るとMSKに匹敵するツープラトンを次々と炸裂させる。
ケイデンのネックブリーカーにケイシーの450スプラッシュを合わせる説得力抜群のツープラトンをラクエルがなんとかカットし、ダコタがケイシーを仕留めたが主役はケイデン組の方だった。


・紫雷イオ&ゾーイ・スターク

紫雷イオが話しているとキャンディス・レラエが絡み、背後からインディ・ハートウェルに襲わせる。
だがゾーイ・スタークが駆けつけ蹴散らした。イオ&ゾーイでタッグ王座挑戦か。


トルネードタッグ戦
トマソ・チャンパ&ティモシー・サッチャー ◯-× グリズルド・ヤング・ベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)
(アームバー+アンクルロック)

4人同時に戦い、さらにカウントアウトも無効ルール。連携に勝るベテランズがリングで、チャンパ組が場外乱闘で優位に立つ。
チャンパとサッチャーは立て続けに必殺技級のツープラトンを浴びるが、チャンパがギリギリでカウントを阻止。そして実況席にギブソンをシュバインで叩きつけると、フェアリーテイル・エンディングの背中にサッチャーがそっと手を添える地味すぎるツープラトンから、アームバーとアンクルロックを同時に掛ける地獄ツープラトンでドレイクをタップさせた。



2021/6/22のNXT #627 


カーメロ・ヘイズ ×-◯ アダム・コール
(パナマサンライズ)

コールが話しているとKUSHIDA戦でデビューしたヘイズが対戦を要求。余裕綽々で攻めていたコールだが、誰にでも苦戦できる才能とヘイズの身体能力に次第に追い込まれていく。
だが飛び技を命中率抜群のスーパーキックで迎撃し、パナマサンライズでなんとか退けた。


・ザ・ウェイとピート・ダン&オニー・ローキャン

ザ・ウェイが話しているとピート・ダン&ローキャンが絡む。衝突にまでは至らなかったが、帰り際にダンを挑発していたオースティン・セオリーが無事指を折られた。ジョニー・ガルガノのもとでセオリーが着々と成長していてうれしい。


紫雷イオ&ゾーイ・スターク ◯-× アリーヤ&ジェシー・カミーア
(ムーンサルトプレス)

その気になればイオ一人でも全然勝てそうなアリーヤ組は初タッグの初陣にちょうどいい。
観戦に現れたキャンディス・レラエ&インディ・ハートウェルに罵声を浴びせながらイオがジェシーを仕留めると、ラクエル・ゴンザレス&ダコタ・カイ、さらにエンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハートも現れ乱闘になった。


ザ・ウェイ(ジョニー・ガルガノ&オースティン・セオリー) ◯-× ピート・ダン&オニー・ローキャン
(ワンファイナルビート)

当日に試合もやるんだ。もちろんセオリーは折られた左指を集中攻撃され、リング上でも孤立。だが体力を温存したガルガノが躍動し、ダンを場外ダイブからのDDTで仕留め、ローキャンを必殺技で仕留めた。

しかし喜びも束の間、カリオン・クロスに殴り倒された。


エレクトラ・ロペス ×-◯ フランキー・モネ
(グラムスラム)

数年前に一軍でジョバー役等で何回か登場し、退団後はインディーで経験を積んできたエレクトラがNXTデビュー。フランキーに劣らない体格で対抗したが、グラムスラムで沈められた。


エヴァーライズ(チェイス・パーカー&マット・マーテル) ×-◯ ヒットロウ(アシャンティ・アドニス&トップドラ)
(パワーボム+ネックブリーカー)

トップドラのパワーボムにアドニスのネックブリーカーを合わせるツープラトンからトップドラがマーテルをフォールした。


KUSHIDA ×-◯ カイル・オライリー
(ビクトリーロール)

オライリーはいちおう軽量級だがベルトは賭けられなかった。
互いに得意とする関節技と打撃の応酬が続き、一進一退でどちらもペースを握れない。
最後まで互角の戦いは続き、KUSHIDAがついにホバーボードロックに捕らえたものの、オライリーがなんとか体勢を入れ替えて丸め込んだ。

健闘を称え抱き合っていると、アダム・コールが襲撃しようするがオライリーは素早く察知し迎え撃って、ステージ裏へ消えていく。
するとリングに残ったKUSHIDAをフード姿の男が襲い、その正体はしばらく欠場していたロデリック・ストロングだった。同じ衣装のタイラー・ラスト、さらに鈴木秀樹がリングに上がり、ラストのマネージャーをしていたマルコム・ビヴェンスが、我々がダイヤモンド・マインだと自己紹介した。



2021/6/29のNXT #628 


NXT女子タッグ王座挑戦権争奪3WAY戦
× ラクエル・ゴンザレス&ダコタ・カイ エンバー・ムーン&ショッツィ・ブラックハート ◯ 紫雷イオ&ゾーイ・スターク
(ムーンサルトプレス)

ラクエルはイオのムーンサルトプレスからダコタをかばい、さらにショッツィのダイビングセントーンを喰らいリタイア。ダコタはGTKでエンバーを片付けたもののイオのアッパーカットを喰らって昏倒し、今度こそムーンサルトプレスを喰らい敗北した。


アッシャー・ヘイル ×-◯ ロデリック・ストロング
(肩固め)

久々の試合のストロングがあまりにも地味な肩固めで勝利した。


キャメロン・グライムス ◯-× アリ・スターリング
(ケイヴイン)

205ライブでデビュー済みのアレックス・ゼイン改めキャリア16年のスターリングがNXT初登場。この1ヶ月後に解雇される。多彩な飛び技で翻弄したが、トップロープからの技をかわされ、踏み潰された。
そこへミリオンダラー王座を手にLAナイトが現れ、舌戦を繰り広げた。


・カイル・オライリー VS アダム・コール

次週に対戦するオライリーとコールがサモア・ジョー立ち会いのもと言い争いをし、オライリーがコールをヒールホールドでタップさせ前哨戦を制した。


混合タッグ戦
メルセデス・マルティネス&ジェイク・アトラス ×-◯ ティアン・シャ(ザイア・リー&ボア)
(後ろ回し蹴り→レフェリーストップ)

ボアの試合は2019年10月以来、というかボアは4試合しかしていない。
ルールを無視してメルセデスに襲いかかり、アトラスのバックドロップにメルセデスのフライングネックブリーカーを合わせるツープラトンを喰らう。
だがメルセデスは謎の女に気を取られてザイアに背後から襲われ、後ろ回し蹴りからは肩を上げたものの、ダメージが深くレフェリーストップを掛けられた。


・今月の大量解雇

205ライブが方針転換により軽量級限定の縛りをやめたため、205ライブを主戦場としていたトニー・ニース、アリーヤ・デバリ、シン・ブラザーズ(サミル・シン、スニル・シン)、なんか飲み食いしているコーナーを毎週設けられていたエヴァーライズ(チェイス・パーカー&マット・マーテル)、契約したばかりのオーガスト・グレイとカート・スタリオン、出戻り組のブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ)とキリアン・デイン、めっきり姿を見なくなったアルトゥーロ・ルアスとマリナ・シャフィール、再契約したものの再登場しなかったティノ・サバテリが一斉に首を切られた。


NXT北米王座戦
ブロンソン・リード ×-◯ アイザイア・スコット
(450スプラッシュ)王座奪取

リードの圧倒的なパワーに手も足も出ないスコットだが、仲間の援護で場外フェンスにドロップキックで突き刺すことに成功。巨体にも掛けられる技を次第に見つけてペースを握る。
リードはトップドラとアシャンティ・アドニスを客席へ放り出して排除するが、リングに戻ろうとしたところにブラックマジックを浴びせられ、その背中に追い打ちの450スプラッシュを喰らい力尽きた。

前へ     次へ

NXTトップへ