2022/1/11のNXT2.0 #658
エレクトラ・ロペス争奪戦
ザイオン・クイン ×-◯ サントス・エスコバー
(エレクトラ・ロペスのローブロー→ファントムドライバー)
新NXT王者ブロン・ブレイカーの演説からシームレスに第一試合へ。勝者がエレクトラを獲得できるルールらしい。そのエレクトラは高所にしつらえられた謎スペースから観戦し非常にシュール。
エスコバーは例によってレガード・デル・ファンタズマの仲間に襲わせた隙に攻撃していくが、エレクトラが普通にリングサイドに降りてきてクインを援護。
しかしエレクトラは背後からクインに急所蹴りを浴びせ、エスコバーに勝たせてしまった。
初めから罠だったわけではないようで、エスコバーは意外そうに喜んでいた。
キャメロン・グライムス ◯-× デーモン・ケンプ
(ケイヴイン)
ケンプはレスリング金メダリストでWWEとも契約したゲイブル・スティーブンソンの兄で、弟に先駆け205ライブでデビュー済み。クリード・ブラザーズに続きアマレス兄弟をスカウトしたいのかマルコム・ビヴェンスが現れ熱視線を送る。
期待に応えアマレス仕込みのテクニックとカート・アングルばりの華麗なベリートゥベリーを見せたが、ここではグライムスに敵わなかった。
ローデス杯予選
マリク・ブレイド&エドリス・エノフェ ◯-× ジョー・ゲイシー&ハーランド
(ロープブレイク無視により反則)
キャラが似ておりヴォン・ワグナーとの因縁で仲良くなったブレイドとエノフェがタッグ結成。
ハーランドが棒立ちで観戦しているだけなので連携してゲイシーに善戦するが、交代されるとルールを理解していないハーランドがロープブレイクを無視してブレイドに暴行を続け反則決着となった。
クロウバー・オン・ア・ポール戦
ピート・ダン ×-◯ トニー・ディアンジェロ
(クロウバー殴打)
クロウバーは俗に言うバールのようなもので、コーナーポスト上に設置されたそれを取ったら自由に使えるルール。場外にはイスや竹刀も置かれているがそれは使うと反則になるらしく、そもそもどうしてもバールで殴りたい男達は見向きもしない。
ディアンジェロが先にクロウバーを手に入れるが、奪えば普通に使えるので奪い合いに。WWEの凶器としては破格の威力のため殴るより相手の首や口に引っ掛け拷問道具として使われ、最後はやはり威力がありすぎクロウバーで一発殴ったディアンジェロが勝利した。
インディ・ハートウェル&ペルシャ・ピロッタ&ウェンディ・チュー ◯-× ケイデン・カーター&ケイシー・カタンザーロ&アマリ・ミラー
(ダイビング・エルボードロップ)
枕とドリンク持参のウェンディは数ヶ月前からバックステージのスキットでどこでも寝ているキャラとして登場していたがこれが初試合。怪奇女教祖メイ・インの中の人だったことは内緒だ。
エプロンで寝そべったりドリンクを飲んだりのんびりしていたが、交代すると華麗な動きを披露。カバーをカットされるとそのまま寝てしまうが、ケイシーに足を引っ張られると蹴倒し、ペルシャのパンケーキバスターからインディのエルボードロップにつなげさせデビュー戦を飾った。
ソロ・シコア △-△ ボア
(Wカウントアウト)
ウェンディの再デビューの直後にメイ・インのキャラを引き継いだボアが出てくる皮肉よ。
ボアは怪奇ギミックを今回は封印しシコアと正面からストロングスタイルでやり合う。互角のまま場外乱闘へ発展し、試合そっちのけで殴り合ったためWカウントアウトとなった。
シコアはゴミ缶の蓋で殴り、ボアを投げ捨てたものの、追おうとすると火炎放射を浴び、顔面ペイントを施したボアににらまれた。
・1/5~6の大量解雇
1/5付で2.0に移行して以来トレーナーになっていたティモシー・サッチャー、出番のなかったダニー・バーチ、カリオン・クロスにボコられてから姿を消したGMのウィリアム・リーガル卿、解雇前日は出てきたハチマン(鈴木秀樹)が、翌日にはサモア・ジョーが解雇された。
ちなみに次の大量解雇は4/30。
AJスタイルズ ◯-× グレイソン・ウォーラー
(フェノメナル・フォーアーム)
クルーザー級王座と北米王座を統一したカーメロ・ヘイズが話していたがスタイルズが割り込み試合へ。クルーザー級王座のベルトは廃止されたようで持参せず、帰り際にヘイズはキャメロン・グライムスに絡まれていた。
ウォーラーは小細工無しで正面からスタイルズと渡り合い、必殺のリングインしながらのスタナーも決めたがカウント2で返されてしまうと打つ手なく、スタイルズクラッシュは回避したもののフェノメナル・フォーアームで沈められた。
そしてスタイルズは友人としてウォーラーに襲撃されたLAナイトを紹介。ナイトは疲れたウォーラーをボッコボコにした。
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