NXT感想 2022年7月~12月



デビュー・入団


07月:ハンク・ウォーカー ソル・ルカ
08月:ブロンコ・ニマ ルシアン・プライス ウルフギャング(UK) ジョー・コフィー(UK) マーク・コフィー(UK) タイラー・ベイト(UK) ブレア・ダベンポート(UK) 里村明衣子(UK) チャーリー・デンプシー(UK)
09月:オロ・メンサ(UK) イリヤ・ドラグノフ(UK)
10月:ヴィア・マハーン(復帰) タンク・レジャー エイヴァ・レイン ジャカラ・ジャクソン
11月:アイラ・ドーン(UK) ダニ・パーマー オバ・フェミ スクリプツ(移籍) ダイジャック(復帰)
12月:タヴィオン・ハイツ ドリュー・グラック(移籍) ライラ・ヴァルキュリア(UK)



一軍昇格


07月:ソフィア・クロムウェル
08月:紫雷イオ ダコタ・カイ(再契約) スカーレット(再契約) デクスター・ルミス(再契約) ジョニー・ガルガノ(再契約)
09月:ジョバンニ・ビンチ ソロ・シコア キャンディス・レラエ(再契約)
10月:サントス・エスコバー クルス・デル・トロ ホアキン・ワイルド
11月:
12月:ブロンソン・リード(再契約)



解雇・退団


07月:
08月:
09月:
10月:
11月:ボディ・ヘイワード ダマリス・グリフィン スローン・ジェイコブス ルー・フェン エリカ・ヤン
12月:マンディ・ローズ



2022/7/5のNXT THE GREAT AMERICAN BASH #685 


NXT女子タッグ王座戦
トキシック・アトラクション(ジジ・ドーリン&ジェイシー・ジェーン) ×-◯ ロクサーヌ・ペレス&コーラ・ジェイド
(コードレッド)王座奪取

王者組は急造タッグが交代する直前にレフェリーを引きつけ、タッチを認めさせない小技で優勢に。さらにマンディ・ローズがレフェリーを引きずり出してカウントを阻止するがあえなく退場に。
最後はロープに飛んだジェイシーにコーラがかなり遅れながら飛びつき、場外へ落とすのも失敗するがゴロゴロ転がし無理くり排除すると、すかさずロクサーヌが必殺技でジジを仕留めた。
決着がグダグダすぎてコーラに不安しかない……。


ウェス・リー ×-◯ トリック・ウィリアムズ
(目潰し→ローリングビッグブート)

ウィリアムズはカーメロ・ヘイズが持参したドリンクを手にすり込み、それでリーを目潰ししてから蹴り倒した。
どう考えても特番でやるカードではない。


ウェンディ・チュー ×-◯ ティファニー・ストラットン
(ローリング・ベイダーボム)

場外乱闘を経て普通にリングで試合開始。ティファニーは指折りしつつウェンディの付け爪を剥がす荒業を見せ、ジャーマンからバク転で華麗に着地すると爪を剥がした指を踏みつけ、必殺技へつなげた。


・アポロ・クルーズの対戦者

クルーズが話しているとジョバンニ・ビンチが現れ対戦要求した。


NXT北米王座戦
カーメロ・ヘイズ ◯-× グレイソン・ウォーラー
(フライングレッグドロップ)防衛成功

ヒール同士なのであまり対戦がないのが惜しまれる好試合に。
ウォーラーは隙をつき通常スタナーを決めるが場外へ逃げられる。リングインからのスタナーを狙うもトリック・ウィリアムズが立ちはだかり阻止していると、客席からウェス・リーが飛びつき排除。しかしヘイズの回復が間に合い、スタナーをコードブリーカーで撃墜し、必殺技で逆転勝ちした。


NXTタッグ王座戦
クリード・ブラザーズ(ジュリアス&ブルータス・クリード) ◯-× ダイヤモンド・マイン(ロデリック・ストロング&デーモン・ケンプ)
(クローズライン)防衛成功

決裂したわけではなく試合前に4人とアイビー・ナイルは円陣を組むが、ストロングはグータッチを無視して去ってしまう。
それにしても特に確執とかないのに忠実にストロングの相棒として普通に連携するケンプがなんか怖い。感情とかないの?
本当に感情がないのかジョニー・ガルガノのスリングショット・スピアーも丸パクリし(しかも下手)最後も大した技を受けていないのにクローズラインであっさりジュリアスに仕留められた。


NXT王座戦
ブロン・ブレイカー ◯-× キャメロン・グライムス
(スピアー)防衛成功

特にストーリーラインもなく特番に合わせて急に対戦が決まったが、試合巧者の二人なので普通に盛り上がる。
グライムスは先週痛めつけた右肩を狙うが、頑丈なブレイカーには効果的ではなく、完璧に決めたケイヴインも返されてしまう。ならばとトップロープからのケイヴインを試みるがスピアーで撃ち落とされ、力尽きた。
だが帰り際にブレイカーはJDマクドナに襲われ、テーブルにバックスープレックスで叩き込まれてしまった。



2022/7/12のNXT2.0 #686 


アポロ・クルーズ ×-◯ ジョバンニ・ビンチ
(ザイオン・クインの妨害→ラストライド)

ブルーサンダーボムを受けたビンチが場外へ逃げたところを、最前列の観客にスマホで撮られ激昂。スマホをつかんだままクルーズにリングに投げ入れられ、レフェリーがスマホを片付けている隙にザイオン・クインが一撃を入れ、ビンチがすかさず必殺技で仕留めた。
ビンチが持ち前のパワーと身体能力でクルーズと互角に戦う好試合だったのに。


・JDマクドナ再び

NXT王座戦で敗れた傷心のキャメロン・グライムスが話していると、その試合の決着後にブロン・ブレイカーを襲ったJDマクドナが現れ喧嘩を売った。


ケイデン・カーター ×-◯ タタム・パクスリー
(ロールアップ)

途中でアイビー・ナイルが現れタタムのセコンドにつく。ケイデンの裏膝十字固めに捕らえられたタタムはアイビーの激励もありなんとかロープへ逃れると、強引にロープから引き剥がそうとしたケイデンの勢いを利用して丸め込んだ。


サンガ ◯-× デューク・ハドソン
(チョークスラム)

サンガの怪力に苦しむハドソンは髭をつかみつつ反撃するが、ビッグブートを浴びせたもののサンガは倒れずそのまま喉首をつかみ、豪快に投棄した。


ソロ・シコア △-△ ヴォン・ワグナー
(場外乱闘→Wカウントアウト)

両者ともパワーを見せつけ合うように軽々と担いでは放り投げていたが、場外乱闘になると収拾がつかなくなりWカウントアウトとなった。
屋外でも乱闘は続きロバート・ストーンがシコアにゴミ捨て場に投棄された。


インディ・ハートウェル ◯-× ラッシュ・レジェンド
(ロールアップ)

ガタイの良いインディをラッシュは怪力で振り回しスーパープレックスの体勢に入るが、アルバ・ファイアが現れ挑発。気を取られたラッシュを落下させたインディはスパインバスターを決めると、スワンダイブ・エルボードロップを狙うが足を滑らせてしまい落下。
すかさずラッシュがカバーしたが丸め込み返して事なきを得た。


マリク・ブレイド&エドリス・エノフェ ×-◯ トニー・ディアンジェロ&チャニング・ロレンツォ
(フィッシャーマンバスター)

ディアンジェロ・ファミリーはエノフェを孤立させるが交代を許すとブレイドにロレンツォが一方的に攻められる。しかしなんとかフラップジャックでコーナーに叩きつけると、ディアンジェロがとどめを刺した。
その後クルス・デル・トロ&ホアキン・ワイルドがブレイド組を襲い手下ぶりをアピールした。


NXT女子王座戦
マンディ・ローズ ◯-× ロクサーヌ・ペレス
(コーラ・ジェイドのベルト殴打→ニーストライク)防衛成功

ロクサーヌがブレイクアウト・トーナメントで獲得した挑戦権を利用したが、番組開始前に何者かに襲われ負傷。
コーラ・ジェイドが代わりに挑戦を名乗り出るが、ロクサーヌは痛めた腹に包帯を巻き強行出場。
マンディは当然そこを狙い撃ち包帯も剥がしてしまうが、次第に痛みに慣れたロクサーヌは反撃。場外でコードレッドを炸裂させるが、コーラが裏切ってベルトで殴ってしまい、呆然とするロクサーヌにマンディの飛び膝が決まった。
涙を浮かべるロクサーヌをコーラはスケボーでタコ殴りしヒステリックに叫んだ。



2022/7/19のNXT2.0 #687 


キャメロン・グライムス ×-◯ JDマクドナ
(バックスープレックス)

改名とともになんかキモい髪型にイメチェンしてきたマクドナはクルーザー級にしては重いグライムスの左脚を狙う。
最後もエプロンからリングインしようとしたグライムスを突き飛ばすと計ったように綺麗に左脚がロープに絡まり、すかさずストンピングで痛めつけ以前と変わらぬ必殺技で仕留めた。
また手出ししなかったがジョー・ゲイシーが意味深に観戦していた。


・コーラ・ジェイドの主張

コーラが前回の蛮行を語り、ロクサーヌ・ペレスとともに保持していたNXT女子タッグ王座ベルトをゴミ箱に捨ててしまった。


ロデリック・ストロング ◯-× デーモン・ケンプ
(ジャンピングニーパット)

ストロングはケンプのグラウンド戦に付き合いつつ得意の打撃で確実にダメージを与えていく。だが控室でクリード・ブラザーズがディアンジェロ・ファミリーに襲われている映像が流されると試合どころではなくなり、ストロングは不意打ちの飛び膝でフォールを奪うとケンプとともに救出へ向かった。


NXT UKタッグ王座戦
ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセン ◯-× プリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン)
(ハイ・ロー)王座防衛

ブリッグスが投げたプリンスが勢い余ってファロン・ヘンリーに衝突してしまい、ジェンセンはプリンスに激怒。どう考えてもブリッグスが悪い。
大事に至らずファロンは元気にセコンドを続け、ウィルソンが凶器として持ち込もうとしたベルトもつかんで阻止。援護を得た王者組がブリッグスのクローズラインとジェンセンのマッケンローで挟み撃ちしベルトを死守した。


・ザ・ダイアドの正体

ザ・ダイアドの正体がジャガー・リード(ジェームス・ドレイク)とリップ・ファウラー(ザック・ギブソン)の要するに改名したグリズルド・ヤング・ベテランズだと明かされた。


・ブロン・ブレイカー激怒

JDマクドナに襲われたブレイカーが話していると、マクドナがマネキンでブレイカーの負傷箇所を説明しながら挑発した。


アクシオム ◯-× ダンテ・チェン
(飛び蹴り)

Aキッドがマスクマンのアクシオムに変身し再デビュー。ヒーローらしい飛び蹴りで初戦を飾った。


NXT女子王座挑戦権争奪バトルロイヤル
◯ ゾーイ・スターク

全員から敵視されるコーラ・ジェイドは試合放棄し控室へ帰る。タタム・パクスリーと戦うアマリ・ミラーをアイビー・ナイルがドロップキックで排除し、危険なエプロンで客席にアピールする愚かなアリアナ・グレイスをインディ・ハートウェルがブートで落とす。
ラッシュ・レジェンドにパワーボムで捕らえられたアルバ・ファイアは相打ちに持ち込むのが精一杯でともに敗退。持参した抱き枕の上に落ちたウェンディ・チューは両足着地を免れ生き残り、復帰戦のゾーイ・スタークはユリサ・レオンとヴァレンティーナ・フェロスを続けて落とす。
セコンドで既に一働きしたファロン・ヘンリーはキアナ・ジェームスに落とされ、ウェンディは持参したドリンクでティファニー・ストラットンに殴られ落下。ケイデン・カーター&カタナ・チャンスの連携プレーでスローン・ジェイコブスも敗退。ケイデン組は隙をつこうとしたエレクトラ・ロペスも落とす。さらにアイビーも落としたがニキータ・ライオンズに襲われ落ちかけたカタナをアイビーは引きずり落としてしまい、ケイデンもタタムがロープに振ったニキータに衝突して落下。
ケイデン組は負けたのに卑怯だとアイビーを蹴っていると、タタムは序盤で救われた恩返しに、プランチャでケイデン組をなぎ倒して自ら敗退した。インディは全員を一掃してティファニーをエプロンへ追い込むがブートをかわされ落下し、残り4人。
最も実績がないが健闘していたキアナもニキータに落とされるが、その隙をついてティファニーがニキータを投棄。大喜びするティファニーを背後から襲わずゾーイは正面から戦いを挑んで倒し、控室から戻ったコーラの不意打ちも難なく排除して復帰戦でタイトルへの切符を手に入れた。



2022/7/26のNXT2.0 #688 


・ゾーイ・スターク凱旋

復帰戦で女子王座への挑戦権を獲得したゾーイが話しているとコーラ・ジェイドとトキシック・アトラクションが挑発した。


ウェス・リー ×-◯ グレイソン・ウォーラー
(トリック・ウィリアムズの不意打ち→リングイン・スタナー)

ウォーラーがトップロープからリーを場外へ突き落とすと、観客に変装していたトリック・ウィリアムズが背後からパンチを浴びせ、かろうじてリングに戻ったリーにウォーラーがとどめを刺した。


アポロ・クルーズ ◯-× ザイオン・クイン
(スパインバスター)

サンガに普通に負けているクインはサンガに普通に負けているわりに健闘し必殺のエルボーの態勢に入るも、クルーズは延髄斬りで迎撃するとバックスタバ―を浴びせ、チョークスラムっぽいスパインバスターで仕留めた。
ブルーサンダーボムではなくサンガに負けたチョークスラムっぽい技を選んだのは嫌がらせかな?


ゾーイ・スターク ◯-× ジジ・ドーリン
(変型GTS)

ジジは仲間の妨害を背に健闘したが久々に披露されたゾーイの豪快な技で料理された。

ゾーイはジェイシー・ジェーンの乱入も一蹴したがコーラ・ジェイドに襲われ、ロクサーヌ・ペレスに救出された。


・ブロン・ブレイカー VS JDマクドナ

マクドナは観客やスタッフをいじりつつリングに上がり、ブレイカーと対峙。頭突きを浴びせたがすかさずやり返され、口を切って流血した。


・NXT女子タッグ王座

ロクサーヌ・ペレスがコーラ・ジェイドがゴミ箱に捨てた王座ベルトについて話していると、元祖ベルトをゴミ箱に捨てた女アランドラ・ブレイズが現れ、タッグ王座決定戦を行うと発表した。(※アランドラは現役の頃ライバル団体に移籍した際に保持していたWWEの女子王座ベルトをゴミ箱に捨てるパフォーマンスをした)


アンドレ・チェイス ×-◯ ジョバンニ・ビンチ
(ラストライド)

ビンチはボディ・ヘイワードの降る「U」の旗を奪ってへし折る。英国留学(?)帰りのチェイスは好勝負を演じたが豪快な必殺技で仕留められた。
ビンチはさらにチェイスを襲ったがネイサン・フレイザーが救出した。


インディ・ハートウェル ◯-× アリアナ・グレイス
(ビッグブート)

前回のバトルロイヤルでインディはアリアナを敗退させたが因縁はなさそう。しかしアリアナはバトルロイヤル同様に観客へのアピールで隙をつかれる。脳筋キャラなの?
アリアナはエビ固めしつつ足をロープに掛けるがレフェリーに注意され、誤解だと弁解しているところを蹴り倒された。


・ビンス・マクマホン引退の影響

ビンス・マクマホンが不祥事により引退したため、今後NXTにも大きな変化が訪れる。なお全て良い方向の模様。
またソフィア・クロムウェルがNXTで特に何もしないまま一軍昇格し、先に昇格しクソみたいな役をやらされていたLAナイトの後任となる。
そして日曜のサマースラムで紫雷イオがイヨ・スカイに改名し、再契約したダコタ・カイとともに一軍昇格を果たした。


ダイヤモンド・マイン(ロデリック・ストロング&クリード・ブラザーズ&デーモン・ケンプ) ×-◯ ディアンジェロ・ファミリー(トニー・ディアンジェロ&チャニング・ロレンツォ&クルス・デル・トロ&ホアキン・ワイルド)
(フィッシャーマンバスター)

崩壊寸前のダイヤモンド・マインだがクリード・ブラザーズが勢いに乗っているので、サントス・エスコバーを失い馴染んできたデル・トロ&ワイルドのいるファミリーにも優位に立つ。
しかし土壇場で息の合わなさを発揮してストロングの飛び膝がジュリアスに誤爆してしまい、すかさずディアンジェロが必殺技を浴びせた。



2022/8/2のNXT2.0 #689 


NXT女子タッグ王座決定4ウェイエリミネーション戦
◯ ケイデン・カーター&カタナ・チャンス ヴァレンティーナ・フェロス&ユリサ・レオン アイビー・ナイル&タタム・パクスリー トキシック・アトラクション(ジジ・ドーリン&ジェイシー・ジェーン)

アイビー・ナイル ◯-× ヴァレンティーナ・フェロス
(パンチ)

ユリサがヴァレンティーナを高々とリフトアップして場外の敵軍へ投棄し、さらにトペ・コンヒーロで飛び込む大技を見せたが、ヴァレンティーナがタタムに肩車され、放り投げた所にアイビーが腹パンを浴びせる地味すぎるツープラトンで勝利した。

ジェイシー・ジェーン ◯-× タタム・パクスリー
(ケイデンのファルコンアロー→横取り)

タタムへカタナのコードブリーカーからケイデンがファルコンアローにつなげると、ジェイシーがケイデンを蹴り飛ばしてフォールを横取りした。

ケイデン・カーター ◯-× ジェイシー・ジェーン
(ネックブリーカー+450スプラッシュ)戴冠

ケイデン組は必殺ツープラトンをいったんは阻止されたもののカタナがトップロープからの場外ダイブでジジを倒し、2発目のツープラトンでジェイシーも仕留め初タイトルを手にした。


NXT北米王座オープンチャレンジ戦
カーメロ・ヘイズ ◯-× ネイサン・フレイザー
(ジョバンニ・ビンチの妨害→フライングレッグドロップ)防衛成功

ヘイズが一番早くリングに上った者に挑戦させると言うとジョバンニ・ビンチが登場するが、写真撮影のアピールにちゃっかり割り込みつつフレイザーが脇をすり抜けてリングに上がり横取り。
ビンチはあまり気を悪くした風もなくゲスト解説としゃれこんでいたが、フレイザーに吹っ飛ばされたヘイズが実況席に突っ込み飲み物をこぼしてしまうとさすがに怒り、フレイザーをトップロープから突き落とし形勢逆転させてしまった。


・NXT王座戦調印式

ブロン・ブレイカーとJDマクドナがウェイド・バレット立ち会いのもと調印式を行う。マクドナは自分の指にペンを突き刺し、血でサインしてみせた。


サレイ ×-◯ マンディ・ローズ
(ニーストライク)

NXT UKへの移籍が発表された矢先にUK活動停止が決まる、ほとんど騙し討ちに遭ったサレイが帰還。
あまり息が合わないままあっさり飛び膝で沈められ、試合後にはイスでどつかれゾーイ・スタークに助けられた。


アクシオム ◯-× デューク・ハドソン
(ビクトリーロール)

バックステージでの乱闘からリングに上がりハドソンが旋回式のスパインバスターを決めて勝ち誇る。だが帰ろうとする彼にアクシオムは正式に試合をやろうと持ち掛け試合開始。ダメージは深く攻め込まれるが、とどめのレイザーズエッジをハリケーンラナに切り返してコーナーへ突っ込ませ、上手く丸め込んで勝利した。


NXTタッグ王座戦
クリード・ブラザーズ(ジュリアス&ブルータス・クリード) ◯-× ディアンジェロ・ファミリー(トニー・ディアンジェロ&チャニング・ロレンツォ)
(スライディング・クローズライン)防衛成功

苦戦するディアンジェロにエレクトラ・ロペスがクロウバーを届けるが、いざ使おうとすると病院送りにしたはずのサントス・エスコバーが現れ阻止。パンチもお見舞いされたディアンジェロにジュリアスがとどめを刺し、レガード・デル・ファンタズマが完全に離反した。


ブルックス・ジェンセン ×-◯ ジョー・ゲイシー
(ハンドスプリング・クローズライン)

ジェンセンがローマン・レインズ丸パクリのエプロンに飛び乗りながらのドロップキックを見せれば、ゲイシーは相変わらずのブレイ・ワイアット丸パクリの倒立を披露。ザ・ダイアドがファロン・ヘンリーに詰め寄りジョシュ・ブリッグスを引きつけた隙にプリティ・デッドリーが乱入し、ジェンセンは速やかに排除したもののゲイシーの必殺技を被弾した。


アルバ・ファイア ◯-× ラッシュ・レジェンド
(セントーンボム)

反則上等のバット攻撃をかいくぐったアルバがスーパーキック2発からゴーリーボム、セントーンボムと畳み掛けた。


・一軍でカリオン・クロス&スカーレット復帰

一軍ではカリオン・クロスがスカーレットを伴いNXTでのキャラに戻って再契約した。
あの酷い扱いにHHH激怒してたんだろうな…。


フォールズ・カウント・エニウェア戦
ソロ・シコア ◯-× ヴォン・ワグナー
(実況席直下フライング・ソロ)

どこでもフォールできるよりも反則OKなことにいち早く目を付けたワグナーがイスで殴りイスに投げつけ優勢に。対するシコアは実況席を片付けずにサモアンドロップで落とし、タブレットを破壊する。
外へ出ていき居合わせたカーメロ・ヘイズにちょっかいを掛け、ワグナーはロバート・ストーンを投棄した因縁のゴミ箱へシコアを放り込む。勝った気でいたがゴミ箱投棄はさほど痛くないのでシコアは難なく復帰し、シャッターと膝でワグナーの頭をサンドイッチする。
頭の頑丈なワグナーはさほどダメージを受けずリングに戻り、シコアはイスで殴った上に階段へのスピニング・ソロを喰らわせるがカウントは2まで。フライング・ソロを狙うがストーンが必死にしがみついて阻止し、ワグナーはその間に回復。
だがスーパーキックでワグナーを実況席へ寝かせると、シコアはトップロープからのフライング・ソロで空襲。飛距離がやや足りずダイビングヘッドバットの形になったがかえってダメージが倍増し、激戦に終止符を打った。



2022/8/9のNXT2.0 #690 


ニキータ・ライオンズ ◯-× キアナ・ジェームス
(開脚レッグドロップ)

知的キャラのキアナは左脚を攻めるが致命傷は与えられず、その左脚の回転回し蹴りで頭を撃ち抜かれ、レッグドロップで駄目押しされた。
だがキアナは持参したバッグで背後から殴りつけ報復した。


ラウンズマッチ
ウェス・リー ◯-× トリック・ウィリアムズ
(2-1)

ボクシンググローブをはめたりはめなかったりし3分1ラウンドで2点先取の試合形式。体重とリーチでウィリアムズが有利すぎる。
プロレスでの放送事故ぶりとは打って変わり、ウィリアムズはボクサーらしい動きを見せるも、リーの猫パンチに追い詰められる。ミッキー・ロークの猫パンチも強かったもんな。
2ラウンド目はグローブを外しさらに攻められるが、カーメロ・ヘイズがリーの足をつかんで妨害したところへブートを叩き込み1ポイント獲得。
4ラウンド目、リーはクルーシフィックスで丸め込み同点とするが、ウィリアムズは重りを仕込んだグローブでインターバル中に殴り倒してしまう。
5ラウンド、粘りを見せたリーは回復し、ブルドッグで倒すとグローブをはめてからのストレートでウィリアムズをマットに沈めた。

カーメロ・ヘイズはリングに残り話していると先週タイトル戦を逃したジョバンニ・ビンチが現れ殴り合いとなった。


ティア・ヘイル ×-◯ アリアナ・グレイス
(ウェイストランド)

ティアはアンドレ・チェイスらの声援を受け猛攻を見せるが、興奮しすぎて拳で殴ってしまいレフェリーに止められる。その隙にアリアナはブートを浴びせ、必殺技で仕留めた。
解説のウェイド・バレットは自分の技を使われうれしそうだった。倒れ込みながら掛けて勢いが付いていたので本家より効きそう。


アポロ・クルーズ ◯-× ロデリック・ストロング
(チョークスラム)

すっかりヒール化しているストロングだが今日は正面から堂々と渡り合う。
久々のウーハーコンビネーションから脱出されたクルーズは掟破りのデス・バイ・ストロングをやり返し、膝蹴りを受けたもののとどめの飛び膝をかいくぐりつつ捕獲し、豪快に投擲した。


・サントス・エスコバー VS トニー・ディアンジェロ

エスコバーとディアンジェロがサシで話し合い、敗者追放戦で合意した。つまり負けた方が一軍昇格する。


マリク・ブレイド&エドリス・エノフェ ×-◯ プリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン)
(スプリッドミルク)

巧みな連携を見せていたデッドリーはジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセンが姿を現すと、気を取られエノフェに逆襲を許す。さらにジェンセンはウィルソンが持ち込んだイスも没収したが、ウィルソンは上手くイスにエノフェを自爆させ必殺ツープラトンを喰らわせた。
そしてラッシュ・レジェンドがファロン・ヘンリーを襲ってしまった。


・一軍でデクスター・ルミスとヒットロウが復帰

今週はデクスター・ルミスとヒットロウ(アシャンティ・アドニス&トップドラ&Bファブ)が再契約し一軍に登場した。このあたりで理不尽に解雇されてた連中みんなビンスの一存だったのかよと思い当たった。


ゾーイ・スターク ◯-× コーラ・ジェイド
(変型GTS)

コーラはとにかくロープを悪用して優位に立つが、仕留めきれないと見ると早々に鉄パイプで殴ろうとするが回避される。
ゾーイが脳筋なのかコーラの引き出しが少ないのか、コーラの同じ技を何度も喰らったり、一度失敗させた不知火を受けたりと苦戦するが、ロクサーヌ・ペレスが現れ鉄パイプを手にして挑発するとコーラは動揺。すかさずゾーイがスーパーキックからの必殺技で、ゲスト解説に来ていたマンディ・ローズを指差しつつフォールした。

その後ロクサーヌはコーラを殴ろうとするも逃げられ、マンディはゾーイを襲ったが必殺技で返り討ちにされた。



2022/8/16のNXT HEATWAVE #691 


NXT北米王座戦
カーメロ・ヘイズ ◯-× ジョバンニ・ビンチ
(ウラカン・ラナ)防衛成功

ヘイズはビンチがプリントされたシャツを入場口で燃やす。
トップロープへ飛び乗っての場外ダイブでトリック・ウィリアムズごとヘイズをなぎ倒したビンチは、リングに戻しロープへ飛び移ってのムーンサルトを浴びせるが、ウィリアムズはヘイズの足をロープに乗せてブレイクさせる。
さらにビンチはラストライドを狙うがこれもウィリアムズが妨害し、代わりにラストライドで沈めたものの、ヘイズへのラストライドをウラカン・ラナで引っくり返されてしまった。


・ガラス襲来

ダイヤモンド・マインがロデリック・ストロングの飛び膝の誤爆をめぐり、故意ではないかと紛糾していると、NXT UK所属のガラス(ウルフギャング&ジョー・コフィー&マーク・コフィー)に襲撃されうやむやになった。


ロクサーヌ・ペレス ×-◯ コーラ・ジェイド
(スティック直下ダブルアームDDT)

荒くなったけど試合が面白くなったわけではないコーラはスティックで殴ろうとするがロクサーヌに奪われる。ロクサーヌが迷った末にスティックを捨てるとすかさず殴りつけ、スティック上へのダブルアームDDTでケリを付けた。


敗者追放戦
サントス・エスコバー ×-◯ トニー・ディアンジェロ
(クロウバー殴打)

反則なしを利用しエスコバーはゴング前にイスを投げつけ先制するが、ディアンジェロもトペをゴミ缶の蓋で撃墜しやり返す。
クルス・デル・トロはクロウバーでチャニング・ロレンツォの頭を殴り、誤爆とはいえディアンジェロはエレクトラ・ロペスを突き倒すルール無用の流れから、睨み合った二人は同時にブラスナックルとクロウバーを拾いに行き、一瞬早かったディアンジェロが早撃ち勝負を制した。


NXT女子王座戦
マンディ・ローズ ◯-× ゾーイ・スターク
(ニーストライク)防衛成功

早々にマンディはゾーイを実況席へ投げつけ、故障明けの左脚を机に叩きつけることに成功。
不用意にレフェリーの目の前で足払いをしたトキシック・アトラクションの二人はレフェリーに退場を宣告されかけるが、それを待つまでもなくニキータ・ライオンズに追い出される。
ゾーイは痛みをこらえ反撃するもどうしても間が空いてしまい、必殺のローリングGTSもカバーが遅れ場外へ逃げられてしまう。
マンディの必殺の飛び膝も一度は返したものの、マンディはゾーイの膝当てを奪って装着し、膝当ての重量を加えた飛び膝でとどめを刺した。


NXT王座戦
ブロン・ブレイカー ◯-× JDマクドナ
(ミリタリープレス・パワースラム)防衛成功

ブレイカーはJDと書かれた箱をハンマーで叩き割るパフォーマンスをするが地味だった。
ただでさえ体格差があるのにブレイカーは容赦なく腕攻めを繰り出し、マクドナはクルーザー級の身軽さで対抗するがブレイカーもぜんぜん身軽なので対抗される。
マクドナはスピアー2発から立ち上がり、鼻と口から血を垂らしながらもう一発撃ってこいと挑発するのが限界で、ショートレンジの3発目から必殺技で沈められた。

そこへNXT UK王者のタイラー・ベイトが久々に現れ、二つのベルトを掲げ合った。
空位だったUK王座は現在トーナメントで争われていて、決勝戦は9月1日放送でむちゃくちゃネタバレしてるけどいいのだろうか。



2022/8/23のNXT2.0 #692 


・チャンピオン VS チャンピオン

NXT王座を防衛したブロン・ブレイカーが話していると先週に続きNXT UK王者タイラー・ベイトが登場。
対戦要求し王者対決が決定した。2週間後のUKとの対決特番ワールズ・コライドで行われる。


NXT UKタッグ王座戦
ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセン ×-◯ ギャラス(マーク・コフィー&ウルフギャング)
(カウントアウト)防衛成功

試合前にファロン・ヘンリーとつかみ合いしていたラッシュ・レジェンドが襲いかかり、ブリッグスが仲裁に入るとどさくさに紛れプリティ・デッドリーで襲撃。その間に10カウントが数えられ、ギャラスは勝利したもののベルト獲得はならなかった。
そこへ先週ギャラスに襲われたダイヤモンド・マインが報復に現れ乱闘となった。


・グレイソン・ウォーラー・エフェクト

ウォーラーのトークコーナーが開始。ゲストのアポロ・クルーズと口論になり殴られた。
常時ウォーラーがワイプで抜かれ、本物・ワイプ・タイトルロゴと合わせて4人のウォーラーが写り非常にウザい。


・ミスター・ストーン

ロバート・ストーンがいつの間にかミスター・ストーンに改名。ロビー・E成分が無くなった。


キャメロン・グライムス ◯-× ハビエル・バーナル
(ケイヴイン)

ゴングと同時にジョー・ゲイシーがグライムスへ話しかけ、バーナルは反則されたと騒ぎ立てつつ隙をつく。
グライムスはケイヴインで踏み潰すとゲイシーをにらみつけてからフォールした。


インディ・ハートウェル ×-◯ ブレア・ダベンポート
(ファルコンアロー)

UKから移籍したブレアはスターダムで活躍したビー・プレストリー。
ラフファイトで苦しめ、インディはパワーで対抗。しかし必殺のスプリングボード・エルボーはダメージが浅く発動前に落下させられ、思ったより重かったのか不完全ながら変型のファルコンアローで落としブレアがNXT初参戦を勝利で飾った。

さらにインディをカミゴェで料理したブレアはアピールし、それに応じてNXT女子王者のマンディ・ローズが登場。
そこへ大歓声を浴びながらNXT UK女子王者の里村明衣子まで現れ、野太い声で三つ巴戦を宣言した。
ブレアがごっつぁんゴール過ぎるが、UK女子王座への挑戦が決まっていたり、里村との王座戦中にガチ負傷した経緯があるそうだ。


・インデックス

追い打ちされた挙げ句、王座戦線からものけ者にされたインディが嘆いていると、再契約した夫のデクスター・ルミスがリング下から久々に出現。熱い抱擁とキスを交わし、観客の「インデックス!」チャントに送られお姫様抱っこされていった。

またザ・ウェイで共闘したジョニー・ガルガノも再契約し一軍昇格を果たした。


レガード・デル・ファンタズマ(クルス・デル・トロ&ホアキン・ワイルド) ×-◯ ザ・ダイアド(リップ・ファウラー&ジャガー・リード)
(チケット・トゥ・メイヘム)

サントス・エスコバーを追放されたファンタズマは再びディアンジェロ・ファミリーの軍門に下った。
ディアンジェロに理不尽に叱責された影響もありペースを乱すが、華麗な空中技で逆襲し追い詰めたものの、外見以外何も変わっていないザ・ダイアドはやはり強く、いつものツープラトンからワイルドがフォールされた。

そして失意のファンタズマを駐車場でサントス・エスコバーが誘い、車に乗せて走り去った。
ファンタズマはこの後揃って一軍昇格するのだが、この流れでエレクトラ・ロペスだけ「ちょっと格が低い」という理由でNXTに戻されるの本当にかわいそう。


タイラー・ベイト ◯-× ヴォン・ワグナー
(コークスクリュー)

大一番を前に負けられないベイトだが圧倒的に体格で勝るワグナーが強い。押され続けるが必殺技級を何度もかいくぐり、強烈な打撃で膝を突かせるとエクスプロイダーで投げ切り、錐揉み回転しながら背中を浴びせ辛勝した。


ライツアウト戦
ウェンディ・チュー ◯-× ティファニー・ストラットン
(リバーススプラッシュ)

照明が落とされ薄暗く、何が行われているのか見づらい。これを叩き台にブレイ・ワイアットの復帰戦が組まれたのかよw
ノールールでキャラを活かした珍しい凶器(?)が飛び交い、美顔ローラー(?)でクロスフェイス、スプレーやパウダーで目潰し、レゴブロックをマットに撒いてその上にボディスラムなど説得力ある凶器攻撃を連発。
最後はリングサイドに持ち込んだベッドの上にフルネルソンバスターで叩きつけたウェンディがティファニーをリングへ戻し、ベイダーボムの体勢から手を離して落下しケリを付けた。
同ルールのブレイ・ワイアット VS LAナイトの百倍面白かった。



2022/8/30のNXT2.0 #693


アポロ・クルーズ ×-◯ グレイソン・ウォーラー
(リングイン・スタナー)

クルーズが圧倒するがウォーラーのサミングか、偶然目に指が入ったのか唐突に目を押さえ悶絶し形勢逆転。
目の痛みが収まると反撃するが、ウォーラーはウーハーコンビネーションに担ぎ上げられたところを脱出してロープに背をぶつけ、スタナーも外されかけるが再び目を引っかき、空中で上手く体勢を立て直してスタナーで捕らえ勝利した。


ケイデン・カーター&カタナ・チャンス ◯-× アイビー・ナイル&タタム・パクスリー
(ネックブリーカー+450スプラッシュ)

トキシック・アトラクションがアイビー組を妨害し、鼻を負傷したのかマスクを装着してきたタタムが孤立し一気に仕留められた。

ケイデン組がNXT UKには女子タッグ王座が無いから特番の対戦相手がいないと言うと、一軍所属で英国出身のニッキー・ASH&ドゥードロップが名乗りを上げた。


・ジョー・ゲイシー VS キャメロン・グライムス

ゲイシーとザ・ダイアドのトークコーナー(?)にグライムスが呼び出され、挑発に乗り対戦が決まった。


ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセン&ファロン・ヘンリー ×-◯ プリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン)&ラッシュ・レジェンド
(ジョー・コフィーのベルト殴打→後方回転エビ固め)

ファロンは同性同士で戦うルールを無視してウィルソンを殴り、さらにブリッグスの手助けを得て場外ダイヴで敵軍をなぎ倒す。
ブリッグスが捕まるが交代すると体力満タンのジェンセンが大暴れ。しかしギャラスが現れブリッグスを引きつけ、その隙にジョー・コフィーがベルトでジェンセンを殴り、プリンスが丸め込んだ。


アンドレ・チェイス ◯-× チャーリー・デンプシー
(ロールアップ)

UKから移籍したデンプシーはNXTでGMを務めたウィリアム・リーガル卿の息子。先週には父譲りの技術でチェイスの生徒を次々と絞め落とした。
顔・体型・ファイトスタイルが父に生き写しのデンプシーは経験豊富なチェイスとキャッチレスリングで互角に戦い、次々と関節技を切り替えてみせる。しかしSTFに捕らえるとチェイスを必死に励ますボディ・ヘイワードがウザすぎて我慢ならなくなり、場外へ出て攻撃。リングに戻ったところをチェイスに丸め込まれてしまった。


ゾーイ・スターク ◯-× キアナ・ジェームス
(ローリングGTS)

ゾーイは左腕攻めを耐え抜いてスーパーキックを浴びせ、なんとかダウンをこらえるキアナを必殺技で仕留めた。

NXT一くらい説得力ある必殺技を受けたのにキアナはまたも立ち上がりカバンで背後から殴ろうとするが、以前に同じことをやられたニキータ・ライオンズがスピアーを浴びせて防いだ。


ダイヤモンド・マイン(ジュリアス&ブルータス・クリード&デーモン・ケンプ) ◯-× ギャラス(ジョー&・マークコフィー&ウルフギャング)
(ディスカスクローズライン)

帯同していなかったロデリック・ストロングが現れ、この前の誤爆の濡れ衣だという証拠があると騒ぐと、ケンプが抗議しスマホを奪い踏みつける。乱闘に備えてリングサイドにいたセキュリティに止められ仲間割れは避けられたが、ジョーがそれに乗じてクローズラインを叩き込み勝利した。


・一軍選手が次々と激励

フィン・ベイラーとトマソ・チャンパがブロン・ブレイカーを、ブッチ(ピート・ダン)とグンターがタイラー・ベイトを、シェイナ・ベイズラーがマンディ・ローズを、リア・リプリーがブレア・ダベンポートを激励あるいは挑発した。


・NXT北米王座戦

カーメロ・ヘイズが自分の王座戦が無いと抗議しているとリコシェが現れ対戦要求し、不意打ちしようとしたトリック・ウィリアムズとヘイズを一蹴した。



2022/9/4のNXT WORLDS COLLIDE #694


NXT北米王座戦
カーメロ・ヘイズ ◯-× リコシェ
(インサイドクレイドル)防衛

NXT UKとの対決特番だが、北米王座戦ということもありアメリカ人同士の一戦。
人間離れしたリコシェの目にも留まらぬ早業にヘイズが堂々とついていき、開幕に相応しいド派手な試合になった。
後にロイヤルランブルでリコシェとローガン・ポールが披露したスワンダイブ式プランチャの空中衝突の、リングからのスプリングボード版も炸裂。終盤には足を止めて打撃を打ち合うストロングスタイルもありと盛りだくさんで、最後はシューティングスタープレスをヘイズがかわし、リコシェは脚から着地したもののすかさず丸め込まれ3カウントが叩かれた。


NXTタッグ王座・UKタッグ王座統一戦
クリード・ブラザーズ(ジュリアス&ブルータス・クリード)ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセンプリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン)ギャラス(マーク・コフィー&ウルフギャング)

ロデリック・ストロングが何者かに襲われ血まみれで搬送されたとのこと。いてもクリード・ブラザーズにとってプラスにならないので朗報である。
一対一で戦い、タッチすれば他チームとも交代できるルールで、エリミ―ション方式。
セコンドを交えて目まぐるしく乱闘を繰り広げ、飛び技を狙うジェンセンを足払いで落としたギャラスがウルフギャングのオクラホマスタンピートにマークの延髄斬りを合わせる地味に痛いツープラトンを喰らわせ、UKタッグ王者が真っ先に脱落した。

ブルックス・ジェンセン ×-◯ マーク・コフィー
(オクラホマスタンピート+延髄斬り)

ヒール2組は結託してクリード兄弟を追い出すが、ブルータスはタッチしようとするキット・ウィルソンを引きずり落として強引に参戦。ジュリアスが担いだウルフギャングへブルータスが体育座りダイヴでぶち当たり、兄がクローズラインでとどめを刺した。


ジュリアス・クリード ◯-× ウルフギャング
(スライディングクローズライン)

ジュリアスが怪力でプリンスを追い詰めるが、ギャラスとブリッグス組の乱闘に巻き込まれレフェリーが負傷。その隙にウィルソンがイスを持ち出すもデーモン・ケンプが阻止した。
しかしケンプはジュリアスを裏切ってイスで殴り、アイリッシュカースを浴びせてしまい、プリティ・デッドリーが棚ぼた王座統一を果たした。


ジュリアス・クリード ×-◯ エルトン・プリンス
(デーモン・ケンプが裏切りイス殴打→アイリッシュカース)王座統一


NXT女子王座・UK女子王座統一戦
◯ マンディ・ローズ × 里村明衣子 ブレア・ダベンポート
(ニーストライク)王座統一

ヒール2人は生ける伝説と呼ばれる里村相手には結託して攻めたりと苦心するが、里村は強烈過ぎる打撃で二人を悶絶させる。
里村はデスバレーボムでマンディを仕留めカバーに入るがブレアがダイビングフットスタンプで飛来しカット。しかしブレアのカミゴェを里村は返してしまう。
ブレアはマンディの必殺の飛び膝をかわして丸め込むが、里村はスコーピオライジング(シャイニング踵落とし)を炸裂。カバーに入ろうとするがブレアが必死に抵抗していると、マンディが飛び膝で二人まとめて吹き飛ばし、ブレアをフォールした。


NXT女子タッグ王座戦
ケイデン・カーター&カタナ・チャンス ◯-× ニッキー・ASH&ドゥードロップ
(ネックブリーカー+450スプラッシュ)防衛成功

NXTにはいない巨大なドゥードロップに小柄な王者組は苦戦。ニッキーも一軍での不遇のうっぷんを晴らすように躍動する。
ドゥードロップは必殺ツープラトンを崩しトップロープでケイデンを捕らえるが、トキシック・アトラクションが一軍タッグにベルトを渡すわけにはいかないと乱入。ニッキーがすぐさま排除にかかったが、ケイデンが気を取られたドゥードロップを意外な怪力でランニングパワーボムで沈め、すかさず必殺ツープラトンにつなげ逆転勝ちした。


・一軍昇格

ジョバンニ・ビンチとソロ・シコアが一軍昇格を果たした。ビンチはシングルとして台頭し始めていたがファビアン・アイクナーの頃と全く同じ位置に戻ってしまったものの、もともと彼だけハブられていたのが意味不明だったから妥当だろう。


NXT王座・UK王座統一戦
ブロン・ブレイカー ◯-× タイラー・ベイト
(スピアー)王座統一

ベイトは独特なムーブだけではなくブレイカーの飛び技を何度も空中捕獲する怪力も披露。
タイラードライバー'97も炸裂させるがブレイカーは2.9でなんとか返し、逆にベイトもミリタリープレス・パワースラムをロープブレイクで逃れる。
スピアーも膝蹴りで阻止するが、ロープに両肩を跳ね返らせてのクローズラインは2発目のため読まれており、カウンターのスピアーを突き刺してブレイカーが勝利した。

ベイトはレフェリーに話して2本のベルトをブレイカーに渡す役を買って出て、両雄は健闘を称え合った。



2022/9/6のNXT2.0 #695


・タイラー・ベイトとブロン・ブレイカー

タイラー・ベイトが話しているとギャラスが割り込んで襲いかかり、ブロン・ブレイカーが救出に駆けつけた。


ニッキー・ASH&ドゥードロップ ◯-× トキシック・アトラクション(ジジ・ドーリン&ジェイシー・ジェーン)
(クロスボディ)

トキシック・アトラクションはニッキーを孤立させるが大柄なドゥードロップに交代を許すとなすすべもない。
ジェイシーの容赦ない顔面キックで鼻血を出しながらもドゥードロップはジジのプランチャを受け止め、強烈なみちのくドライバーで落とすとクロスボディで押し潰した。


ウェス・リー ×-◯ JDマクドナ
(バックスープレックス)

マクドナが延髄斬りでトップロープの上からエプロンへリーを落下させれば、リーはトペでマクドナを実況席を越えて吹き飛ばす。
過激な技の応酬からマクドナは腕をがっちりつかむと頭を蹴り飛ばし、自分も一回転するものすごい勢いのバックスープレックスで投擲した。


ロクサーヌ・ペレス ×-◯ 里村明衣子
(スコーピオライジング)

あらゆる場面で常に的確な関節技と打撃を繰り出す里村に、ロクサーヌはこれまで出さなかったテクニカルな技とストロングスタイルな打撃で対抗。健闘するが男子と比べてもスピードと重さで上回る里村の打撃は強烈で、最後はシャイニング踵落としを突き刺され力尽きた。
ロクサーヌはほとんどの技をクリーンヒットされていて非常に受け身が上手い。

二人は試合前後で握手を交わしリスペクトし合ったが、ロクサーヌはコーラにバットで襲われてしまった。


リコシェ ◯-× トリック・ウィリアムズ
(シューティングスタープレス)

せっかくリコシェを呼んだのになぜウィリアムズと。しかしウィリアムズのこれまでの試合ではベストの一つで、体格を活かしたパワーと打撃で見せ場を作った。最後はリコイルを喰らわせた勢いでウィリアムズを高々と宙を舞わせ、ふわりと浮き上がるシューティングスターで解説のカーメロ・ヘイズに見せつけつつリコシェが快勝した。


ネイサン・フレイザー ×-◯ アクシオム
(ジャンピングサイドキック)

NXT UKで名勝負数え唄を演じたという二人の対決は評判通りの代物。超高速で人間離れした動きのフレイザーに、アクシオムは打撃・関節・空中を問わない多彩な技で対抗。アクシオムがヒーローらしい飛び蹴りで勝利したが最後までわからない何度でも見たい好試合だった。


ブロン・ブレイカー&タイラー・ベイト ◯-× ジョー&マーク・コフィー
(タイラードライバー'97)

ブレイカーはベイトの股の間から這い出てくるスタイナー・ブラザーズのパフォーマンスを披露。これは見たかった。
苦戦するギャラスはウルフギャングの不意打ちから、戦い慣れたベイトを孤立させるが、ベイトはヒントを得たのかマークの股下をくぐって自陣に戻りブレイカーと交代。
ブレイカーは二人まとめて蹴散らし、ジョーの不意打ちもスピアーで阻止し、一気にベイトがマークを必殺技で仕留めた。

しかし喜ぶ間もなくJDマクドナが背後から襲いかかり、ベイトをバックスープレックスで投げてしまった。



2022/9/13のNXT2.0 #696


NXTタッグ王座スティールケージ戦
プリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン) ◯-× クリード・ブラザーズ(ジュリアス&ブルータス・クリード)
(スプリットミルク)防衛成功

デッドリーはとにかく脱出勝ちを狙うがクリード兄弟はパワーで阻止。しかし後半、デーモン・ケンプが乱入しようとし、殴りかかったジュリアスが手錠で金網に拘束されてしまう。
ブルータスは一人で奮闘し必殺のスプリットミルクも一度は返すが、2発目で沈められウィルソンにフォールされた。


・NXT2.0一周年

NXT2.0にリニューアルされ一周年を記念し名場面集が流された。


・アルバ・ファイアがトキシック・アトラクションを襲撃

トキシック・アトラクションが話しているとアルバ・ファイアが現れ、ジジ・ドーリンとジェイシー・ジェーンをバットで始末し、マンディ・ローズにゴーリーボムを浴びせる。さらにセントーンボムを決めようとしたがジジ&ジェイシーに保護されマンディは逃げて行った。


ファロン・ヘンリー ◯-× ラッシュ・レジェンド
(シャイニングウィザード)

ファロンは慈善企画でリングサイドで見守る子供の期待に応え、ボマイェ気味のシャイニングウィザードと思われる技で勝利した。


クインシー・エリオット ◯-× シーン・ギャラガー
(ランプシェイカー)

サブ番組でデビューしたエリオットが数週間前からの予告の末に初登場。スーパー・ディーヴァの異名があるらしい。
ギャラガーの正体はいわゆるインディーの帝王の一人ブランドン・スコットで未契約。
女性的な仕草で幻惑しつつフライングアッパーカットで昏倒させるとコーナーに引きずって行き、ゴールダストのポーズからリキシのランプシェイカーで圧殺した。


キャメロン・グライムス&ジョー・ゲイシー ◯-× トニー・ディアンジェロ&スタックス
(ハンドスプリング・クローズライン)

グライムスのパートナーは誰も現れずハンディ戦を強いられるが、ジョー・ゲイシーが現れタッチを要求。グライムスは困惑しつつ断るが、コーナーに押し込まれるとゲイシーは勝手に交代。グライムスは抗議するが期せずして見事な連携を見せ、ゲイシーがスタックスを仕留めた。
しかし結局ザ・ダイアドが襲いかかり、グライムスへの罠だったらしい。


ゾーイ・スターク&ニキータ・ライオンズ ◯-× キアナ・ジェームス&アリアナ・グレイス
(開脚レッグドロップ)

即席タッグ同士だが強すぎるゾーイ組に手を焼いたキアナは凶器のカバンを持ち込もうとしアリアナに止められる。
健闘したがアリアナはゾーイのローリングGTS、ニキータの後ろ回し蹴りから開脚レッグドロップのフルコースを浴びて敗れた。


ハンク・ウォーカー ◯-× ハビエル・バーナル
(フライングフォーアーム)

ウォーカーもサブ番組でデビューしNXT初試合。入場曲もなく普段着のウォーカーがパワーで押し、バーナルは小ずるく立ち回る。
ウォーカーは発奮して上着を脱ぎ捨て、フライングフォーアームか何かでとにかく勢いよくなぎ倒して勝利した。


・オロ・メンサ次週デビュー

NXT UKでタッグ王座を獲得するなど活躍したオリバー・カーターがオロ・メンサに改名し次週に再デビューすると予告された。


NXT北米王座戦
カーメロ・ヘイズ ×-◯ ソロ・シコア
(フライング・ソロ)王座奪取

ヘイズは抗争中のウェス・リーを控室で襲い、誰も出てこないと思い挑戦者を募ると、一軍昇格しもういないはずのソロ・シコアが登場。
トリック・ウィリアムズが手を出し、ヘイズは左脚を狙って足元を崩しにかかるが奏功せず、強烈なスピニング・ソロからフライング・ソロにつなげシコアがベルトを奪い取った。


・NXT

一周年を機にNXT2.0から元のNXTへタイトルが戻ることが暗示された。若手主体にリニューアルしたのはやはりビンス肝いりだったのだろう。
1年で素人同然の若手から二世レスラーを除いて頭角を現したのがトニー・ディアンジェロとせいぜいヴォン・ワグナー、ティファニー・ストラットンだけでは方針失敗と受け取られてもしかたあるまい。



2022/9/20のNXT #697


・NXTと北米王座

番組名がNXT2.0から元のNXTへ戻った。
また先週ソロ・シコアが奪取した北米王座を、HHHのWWE責任者への就任に伴いNXT責任者を務めるショーン・マイケルズ立ち会いのもと返上した。
前王者カーメロ・ヘイズも立ち会いベルトを寄越すよう求めたがショーンは却下した。


ネイサン・フレイザー ◯-× アクシオム
(フェニックス・スプラッシュ)

前回はアクシオムが制した名勝負数え唄シリーズの第2戦。何戦か行い勝敗を競う模様。
フレイザーは前回のフィニッシャーの飛び横蹴りを見切ってスーパーキックで撃墜し、飛び技を狙うアクシオムをトップロープに飛び乗って捕らえ、スーパープレックスからぶっこ抜きのネックブリーカーにつなげ、フェニックス・スプラッシュで畳み掛け星を五分に戻した。


アイビー・ナイル&タタム・パクスリー ×-◯ トキシック・アトラクション(ジジ・ドーリン&ジェイシー・ジェーン)
(ローリング・ビッグブート+ローキック)

タタムにいいところなくアイビーが孤軍奮闘するも、ジェイシーのローリング・ビッグブートとジジのローキックで挟み撃ちするツープラトンで仕留められた。


マリク・ブレイド&エドリス・エノフェ ×-◯ ザ・ダイアド(リップ・ファウラー&ジャガー・リード)
(チケット・トゥ・メイヘム)

ザ・ダイアドにジョー・ゲイシーを加えたチーム名がスキズムとのこと。
ブレイドが長く捕まり、交代したエノフェが躍動するがファウラーを踏み台にしたリードの豪快なカナディアンデストロイヤーに沈み、ベテランズ時代からの必殺ツープラトンでとどめを刺された。


ウェンディ・チュー ×-◯ コーラ・ジェイド
(DDT)

凶悪ヒールのコーラ相手にはウェンディもおちゃらけていられずわりと真剣に戦うが、コーラはロープを駆使したラフ殺法を連発。最後はレイヴェンエフェクトを思い出させる強烈なDDTでマットに串刺しにした。


アンドレ・チェイス&ボディ・ヘイワード ◯-× カーメロ・ヘイズ&トリック・ウィリアムズ
(ロールアップ)

演説していたカーメロ・ヘイズにアンドレ・チェイスらが絡み試合に発展。チェイスはヘイズの空中技を上手く切り返し丸め込んだ。


サンガ ×-◯ ヴォン・ワグナー
(デスバレーボム)

サンガはワグナーを上回るパワーを見せるも、ミスター・ストーンが捕まった隙にコーナーへ突っ込まされ、巨体を物ともせず投げ切られてしまった。


NXT北米王座決定戦予選
オロ・メンサ ◯-× グレイソン・ウォーラー
(串刺しフライングニールキック)

NXT UKでタッグ王座を制したメンサが改名し再デビュー。ちなみにその時の相棒のアシュトン・スミスはUK休止とともに退団した。
変則的なメンサの動きに手を焼くがウォーラーはラフファイトでペースを握り、リングを出て必殺技の態勢へ。だがアポロ・クルーズが姿を現し牽制すると、そこへメンサがトペで飛び込みなぎ倒し、リングに上げてとどめを刺した。


NXT王座挑戦権争奪戦
タイラー・ベイト ×-◯ JDマクドナ
(バックスープレックス)

ゲスト席にはNXT王者ブロン・ブレイカーが座り、もうとっくに王座戦で退けた2人の試合を見守る。逆に言えばどっちが勝ってもおかしくない。
場外に出た二人はブレイカーを挑発するが、スパニッシュフライを受けたベイトが倒れながらフェイントパンチを浴びせると、ブレイカーは身を乗り出して興奮する。
最後はベイトが雪崩式のタイラードライバーを狙うも、頭突きで崩され逆に雪崩式のスパニッシュフライを喰らい、必殺のスープレックスで沈められた。

そしてブレイカーとマクドナが対峙していると、故障によりUK王座を返上したイリヤ・ドラグノフが移籍復帰し、大歓声に迎えられ二人の間に割り込んだ。



2022/9/27のNXT #698


・イリヤ・ドラグノフ

電撃復帰したイリヤ・ドラグノフがNXT王座への意欲を見せ、挑戦権を獲得したJDマクドナが絡んだが、NXT王者ブロン・ブレイカーは三つ巴戦を提案した。


ファロン・ヘンリー ×-◯ マンディ・ローズ
(ニーストライク)

ファロンは打撃戦を挑むがマンディはクロスボディを余裕で受け止めたり、一回転して放り投げたりとパワーを披露。
ファロンの必殺技らしいDDTも力ずくではねのけるとすかさず膝蹴りを叩き込み、帯同したトキシック・アトラクションも乱入せず堂々と勝利した。
試合後には前回襲撃したアルバ・ファイアが火を燃やして脅しつけた。


NXT北米王座決定戦予選
ウェス・リー ◯-× トニー・ディアンジェロ
(レフェリーストップ)

妨害してリーのプランチャを浴びたスタックスは激昂し、ディアンジェロの制止を無視して突き飛ばし退場させられる。
ディアンジェロは問題なく優勢に試合を進めていたが、リーのカニばさみでターンバックルに自爆すると、膝を痛めレフェリーストップを掛けられた。


アマリ・ミラー ×-◯ ソル・ルカ
(ローリングセントーン)

サブ番組でデビューしたソル・ルカがNXT初参戦。ちなみに4戦全敗。
数週にわたり予告されており、すごい筋肉と体操経験があるようで期待されている。
随所で高い運動神経を見せ、最後は前宙クローズラインから前に一回転するセントーンを背中に落としNXTデビューを飾った。


キャメロン・グライムス ×-◯ ジョー・ゲイシー
(ハンドスプリング・クローズライン)

早々にザ・ダイアドが手出しし、最後も二人が牽制して隙を作ったところに必殺技を浴びせあっさり決まった。
特番で決着戦をやる流れだろうか。


ケイデン・カーター ×-◯ ニキータ・ライオンズ
(開脚レッグドロップ)

ゾーイ・スタークと強すぎ即席タッグを組んだニキータがタッグ王者の片割れと対戦。
ケイデンは独創的な技で攻め、サレイの串刺しドロップキックを丸パクリするが、体格とパワーで圧倒するニキータには分が悪く、鋭い回転回し蹴りからのレッグドロップで仕留められた。


イリヤ・ドラグノフ ◯-× ザイオン・クイン
(トルペドモスクワ)

プロレスファンなら誰もが好きになるドラグノフは例によって激しくぶつかって行く。正面からしばき合える相手と対戦しクインも久々に良い試合を見せた。
ただロシアとの微妙な関係からか必殺技の名前は出なかった。


ブルータス・クリード ◯-× デーモン・ケンプ
(イス殴打により反則)

ブルータスは入場中に襲いかかり、ケンプも首をねじりながらひたすら蹴りつける荒業で対抗しろくに試合にならず、ケンプがイスで滅多打ちにしてしまった。


・キャンディス・レラエ復帰

産休・育休を終えたキャンディス・レラエが再契約し夫の待つ一軍昇格を果たした。


パブ・ルールズ戦
ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセン ◯-× ギャラス(マーク・コフィー&ウルフギャング)
(ハイ・ロー)

普段着で4人同時に反則裁定なしで戦い、負けた方が逮捕されるルール。負けた方が逮捕されるルール?
連携に勝るギャラスが前半はペースを握るが、外したベルトで叩かれまくったブリッグス組が盛り返し、逆にベルトで何度も叩き、ビールジョッキで頭をどつく。
加勢しに来たジョー・コフィーも思わず声が出るようなえぐい顔面ビッグブートでテーブルの上に落として一瞬で排除し、ゴミ箱に頭から突っ込まされたマークがバケツを被せられたマリオみたいにフラフラとリング中央に出たところを挟み撃ちして快勝した。



2022/10/4のNXT #699


・NXTタッグ王座への挑戦者

タッグ王者プリティ・デッドリーが仮装して話していると、一軍のブローリング・ブルータス(リッジ・ホランド&ブッチ)が現れ襲いかかった。


オロ・メンサ ×-◯ カーメロ・ヘイズ
(フライングレッグドロップ)

メンサが高い身体能力で先制するが、トリック・ウィリアムズが一瞬の隙を作るとヘイズは鉄柱を叩きつけ、さらにエプロンへのDDTを喰らわせ、一方的に攻め続ける。
終盤に反撃に出たメンサはノータッチのライオンサルトという離れ業を見せるが、とどめの串刺しフライングニールキックはウィリアムズがヘイズをかばって被弾。すかさずヘイズはコードブリーカーを浴びせ、必殺技へつなげた。


NXT北米王座決定戦予選
アンドレ・チェイス ×-◯ ヴォン・ワグナー
(デスバレーボム)

介入しようとするミスター・ストーンをティア・ヘイルが肩車で担ぎ上げ、さらにボディスラムで投棄。チェイスは生徒の怪力に喜ぶがその隙を狙われ、自身が豪快に投棄された。
さらにゲスト解説に入っていたカーメロ・ヘイズはウェス・リーに襲われた。


・ヴィア・マハーン復帰とレガード・デル・ファンタズマ一軍昇格

ビンス・マクマホン引退後、完全に干されていたヴィア・マハーンがNXTに復帰したようで、元相棒のサンガと再会した。
元相棒と言っても2試合しかしてないけど。
またこの週レガード・デル・ファンタズマ(サントス・エスコバー&クルス・デル・トロ&ホアキン・ワイルド)が一軍昇格を果たす。
なお一緒に行ったはずのエレクトラ・ロペスは「よく考えたらちょっと落ちる」という正直な理由で出戻りさせられ、ファンタズマにはゼリーナ・ベガが加わることとなる。


ウェンディ・チュー ◯-× ラッシュ・レジェンド
(ベイダーボム)

ラッシュはゴング前にウェンディの抱き枕で殴りつけるが、抱き枕なのでダメージも反則もなく試合開始。
ウェンディが恐ろしく遅いローキックで足元を崩し、ベイダーボムで押し潰した。


NXT女子タッグ王座挑戦権争奪戦
ゾーイ・スターク&ニキータ・ライオンズ ◯-× トキシック・アトラクション(ジジ・ドーリン&ジェイシー・ジェーン)
(開脚レッグドロップ)

もともとゾーイ組にアルバ・ファイアを加えてトキシック・アトラクションとの6人タッグ戦が予定されていたが、番組開始前にアルバがバットでマンディ・ローズを襲ったためこの試合に変更。ジジとジェイシーも普通に殴られていたが試合までには回復したのか全然痛がっていない。バットで殴られたのに。
トキシック・アトラクションは上手くニキータを孤立させるが、個々の力で打開され、最後はゾーイがジジをローリングGTSでブン回し、ニキータがとどめを刺した。


・グレイソン・ウォーラー・エフェクト

ウォーラーのトークコーナーのゲストはコーラ・ジェイドとロクサーヌ・ペレスの仇敵同士。よく見たら画面下に流れているTwitterコメントがウォーラーを称賛する自作自演ばかりで笑った。
ウォーラーがルーレットで試合形式を決め、ウェポンズ・ワイルド戦に決定。コーラはすぐさまロクサーヌを凶器で殴ろうとしたがセキュリティに阻止され、ウォーラーはリング下から現れたアポロ・クルーズに引きずり込まれ、両目を負傷して流血した。傷害罪だよ。


ジュリアス・クリード ◯-× デューク・ハドソン
(スライディング・クローズライン)

弟を痛めつけられ怒れるジュリアスは、ちょっかいを掛けてきたハドソンをパワーで圧倒し、簡単に片付けた。

ブルータスも元気に現れてハドソンを襲っているとデーモン・ケンプが遠くに現れ、ブルータスの退団を賭けてジュリアスに対戦要求。ジュリアスはアンビュランス(救急車)戦を呑ませた。


ハンク・ウォーカー ×-◯ ザイオン・クイン
(フライング・フォーアーム)

ウォーカーは普段着を脱ぎ引き締まっていない身体を披露して反撃するが、フォーアームかエルボーで沈められた。
クインはもう一発狙っていたがクインシー・エリオットに牽制され帰っていった。


・スキズムに新メンバー

スキズムに顔と体格を隠した小柄な新メンバーが加入した模様。


NXTタッグ王座戦
プリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン) ◯-× ブローリング・ブルータス(リッジ・ホランド&ブッチ)
(スプリットミルク)防衛成功

ホランドはNXT時代より一回りでかくなった身体でパワーを見せつけ、ブッチはピート・ダン時代から変わらぬ残虐ファイトを披露。
追い込まれたプリンスはレフェリーを殴って反則負けしようとするが、レフェリーは華麗に回避し、ホランドのノーザングリットにブッチの延髄斬りを合わせる痛いだけのツープラトンを被弾。
しかしホランドは何かに気付いてカバーに入らず、一拍遅れてインペリウムが乱入。それに乗じてデッドリーが必殺ツープラトンからホランドを仕留めた。
ホランドの勘が鋭くなければ危ないところだった。

その後マリク・ブレイド&エドリス・エノフェとジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセンが名乗りを上げたが、ブローリング・ブルータスを退けた後だと怖くなさすぎるだろ。



2022/10/11のNXT #700


ブロン・ブレイカー ◯-× ハビエル・バーナル
(ミリタリープレス・パワースラム)

ウェイド・バレットが一軍の解説に配置転換されたため、今回からブッカーTが解説に就任。この試合はJDマクドナも参加した。
ブレイカーは試合を急がず、多少の反撃を許した後にマクドナに見せつけながら必殺技を披露した。

その後マクドナ、イリヤ・ドラグノフと乱闘になり、ドラグノフがブレイカーにトルペドモスクワを炸裂させた。


NXT北米王座決定戦予選
ネイサン・フレイザー ◯-× アクシオム
(ロールアップ)

1勝1敗で迎えた決着の3戦目は特番の予選も兼ねて行われた。
前半で雪崩式の技を空振りし二人揃って危険な角度で落ちる場面もあったが、その後も容赦ない打撃と空中技を繰り出し合い、3戦目でも全く飽きさせない。
最後はアクシオムの飛び横蹴りをかわしたフレイザーが丸め込みの応酬を制し、敗れたアクシオムも握手で勝利を称えた。


インディ・ハートウェル ◯-× ヴァレンティーナ・フェロス
(セカンドロープ・スーパープレックス)

ヴァレンティーナにはサンガが帯同したが、ヴィア・マハーンが現れサンガを誘って行ってしまう。
だいぶ経ってから気付いたヴァレンティーナは動揺しながらもメテオラを決めるがフォールには至らず、エプロンからセカンドロープでのスーパープレックスでぶん投げられた。


NXTタッグ王座挑戦権争奪3ウェイ戦
◯ マリク・ブレイド&エドリス・エノフェ
  ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセン
× ザ・ダイアド(リップ・ファウラー&ジャガー・リード)
(ビクトリーロール)

タッグ王者プリティ・デッドリーは恥ずかしい格好で観戦。
目まぐるしく形勢が入れ替わるなか、ジョー・ゲイシーがエノフェにディスカスクローズラインを喰らわせてリングへ放り込み、ザ・ダイアドはチケット・トゥ・メイヘムの態勢に入るが、キャメロン・グライムスがケイヴインでゲイシーを踏み潰し、ファウラーを場外へ引きずり出して阻止。エノフェがすかさず丸め込み、挑戦権を手にした。


アルバ・ファイア ◯-× ジェイシー・ジェーン
(ゴーリーボム)

アルバは再三にわたるジジ・ドーリンの介入に手を焼きつつも最後は上手く排除しかたをつけた。

だが退場中に観客に紛れていたマンディ・ローズに襲われ、三人がかりのパワーボムで実況席へ叩き込まれてしまった。


ウェス・リー ◯-× スタックス
(コークスクリュー)

リーとの試合で膝を痛めたトニー・ディアンジェロの雪辱のためスタックスは膝を狙う。しかし決め切れず、トップロープに上ったリーに高速で横回転しながら押し潰された。

そしてカーメロ・ヘイズとトリック・ウィリアムズがリーを襲ったが、オロ・メンサが助けに現れ返り討ちにした。


ティア・ヘイル ×-◯ キアナ・ジェームス
(パーフェクトショット)

ゴングが鳴ると前回ティアにブン投げられたミスター・ストーンが現れ、襲いかかったがショルダースルーで投げられ蹴りつけられる。
そこへキアナが背後から飛びかかり反転しながらパーフェクトショットを決めるかっこいい必殺技で一発で仕留めてしまった。


イリヤ・ドラグノフ ◯-× グレイソン・ウォーラー
(トルペド)

ウォーラーはブッカーTのニールキックをパクリ、スピン・ア・ルーニーをおちょくる仕草で挑発。
慣れない相手のせいかチョップを受けるために無防備で前進する謎の姿が何度か見られたが、首をロープに叩きつけて場外へ出てリングインスタナーの態勢へ。しかし照明が落ちひとりでにルーレットが回り出す怪奇現象が起こり、動揺して技が遅れ、スタナーをトリプルジャーマンに切り返される。そして世界情勢から技名からモスクワが外されたらしいトルペドで吹っ飛ばされた。

試合後にはブロン・ブレイカーが強烈なスピアーをお見舞いし仕返しを果たした。



2022/10/18のNXT #701


ピック・ユア・ポイズン・マッチ
ロクサーヌ・ペレス ×-◯ リア・リプリー
(リップタイド)

ピック・ユア・ポイズン・マッチは試合が決まっているロクサーヌ・ペレスとコーラ・ジェイドがそれぞれ相手の対戦者を指名する形式。今回は特番前の番宣がてら多数の一軍選手が登場し、コーラはリア・リプリーを選んだ。
リア所属のジャッジメント・デイのフィン・ベイラー、ダミアン・プリースト、ドミニク・ミステリオも帯同している。
一回りでかいリアにはほとんどの投げ技が掛からないが、多彩な技を持つロクサーヌは効く技を次第に見つけていく。リップタイドも一度はかわしたが、ただでさえ不利なのにドミニクがちょっかいを出して気を取られてしまい、すかさず頭突きからのリップタイドで仕留められてしまった。


中邑真輔 ◯-× スタックス
(キンシャサ)

負傷中のトニー・ディアンジェロはスタックスを鍛えるための相手を呼んだと言い、まさかの中邑真輔が登場。
観客は大喜びで試合中も入場曲を合唱し、中邑も多少は攻めさせてやるが一方的に技を浴びせ続ける。最後はスタックスがとどめの態勢に入った中邑に手招きする意地を見せ、キンシャサで吹っ飛ばされた。


アルバ・ファイア ◯-× ソーニャ・デビル
(スクールガール)

ピック・ユア・ポイズン・マッチではないがトキシック・アトラクションに伴われ一軍からソーニャが参戦。あんま強くないな?
予想通りソーニャは普通にアルバに追い込まれ、たまらずトキシック・アトラクションが乱入するもあっさり排除された挙げ句にソーニャのブートがジジ・ドーリンに誤爆。動揺したところをアルバが丸め込んだ。

試合後も三人がかりでアルバを押さえつけ、恥ずかしい衣装のマンディ・ローズが現れるが、三人がかりなのにあっさり脱出され、マンディもバットで脅されリングを追い出された。


ウェス・リー&オロ・メンサ ×-◯ カーメロ・ヘイズ&トリック・ウィリアムズ
(フライング・レッグドロップ)

控室でヘイズ組が襲いかかりそのまま試合へ。
ウィリアムズがメンサのキックを謎の挙動で受ける放送事故もあったが、ヘイズが名前を言えないコードブリーカーからの必殺技でリーを脳天からリングに突き刺し快勝した。
その後も乱闘は続き、特番で対戦するヴォン・ワグナーとネイサン・フレイザーも乱入した。


キャメロン・グライムス&THE O.C.(ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン) ◯-× スキズム(ジョー・ゲイシー&リップ・ファウラー&ジャガー・リード)
(マジックキラー)

グライムスに大金をもらい意気上がるTHE O.C.は軽快にスキズムをしばく。チケット・トゥ・メイヘムに捕らえられる危ない場面もあったが、グライムスがケイヴインでファウラーを踏みつけて阻止し、すかさずマジックキラーをお見舞いしてギャローズがリードをフォールした。


クインシー・エリオット ◯-× ザイオン・クイン
(ランプシェイカー)

特番のホストとして今年もショッツィが紹介され、そこにザイオン・クインが絡み、助けに来たクインシー・エリオットと試合へ。ショッツィはゲスト解説にも入った。
クインは重量級のエリオットを担ぎ上げようとして押し潰され、場外へ出るとハンク・ウォーカーに絡まれる。気を取られながらリングに戻ったところをエリオットにビッグスプラッシュでまた押し潰され、必殺技でとどめを刺された。


ピック・ユア・ポイズン・マッチ
コーラ・ジェイド ◯-× ラクエル・ロドリゲス
(スティック殴打により反則)

ロクサーヌが選んだ対戦相手はラクエル。とにかくでかい奴をぶつけてやれというコンセプトが一致している。
やはり一回りでかい相手に困ったコーラは早々に諦めスティックで殴り掛かるが、あっさり奪われ自分が殴られる。何発も殴られたが試合には勝ったぜと喜んでいると、ロクサーヌが襲いかかりスーパーキックを浴びせた。


・KOショー

ケビン・オーエンズのトークコーナーが開かれ、NXT王座戦を行うブロン・ブレイカー、JDマクドナ、イリヤ・ドラグノフが集められる。
やはり乱闘になりドラグノフが二人にトルペドを浴びせ前哨戦を制したが、マネー・イン・ザ・バンク(いつでもどこでも挑戦権)を持つオースティン・セオリーが姿を現し、その気になればNXT王座にも挑めるぞと牽制した。



2022/10/22のNXT Halloween Havoc #702


NXT北米王座決定ラダー戦
ネイサン・フレイザー オロ・メンサ ◯ ウェス・リー ヴォン・ワグナー カーメロ・ヘイズ
王座戴冠

「チャイルド・プレイ」のチャッキー、ショッツィ、クインシー・エリオットの3人が今年の特番ホスト。
ラダー戦はハイフライヤー4人に一回りでかいワグナーが加わりいいアクセントになっている。
場外で4人倒れた隙にメンサがラダーを立てるが、トリック・ウィリアムズがラダーを倒し全員が場外で昏倒。ミスター・ストーンが参戦し靴で殴ってウィリアムズを落とすも、すぐさまラダーを倒され股間からロープ上に落ちてしまう。
特大ラダーを引き出したワグナーはその上に倒され、フレイザーのプランチャでラダーもろとも真っ二つにされるが、なぜかフレイザーよりもダメージが浅く、元気に起き上がるとリーをリングから実況席へ投棄。
それで離脱かと思いきやリーは実況席そばからリングへ斜めに立てかけられたラダーを駆け上がって、ヘイズにスーパーマンパンチを浴びせると、ラダー上へのメテオラで排除し、初のシングルベルトを手に入れた。


・トキシック・アトラクションのお化け屋敷探検

なぜかトキシック・アトラクションがお化け屋敷を探検し、アルバ・ファイアと化け物と殺人鬼に襲われる。刃物男の待つ冷蔵庫に引きずり込まれたジジ・ドーリンは死んだと思う。


キャスケット(棺桶)マッチ
アポロ・クルーズ ◯-× グレイソン・ウォーラー
(チョークスラム)

ルールは棺桶に相手を放り込み蓋を閉めたら勝ち。ウォーズマンとラーメンマンが戦ったことで有名。
トップロープでの攻防からウォーラーがクルーズを棺桶に突き飛ばすと、蓋を壊して中に入ってしまう。ウォーラーは勝利を確信するがルール上どうしようかレフェリーが困っていると照明が落ち、再び点灯するとなぜかクルーズが復活している。
頑丈な蓋の棺桶に交換され、リングイン・スタナーを決めたウォーラーはアンダーテイカーをものすごくおちょくりながら首を掻っ切るポーズを見せ、ツームストーン・パイルドライバーを狙うが引っくり返されクルーズの両膝の上に落とされる。
そしてエプロンでの攻防からチョークスラムで棺桶に叩き込まれ、蓋を閉められた。後でアンダーテイカーにも殺されると思う。


ウェポンズ・ワイルド戦
ロクサーヌ・ペレス ◯-× コーラ・ジェイド
(イス直下コードレッド)

たぶん凶器使い放題のルール。
ロクサーヌはコーラが乗らなくなったスケボーを持参し、殴ったり乗せて場外へ落として攻撃。
コーラは用意されたロープやホウキやチェーンでしばくがすかさずやり返され、持参したスティックでも殴られる。
高所での攻防は河津掛けで揃って落下し痛み分けとなり、最後はリング上にばらまいたイス直下のダブルアームDDTを狙ったコーラから上手く脱出したロクサーヌが必殺技を返し遺恨試合を制した。


・ショッツィとクインシー・エリオット

ホスト役のショッツィとバナナの仮装をしたエリオットが話しているとラッシュ・レジェンドがちょっかいを出し、ショッツィにDDTされた。ショッツィ普通に強いからな。


アンビュランス戦
ジュリアス・クリード ◯-× デーモン・ケンプ

救急車へ相手を詰め込み発車したら勝ちで、要するに棺桶が救急車になったルール。ブルータス・クリードの追放も賭けられている。
ケンプは早々に乗せられるが松葉杖をドアに挟んで抵抗。反撃されたジュリアスもドアを蹴り開け脱出する。
ジュリアスはケンプを車椅子に乗せて松葉杖で固定し、階段にぶつける機転を見せるが、消火器を噴射される。再び救急車に乗せられるも、挟まれるのを覚悟で手を差し入れてドアを阻止し、イスで滅多打ちにすると担架へパワーボムで落とし、気絶したケンプを悠々と担いで救急車へ乗せ病院送りとした。


NXT女子王座戦
マンディ・ローズ ◯-× アルバ・ファイア
(ジジとジェイシーのハイ・ロー)防衛成功

お化け屋敷からアルバに車で拉致されたマンディが、しばかれながらリングに入れられ試合開始。
必死に反撃するもセントーンボムを決められ万事休したが、死んだはずのジジとジェイシー・ジェーンが駆けつけレフェリーを引きずり出してカウントを阻止。アルバはゴーリーボムを決めるがジェイシーをスーパーキックで片付けた際にレフェリーを巻き込んでしまいカウントが入らず、さらにジジとジェイシーにキックの挟み撃ちを喰らって力尽きた。


NXT王座三つ巴戦
◯ ブロン・ブレイカー JDマクドナ × イリヤ・ドラグノフ
(スピアー)防衛成功

ブレイカーはマクドナとドラグノフの墓をスコップで破壊しながら入場。
三人は一切共闘せず隙あらば殴りかかっていたが、ブレイカーとドラグノフがパンチの相打ちで倒れると、思わず拍手して喜んだマクドナが癇に障り、協力して排除。ブレイカーが雪崩式ハリケーンラナで投げ飛ばしたマクドナをドラグノフが空中捕獲してパワーボムで落とす凄技も見せる。
再び三つ巴の混戦からブレイカーはドラグノフにミリタリープレス・パワースラムを決め、ドラグノフもトルペドをブレイカーに浴びせるがともにマクドナにカットされる。
カウントするレフェリーの手をつかむ反則でフォールを防がれたドラグノフは怒り心頭でマクドナを追い回し、スパニッシュフライを浴びたものの階段を駆け上がってのトルペドで実況席に突っ込ませ、ブレイカーと一騎打ちへ。
ジャーマンからのクローズラインでなぎ倒しトルペドの態勢に入ったが、カウンターのスピアーを浴びせたブレイカーが辛くもベルトを守り抜いた。



2022/10/25のNXT #703


NXT女子タッグ王座戦
ケイデン・カーター&カタナ・チャンス ◯-× ゾーイ・スターク&ニキータ・ライオンズ
(ネックブリーカー+450スプラッシュ)防衛成功

強すぎ挑戦者はパワーで圧倒し、王者組はスピードで対抗するが相手も普通に速い。
カタナのブートをかわしたゾーイがスクールガールで丸め込み、勝利を宣告されたが直前のタッチをレフェリーが見逃していたため無効となり試合再開。
息を吹き返した王者組はカタナが雪崩式スパニッシュフライをゾーイに浴びせるがカウント2.9で返され唖然。さらにニキータの回転回し蹴りから開脚レッグドロップでケイデンが仕留められたがカタナのカットが間に合い、すかさずケイデンは足元を崩すとスーパーキックを2発顔面に見舞い、必殺ツープラトンからカタナがフォールし辛くもベルトを守った。


・新NXT北米王者

新王者に輝いたウェス・リーが話していると、アポロ・クルーズに負けたグレイソン・ウォーラーが割り込む。
さらに一軍所属のRトゥルースが前触れもなく現れ、リーと二人がかりでウォーラーをリングから追い出した。


ショッツィ ◯-× ラッシュ・レジェンド
(DDT)

ラッシュはトップロープに上ろうとするショッツィを場外へ蹴り落とすが、クインシー・エリオットが牽制し、その間にショッツィを回復させる。その後もラッシュが攻めていたが、エルボー数発でグロッキーになり脚をロックしてのDDTで仕留められた。


・インダス・シェアー再結成

ブルータス兄弟が話していると中継でデーモン・ケンプが顔を出す。そこへヴィア・マハーン&サンガのインダス・シェアーが襲いかかり兄弟を蹴散らした。
ちなみにその前にはTバーらしき人物がマスクを焼き捨て復帰をほのめかしている。


NXTタッグ王座戦
プリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン) ◯-× マリク・ブレイド&エドリス・エノフェ
(スプリットミルク)防衛成功

高い身体能力を持つハイフライヤーだがいかんせん地味な挑戦者は、ブレイドがトップロープを軽々と飛び越えるトペ・コンヒーロで会場を沸かせる。
しかし必殺技級のジャンピングDDTにダイヤモンドカッターを合わせるツープラトンを返され、逆に必殺ツープラトンでウィルソンがブレイドをフォールした。


・スキズム新メンバーの正体

数週前から姿を見せていたスキズムの新メンバーの正体がロック様の娘エイヴァ・レインだと明かされた。
余りにもパパ似の四世レスラーで、177cmと体格にも恵まれており楽しみ。


・スクリプツ

スクリプツを名乗る謎の人物からの留守電が公開された。


インディ・ハートウェル ◯-× ソル・ルカ
(エルボースマッシュ)

ソルは大柄なインディを軽々と担いだり、軽快なバク転を決めたがなんかあっさりと後頭部へのエルボーで沈んだ。

売出し中のソルがこんなあっさりと?と戸惑っていると、メンバーが昇格したのに一人だけ「見劣りする」という理由で一軍から送還された気の毒なエレクトラ・ロペスが乱入し、インディとソルを叩きのめした。


イリヤ・ドラグノフ ×-◯ JDマクドナ
(胴締めスリーパー)

ドラグノフは入場アピール中のマクドナをトップロープからデッドリードライブで投げ落とし、コートも脱がせずジャーマンを3連発する。
マクドナはテーピングしたドラグノフの脇腹を狙い撃ちし、タックルで実況席へ突っ込ませる。医者が呼ばれるがドラグノフは拒否して試合続行。
終盤にはトップロープからのセントーンを剣山で返され悶絶するが、すぐさまスーパープレックスで投棄し、顔面をパウンドで殴りつけトルペドの態勢に入るも、痛みが限界に達し発動が遅れてしまい、マクドナの胴締めスリーパーに捕らえられる。
吐血するほど苦しみながらも耐えていたが失神し、担架で搬送された。

ゴング前の襲撃、ケレン味の少ない痛そうな技、自身もろとも相手を痛めつけるファイトスタイルと、ドラグノフはほぼテリーマン。



2022/11/1のNXT #704


・王者対決へ

NXT王者ブロン・ブレイカーが話しているとタッグ王者プリティ・デッドリーが絡み、さらに北米王者ウェス・リーも登場。
あまり険悪な雰囲気にならず掛け合いを続け、ブレイカー&リーがタッグ王座に挑戦することとなった。


Rトゥルース ×-◯ グレイソン・ウォーラー
(負傷によりレフェリーストップ)

トゥルースはノータッチのトペ・コンヒーロを披露するが飛距離が足りず直接場外に落下し左膝を負傷。あえなくレフェリーストップとなった。このまま長期欠場に入るが、本来ならNXTへの移籍が決まっていたのだろうか。
間の悪いことに負傷直後にCMに入ってしまい、その間も試合後もウォーラーが必死に煽って尺を稼いでいた。


・一斉解雇

アンドレ・チェイスの教え子として毎週のように出ていたボディ・ヘイワード、サブ番組のみ4試合だけ出たダマリス・グリフィン、ブレイクアウト・トーナメントに最年少で参戦したスローン・ジェイコブス、メイン番組に1~2回出たが未勝利のルー・フェン、エリカ・ヤンが解雇された。ヘイワードは素行がむちゃくちゃ悪かったらしい。


ティア・ヘイル ×-◯ キアナ・ジェームズ
(ローリング・パーフェクトショット)

ヘイワードに代わりなぜかデューク・ハドソンがチェイス・ユニバーシティに電撃加入し、同じように旗を振り回す。
しかしキアナの必殺技を浴びたティアの脚をロープに引っ掛け助けてやると、チェイスは卑怯な真似をするなと激怒し、帰らせる。ティアはそのまま2発目の必殺技で仕留められた。

そこへチャーリー・デンプシーが久々に現れて襲いかかると、ハドソンが戻ってきて救出した。


オデッセイ・ジョーンズ ◯-× ハビエル・バーナル
(ボスマンスラム)

負傷欠場していたジョーンズが昨年12月以来の復帰。脚を狙われるが怪力を発揮し復帰戦を飾った。


・371日

トキシック・アトラクションがリングにセットをしつらえマンディ・ローズの戴冠371日を振り返っていると、アルバ・ファイアが襲撃。ジジ・ドーリンを捕まえゴーリーボムでテーブルに叩き込んだ。


インディ・ハートウェル ◯-× ゾーイ・スターク
(ビッグブート)

体格で勝るインディのパワーに押されるゾーイはニキータ・ライオンズの激励を受け、スピードとラフファイトで反撃。
しかし興奮のあまり実況席へのパワーボムを敢行しようとし、ニキータに制止され思いとどまったが、リングに戻った所をビッグブートで急襲され敗北した。


ヴァレンティーナ・フェロス ×-◯ コーラ・ジェイド
(DDT)

ヴァレンティーナの相棒のユリサ・レオンは故障中の模様。
コーラのラフファイトに飛び技で対抗するが、プランチャを自爆しそのまま沈められた。

コーラはさらにスティックで殴ろうとするが、ウェンディ・チューが全速力で駆けつける。コーラはすかさずスティックで腹を殴ったが、就寝用の着ぐるみを着ていたウェンディにはダメージが浅く、反撃された。


NXTタッグ王座戦
プリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン) ◯-× ブロン・ブレイカー&ウェス・リー
(カーメロ・ヘイズの乱入→クルーシフィックス)防衛成功

王者組はリーの多彩な技とブレイカーのパワーに圧倒され一方的に攻め続けられる。ようやく孤立されたリーにもすぐに逃げられ、交代したブレイカーは大柄なデッドリーを二人まとめてブレーンバスターで投げ切って見せる。
万事休したかに見えたが、トップロープに上ったリーをカーメロ・ヘイズが突き落としてしまい、すかさずウィルソンが丸め込んでベルトを守った。

さらにブレイカーもヴォン・ワグナーに襲われてしまった。



2022/11/8のNXT #705


キャメロン・グライムス ×-◯ ジョー・ゲイシー
(エイヴァ・レインの妨害→ハンドスプリング・クローズライン)

ゲイシーはおそらく初めてのショートタイツ姿。エイヴァ・レインの加入で一新か。
技巧派同士だけあり技をクリーンヒットさせ合い非常に見栄えのする好試合。グライムスはザ・ダイアドの乱入を封じ、ノータッチトペで全員をなぎ倒しトップロープに上るが、エイヴァにロープへ突き落とされてしまい、すかさずゲイシーが必殺技を叩き込んだ。


ソル・ルカ ×-◯ エレクトラ・ロペス
(ディレーラー)

売出し中とは思えないほどインディ・ハートウェルに簡単に負けたソルと、一人だけ出戻りさせられたエレクトラの気の毒対決。
ソルは体操経験を活かした技を見せるが、デッドリードライブでトップロープから落とされ、Aトレインが使っていたディレーラーで仕留められた。

そこへ決着を待ってからインディがエレクトラに報復し乱闘となった。


アンドレ・チェイス ×-◯ チャーリー・デンプシー
(タオル投入)

あまり映されていないがとにかく相手を煽り散らし、襲いかかろうとさえするティア・ヘイルをデューク・ハドソンが止めているのが面白い。
チェイスがデンプシーにレッグロックで捕らえられるも必死にもがいていたが、ハドソンはティアが激励しつつ振り回すタオルを奪い、リングに投げ入れ試合を止めた。


ハンク・ウォーカー ×-◯ チャニング・ロレンツォ
(ニー・カーブストンプ)

ロレンツォは中邑真輔よりはだいぶ弱いウォーカーをラフファイトで攻めるがそれ以上にやり返される。しかしサミングで反撃しスクールボーイで丸め込み、それは返されたもののすかさず膝を使ってのカーブストンプで頭をリングで弾ませ勝利した。


・グレイソン・ウォーラー・エフェクト

ゲストはブロン・ブレイカーとブレイカーを襲ったヴォン・ワグナー、そしてミスター・ストーン。口論したが手は出さなかった。
ハッシュタグを付けたツイートが流れているが、同じ名前が何度も出てきてファンが少なそう。


アクシオム ×-◯ JDマクドナ
(レフェリーストップ)

アクシオムはトップロープから場外へのムーンサルトを決めるが脚を痛め、すかさずマクドナに狙い打たれる。
飛び技と同様に得意の関節技で攻めるが、必殺の飛び蹴りを脚の痛みから失敗してしまい、すかさずマクドナが脚を捕らえ90度に折りたたむと、たまらずレフェリーが試合を止めた。


5分一本勝負
ブルータス・クリード ×-◯ デーモン・ケンプ
(イス殴打により反則)

ブルータスは入場中に襲いかかり、ケンプはイスを持ち出す。3分過ぎにブルータスがイスを奪って殴りつけ、反則決着となった。


NXT女子タッグ王座戦
ケイデン・カーター&カタナ・チャンス ◯-× ゾーイ・スターク&ニキータ・ライオンズ
(ネックブリーカー+450スプラッシュ)防衛成功

王者組の驚異の身体能力に挑戦者組もついていくが、やはりカタナがずば抜けている。デジャヴを披露し、ゾーイのブレーンバスターを空中でスタナーに切り返す。
最後はゾーイがニキータに誤爆しかけ、動揺した隙にWスーパーキックでニキータを排除し、カタナがゾーイにヘッドシザーズからDDTを決め必殺ツープラトンで料理した。

挑戦者組は敗北を認めベルトを自ら手渡したが、ゾーイはそのベルトでニキータを殴打しヒールターンした。



2022/11/15のNXT #706


NXT王座戦
ブロン・ブレイカー ◯-× ヴォン・ワグナー
(スピアー)防衛成功

第1試合でメイン戦。ワグナーはミスター・ストーンを投げつけ不意打ち、左腕攻めをするが効果は薄く、ブレイカーに怪力で投げられまくる。
階段へのチョークスラムで背中を負傷させるが、必殺のデスバレーボムも返されてしまう。ミリタリープレス・パワースラムは背中の痛みもあり不発に終わったが、2発目のデスバレーボムから脱出したブレイカーがスピアーを突き刺しベルトを死守した。


インダス・シェアー(ヴィア・マハーン&サンガ) ◯-× アリエル・ドミンゲス&ジョージ・キャノン
(サイドウォークスラム+ダイビングエルボードロップ)

ドミンゲス組は未契約。シェア―はタッチしたくないドミンゲスを無理やり交代させて必要以上に痛めつけ、ツープラトンで料理した。
デビューしてすぐに2試合した頃よりは確実に上達している。


アポロ・クルーズ ◯-× JDマクドナ
(チョークスラム)

マクドナは実況席へ叩きつけられ、スリーパーホールドを掛けたままトップロープから飛び降りられ、場外へ放り捨てられ、雪崩式のフォールアウェイスラムを喰らいとハードバンプを連発。
最後も高々と担ぎ上げられてからチョークスラムで投棄された。


ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセン ×-◯ ザ・ダイアド(リップ・ファウラー&ジャガー・リード)
(Wコードブリーカー)

ザ・ダイアドも怪奇派からショートタイツの正統派スタイルに様変わり。
ブリッグスに二人まとめて片付けられかけるが、エイヴァ・レインがファロン・ヘンリーと乱闘してジェンセンを引きつけ、その隙にザ・ダイアドが片足でのコードブリーカーを同時に決めた。


インディ・ハートウェル ◯-× タタム・パクスリー
(エルボースマッシュ)

インディはどさくさから外れたタタムのフェイスガードをアイビー・ナイルに返してやる余裕を見せ圧勝した。


NXT女子王座ラストウーマン・スタンディング戦
マンディ・ローズ ◯-× アルバ・ファイア
(アイラ・ドーン乱入し毒霧→ラダーから突き落とし)防衛成功

アルバはマンディの飛び膝をイスで受け止めたが、生身で当たったのにマンディは全然痛がらない。膝が鉄でできてるの?
アルバはスーパーキックでマンディを撃墜し、実況席へ横たわらせると、ラダーを設置しセントーンボムを浴びせようとするが、そこへNXT UK所属だったアイラ・ドーンが現れ毒霧を噴射。さらに実況席へ突き落とし、10カウントが叩かれた。



2022/11/22のNXT #707


・トキシック・アトラクションとタッグ王者

トキシック・アトラクションが話していると女子タッグ王者のケイデン・カーター&カタナ・チャンスが割り込む。乱闘になり2対3なのであっさり負けた。


ウェンディ・チュー ×-◯ コーラ・ジェイド
(ドリンクで目潰し→DDT)

苦戦するコーラはスティックで殴りかかるがかわされ、逆にスティックで殴られかかる。
レフェリーがスティックを没収している隙にウェンディが持参したドリンクを奪って顔に浴びせ、すかさずDDTで仕留めた。


アイビー・ナイル ◯-× キアナ・ジェームズ
(ドラゴンスリーパー)

試合放棄して帰ろうとしたキアナはファロン・ヘンリーににらまれ、すごすごリングに戻ったところをアイビーに捕らえられタップした。


スクリプツ ◯-× グル・ラージ
(モーリー・ゴーラウンド)

スクリプツの正体は一軍所属だったレジーことレジナルド。マスクマンになったが顔の大半が見えておりすぐバレた。
抜群の身体能力で見たことない回避を連発し、飛距離のあるモーリー・ゴーラウンドで押し潰した。


・スキズム

スキズムが謎のイベントを開催し、客席から招いた男をエイヴァ・レインがハグした後にジョー・ゲイシーがロックボトムでテーブルへ叩きつけた。


ソル・ルカ ×-◯ ゾーイ・スターク
(ドロップキック)

ヒールターンしたゾーイは怪我したふりから不意打ちしたり、卑怯な手を使い出す。
ソルは恵まれたパワーと運動能力で食い下がるが、ミサイルキックをかわされ自爆し、すかさずあごを蹴り抜かれた。

試合終了を待ってニキータ・ライオンズがゾーイに襲いかかったが、回し蹴りをなんとかかわしゾーイは逃げて行った。


NXTタッグ王座戦
プリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン) ◯-× チェイス・ユニバーシティ(アンドレ・チェイス&デューク・ハドソン)
(スプリットミルク)防衛成功

チェイスUはハドソンがパワーで圧倒するが、勝手な行動が目立ち連携が噛み合わない。
長く孤立させられていたチェイスにとどめのツープラトンを要求するが、チェイスは疲労困憊で動きが鈍く、ハドソンのビッグブートも誤爆してしまう。
動揺した隙にハドソンは階段へ叩きつけられ、必殺ツープラトンからプリンスがチェイスをフォールした。


NXT北米王座戦
ウェス・リー ◯-× カーメロ・ヘイズ
(みちのくドライバー)防衛成功

終盤、セコンドについていなかったトリック・ウィリアムズが駆けつけヘイズを介抱する。リーはすかさずトペ・コンヒーロで排除したが、その隙にヘイズの回復を許す。
しかしトップロープに上ったヘイズを殴って下ろしたリーはバク転しながらぶつかるだけの得意技でなぎ倒し、みちのくドライバーでとどめを刺した。

リーがベルトを掲げ喜んでいると、エントランスのモニターに映った自分の名前が檻に入れられる演出が発生。
Tバー改めダイジャックが現れ、フィースト・ユア・アイズをリーに浴びせてしまった。



2022/11/29のNXT #708


ロクサーヌ・ペレス ◯-× インディ・ハートウェル
(コードレッド)

体格で勝るインディがパワーを見せ、やたらリフトアップしては投棄し続けるがロクサーヌは必死に粘る。
プランチャも受け止められてしまうが驚異的な吸い込み力でキックを浴びせひるませると、長身に苦労しながらもコードレッドを仕掛け逆転勝ちした。


ダンテ・チェン ×-◯ ダイジャック
(フィースト・ユア・アイズ)

ダイジャックが必要以上にいたぶろうとしたこともあり、チェンは口から血を流しながらもしぶとく打撃を返したがさすがに敵わなかった。


・アイアン・サバイバー・チャレンジ選考(男子)

WWE殿堂入りのショーン・マイケルズ、Xパック、ロード・ドッグ、アランドラ・ブレイズ、モーリー・ホーリーが集まりPPVで行われるアイアン・サバイバー・チャレンジの男子出場者を選考しカーメロ・ヘイズ、トニー・ディアンジェロ、JDマクドナ、ジョー・ゲイシー、ヴォン・ワグナー、グレイソン・ウォーラーらの名が挙がった。


デューク・ハドソン ×-◯ グレイソン・ウォーラー
(リングイン・スタナー)

ウォーラーに髪をつかまれたハドソンがやり返すと、アンドレ・チェイスは反則するなと指導を与え、その隙をウォーラーに突かれる。
ヒールの癖が抜けないハドソンは丸め込みながらロープをつかもうとしてはチェイスに怒られるが、歓声を受けてハルクアップすると両手でUの字を作り「U!」と叫ぶ。そっちを怒ったほうがいいぞ。
ハドソンは優勢だったがティア・ヘイルにビッグブートを誤爆しかけ、謝ってリングに戻ったところを必殺技で狙い撃たれた。


ファロン・ヘンリー ×-◯ キアナ・ジェームズ
(パーフェクトショット)

キアナは執拗にファロンの左腕を攻めるが片手一本で反撃されまくる。だがバッグを投げつけた隙に蹴りを浴びせて体勢を崩すと、左肩をコーナーに突っ込ませ、すぐさま必殺技で追い撃ちした。


・アイアン・サバイバー・チャレンジ選考(女子)

続いて女子の選考。ロクサーヌ・ペレス、ゾーイ・スターク、インディ・ハートウェル、コーラ・ジェイド、ファロン・ヘンリー、キアナ・ジェームズ、アルバ・ファイアの名が挙がった。


・ライラ・ヴァルキュリア近日登場

NXT所属のイーファ・ヴァルキリーが改名し近日登場が予告された


アクシオム ◯-× ハビエル・バーナル
(飛び横蹴り)

バーナルの脚攻めが功を奏し一度は必殺の飛び横蹴りを回避するが、トップロープに上ったところを捕まえられ、スーパープレックスで投擲され、飛び横蹴りで仕留められた。


ジュリアス・クリード ◯-× JDマクドナ
(イス使用により反則)

3試合分くらい高々と投げられ続けたマクドナは業を煮やしついにイスを取り出すが、てっきりクリード兄弟の威嚇に来ていたと思ったサンガがジュリアスをかばってイスに被弾。
対戦相手に使わなければ反則は今まで無かったはずだが、なぜかイス使用により反則負けとなった。


マリク・ブレイド ×-◯ ヴォン・ワグナー
(デスバレーボム)

体格でそれほど劣らないブレイドはボディスラムを掛けるとフロッグスプラッシュを狙うが、剣山で迎撃され必殺技で仕留められた。

その後もワグナーはブレイドを襲ったが、エドリス・エノフェとオデッセイ・ジョーンズが駆けつけ場外へ落とした。


ケイデン・カーター&カタナ・チャンス&ニキータ・ライオンズ ×-◯ トキシック・アトラクション(マンディ・ローズ&ジジ・ドーリン&ジェイシー・ジェーン)
(ハイ・ロー)

ファロン VS キアナ戦後に行われるはずだったが、ゾーイ・スタークが入場中のニキータを襲ったため、治療によりメイン戦に回った。もともとメイン戦でやるカードでは?
ニキータは痛めた膝を叩きながら豪快に技を繰り出すがついに限界を迎えて倒れ、ジジとジェイシーのキックで挟み撃ちされジジにフォールされた。



2022/12/6のNXT #709


男子アイアン・サバイバー・チャレンジ・ワイルドカード争奪3WAY戦
◯ アクシオム × ヴォン・ワグナー アンドレ・チェイス
(飛び蹴横り)

歓声に押され躍動するチェイスは二人まとめてDDTを浴びせ、意気揚々とプランチャを仕掛けるが、勢い余って(?)そのまま場外へ。プランチャを喰らいふらつくワグナーにアクシオムが必殺の飛び横蹴りを決めて特番への切符を手に入れた。
好試合だったがチェイスがプランチャのまま退場した理由がわからなすぎる。


ブライソン・モンタナ --- ハビエル・バーナル
(インダス・シェアーがモンタナを襲い不成立)

先にリングに上がったモンタナをインダス・シェアー(ヴィア・マハーン&サンガ)が襲撃。何も知らずに出てきたバーナルはリング上の大男を見ると足を痛めたふりをして退場した。
インダス・シェアーが話しているとクリード兄弟が現れたが衝突しなかった。


ザイオン・クイン ×-◯ トニー・ディアンジェロ
(プロトボム)

わりと強キャラのクインを全く問題にせず3分ほどでディアンジェロが片付けた。

そして北米王座への意欲を示すと王者ウェス・リーが現れ、リーを襲ったダイジャックもモニター越しにアピールした。


ハンク・ウォーカー ×-◯ チャーリー・デンプシー
(変型リーガルストレッチ)

一軍所属のドリュー・グラックが現れ観戦。実質的に移籍した模様。
デンプシーはしつこく腕攻めし、ブートを受け止めるとドラゴンスクリューで投げつつ捕獲し、アンクルロックとリーガルストレッチの融合みたいな関節技でタップさせた。


・リアル・クリスマス・ストーリー

NXTタッグ王者プリティ・デッドリーがクリスマス仕様のリングで本を読み聞かせしていると、一軍所属のニュー・デイ(コフィ・キングストン&エグゼビア・ウッズ)がまさかの登場。
ツリーに投げつけ、プレゼントを顔面にぶつけ、箱をかぶせてスーパーキックを浴びせると、ベルトを掲げて勝ち誇った。


ティア・ヘイル ×-◯ アイラ・ドーン
(ファイナルカット)

アルバ・ファイアを襲いNXT女子王座戦をブチ壊したアイラがNXTデビュー。
場外で見守るチェイスUの二人に見せつけつつファイナルカットを2発浴びせて快勝した。

そこへアルバ・ファイアが報復に現れ、アイラは黒い毒霧で対抗したがかわされレフェリーに誤爆した。


ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセン ◯-× マリク・ブレイド&エドリス・エノフェ
(ボール&ギャグ)

試合中に現れたキアナ・ジェームズがジェンセンのジャケットに手紙を入れ、ヴォン・ワグナーはブレイド組に帯同したオデッセイ・ジョーンズを襲う。
気を取られたエノフェにジェンセンはフライングニールキックを浴びせ、必殺ツープラトンにつなげてブリッグスにフォールさせた。
外野にちょっかい出されたが両チームはなごやかにグータッチで健闘を称え合った。


女子アイアン・サバイバー・チャレンジ・ワイルドカード争奪3WAY戦
◯ インディ・ハートウェル ウェンディ・チュー × ファロン・ヘンリー
(エルボースマッシュ)

器用とは言えない三人が集まりわちゃわちゃした試合に。ファロンにブレーンバスターを決めたウェンディが飛距離のあるベイダーボムで追い撃ちしたが、インディがすかさず場外へ放り捨て、弱ったファロンにエルボーでとどめを刺した。


・グレイソン・ウォーラー・エフェクト

アイアン・サバイバー・チャレンジ出場のウォーラー、カーメロ・ヘイズ、JDマクドナ、ジョー・ゲイシー、アクシオムが集まり順繰りに主張。最後はもちろん乱闘になった。



2022/12/10のNXT DEAD L1NE #710


女子アイアン・サバイバー・チャレンジ
○2 ロクサーヌ・ペレス
 1 ゾーイ・スターク
 0 キアナ・ジェームズ
 1 コーラ・ジェイド
 1 インディ・ハートウェル

新設ルールで2人で試合開始し5分ごとに1人ずつ参戦。フォール・タップ等で1ポイント獲得し、敗者は90秒退場。25分経過時点で最多ポイント獲得者が王座挑戦権を得るらしい。
一番手のロクサーヌとゾーイは少人数のうちに妨害されやすい丸め込みと関節技を狙うが、1ポイントも奪えないまま5分経ちキアナが参戦。ゾーイがキアナへの技を狙うロクサーヌに横からスーパーキックを浴びせ、必殺技につなげまず1ポイント取った。

ゾーイ・スターク ◯-× ロクサーヌ・ペレス
(ローリングGTS)

フラフラのままリングサイドの控室に閉じ込められたロクサーヌを挑発しつつコーラが4番手で登場。
ダメージを感じさせず暴れるロクサーヌがキアナをコードレッドの体勢に捕らえるが、コーラがスーパーキックで排除して丸め込みフォールを強奪した。

コーラ・ジェイド ◯-× キアナ・ジェームズ
(スクールガール)

アンカーのインディは疲れた3人をあっという間に排除し、残ったロクサーヌを蹴り倒し早々にフォールした。

インディ・ハートウェル ◯-× ロクサーヌ・ペレス
(ビッグブート)

出遅れたロクサーヌはまたもゾーイに必殺技に捕らえられるが、一度見ていたのが功を奏し、丸め込みに切り返しポイントで追いついた。

ロクサーヌ・ペレス ◯-× ゾーイ・スターク
(サンセットフリップ)

残り2分、必殺技の応酬からロクサーヌがコーラをコードレッドに捕らえて逆転に成功。

ロクサーヌ・ペレス ◯-× コーラ・ジェイド
(コードレッド)

一人0ポイントのキアナはゾーイに華麗な雪崩式スパニッシュフライを決めるが、直前に解放されたコーラがカウントを阻止。コーラはゾーイをカバーしたが返され、ロクサーヌにDDTを浴びせたものの、転がって場外へ逃げられ、タイムアップとなりロクサーヌが勝利を収めた。


アルバ・ファイア ×-◯ アイラ・ドーン
(ファイナルカット)

怪奇派だがラフな技巧派スタイルで戦っていたアイラは、アルバにデスバレースラムで投棄されセントーンボムを浴びるが、突如としてレフェリーが黒い液体を吐きながら悶絶しカウントが入らない。
アイラは別のレフェリーが入ってきた混乱をつき、カバーを外しておいたターンバックルに叩きつけ、必殺技でアルバを仕留めた。
レフェリーは毒霧を吐かれたわけではなくちょっと触れられただけでああなったのでもう呪術の類だと思う。


NXTタッグ王座戦
プリティ・デッドリー(エルトン・プリンス&キット・ウィルソン) ×-◯ ニュー・デイ(コフィ・キングストン&エグゼビア・ウッズ)
(バックブリーカー+ダイビングフットスタンプ)王座奪取

ニュー・デイのさすがの運動神経と連携にデッドリーは終始圧倒される。
反則勝ちを狙いベルトを渡して殴られたふりをするが、コフィとウッズもベルトを放り出して倒れてしまい、レフェリーはそんなわけないだろと4人に立ち上がるよう促す。
ベルトを片付けるどさくさに紛れウッズへのベルト攻撃が成功するがカバーを返されると万事休し、コフィがウィルソンをトラブル・イン・パラダイスで片付け、ツープラトンからウッズがフォールした。
コフィのデビュー時にはNXTが無く、ウッズも早々に昇格したためこれがNXT初タイトルである。


男子アイアン・サバイバー・チャレンジ
 0 JDマクドナ
 2 アクシオム
 2 カーメロ・ヘイズ
◯3 グレイソン・ウォーラー
 2 ジョー・ゲイシー

第1試合で予習したマクドナとアクシオムはポイントよりまず体力を削るのが得策と、打撃と大技を繰り出し合う。
3番手のヘイズが加わると三つ巴戦ならではの技を応酬し、ヘイズがマクドナにダイヤモンドカッターを掛けつつアクシオムの上に落ちる荒業で1ポイント奪った。

カーメロ・ヘイズ ◯-× アクシオム
(マクドナにダイヤモンドカッターを掛けながら落ちる)

4番手のウォーラーはリングインしつつ必殺のスタナーでマクドナを、ブルドッグでアクシオムを同時に捕らえる妙技で入場と同時に2ポイント獲得した。

グレイソン・ウォーラー ◯-× アクシオム
(リングイン・ブルドッグ)

グレイソン・ウォーラー ◯-× JDマクドナ
(リングイン・スタナー)

アクシオムとマクドナは控室内で乱闘し、マクドナが壁に叩きつけられて昏倒。
ヘイズとウォーラーは場外戦を繰り広げ、制したウォーラーはリングに戻ったがアクシオムに丸め込まれた。
さらにアクシオムは復帰したマクドナのバックドロップをカナディアンデストロイヤーに切り返し、必殺の飛び蹴りで仕留めウォーラーに追いつく。

アクシオム ◯-× グレイソン・ウォーラー
(ウラカン・ラナ)

アクシオム ◯-× JDマクドナ
(飛び横蹴り)

2ポイントのアドバンテージがあるゲイシーはようやくの登場だが落ち着いてアクシオムをサブミッションに捕らえまず1ポイント獲得。勢いに乗るゲイシーはさらにヘイズを必殺技で一回転させあっさりウォーラーに追いついた。

ジョー・ゲイシー ◯-× アクシオム
(サブミッション)

ジョー・ゲイシー ◯-× カーメロ・ヘイズ
(ハンドスプリングクローズライン)

ヘイズはウォーラーにラ・ミスティカを浴びせ、2カウントで返されたものの逃さずクロスフェイスに切り替えてタップさせ追いついた。

カーメロ・ヘイズ ◯-× グレイソン・ウォーラー
(クロスフェイス)

残り1分、アクシオムはマクドナをDDTで仕留めるが、立ち上がる前にヘイズのフライングレッグドロップを被弾。
ウォーラーが場外からヘイズを引きずり出して頭突きで排除し、フォールを横取りすると、残り時間は逃げ回って激戦を制した。
ゲーム化したら1ポイント取ったらカウントを妨害して逃げ回るのが正解になりそう。

グレイソン・ウォーラー ◯-× アクシオム
(ヘイズのフライングレッグドロップを横取り)


NXT王座戦
ブロン・ブレイカー ◯-× アポロ・クルーズ
(スピアー)防衛成功

試合前には何週も食事したり釣りに行ったり、珍しく友好を深め合ってからの対決。
特筆すべきこともない正面からのぶつかり合いとなり、クルーズはマッドスプラッシュやブレイカーのミリタリープレス・パワースラムを披露したが及ばず、スピアーを突き刺したブレイカーが制した。

しかし喜びも束の間、挑戦権を得たグレイソン・ウォーラーがリングイン・スタナーを決めて勝ち誇った。



2022/12/13のNXT #711


・アイアン・サバイバー・チャレンジ勝者

女子アイアン・サバイバー・チャレンジを制したロクサーヌ・ペレスが話していると、男子の方を制したグレイソン・ウォーラーが割り込む。
ブロン・ブレイカーがウォーラーに殴りかかり、それに気を取られた隙にマンディ・ローズがロクサーヌをベルトで殴りつけたが、ロクサーヌは挑戦権を今夜行使すると要求した。


ウェス・リー ◯-× スタックス
(バク転)

スタックスがバックステージで襲いかかり、殴り合いながらリングへ向かい試合へ。
そんなに強キャラじゃなかったというかむしろ弱い方だったはずのスタックスが普通に渡り合うが、最後はバク転でそのままぶつかる荒業でなぎ倒された。タイミングがドンピシャで心配になるほどすごい勢いで命中していた。

試合後にダイジャックが現れてリーを挑発し、その隙にトニー・ディアンジェロが背後から殴り倒してしまった。



アイビー・ナイル&タタム・パクスリー △-△ トキシック・アトラクション(ジジ・ドーリン&ジェイシー・ジェーン)
(乱闘によりノーコンテスト)

実況席にはタッグ王者のケイデン・カーター&カタナ・チャンスが参加。優勢だったトキシック・アトラクションがアイビーの蹴り技で反撃されると、アイビーを王者組に投げつけてしまい、怒った王者組と乱闘になりゴングが叩かれた。


オデッセイ・ジョーンズ ◯-× ヴォン・ワグナー
(クロスボディ)

ジョーンズは最近つるんでいるマリク・ブレイド&エドリス・エノフェを帯同。
ジョーンズに正面から圧倒されるワグナーを救おうとミスター・ストーンが介入を試みるが、逆にそれに乗じてブレイドがワグナーにドロップキックを浴びせ、すかさずジョーンズが押し潰した。


イケメン・ジロー ◯-× ハビエル・バーナル
(イケメンスラッシュ)

イケメンは笑いながらコミカルに戦い普通にその隙を突かれる。しかしバーナルもアピールの隙を突かれてサマーソルトプランチャのカカトをもろに浴び、逆転勝ちされた。

しかしイケメンはスクリプツに襲われ、ジャケットを奪われた挙げ句にモーリーゴーラウンドを喰らった。


・新NXTタッグ王者

新NXTタッグ王者のニュー・デイが話していると前王者のプリティ・デッドリーが絡んだが、ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセンがニュー・デイに加勢し、愛国心をアピールして追い払った。ガーナ人が混じってるけど。


ブルータス・クリード ×-◯ JDマクドナ
(バックスープレックス)

優勢だったマクドナは無駄にイスを持ち出して殴ろうとするが、サンガ&ヴィア・マハーンがなぜかそれを制止。
マクドナは気を取り直してそのまま普通に勝った。


アマリ・ミラー ×-◯ ライラ・ヴァルキュリア
(フロッグスプラッシュ)

ライラはキャリア7年のアイルランド人でNXT UKでは里村明衣子に敗れるまで無敗を続けていた。
優れた身体能力と鋭い蹴り技を存分に見せつけ、後ろ回し蹴りで倒すと華麗なフロッグスプラッシュでNXTデビュー戦を飾った。


デューク・ハドソン ◯-× デーモン・ケンプ
(ビッグブート)

劣勢のハドソンはハルクアップで立ち上がり猛反撃し、スイートチンミュージックの予告からのビッグブートで仕留めた。そういう路線で行くのか。
途中でドリュー・グラックが現れたが特に何もせず去って行った。


NXT女子王座戦
マンディ・ローズ ×-◯ ロクサーヌ・ペレス
(コードレッド)王座奪取

クロスフェイスから脱出されたマンディはキス・オブ・ザ・ローズ(膝蹴り)をすかさずた叩き込むが、ロクサーヌはそれを返してしまう。
動揺しながらもマンディはエンジェル・オブ・ウィングスの態勢に入るがロクサーヌは丸め込みに切り返す。それはカウント2で逃げられたものの、ソバットで動きを止めるとコードレッドにつなげ、長期政権に終止符を打った。

この翌日、マンディはまさかの電撃解雇。有料サイトでセクシー動画を販売し再三注意されていたのを無視し続けたためとか。本業より儲かっていたそうで本人は特に困っていない様子。
試合前には解雇も知らされていたそうだが、いつも通りに試合をこなしたのはプロの仕事で、年々技術も向上していたしお金に困ったらまた復帰して欲しいと個人的には思う。



2022/12/20のNXT #712


アクシオム ×-◯ カーメロ・ヘイズ
(フライングレッグドロップ)

両雄は高速で息の合った攻防を披露し、終盤にはトップロープ上に2人とも立った状態からアクシオムがハリケーンラナでヘイズを投擲。
必殺の飛び蹴りを狙うが、トリック・ウィリアムズが背後から忍び寄って引き倒してしまい、ヘイズがすかさず名前の言えないコードブリーカーから必殺技で仕留めた。
アクシオムはトップロープからウィリアムズに飛びかかり報復した。


ニキータ・ライオンズ ×-◯ ゾーイ・スターク
(反則後方回転エビ固め)

ゾーイが入場中に襲いかかるがニキータにかわされ試合へ。
正面から渡り合っていたが、最後は丸め込みながらロープをつかむ反則で勝利を奪った。


NXT女子タッグ王座3WAY戦
◯ ケイデン・カーター&カタナ・チャンス トキシック・アトラクション(ジジ・ドーリン&ジェイシー・ジェーン) × アイビー・ナイル&タタム・パクスリー
(ロールアップ)防衛成功

一対一で戦い、対戦チーム以外の誰とでもタッチできるルール。
王者組はトップロープでケイデンが肩車したタタムをカタナがハリケーンラナで投げ捨てる絶技を披露。とんでもない高さから落ちたタタムもやばいが、綺麗に着地しているカタナの身体能力がやはりやばい。
王者組はアイビーを必殺ツープラトンの態勢に捕らえるも、タタムがカタナを場外へ突き落とし、アイビーはドラゴンスリーパーでケイデンを捕獲。しかしケイデンはロープを利用して宙返りするとそのまま抑え込み、辛くもベルトを守り抜いた。


・師弟

ブッカーTが弟子のロクサーヌ・ペレスに一対一でインタビューし幼少期からを振り返った。


・アポロ・クルーズとカーメロ・ヘイズ

クルーズが話していると一試合終えたばかりのカーメロ・ヘイズが絡みにらみ合った。


・アルバ・ファイア VS アイラ・ドーン

バックステージを歩いていたアルバがアイラを見かけるやバットで殴ろうとしたが毒霧を吹き付けられた。見かけた瞬間に躊躇なくバットで殴ろうとするアルバの方がやばいと思う。


・ブロンソン・リード再契約

リードが再契約しそのまま一軍昇格となった。一軍に帯同し昇格間近と言われていたのに解雇されていたが、これもビンスの一存だったのだろう。マジで老害すぎる…。


インディ・ハートウェル ×-◯ エレクトラ・ロペス
(ブラスナックル)

エレクトラはあらかじめターンバックルに仕込んでおいたブラスナックルで殴ってフォールし、それを胸の谷間に隠した。


アルバ・ファイア --- ソル・ルカ
(アイラ・ドーンの乱入により不成立)

アルバはなんとか毒霧を拭って入場するがアイラに襲撃され、階段に挟まれた腕をバットで殴られた。


NXTタッグ王座戦
ニュー・デイ(コフィ・キングストン&エグゼビア・ウッズ) ◯-× ジョシュ・ブリッグス&ブルックス・ジェンセン
(ダイビングエルボードロップ)防衛成功

大人気のニュー・デイを相手にするとブリッグス組にはブーイングが飛んでしまう。
経験を積ませるため若いジェンセンがメインで戦い、体格を活かして健闘。終盤にはブリッグスが華麗なムーンサルトプレスと強烈なツープラトンを浴びせるがコフィはなんとか肩を上げる。肩車で担ぎ上げられたがウッズがジェンセンを実況席へ突っ込ませると、コフィはリバースフランケンシュタイナーに切り返して脳天を突き刺し、さらにトラブル・イン・パラダイスで追い撃ち。ウッズがとどめを刺して辛勝した。


・グレイソン・ウォーラーの罠

ウォーラーがブロン・ブレイカーを挑発し、番組終了間際に会場入りしたブレイカーはリングに駆け込みスピアーを浴びせたが、そのブレイカーの方が昏倒。
ウォーラーは胸に仕掛けておいた鉄板を見せつけ勝ち誇った。



2022/12/27のNXT #713


ジュリアス・クリード ◯-× JDマクドナ
(スライディングクローズライン)

ジュリアスは圧倒的なパワーを見せつけ、マクドナも確かな技術と大柄な相手を軽々と担ぐパワーを見せる好試合。
最後はマクドナのムーンサルトプレスをかわしてアマレス式に担ぎ上げてから落とし、必殺技でケリを付けた。

インダス・シェアーが現れ勝利を祝い、衝突しなかった。


ウェンディ・チュー ◯-× コーラ・ジェイド
(ベイダーボム)

ウェンディはおちゃらけずに正面から激突し、フルネルソンバスターからなんか普通に勝った。


イケメン・ジロー ×-◯ スクリプツ
(モーリーゴーラウンド)

ジャケットを奪われたイケメンは「これではただのジローだ」と日本語でアピール。
ウェンディと同じく真面目に戦い、ジャケット着用時より絶対痛いただのパンチを連発するが、雪崩式の技を諦めてバク転で着地したところを押し潰された。


ライラ・ヴァルキュリア ◯-× ラッシュ・レジェンド
(スプラッシュ)

でかいラッシュは打撃でひるまずパワーも見せつけるが、ライラは鋭い打撃を浴びせ続け、クローズラインでなぎ倒すと後ろ回し蹴りで昏倒させ、フロッグしない普通のスプラッシュで仕留めた。


オデッセイ・ジョーンズ&マリク・ブレイド&エドリス・エノフェ ×-◯ スキズム(ジョー・ゲイシー&リップ・ファウラー&ジャガー・リード)
(ハンドスプリングクローズライン)

エイヴァ・レインは解説のブッカーTに絡む。パパのロックボトムをパクったことへの抗議かな?
スキズムはジョーンズを場外へ引きずり出すと代わる代わるトペを浴びせて6発目でようやく倒し、ブレイド組を肩車してリードがダブルインパクトで二人まとめて落とすと、ゲイシーがエノフェを仕留めた。


ファロン・ヘンリー ◯-× キアナ・ジェームズ
(シャイニングウィザード)

キアナに急接近されているブルックス・ジェンセンはファロンの優勢にも素直に喜べずキアナを気遣う素振り。
ファロンに足払いされ痛めたところを蹴り抜かれたキアナを心配していた。


・ドリュー・グラックのスパーリング

グラックがハンク・ウォーカーを伴いリングに上がり、三人の若手とスパーリングし次々とタップさせた。
そこへチャーリー・デンプシーが現れパパそっくりの顔で絡んだ。


NXT北米王座戦
ウェス・リー ◯-× トニー・ディアンジェロ
(バク転)防衛成功

終始優勢に進めていたディアンジェロだが、とどめを狙いトップロープに上がったところで、ダイジャックがスタックスを連行してしまい動揺。
すかさず蹴り倒されてから高速のバク転で倒された。

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