臧艾 父の妾を売る
臧艾(ぞうがい)字は不明
兗州泰山郡華県の人(??~??)
魏の臣。
臧覇(ぞうは)の子。
父は建国の功臣で、臧艾も若い頃から才知を知られ、各地の郡太守を歴任し、青州刺史、少府にまで上った。
没すると恭侯と諡され、子の臧権(ぞうけん)が後を継いだ。(『臧覇伝』)
だが彼が歴史に名を残したのは、そうした事績ではなく醜聞である。
当時、曹爽(そうそう)の取り巻きとして権勢をほしいままにしていた鄧颺(とうよう)へ、父の妾を差し出して官位を得たのだ。
都の人々は「官位を種に女を取り引きした鄧颺」と蔑んだというが、臧艾も当然、批判されたことだろう。(『曹真伝』)
彼の記録は少ないが、曹爽一派が粛清された際には巻き込まれた可能性も高いと思われる。
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